平日日中は、空港急行が現行の毎時2本から4本になり、所要時間も4分短縮される。また、和歌山市発着の普通列車が現行の毎時2本から4本に増える。これで、南海本線の普通のみ停車駅はすべて日中毎時4本となる。また、特急サザンが、和歌山大学前に終日停車する。
「ラピートβ」のうち、早朝の下り1本と、夜間の上り6本の計7本が、「ラピートα」となる。関西空港23:40発難波ゆき普通が増発され、終電が11分繰り下がる。
リリースにはっきりと書かれてはいないが、平日日中の空港急行毎時4本化は単純な増発ではなく、みさき公園発着の区間急行の廃止との引き替えと思われる。代わりに、関空発着の普通のスジが、和歌山市発着の普通に置き換わるようだ。空港急行の4分短縮は、ラピートの退避をやめることで捻出するものと思われ、発車順序(パターン)も変わりそうだ。
朝日新聞によると、和歌山市発上りの最終難波ゆきも8分繰り下がる。また、和歌山大学前はイオンモール和歌山の開業で乗客が急増しているという。
ここから私見。空港急行に統一するというのは、LCCの隆盛に焦点を合わせたのでしょうか。成田空港でも、国内旅行者は鉄道利用者が多く、そのなかでも京成、特に安価な京成本線が多数を占めているそうです。それにしても、大阪市内も和歌山市内も普通のみ停車駅が、同じ毎時4本というのは何とも言えないものがあります。
(公式リリース)
http://www.nankai.co.jp/library/company/news/pdf/140902.pdf
(朝日新聞)
http://www.asahi.com/articles/ASG9245SRG92PXLB00N.html
(成田空港の調査)
http://www.naa.jp/jp/airport/pdf/chousa_03_h25.pdf
この情報は、どこぞのだれぞさん、Lokiさんからいただきました。ありがとうございました。
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