2011年05月30日

[各社]本数減った区間、減らない区間の差。私鉄各社の節電減量ダイヤまとめ。5/28現在

 震災から2ヶ月以上が経ちましたが、多くの私鉄が、東京電力からの節電要請により、本数を減らした減量特別ダイヤでの運行をおこなっています。5/28時点での状況をまとめました。
 通常よりも大きく本数を減らしている区間もあれば、ほぼ通常通りの区間もあります。各社とも、本来提供できるだけの人員、設備などがありながら、電力使用量を抑えるために、運行を削らなければならないという状況の中で、苦渋の選択を強いられているのでしょう。

京浜急行

5/9から、通常ダイヤのうち、日中の京急川崎−金沢文庫間の各停(毎時3本)を運休にしたダイヤを実施。同区間の各停は、毎時6本となっている。
同区間は2010年5月のダイヤ改正で、日中毎時12本から9本に減ったばかり。
http://www.keikyu.co.jp/company/news/2011/detail/003345.html

東急

平日日中と土休日の運転本数を通常の8割に抑えたダイヤを実施。各線の変更は以下の通り。
東横線は、日中の特急毎時4本のうち2本が運休。日比谷線直通列車(毎時2本)も運休。
田園都市線は、日中の急行毎時4本のうち2本が運休。ただし、5/23から、運休となっていたスジに、長津田−大井町間の急行の運転を開始。各駅停車は毎時2本が長津田発着に変更され、長津田−中央林間間は運休。
大井町線は、各停は全列車二子玉川発着に変更(二子玉川−溝の口間は運休)。毎時4本の急行は5/22まで運休だったが、5/23から毎時2本のみ復活。溝の口ではなく、田園都市線まで直通して長津田まで運転される。
目黒線は、毎時4本の急行は運休。一方で、各停は通常時の毎時8本から2本増の10本となっている。急行通過駅では減量ダイヤのほうが本数が増える逆転現象が起きている。
多摩川線は、毎時8本で、通常より2本減。
池上線は、毎時8本で、通常より2本減。
世田谷線は、6分間隔のところを7分間隔に。
http://www.tokyu.co.jp/railway/railway/mid/oshirase/oshirase110313-2.html

小田急

4/29から、通常ダイヤから、日中の多摩急行と千代田線直通準急のみを運休とするダイヤで運転。
多摩急行の運休によって、成城学園前や登戸では、急行系列車は毎時6本から4本になり、優等が20分近く来ない場面もある。
ロマンスカーは、平日の5本が運休。
現在のダイヤは、6/30まではそれを継続の方針。
http://www.odakyu.jp/support/201105171427416275b432.pdf

京王

4/16から、通常ダイヤを基本とした一部減量ダイヤに。
相模原線は、日中の急行が調布以西で各駅停車化。代わりに、調布−橋本間の区間各停を運休させて、単純な毎時6本となっている。
競馬場線は、平日11時以降終電まで、40分間隔(通常は20分間隔)。
井の頭線は、平日の12〜14時頃に急行の運転を取りやめ。その境となる12時台には下り永福町行き急行、14時台には永福町始発上り急行が運転されている。
http://www.keio.co.jp/news/update/announce/nr110428v03/index.html

相鉄

日中の快速(毎時ほぼ3本)を運休。代わりに大和発着の各停(毎時ほぼ3本)を、湘南台発着に変更。二俣川−大和間は毎時ほぼ3本減となる。
※「ほぼ3本」というのは、ご存じの通り21分パターンのためです。
http://www.sotetsu.co.jp/news_release/archives/PDF/110325_01.pdf

西武

平日・土休日ともに、日中の運転本数を減らしたダイヤで運転。以下は変更点。
新宿線・拝島線系統では、快速急行とレッドアロー(毎時各1本)を運休。拝島快速(毎時2本)は急行化(田無以降の各駅に停車)。代わりに、田無−玉川上水間の普通(毎時2本)は運休。新宿−玉川上水間の普通(毎時2本)も、田無発着に短縮。玉川上水での本数段差がなくなり、拝島線内は全駅で毎時4本。国分寺−本川越間の普通(毎時1本)は運休。国分寺線では、毎時6本のうち2本が運休。
池袋線系統では、快速急行(毎時1本)が急行化(所沢以降の各駅に停車)。代わりに、飯能発着の準急(毎時1本)が小手指発着に短縮。地下鉄直通列車で西武線内で優等となる列車(快速・準急、毎時各2本)が運休。代わりに、清瀬発着の普通が小手指発着まで延長。池袋駅と所沢駅の発着本数にはほぼ変化がないが、種別は変更されている。また、地下鉄直通列車は、有楽町線・副都心線がそれぞれ毎時2本ずつと完全に半減。
秩父線、狭山線、豊島線では通常とほぼ同じ。
http://www.seibu-group.co.jp/railways/news/information/__icsFiles/afieldfile/2011/04/13/20110413oshirase.pdf

東武

公式サイトに情報なし。
ほぼ通常通りといっていいのでしょうか。


つくばエクスプレス

平日の日中について、運転本数を減らしたダイヤで運転。快速(毎時2本)が運休している。
土休日については、4/21から通常ダイヤに。
http://www.mir.co.jp/apology/topics_detail.php?topics_id=767

京成

平日の日中、および土休日について、運転本数を減らしたダイヤで運転。
本線・押上線は、京成上野−京成津田沼間の普通(毎時3本)の半数を運休。このため、普通のみ停車の駅では、都内でも毎時4〜5本となり、20分間隔があく場合もある。このほか、京成上野−うすい間の普通(毎時3本)の半数を、大和田発着に短縮。
千葉線では、京成津田沼−千葉中央間の普通毎時3本のうち2本が運休。そのため、同区間は毎時4本(10〜20分間隔)。新京成との直通は行っていない。
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/23-004f.html

北総

4/4からほぼ通常ダイヤ。ただし、平日夕方ラッシュ時については、下り急行1本と上り普通1本が運休。さらに上下各2本が、新鎌ヶ谷−印西牧の原間の運転を休止(新鎌ヶ谷発着に変更)している。
日中は毎時3本で、すべて浅草線直通のため削りづらく、代わりにラッシュ時の削減となったのでしょうか。
http://www.hokuso-railway.co.jp/topics/2011/016/index.htm

新京成

日中の本数を減らした減量ダイヤ。
通常は全区間で、毎時6本(10分間隔)のところ、全区間運転を20分ごと、松戸−新津田沼間を40分ごとの運転。同区間は毎時4〜5本、新津田沼〜京成津田沼間は毎時3本。京成千葉線との直通は行っていない。
http://www.shinkeisei.co.jp/pickup/index.html?special_id=52

東京メトロ

各線とも、おおむね、平日日中と土休日の日中・夜間について、本数を減らした特別ダイヤで運転。以下は変更点。
銀座線 日中は通常3分間隔のところを、4分間隔で運転。
丸ノ内線 日中は通常4分間隔のところ、5分間隔で運転。新宿以西は、毎時10本から1本減便して9本の運転。
日比谷線 日中は通常毎時12本(5分間隔)のところ、2本減らして10本の運転。運転間隔にはばらつきがある。東急との直通列車(毎時2本)分が運休して、前後の列車の間隔を調整している。
東西線 日中および土休日は、快速(毎時4本)がすべて運休。各停のみ毎時8本で運転。JR中央・総武線や東葉高速線との直通は継続。
千代田線 日中は通常毎時10本(6分間隔)のところ、2本減らして8本(7〜8分間隔)に。小田急線との直通(毎時2本)は運休。JR常磐線への直通列車はこれまで12分間隔だったが、常磐線方向のみ北千住駅で時間調整を行っている。
有楽町線 日中は通常毎時10本(6分間隔)のところ、2本減らして8本(7〜8分間隔)に。東武、西武との直通はいずれも毎時4本から2本に。
副都心線 日中および土休日は、急行(毎時4本)がすべて運休。各停も毎時8本のうち4本は、池袋−渋谷間のみの運転となる。池袋−小竹向原間は毎時4本のみで、通常時の毎時12本(急行含む)と比べて3分の1という大減量ぶり。有楽町線との
半蔵門線 日中は通常毎時12本(5分間隔)のところ、2本減らして10本の運転。東武の直通列車は東武側では10分間隔のため、列車によって押上にて時間調整が生じている。
南北線 日中は通常毎時10本(6分間隔)のところ、2本減らして8本(7〜8間隔)に。埼玉高速鉄道が本数をさらに絞り込んでいるため、赤羽岩淵折り返しもある。
http://www.tokyometro.jp/information/20110514/index.html

都営地下鉄

各線とも、平日日中と土休日について、本数を8割程度減らした特別ダイヤで運転。以下は変更点。

浅草線 西馬込−泉岳寺間の区間列車の半数(毎時3本分)が運休となり、同区間の本数が通常時の毎時9本から6本と減っている。
三田線 通常のダイヤから、一部列車を間引いて運休にしたダイヤ。日中は、通常時は6分間隔の毎時10本だが、間引き運休があると、そこだけ12分間隔になる。おおむね毎時7〜9本程度。平日の夜間にも間引き運休がある。
新宿線 日中の急行はごくごく一部を除いて運休。各停は毎時9本で変わらず。わずかに残る急行は、平日の10時台に上り1本、下り3本(大島止まり)、15〜16時台に上り4本(大島始発)、下り3本。
大江戸線 通常のダイヤから、一部列車を間引いて運休にしたダイヤ。日中は、通常時は6〜7分間隔で、毎時9〜10本だが、間引き運休があると、そこだけ間隔が空いて、おおむね毎時7〜8本程度。平日の夜間にも間引き運休がある。
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/brownout_timetable.html

横浜市営地下鉄

ブルーライン、グリーンラインともに平日は特別ダイヤ。
ブルーラインは日中、通常は毎時8本のところ、2本減便で毎時6本(10分間隔)。

ここからご挨拶。2ヶ月ほど、更新が滞っておりました。その間、いろんな情報をお寄せいただきましてありがとうございます。これから、少しずつ記事として取り上げていきたいと思います。
posted by Uchio at 22:51 | Comment(30) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [各社]本数減った区間、減らない区間の差。私鉄各社の節電減量ダイヤまとめ。5/28現在 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする