2011年02月04日

[JR西日本]可部線・廃止区間の一部を電化で復活の方針。広島市とJRが2013年の開業目指す

 2003年に大半の区間が廃止されたJR西日本・可部線の一部区間を、地元・広島市が電化して復活させる方針だと、報道各社が伝えた。
 JR可部線は、もともと横川−三段峡の60.2キロだったが、2003年12月に広島市内の一部区間を残して、可部−三段峡間が廃止された。今回復活させるのは、可部の次の駅であった旧・河戸駅までの約2キロ。電化した上で、復活に伴い設置される駅は2つで、旧・河戸駅付近と、復活する区間の中間地点付近となる。
 中国新聞によると、広島市は2011年度着工に向けて、予算案に関連経費を計上。JR西日本も2011年度の早い段階で経営会議にはかり、事業化の最終判断を行うという。
 共同通信によると、建設費の大半は広島市と国が負担するという。
 一部区間とはいえ、JRが廃止路線を復活させるのは全国初のケースになるという。

http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102030053.html
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020301000539.html
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110204ddm041020108000c.html

この情報は、ひろっぴさんから教えていただきました。ありがとうございました。

記事の一部が「川戸駅」となっていました。正しくは「河戸駅」です。訂正します。ご指摘いただきありがとうございました。
タグ:JR西日本
posted by Uchio at 08:14 | Comment(12) | TrackBack(2) | ニュース はてなブックマーク - [JR西日本]可部線・廃止区間の一部を電化で復活の方針。広島市とJRが2013年の開業目指す | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理者 Uchio 様、初めまして。いつも興味深く拝見しております。

本記事の「川戸駅」は「河戸駅」ではないでしょうか?

Posted by tsubasa__i at 2011年02月04日 15:47
史上初の快挙、と言いたいところですが可部線の歴史を見ると、実は1980年代半ばや2000年当時にも電化による存続が検討されたことがあるのだそうです。

まず国鉄時代の1984年。当時、可部線河戸駅〜三段峡駅間の廃止の代償として、河戸駅まで電化するという提案がされました。このとき可部線非電化区間沿線の地元自治体は「河戸駅-三段峡駅間の切り捨てになる」と猛反発したため、部分廃止は棚上げとなりました。

またJR化後の2000年にも同様の検討がなされましたが再び沿線自治体からの猛反発を食らい、いつの間にか全線存続論にすり替えられました。

しかし利用促進運動の甲斐もなく可部線非電化区間の利用は伸びず、2003年に可部駅〜河戸駅間も廃止に追いやられたという歴史があります。

廃止対象区間に当たる地元自治体や住民のエゴによる抵抗のために、たとえほんの2km程度であったとしても真に鉄道が必要である区間まで巻き添えにして廃止に追い込んだ後に復活させるという迷走を招いた背景からも、公共性とは一体何なのか、私たちも考えるべきことがあるのではないかと感じさせられます。
Posted by 匿名希望 at 2011年02月04日 20:24
このお話は、広島の財政難で一向に進まなかったと記憶していましたが、ようやく前進したようですね。

今回の「復活見込み」も、去年4月に表明したローカル線の廃止表明も、災害路線の復旧も、沿線自治体などの「何らかの支援」の有無が関連しているようにも感じます。

今回の一件が本当に実現できたならば、今後の鉄道路線のあり方にも一石を投じることができるのではないかと期待しています。

もちろん、地元の方の地道な活動があったからこそ、ここまでこぎつけることができたのでしょうから、地元の住人の鉄道に対する認識も重要なのでしょうね。
このことは、同盟会などが河戸駅跡に幟・看板を設置してあること、広島市安佐北区役所の看板が沿線に存在することなどから窺い知ることができます。
Posted by うみほたる at 2011年02月05日 00:50
旧河戸駅は可部市街地の中にありますから、利用はそこそこ見込めるでしょう。
ただ、今までこのエリアを独壇場にしていた某バス会社の経営に悪影響が出なければ良いのですが…。

廃線前の可部線の運転席からの映像(広島ホームテレビ)
http://www.home-tv.co.jp/train/kabesen/index.html
Posted by 牡丹鍋 at 2011年02月06日 12:08
色々紆余曲折ありますが、鉄道業界にとって微かな希望の光といったところでしょうか。
一日も早い実現を願うばかりです。
バス会社の経営を心配されていますが、バスは最悪廃止になったとしても鉄道とは比較にならないくらい簡単に復活できます。
鉄道とは全然違います。
Posted by 蛙 at 2011年02月06日 20:49
そうですか。それはよかったですね。
JRが廃止路線を復活させるのは全国初のケースだそうですがこれをきっかけに他の廃止路線も復活させるべきところは復活できるよう先駆者になってほしいものです。
例えば、鍛冶屋線の西脇あたりまで復活してほしいものです。
Posted by 匿名 at 2011年02月10日 18:19
復活に努力した人と、
全国初の復活劇を許したJRの判断に、拍手したい。

Posted by at 2011年02月15日 12:11
可部線の可部〜河戸の間の復活は賛成ですが河戸まででなく可部線は岩国まで延線するべきだと思います。現在可部線は広島から可部までですが広島初発だけでなく呉線からの直通列車(可部発広行き、安浦発可部行きなど)もあります。可部〜岩国間は加計を通ったり吉和を通ったりすると思います。河戸から加計までを復活させ加計から岩国までを延線(加計〜三段峡間廃止のまま)するべきだと思います。
Posted by ミッキー at 2011年12月01日 20:24
いいですね。廃線の一部を復活させるというのは。
2012年。+9hの場所にて。
Posted by アルイクス at 2012年02月03日 23:39
可部線が、復活すると、活気がわくでしょうね。
Posted by どこかの鉄道マニア at 2012年03月16日 18:21
中国新聞の元日記事にその後の進展が載ってました。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301010067.html
2015年度に延期されたんですね。まだ最終合意に至ってないと。
Posted by くろだ at 2013年01月08日 20:57
今更ですが、記事を拝見&新事実を知ったのでコメントします。
民営化以後、初の路線復活は大歓迎です。この復活が、他の廃止JR(国鉄)線にも刺激を与えることになるといいと思います。
Posted by 通りすがり at 2013年02月19日 16:02
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広島市とJR西日本、JR可部線の可部駅〜旧河戸(こうど)駅間を電化で復活させる方針へ
Excerpt:  広島・可部線、廃止区間を復活へ 全国初、市と協議 - 47NEWS(よんななニュース)  JR廃線、初の復活…広島市の可部線 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
Weblog: kqtrain.net(京浜急行)
Tracked: 2011-02-05 00:03

可部線廃止区間、2013年度に一部復活か?
Excerpt:  可部線は広島の西隣、横川から三段峡まで伸びていましたが、非電化区間の可部以遠は
Weblog: たべちゃんの旅行記「旅のメモ」
Tracked: 2011-02-09 05:20