(2015年3月14日ダイヤ改正についての記事一覧は、こちらです)
JR東日本は、2015年3月14日のダイヤ改正のリリースを発表した。この記事では、首都圏西部・北部についてまとめる。
南武線は、快速の通過運転区間を、現行の稲城長沼以南から、全線へと拡大する。稲城長沼以北の停車駅は、府中本町、分倍河原、立川と絞り込んだ。また土休日は、普通を毎時1本削って快速を増やし、毎時3本にする。日中の運転パターンは、全列車が立川発着となり、普通が毎時6、快速2(土休日は3)。稲城長沼駅改修工事のリリースによると、稲城長沼で上り方向の緩急接続が行われる。下り側の接続については明記はない。
一方で、南武線は早朝や夜間に細かい減便や区間短縮があるとしている。
青梅線では平日、朝上り2本と夕下り1本、中央線直通列車を増やす。なお、すでに別記事で紹介した通り、五日市線、川越線川越以西では日中が減便され、毎時2本に減る。
武蔵野線では、平日朝に府中本町発着の列車が、上下1本ずつ増発される。
埼京線では、赤羽−大宮間で、日中の普通が増発される。この区間はパターン化されておらず、しかも最大21分間隔ができていたところが、最大15分間隔になるという。実際にどれほどの増発規模になるのかは不明。
高崎線の「スワローあかぎ」は、料金体系を変更し、常磐線に導入される新しい制度と同様のものになる。
(JR東日本八王子支社)
http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20141219/20141219_info01a.pdf
(JR東日本高崎支社)
http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/20141219_2.pdf
(JR東日本)
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf
[JR東日本]京葉線の平日日中の快速が毎時3本に。房総特急は大幅減。内房線には代替の「特別快速」新設(首都圏東部まとめ)(2015年3月14日ダイヤ改正・4)
(2015年3月14日ダイヤ改正についての記事一覧は、こちらです)
JR東日本は、2015年3月14日のダイヤ改正のリリースを発表した。この記事では、首都圏東部についてまとめる。
京葉線では、平日日中の快速が現行の毎時2本から3本になる。ただし、現行の30分パターンのままで、快速がもう1本挿入される。代わりに普通が毎時1本、海浜幕張発着に短縮される。平日朝には、武蔵野線からの上り東京ゆきが1本増発される。また、平日20時台に、東京発西船橋ゆきの列車が増発される。
武蔵野線では、平日朝ラッシュ時に吉川美南発西船橋ゆき1本と、西船橋発府中本町ゆき1本が増発される。また、西船橋−南船橋間も早朝・深夜に増発されるという。
成田線では、早朝に津田沼発佐倉ゆきの快速が、成田空港まで延長される。その折返しとして、現行では成田7:38始発の通勤快速が、成田空港発になる。
内房線では、総武線快速からの直通が朝下りと、朝ピーク後の上りそれぞれ1本が増発される。千葉以南で唯一の快速通過駅となっている巌根に、京葉線の快速・通快が停車するようになる。リリースで提示された時刻表を見る限り、その一方で朝の千葉方面の普通2本が減便される模様だ。
また、房総特急が、今回も縮小傾向だ。
まず、「あやめ」が廃止される。現行では東京−佐原に2往復(上りは朝のみ、下りは夜のみ。1往復は佐原−鹿島神宮が普通、もう1往復は佐原−銚子が普通)。この代替としてか、成田エクスプレス2往復が新たに佐倉に停車する。また、「あやめ1号」の跡地に、東京20:37発の総武線快速が増発される。
また、アクアラインの影響をもろに受けている「さざなみ」は、ついに君津以南の運行がなくなる。朝の下りと夜の上りがなくなり、東京への通勤特急としてのみの存在となる。その代替として、平日のみ、東京−館山間に「特別快速」の運行が開始される。東京8:02発と館山発17:07発の1往復。快速線の車両(E217系)を使い、木更津以北はグリーン車つき15両、木更津以南は4両で運転される。停車駅は、東京、錦糸町、船橋、津田沼、千葉、蘇我、五井、木更津、君津、佐貫町、浜金谷、保田、岩井、富浦、館山。
そのほか、「しおさい」は、上下3本が廃止されるほか、上りの新宿発着の「しおさい」が東京発着に変更される。「しおさい13号」の跡地として、東京19:12発のホームライナーが新設される。
さらに、「わかしお」も日中の1往復が削減される。
(JR東日本千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1412_timetable.pdf
JR東日本は、2015年3月14日のダイヤ改正のリリースを発表した。この記事では、首都圏東部についてまとめる。
京葉線では、平日日中の快速が現行の毎時2本から3本になる。ただし、現行の30分パターンのままで、快速がもう1本挿入される。代わりに普通が毎時1本、海浜幕張発着に短縮される。平日朝には、武蔵野線からの上り東京ゆきが1本増発される。また、平日20時台に、東京発西船橋ゆきの列車が増発される。
武蔵野線では、平日朝ラッシュ時に吉川美南発西船橋ゆき1本と、西船橋発府中本町ゆき1本が増発される。また、西船橋−南船橋間も早朝・深夜に増発されるという。
成田線では、早朝に津田沼発佐倉ゆきの快速が、成田空港まで延長される。その折返しとして、現行では成田7:38始発の通勤快速が、成田空港発になる。
内房線では、総武線快速からの直通が朝下りと、朝ピーク後の上りそれぞれ1本が増発される。千葉以南で唯一の快速通過駅となっている巌根に、京葉線の快速・通快が停車するようになる。リリースで提示された時刻表を見る限り、その一方で朝の千葉方面の普通2本が減便される模様だ。
また、房総特急が、今回も縮小傾向だ。
まず、「あやめ」が廃止される。現行では東京−佐原に2往復(上りは朝のみ、下りは夜のみ。1往復は佐原−鹿島神宮が普通、もう1往復は佐原−銚子が普通)。この代替としてか、成田エクスプレス2往復が新たに佐倉に停車する。また、「あやめ1号」の跡地に、東京20:37発の総武線快速が増発される。
また、アクアラインの影響をもろに受けている「さざなみ」は、ついに君津以南の運行がなくなる。朝の下りと夜の上りがなくなり、東京への通勤特急としてのみの存在となる。その代替として、平日のみ、東京−館山間に「特別快速」の運行が開始される。東京8:02発と館山発17:07発の1往復。快速線の車両(E217系)を使い、木更津以北はグリーン車つき15両、木更津以南は4両で運転される。停車駅は、東京、錦糸町、船橋、津田沼、千葉、蘇我、五井、木更津、君津、佐貫町、浜金谷、保田、岩井、富浦、館山。
そのほか、「しおさい」は、上下3本が廃止されるほか、上りの新宿発着の「しおさい」が東京発着に変更される。「しおさい13号」の跡地として、東京19:12発のホームライナーが新設される。
さらに、「わかしお」も日中の1往復が削減される。
(JR東日本千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1412_timetable.pdf
[JR東日本]末端部の減便、今回もさらに。五日市線、川越線が日中毎時2本に(2015年3月14日ダイヤ改正・3)
(2015年3月14日ダイヤ改正についての記事一覧は、こちらです)
JR東日本は、2015年3月14日のJRグループ一斉ダイヤ改正で、首都圏郊外の末端区間で減便を行う。2012年のダイヤ改正で始まった末端区間の減便が、今回はより進む。
八王子支社のリリースによると、五日市線では日中、現行の毎時3本が、2本に減らされる。青梅線では、朝夕を中心に平日で上下7本、土休日には19本が削減される。
川越線の川越−高麗川間も、日中は現行の毎時3本が、2本に減らされる。八高線の直通列車のみになると思われる。
横浜線では、相模線から直通する列車(茅ヶ崎−八王子間)のうち、上下8本が橋本発着に短縮され、その分の列車がなくなる。一方、平日のみ上下2本、横浜線の橋本発着列車が八王子まで延長になるが、埋め合わせからはほど遠い。
千葉支社のリリースによると、詳細は明らかではないが、日中の千葉−佐原間、佐原−鹿島神宮間、木更津−君津間で、減便がある。
横須賀線では、「おはようライナー逗子」「ホームライナー逗子」が廃止になる。朝については、逗子発の快速電車が代替として運転されるという。
なお、現時点で、大宮支社および横浜支社のリリース内容は不明。これまで、埼玉新聞と神奈川新聞からの記事で把握できたが、今回は両紙とも少なくともウェブ上では、記事化されていないようだ。
(JR東日本八王子支社)
http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20141219/20141219_info01a.pdf
(JR東日本千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1412_timetable.pdf
(JR東日本)
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf
JR東日本は、2015年3月14日のJRグループ一斉ダイヤ改正で、首都圏郊外の末端区間で減便を行う。2012年のダイヤ改正で始まった末端区間の減便が、今回はより進む。
八王子支社のリリースによると、五日市線では日中、現行の毎時3本が、2本に減らされる。青梅線では、朝夕を中心に平日で上下7本、土休日には19本が削減される。
川越線の川越−高麗川間も、日中は現行の毎時3本が、2本に減らされる。八高線の直通列車のみになると思われる。
横浜線では、相模線から直通する列車(茅ヶ崎−八王子間)のうち、上下8本が橋本発着に短縮され、その分の列車がなくなる。一方、平日のみ上下2本、横浜線の橋本発着列車が八王子まで延長になるが、埋め合わせからはほど遠い。
千葉支社のリリースによると、詳細は明らかではないが、日中の千葉−佐原間、佐原−鹿島神宮間、木更津−君津間で、減便がある。
横須賀線では、「おはようライナー逗子」「ホームライナー逗子」が廃止になる。朝については、逗子発の快速電車が代替として運転されるという。
なお、現時点で、大宮支社および横浜支社のリリース内容は不明。これまで、埼玉新聞と神奈川新聞からの記事で把握できたが、今回は両紙とも少なくともウェブ上では、記事化されていないようだ。
(JR東日本八王子支社)
http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20141219/20141219_info01a.pdf
(JR東日本千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1412_timetable.pdf
(JR東日本)
http://www.jreast.co.jp/press/2014/20141222.pdf