2009年12月27日

[JR東海]羽田空港に東海道新幹線乗り入れ、国交相が計画の検討

 TBSは、前原誠司国土交通大臣が、東海道新幹線を羽田空港に乗り入れさせることを検討している、と報じた。
 それによると、品川区八潮の大井車両基地から羽田空港まで路線を延ばすという計画。羽田空港の国際ハブ化に向けた機能強化の一環という位置づけだ。JR東海に打診したところ、東京駅のキャパシティーの問題から実現は困難と回答したという。ただ、国交相はあきらめたわけではなく、今後も議論を続けるとの意向だという。
 ここから私見。JR東海が、これまでいかに東京駅の発着可能本数を増やすことに力を尽くしてきたかを知れば、困難なことは明白でしょう。官僚もよくわかっているはずですが、官僚が国交相をバカにしているのか、国交相が官僚をバカにしているのか、情報の疎通ができていないのでしょうか。まあ、中央リニア新幹線が開業して余裕ができ、東北・上越新幹線と東海道新幹線の直通が実現するような頃であれば、まったく無意味ではないかもしれません。

http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4319327.html
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2009年12月23日

[小田急]「朝ラッシュ時もロマンスカー」複々線化後、真剣に検討

 小田急電鉄の常務取締役が、鉄道雑誌のインタビューで、複々線完成後について聞かれ、朝ラッシュ時のロマンスカー運行を「実現したい」と意欲を見せる発言をしている。
 雑誌とは、「鉄道ピクトリアル」の2010年1月臨時増刊号。この号は、まるごと1冊、小田急電鉄だけの特集号で、同誌ではこれまで約10年に1度のペースで発行されている。毎回、小田急の幹部がインタビューを受けているが、今回は常務取締役交通サービス事業本部長の嶋崎章臣氏が応じた。
 嶋崎氏は、東北沢−梅ヶ丘間の複々線化工事完成後のダイヤについて聞かれ、「白紙からダイヤ改正に取り組まなければならない」と返答した。さらに、「可能であれば、ラッシュ時間帯のロマンスカー運行を実現したいと思っています。お年寄りやお体の不自由な方などからは、着席列車の運行についての要望も多くありますが、ロマンスカーを保有している当社であれば応えられるわけですから、真剣に検討したいと思います」と続けている。朝のラッシュ時とははっきり銘打っていないが、夕ラッシュ時にはすでにロマンスカーが運行されていることを考えれば、明らかに朝ラッシュ時のことであると思われる。
 ここから私見。複々線化後のダイヤがどうなるかについて、小田急から、想定本数と想定混雑率以外の情報が出たのは珍しいですね。どれほど実現性があるのかはわかりませんが、こうしてインタビューに答えているぐらいですから、本当に真剣に検討しているのだと思います。ただ、複々線化で余裕ができるのは、向ヶ丘遊園以東だけですが、そこだけのロマンスカーになるのか、それとも町田や本厚木始発のものになるのか。注目です。
タグ:小田急
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2009年12月20日

[JR西日本]各地で普通列車いっせい減便、地方にも土休日ダイヤ。「はるか」も一部臨時化(2010年3月JRダイヤ改正・4)

 JR西日本は、2010年3月13日のJRグループのダイヤ改正で、ほぼ全エリアにわたって、普通列車の減便を行う。山陽本線では、日中の快速の大半が廃止される。山陰線や境線など、都市部以外でも「土休日ダイヤ」が新たに設定され、平日よりも運転間隔を広げるところもある。
 都市近郊でも幅広く減便が行われる。大阪環状線、JR東西線なども減便の対象。詳しい発表は行われていないが、神戸新聞によると、神戸線の須磨−西明石間の普通が、現行の日中毎時6本から4本に削減される。この区間は、2006年春までは毎時8本走っていた。
 快速の減便が目立つのが広島支社管内。山陽本線では、広島を中心に通過区間が設定されている快速「シティライナー」について、日中の大半の便が廃止され、普通列車に置き換わる。呉線や芸備線でも日中の快速が減便となる。中国新聞によると、山陽本線の減便は、JR発足後初めてだという。
 特急関係で目立つのが関空特急「はるか」の臨時化だ。現在日中30分間隔で運転されているが、そのうち半数を「臨時列車」化する。当面の間は毎日運転するとしているが、利用状況によっては多客期のみの運転になるかもしれない。
 朗報といえるのは、嵯峨野線(山陰本線)の完全複線化だ。花園−嵯峨嵐山間の複々線化工事が完成し、園部までが完全に複線となる。朝夕には快速が増発され、普通もほぼ均等間隔となりサービスが向上する。姫新線でも高速化工事が完成し、試験的に2年間、増発が行われる。嵯峨野線も姫新線もいずれも、車両整備費を除くと、事業費の大半を地元自治体が負担している。
 ここから私見です。減便をするといずれ一層の乗客減を招くのは、過去の事例からも明らかですが、それをせざるを得ないところまで来たのでしょう。土休日の減便は、高速道路1000円の影響もあるのでしょうか。新聞の世論調査では、多額の税金をつぎ込んでの高速無料化については、選挙前から一貫して否定的な意見が大半だったと思います。空港と高速道路だけに熱心に見える前原国交相、ぜひ鉄道の将来についても何か考えてやってくださいまし。

http://www.westjr.co.jp/news/newslist/article/1174617_799.html
http://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/0002590753.shtml
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200912190349.html

追記:須磨−西明石間の本数について私の認識不足のところがあり、訂正しました。コメント欄について指摘していただいた皆さん、ありがとうございました。
タグ:JR西日本
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[JR東日本]「北陸」「能登」廃止。後継の臨時急行は愛称未定(2010年3月JRダイヤ改正・3)

 JR東日本は、2010年3月13日のJRグループのダイヤ改正で、寝台特急「北陸」と急行「能登」をいずれも定期運転を取りやめると発表した。
 朝日新聞によると、季節臨時化されるわけではなく、事実上の廃止だという。多客期には臨時列車を走らせるが、どういう愛称になるのかは未定としている。
 北國新聞によると、臨時列車は急行で、寝台車は連結しないという。

http://www.jreast.co.jp/press/2009/20091215.pdf
http://www.asahi.com/business/update/1218/TKY200912180409.html
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/HT20091219401.htm
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2009年12月19日

[JR東日本]開業!横須賀線武蔵小杉駅はNEXも特快も停車。NEXは新宿・横浜いずれも30分間隔に(2010年3月JRダイヤ改正・1)

 JRグループ各社は2010年3月13日にダイヤ改正を行うと発表しました。ダイヤ改正ニュースでは、いくつかの記事にわけてお知らせします。
 ダイヤ改正と同時に、横須賀線の武蔵小杉駅が開業する。武蔵小杉には、横須賀線、湘南新宿ライン(快速、特別快速含む)、成田エクスプレス(NEX)の全ての列車が停車する。
 これに合わせて、横須賀線と南武線は平日朝ラッシュ時にそれぞれ1本の増発を行う。南武線の増発列車は、一昨年登場して話題になった「西国立始発」となる。
 成田エクスプレスは、ほぼ全列車が新宿方面・横浜方面の併結となり、両方面ともに30分間隔での運行を開始する。成田新高速鉄道(成田スカイアクセス)の開業で、ライバルの京成スカイライナーの競争力が増すが、「応戦」する形だ。
 純粋な増発となるのは、現在の始発列車よりも10分程度早い列車1本。距離延長や併結による増発分は、新宿方面が4往復、横浜方面が9往復。さらに高尾発着が1往復、大船発着が7.5往復増える。現在は一部列車のみが停車する渋谷と品川は、全列車停車となる。一方で、千葉県内の停車駅に若干の変更がある。
 ここから私見。武蔵小杉駅の全列車停車は驚きでした。ここ数年で開発著しい武蔵小杉を、JRとしても顧客として取り込んでいこうという意欲にあふれています。しかし、どんだけ便利になるんでしょう。数年前を知る者としてはすでに隔世の感ですね。

http://www.jreast.co.jp/press/2009/20091215.pdf
タグ:JR東日本
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[JR東日本]横浜線快速、武蔵野線東京直通がいずれも日中毎時3本に(2010年3月JRダイヤ改正・2)

 2010年3月13日のJRグループのダイヤ改正で、JR東日本は、横浜線快速と、武蔵野線の東京直通列車を、いずれも現行の毎時2本から、毎時3本とする。
 横浜線は日中が、30分パターンから、20分パターンとなる。桜木町−八王子間の快速が毎時3本になる一方で、同区間の普通は毎時4本から3本となり、代わりに東神奈川−橋本間の普通が毎時2本から3本になる。
 京葉線は、東京駅発着の武蔵野線直通列車(武蔵野快速)が毎時2本から3本になる。ただし、京葉線の現行の30分パターンに変化はなく、いびつな間隔になる。南船橋発着の列車のうち毎時1本が、西船橋折返しになる。
 内房線では、特急「さざなみ」が上下各1本が廃止、各1本が区間短縮、各1本が土休日の運転を取りやめる。一方で、土休日の「新宿さざなみ」が上下各1本増発され、2往復態勢となる。

http://www.jreast.co.jp/press/2009/20091215.pdf
http://www.jrchiba.jp/news/pdf/20091218daiya.pdf

追記:「橋本」の文字が間違っていましたので訂正しました。さがみさん、ご指摘ありがとうございました。
タグ:JR東日本
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2009年12月17日

[京成]成田新高速、一般特急の停車駅発表。東松戸も「当選」。都営浅草線経由も

 京成電鉄の成田新高速鉄道(成田スカイアクセス)に関する発表を昨日深夜、記事にしましたが、一番肝心なところが抜けていました。リリース上でしれっと一般特急の停車駅を発表していました。
 それによると、上野、日暮里、(押上、)青砥、京成高砂、東松戸、新鎌ヶ谷、千葉NT中央、印旛日本医大、成田湯川、空港第2ビル、成田空港。これまで想定されていた点と異なるのは、東松戸が停車駅に選ばれたこと。松戸市や周辺自治体が停車化運動を繰り広げていた成果かもしれない。
 また資料によると、都営浅草線直通の特急も運転される記述があり、これが実際どの程度の本数があるのかが注目される。
 ただし、前回の記事でも書きましたが、一般特急は日中40分毎になりそうで、劇的な利便性向上ととは言いにくい内容になっています。
 実は、トラックバックをいただいた、kqtrain.netさんの記事で、この「抜け」を知りました。kqtrain.netさんありがとうございました。
タグ:北総 京成
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2009年12月16日

[京成]成田新高速、一般特急は日中40分毎か。運賃も発表、スカイライナーは現行比480円増。愛称は「成田スカイアクセス」

 京成電鉄は、2010年に開業予定の成田新高速鉄道について、開業時期や運賃などを発表した。当サイトとしては気になるダイヤについての新情報としては、新ルート経由で成田空港と都心を結ぶ一般特急について、日中毎時1〜2本と発表した。おそらく40分毎の可能性が高そうだ。これまで、ピーク時にはスカイライナーと一般特急それぞれ毎時3本としてきたが、日中の本数はそれよりも少なくなるようだ。日中のスカイライナーの本数については、リリース上は「増発」とのみ書かれており、必ずしも概ね20分毎ということではなさそうだ。
 運賃については、京成上野−成田空港間の普通運賃は1200円で、現行の京成本線経由と比較して200円増。スカイライナーの料金も合わせると2400円となり、現行(1920円)から480円という増額になる。北総線区間の運賃の値下げはなく、短距離の10〜11キロ区間が500円ながら、距離では5倍にあたる50〜52キロ区間が、運賃では2倍に満たない950円という、いびつな料金体系になる。
 また、新線を含む新たな成田空港アクセスルート(京成高砂−成田空港)の愛称を「成田スカイアクセス」とする、と発表した。さらに、開業時期について、以前の一部報道にあった通り、2010年7月を目指すと発表した。
 ここから私見。運賃については、現行の北総の体系を守りつつ、JRと比べての競争優位性が失われないよう努力した結果だと思います。所要時間を比べると歴然ですが、日暮里と京成上野という限定的なアクセスがどれほど受け入れられるのかが若干心配なところで、さすがにJRと同等の運賃を設定することはできなかったようですね。あとは、ダイヤ。一般特急が40分毎だとすると、スカイライナーがメインであるということでしょうが、どれほどの頻度で運行されるのでしょうか。気になります。

http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/21-090.pdf
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/21-089.pdf
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/21-091.pdf
タグ:北総 京成
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2009年12月14日

[阪急]京都線で3年ぶりダイヤ改正。今回も大幅パターン変更。茨木市に通特停車、「快速」が定期種別に

 阪急電鉄は2010年3月14日、京都線のダイヤ改正を行う。特急などの最高速度を110キロから115キロに引き上げ、40〜50秒の短縮となる。一方で、通勤特急が茨木市にも停車する。現在、行楽シーズンのみ運転される「快速」が、定期列車として採用される。行楽シーズンには、神戸線・宝塚線から嵐山への直通列車の運転を開始する。前回のダイヤ改正から3年ぶりの本格的な内容だ。
 まず、スピードアップは、ATSの改良工事の完了や、6300系から9300系への置き換えが進んだことによるもの。最速列車の所要時分が上り40秒、下り50秒、それぞれ短縮される。
 今回は新種別の登場はないが、現行では行楽シーズンのみ運行の「快速」が、定期列車として登場する。快速は、快速急行と準急の間の種別となる。
 通勤特急が茨木市にも新たに停車する。一方で、朝ラッシュ時の茨木市発の準急が廃止になり、代わりに普通を増発する。
 夕ラッシュのパターンも大きく変わる。梅田−河原町間の準急が、快速に格上げされて、淡路から河原町まで先着となる。天下茶屋発の準急茨木市ゆきは、高槻市まで延長となる一方で、淡路での快速急行への接続がなくなる。
 平日深夜の梅田0:00発の準急高槻市ゆきが、桂まで延長になり、高槻市以北の終電が繰り下がる。
 また、現在、線内折返し運転のみの嵐山線に、梅田・河原町や神戸線、宝塚線からの直通列車を行楽シーズンに運転するという。この列車はいずれも、淡路−桂間ノンストップ。長らく、停車駅増加傾向の阪急では異色の列車となりそうだ。
 さらに阪急京都線では、正雀−南茨木間の新駅「摂津市」がダイヤ改正と同日、開業する。普通のみ停車駅となる。
 この情報は、ゆうすけさん、toukyuuさん、もんぶらんさん、鏡月ピピさんからいただきました。ありがとうございました。

http://holdings.hankyu.co.jp/ir/data/ER200912092N1.pdf
http://holdings.hankyu.co.jp/ir/data/ER200912093N2.pdf

追記:6300系を「6000系」と書いていたので訂正しました。コメント欄にて指摘していただいた皆さん、ありがとうございました。
タグ:阪急
posted by Uchio at 22:40 | Comment(79) | TrackBack(2) | ニュース はてなブックマーク - [阪急]京都線で3年ぶりダイヤ改正。今回も大幅パターン変更。茨木市に通特停車、「快速」が定期種別に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする