日経新聞は、東武鉄道が、東武東上線の「TJライナー」を、平日朝の上り方向への導入を検討中で、早ければ2015年にも運行を始める、と報じた。
記事によると、東武鉄道の鉄道事業本部長が、朝にも「ニーズは少なくない」として、「早くても2015年以降になるが、まずは1本でも2本でも走らせたい」と答えている。
また、着席整理券形式にするか、指定席にするかといったシステム面も検討課題になっているという。
ここから私見。東上線では、前回の改正で、朝ラッシュ時の本数を一部減らしてスジをあけて、急行を復活させるなど、一時に比べれば余裕が出てきたのでしょう。その気になれば、最混雑時間を避ければすぐにできそうですが、料金収受のシステムを用意するのに時間がかかるということでしょうか。小田急も、複々線化完成後、朝上りラッシュ混雑時にもロマンスカーを走らせることを検討しており、JR東日本も、着席サービスを中央線にも広げていく方針ですね。今後はいっそう増えていくのでしょうね。
http://www.nikkei.com/article/DGXNZO66129510Q4A130C1L72000/
2014年01月31日
2014年01月17日
[札幌市]市営地下鉄東豊線にダイヤ改正、1/20に
札幌市交通局は2014年1月20日、市営地下鉄東豊線のダイヤ改正を行う。
平日夕方ラッシュ時と、土休日の朝に、運転間隔を短くする。また、平日朝ラッシュ時は、4駅の停車時間を延ばし、遅延防止につなげる。
http://www.city.sapporo.jp/st/diyakaisei-touhousenn.html
この情報は、快速++さんからいただきました。ありがとうございました。
平日夕方ラッシュ時と、土休日の朝に、運転間隔を短くする。また、平日朝ラッシュ時は、4駅の停車時間を延ばし、遅延防止につなげる。
http://www.city.sapporo.jp/st/diyakaisei-touhousenn.html
この情報は、快速++さんからいただきました。ありがとうございました。
タグ:札幌市
2014年01月15日
[JR九州]博多・小倉近郊のパターン変更。準快速は小倉方が各駅停車に(2014年3月15日一斉ダイヤ改正・9)
JR九州は、2014年3月15日の一斉ダイヤ改正の内容を発表した。
鹿児島本線の博多近郊の快速・普通の運行パターンの変更が大きい。まず、準快速の停車駅が変更になり、小倉−福間間が各駅停車となる(現行は折尾−赤間間)。一方で、現行で小倉−福間間が各駅停車となる快速は、新しい準快速に統合される。
日中は、福間−二日市間は、毎時7本が6本に減る。普通は、博多−赤間間で快速に抜かれることがなくなる(現行では福工大前で待避)。減便になる列車が何かは明らかになっていないが、福間発着の普通が減り、快速と合わせてこの区間は毎時3本となる可能性がありそうだ。また、福間以東が普通となる快速(毎時1本)は、準快速に変更になると思われる。
夕ラッシュ時は、赤間−福間間、遠賀川−小倉間の本数がそれぞれ毎時1本ずつ減便になる。これは、準快速の各駅停車区間拡大に対応としたものと思われ、赤間発着の普通の一部は、福間発着に短縮されそうだ。
なお、九州新幹線では、これまで新鳥栖と久留米のうち片方の選択停車となっていた「さくら」は、両駅とも停車に変更される。また、在来線特急「有明」は、熊本発着の列車がなくなり、すべて長洲発着に短縮される。
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet
鹿児島本線の博多近郊の快速・普通の運行パターンの変更が大きい。まず、準快速の停車駅が変更になり、小倉−福間間が各駅停車となる(現行は折尾−赤間間)。一方で、現行で小倉−福間間が各駅停車となる快速は、新しい準快速に統合される。
日中は、福間−二日市間は、毎時7本が6本に減る。普通は、博多−赤間間で快速に抜かれることがなくなる(現行では福工大前で待避)。減便になる列車が何かは明らかになっていないが、福間発着の普通が減り、快速と合わせてこの区間は毎時3本となる可能性がありそうだ。また、福間以東が普通となる快速(毎時1本)は、準快速に変更になると思われる。
夕ラッシュ時は、赤間−福間間、遠賀川−小倉間の本数がそれぞれ毎時1本ずつ減便になる。これは、準快速の各駅停車区間拡大に対応としたものと思われ、赤間発着の普通の一部は、福間発着に短縮されそうだ。
なお、九州新幹線では、これまで新鳥栖と久留米のうち片方の選択停車となっていた「さくら」は、両駅とも停車に変更される。また、在来線特急「有明」は、熊本発着の列車がなくなり、すべて長洲発着に短縮される。
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/GeneralFrameset?OpenFrameSet
2014年01月14日
[JR東海][愛環]日中のJR・愛環直通を廃止(2014年3月15日一斉ダイヤ改正・8)
JR東海は、2014年3月15日のJRグループ一斉ダイヤ改正の内容を発表した。リリースでは、在来線関係の項目がほとんどなく、あるのは静岡地区のホームライナー増発と、日中の愛知環状鉄道との直通列車5往復を廃止するというものだけだ。
増発されるホームライナーは、静岡19:00発の沼津ゆき。
愛知環状鉄道との直通は、名古屋−高蔵寺間はJR東海の中央線、高蔵寺−岡崎間は愛環を走る列車。日中の5往復を廃止するという。
愛知環状鉄道も同日にダイヤ改正を行うという発表をしていて、それによるとこの5往復は、高蔵寺−岡崎間の線内のみの区間を運行する。また、日中10〜11時台に1往復、14〜17時台に1.5往復を増発するとしている。
(JR東海)
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000020442.pdf
(愛知環状鉄道)
http://www.aikanrailway.co.jp/pdf/PressRelease25_68.pdf
この情報は、ポストJRさんほか皆様からいただきました。
増発されるホームライナーは、静岡19:00発の沼津ゆき。
愛知環状鉄道との直通は、名古屋−高蔵寺間はJR東海の中央線、高蔵寺−岡崎間は愛環を走る列車。日中の5往復を廃止するという。
愛知環状鉄道も同日にダイヤ改正を行うという発表をしていて、それによるとこの5往復は、高蔵寺−岡崎間の線内のみの区間を運行する。また、日中10〜11時台に1往復、14〜17時台に1.5往復を増発するとしている。
(JR東海)
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000020442.pdf
(愛知環状鉄道)
http://www.aikanrailway.co.jp/pdf/PressRelease25_68.pdf
この情報は、ポストJRさんほか皆様からいただきました。
2014年01月10日
[JR東日本]「羽田空港新線は上野東京ラインと接続」社長が産経新聞に答える
JR東日本が昨年秋に公表した「羽田空港への新線」計画(そのときの記事は、こちら)について、JR東日本の冨田哲郎社長は、上野東京ライン(東北縦貫線)と接続する考えであることを、産経新聞のインタビューに対して答えた。
産経新聞の記事によると、冨田社長は「宇都宮や高崎、水戸から直通で羽田空港に入れる。輸送ルートの大きな変革になる」と答えたという。
ただ、羽田空港の地下の工事となり「難易度は相当高い」との認識を示しつつ、需要予測などを見ながら、着手するかどうかの結論を早めに出すとしている。
ここから私見。すでに予想されていた方もいらっしゃいましたが、やはり東海道線との接続し、東京・上野と各線を結ぶ構想でした。来春開通する上野東京ラインの存在意義も、倍増しますね。3方向から羽田に直通運転するとすると、各線毎時2本ずつだとしても、毎時6本。羽田空港−東京・上野間は10分毎になります(常磐系統は特急かもしれませんが)。もしJRが自費でやるなら、都営浅草線バイパス線計画は吹き飛んでしまいそうですね。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140110/biz14011008040002-n1.htm
この情報は、ポストJRさんからいただきました。ありがとうございました
産経新聞の記事によると、冨田社長は「宇都宮や高崎、水戸から直通で羽田空港に入れる。輸送ルートの大きな変革になる」と答えたという。
ただ、羽田空港の地下の工事となり「難易度は相当高い」との認識を示しつつ、需要予測などを見ながら、着手するかどうかの結論を早めに出すとしている。
ここから私見。すでに予想されていた方もいらっしゃいましたが、やはり東海道線との接続し、東京・上野と各線を結ぶ構想でした。来春開通する上野東京ラインの存在意義も、倍増しますね。3方向から羽田に直通運転するとすると、各線毎時2本ずつだとしても、毎時6本。羽田空港−東京・上野間は10分毎になります(常磐系統は特急かもしれませんが)。もしJRが自費でやるなら、都営浅草線バイパス線計画は吹き飛んでしまいそうですね。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/140110/biz14011008040002-n1.htm
この情報は、ポストJRさんからいただきました。ありがとうございました
2014年01月03日
[JR東日本]高崎線に全車指定の特急「スワローあかぎ」登場。新料金も。「ホームライナー鴻巣」は廃止(2014年3月15日一斉ダイヤ改正・6)
JR東日本は、2014年3月15日のダイヤ改正で、高崎線に新しい着席サービスを導入する。特急「あかぎ」のうち、通勤時間帯に走る上り2本と下り9本を、全車指定席となる「スワローあかぎ」とする。「ホームライナー鴻巣」は全廃する。
通常の指定席券のほか、「スワローあかぎ料金券」の販売を開始する。50キロまでは、750円(えきねっとチケットレスサービスなら710円)、100キロまでは1150円(同1110円)。なお、スワローあかぎ料金券は、乗車後に買うことはできず、特急券を持たずに乗車した場合は、通常の指定席券を買う必要があるという。
スワローあかぎ料金券は、日付の指定のみで買うことができ、その場合は乗車前に座席指定を改めて受けるか、もしくは乗車後、車内の空席に座ることができるという。
一方、上野−鴻巣間の自由席を450円で乗ることができた「高崎線特急回数券」は発売を取りやめる。
ここから私見。普通列車全体にグリーン車を導入したことから、より単価の低いライナーや、特急の自由席は廃止したいというのが本音でしょうか。自由席と指定席の価格差は近距離区間では顕著で、利用率は目に見えて違いますので、それを平準化するという意味もあるでしょう。あとは、上野東京ライン(東北縦貫線)の開業で、直通列車が増える中で、空席がなくては座れないグリーン車とは別に、新たに途中駅からでも着席を保証するサービスを作ったというところかもしれません。
(高崎支社)
http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/2014dia.pdf
通常の指定席券のほか、「スワローあかぎ料金券」の販売を開始する。50キロまでは、750円(えきねっとチケットレスサービスなら710円)、100キロまでは1150円(同1110円)。なお、スワローあかぎ料金券は、乗車後に買うことはできず、特急券を持たずに乗車した場合は、通常の指定席券を買う必要があるという。
スワローあかぎ料金券は、日付の指定のみで買うことができ、その場合は乗車前に座席指定を改めて受けるか、もしくは乗車後、車内の空席に座ることができるという。
一方、上野−鴻巣間の自由席を450円で乗ることができた「高崎線特急回数券」は発売を取りやめる。
ここから私見。普通列車全体にグリーン車を導入したことから、より単価の低いライナーや、特急の自由席は廃止したいというのが本音でしょうか。自由席と指定席の価格差は近距離区間では顕著で、利用率は目に見えて違いますので、それを平準化するという意味もあるでしょう。あとは、上野東京ライン(東北縦貫線)の開業で、直通列車が増える中で、空席がなくては座れないグリーン車とは別に、新たに途中駅からでも着席を保証するサービスを作ったというところかもしれません。
(高崎支社)
http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/2014dia.pdf