(JRほか各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
JR北海道は、2016年3月26日のJRグループ一斉のダイヤ改正の内容を発表した。
この日は北海道新幹線(新青森−新函館北斗間)の開業日となる。北海道新幹線は、13往復(うち、東京発着は10往復)。木古内には8往復(同6往復)、奥津軽いまべつには7往復(同5往復)が停車する。
新幹線に接続し、新函館北斗(現在は渡島大野)−函館間を走る「はこだてライナー」は16往復。東京−新函館北斗間の最速は4時間2分。「はこだてライナー」を含めた東京−函館間の最速は4時間29分(接続時間含む)。
函館−札幌間の特急「北斗」「スーパー北斗」は現行より3往復増えて、12往復となる。すべて新函館北斗に停車し、新幹線と接続する。
一方、すでに発表されているが、「スーパー白鳥」「白鳥」と、夜行列車の「はまなす」「カシオペア」は廃止となる。「はまなす」廃止の代わりに「すずらん」が1往復増え、室蘭5:27発と、札幌22:00発が新設される。
快速「エアポート」は、旭川発着の列車がなくなり、小樽または札幌発着となり、全列車が3ドア車になる。
札幌近郊の通勤列車では、千歳線で夕方に札幌発の普通2本を減便する。後続の列車の編成を倍にする。リリースでは減便の理由について、列車を間引くことで慢性的な遅延の緩和をはかるとしている。一方、札幌発23時台の千歳ゆきが1本増発される。
札幌−岩見沢間では、早朝に江別発札幌ゆきが増発される。23時台の札幌発江別ゆきが、岩見沢まで延長される。
札幌−小樽間では、夜間に快速4本が普通に変更されるほか、21時台のホームライナーがなくなる。
なお、すでに発表されている通り、今改正で、閑散線区でキハ40系を使用している普通列車79本が減便され、十三里、東追分、花咲、上白滝、旧白滝、下白滝、金華、鷲ノ巣の各駅が廃止される。
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2015/151218-3.pdf
この情報は、夏海さんほかの方々からいただきました。ありがとうございました。
2015年12月27日
[JR東日本][JR西日本]北陸新幹線2年目、本数は維持。上越も。「はくたか」は一部速達化(2016年3月26日ダイヤ改正・6)
(JRほか各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
2016年3月26日のJRグループダイヤ改正。この記事では、北陸新幹線とその関連の在来線を取り上げる。
北陸・上越新幹線がらみのリリースはJR各社および各支社からでているが、いずれも断片的で、全体像がなかなかつかみにくい。報道各社によると、北陸・上越新幹線では、定期列車の本数に変更はない。毎日運転されている新高岡停車の「かがやき」も定期化されることはなかったという。
新潟支社のリリースによると、「はくたか」の日中について、一部列車を長野−高崎間を無停車として、速達化をはかる。通過駅は「あさま」がフォローし、長野駅での乗り換え時間を短縮するという。産経新聞によると、一方で朝夕は停車駅が増えて鈍足化するという。
上越新幹線では、日中時間帯の「とき」の停車駅を見直すことで、所要時間の短縮をはかるとあるが、具体的に削減される停車駅などの記述はない。
北陸新幹線に接続する在来線特急には変化がある。
「サンダーバード」は1往復の増発となる。大阪発で、現行始発よりもさらに早い列車を新設し、金沢に30分以上早く到着できるようにする。金沢発では、17時台に1本増発するほか、最終を12分繰り下げて、20:47発とする。
また、富山発の「ひだ」について、富山9:52発を新設する。東京7:20発「かがやき」に接続し、11:23には高山に到着できるようになる。所要時間は名古屋回りよりも若干速く、観光需要を狙う。一方で、富山15:10発は廃止(高山以南に短縮化)され、トータルの本数は変わらない。
(JR西日本北陸地区)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_01_hokuriku.pdf
(JR東日本新潟支社)
http://www.jrniigata.co.jp/Scripts/press/20151218_2016daiyakaisei.pdf
(JR東日本長野支社)
http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/151218.pdf
(新潟日報)
http://www.niigata-nippo.co.jp/railway/kennai/news/224330.html
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015121902100007.html
(産経新聞)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/151218/bsd1512181900013-n1.htm
2016年3月26日のJRグループダイヤ改正。この記事では、北陸新幹線とその関連の在来線を取り上げる。
北陸・上越新幹線がらみのリリースはJR各社および各支社からでているが、いずれも断片的で、全体像がなかなかつかみにくい。報道各社によると、北陸・上越新幹線では、定期列車の本数に変更はない。毎日運転されている新高岡停車の「かがやき」も定期化されることはなかったという。
新潟支社のリリースによると、「はくたか」の日中について、一部列車を長野−高崎間を無停車として、速達化をはかる。通過駅は「あさま」がフォローし、長野駅での乗り換え時間を短縮するという。産経新聞によると、一方で朝夕は停車駅が増えて鈍足化するという。
上越新幹線では、日中時間帯の「とき」の停車駅を見直すことで、所要時間の短縮をはかるとあるが、具体的に削減される停車駅などの記述はない。
北陸新幹線に接続する在来線特急には変化がある。
「サンダーバード」は1往復の増発となる。大阪発で、現行始発よりもさらに早い列車を新設し、金沢に30分以上早く到着できるようにする。金沢発では、17時台に1本増発するほか、最終を12分繰り下げて、20:47発とする。
また、富山発の「ひだ」について、富山9:52発を新設する。東京7:20発「かがやき」に接続し、11:23には高山に到着できるようになる。所要時間は名古屋回りよりも若干速く、観光需要を狙う。一方で、富山15:10発は廃止(高山以南に短縮化)され、トータルの本数は変わらない。
(JR西日本北陸地区)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_01_hokuriku.pdf
(JR東日本新潟支社)
http://www.jrniigata.co.jp/Scripts/press/20151218_2016daiyakaisei.pdf
(JR東日本長野支社)
http://www.jreast.co.jp/nagano/pdf/151218.pdf
(新潟日報)
http://www.niigata-nippo.co.jp/railway/kennai/news/224330.html
(中日新聞)
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015121902100007.html
(産経新聞)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/151218/bsd1512181900013-n1.htm
2015年12月25日
[小田急]千代田線直通を増加、JRとの3直開始。ロマンスカーは海老名と本厚木の選択停車に(2016年3月26日ダイヤ改正・5)
(JRほか各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
小田急電鉄が2016年3月26日に予定しているダイヤ改正。前回の記事では、日中パターンの刷新についてまとめましたが、この記事ではそれ以外の部分を取り上げます。
まず、東京メトロ千代田線との直通列車が増える。平日で26本、土休日で28本の増加となる。また、JR常磐緩行線との三者直通運転が始まり、JRの車両が小田急線内も走るようになる。
日中の千代田線直通急行が毎時3本となり1本増えるだけでなく、夜間にも毎時1本、本厚木発着の準急が新設され、多摩急行と合わせて毎時3本になる。これにより、各停が一部向ヶ丘遊園発着に短縮される。朝ラッシュ時も本厚木発の準急新宿ゆき1本が、綾瀬ゆきに変更になる。
平日夕方、急行が経堂に停車する時間帯が30〜40分拡大され、上り下りともにおおむね17時台が停車となる。
ロマンスカーの大きな変更点としては、こちらも日中20分毎になる。新宿発は毎時10、30、50分。
既報の通り、海老名と伊勢原にロマンスカーが停車する。海老名に停車する列車は日中の毎時1本。夜は2時間おきに2本。海老名停車列車は本厚木にとまらない。現行ダイヤでは、本厚木には日中はほぼ全列車が停車している。一方、千代田線直通特急の本厚木停車が増える。
平日夜の下り千代田線直通特急は5本に増え、大手町が毎時20分発(18〜22時)に揃えられる。すべて本厚木ゆきとなる。成城停車列車は、夜遅めの2本に変わる。
多摩線唐木田ゆきのロマンスカーは、新宿発、千代田線直通ともにすべて廃止となる。代わりに、新百合ヶ丘停車の特急が2本設定される。
小田原発の現行上り最終よりも後に、22:26発の「さがみ」が新設される。
(小田急のリリース)
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf
小田急電鉄が2016年3月26日に予定しているダイヤ改正。前回の記事では、日中パターンの刷新についてまとめましたが、この記事ではそれ以外の部分を取り上げます。
まず、東京メトロ千代田線との直通列車が増える。平日で26本、土休日で28本の増加となる。また、JR常磐緩行線との三者直通運転が始まり、JRの車両が小田急線内も走るようになる。
日中の千代田線直通急行が毎時3本となり1本増えるだけでなく、夜間にも毎時1本、本厚木発着の準急が新設され、多摩急行と合わせて毎時3本になる。これにより、各停が一部向ヶ丘遊園発着に短縮される。朝ラッシュ時も本厚木発の準急新宿ゆき1本が、綾瀬ゆきに変更になる。
平日夕方、急行が経堂に停車する時間帯が30〜40分拡大され、上り下りともにおおむね17時台が停車となる。
ロマンスカーの大きな変更点としては、こちらも日中20分毎になる。新宿発は毎時10、30、50分。
既報の通り、海老名と伊勢原にロマンスカーが停車する。海老名に停車する列車は日中の毎時1本。夜は2時間おきに2本。海老名停車列車は本厚木にとまらない。現行ダイヤでは、本厚木には日中はほぼ全列車が停車している。一方、千代田線直通特急の本厚木停車が増える。
平日夜の下り千代田線直通特急は5本に増え、大手町が毎時20分発(18〜22時)に揃えられる。すべて本厚木ゆきとなる。成城停車列車は、夜遅めの2本に変わる。
多摩線唐木田ゆきのロマンスカーは、新宿発、千代田線直通ともにすべて廃止となる。代わりに、新百合ヶ丘停車の特急が2本設定される。
小田原発の現行上り最終よりも後に、22:26発の「さがみ」が新設される。
(小田急のリリース)
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf
2015年12月21日
[東京メトロ][東武][西武][東急]副都心線の最速列車に愛称「Fライナー」、明治神宮前の急行停車、平日も(2016年3月26日ダイヤ改正・4)
(JRほか各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
東京メトロ、東武、西武、東急、横浜高速鉄道は、東京メトロ副都心線を介した相互直通列車のうち、各線で優等列車として運転される速達性の高い列車について、「Fライナー」の愛称をつける、と発表した。2016年3月26日のダイヤ改正から実施する。
Fライナーになるのは、東武線内急行、西武線内快急、東京メトロ線内急行、東急・横浜高速鉄道線内特急となる列車。「F」のマークを定め、車両の種別表示や駅での案内でも掲示する。
東京メトロはさらに、同日のダイヤ改正の内容についても発表した。現在、土休日に限って、明治神宮前に急行が停車しているが、平日にも拡大する(通勤急行はこれまで通り通過)。この点は、今年3月に発表された事業計画にも掲載されていた。また、ラッシュ時の優等列車は、通勤急行に統一する(現行では、西武線直通は急行)。
東武、西武、東急によるダイヤ改正の案内は2015年12月21日時点ではまだない。
(東京メトロの副都心線以外のダイヤ改正については、別記事にします)
(東京メトロ)
http://www.tokyometro.jp/news/2015/article_pdf/metroNews20151218_102.pdf
(各社共通のリリース)
http://www.tokyu.co.jp/file/151218-1.pdf
この情報は、夏海さん、急行Satさん、ぐらんぱさんからいただきました。ありがとうございました。
東京メトロ、東武、西武、東急、横浜高速鉄道は、東京メトロ副都心線を介した相互直通列車のうち、各線で優等列車として運転される速達性の高い列車について、「Fライナー」の愛称をつける、と発表した。2016年3月26日のダイヤ改正から実施する。
Fライナーになるのは、東武線内急行、西武線内快急、東京メトロ線内急行、東急・横浜高速鉄道線内特急となる列車。「F」のマークを定め、車両の種別表示や駅での案内でも掲示する。
東京メトロはさらに、同日のダイヤ改正の内容についても発表した。現在、土休日に限って、明治神宮前に急行が停車しているが、平日にも拡大する(通勤急行はこれまで通り通過)。この点は、今年3月に発表された事業計画にも掲載されていた。また、ラッシュ時の優等列車は、通勤急行に統一する(現行では、西武線直通は急行)。
東武、西武、東急によるダイヤ改正の案内は2015年12月21日時点ではまだない。
(東京メトロの副都心線以外のダイヤ改正については、別記事にします)
(東京メトロ)
http://www.tokyometro.jp/news/2015/article_pdf/metroNews20151218_102.pdf
(各社共通のリリース)
http://www.tokyu.co.jp/file/151218-1.pdf
この情報は、夏海さん、急行Satさん、ぐらんぱさんからいただきました。ありがとうございました。
2015年12月20日
[JR東日本]中央・青梅線で減便。新駅の南武支線は増発。ホームライナーが船橋停車(2016年3月26日ダイヤ改正・3)
(JRほか各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
JR東日本は、2016年3月26日のJRグループ一斉ダイヤ改正の内容を発表した。ここでは、首都圏について取り上げる。リリースでは、例年と比べても目立つものがあまり見当たらない。今春に開業し、利用実態に合わせた変更が予想されていた上野東京ラインについては、リリース上では、一部列車の増車(10両を15両に)のみが取り上げられているのみ。改正内容の吟味には、時刻表の公開を待つ必要がある。
中央線、青梅線の一部が減便される。中央線では、日中に立川−高尾間を毎時1〜2本削減するほか、9〜10時台に東京−武蔵小金井間の上下2本削減、8〜10時台に高尾−大月間を上下3本削減する。青梅線では、青梅−奥多摩間の日中が現行の30分毎から、45分毎となる。
この改正に合わせて、新駅「小田栄」が開業する南武支線。朝は、上下合わせて3本が増発され、ラッシュ時は約12分毎となる。夕方も、16時台を減便して19時台を増やすなど、都心からの通勤を考慮したダイヤとなる。
京葉線では、平日17時台に武蔵野線直通となる普通が1本増発される。
総武線では、ホームライナーが全列車船橋に新たに停車する。佐倉−成東間、成田−銚子間で夜に増発される。
横浜線では、平日19時台に京浜東北線から直通する列車が1本増発される。
特急列車では、新宿17時発の下り「あずさ」が、東京始発に延長される。新宿発の「スワローあかぎ」(土休日は「あかぎ」)は廃止される。「草津」は、現行の万座・鹿沢口発着の列車がすべて長野原草津口発着に短縮となる。
なお、支社ホームページを持たない東京、横浜、大宮の各支社の発表内容は執筆時点では不明だった。
(JR東日本全体)
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151211.pdf
(八王子支社)
多摩: http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20151218/20151218_info02.pdf
山梨: http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20151218/20151218_info03.pdf
(川崎市:小田栄駅開業についてのリリース)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000073/73212/houdouhaltupyousiryou.pdf
(千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1512_daiyakaisei.pdf
(水戸支社)
http://www.jrmito.com/press/151218/press_02.pdf
(高崎支社)
http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/20151218.pdf
この情報は、夏海さん、ポストJRさん、westantennaさん他のみなさまからいただきました。ありがとうございました。
JR東日本は、2016年3月26日のJRグループ一斉ダイヤ改正の内容を発表した。ここでは、首都圏について取り上げる。リリースでは、例年と比べても目立つものがあまり見当たらない。今春に開業し、利用実態に合わせた変更が予想されていた上野東京ラインについては、リリース上では、一部列車の増車(10両を15両に)のみが取り上げられているのみ。改正内容の吟味には、時刻表の公開を待つ必要がある。
中央線、青梅線の一部が減便される。中央線では、日中に立川−高尾間を毎時1〜2本削減するほか、9〜10時台に東京−武蔵小金井間の上下2本削減、8〜10時台に高尾−大月間を上下3本削減する。青梅線では、青梅−奥多摩間の日中が現行の30分毎から、45分毎となる。
この改正に合わせて、新駅「小田栄」が開業する南武支線。朝は、上下合わせて3本が増発され、ラッシュ時は約12分毎となる。夕方も、16時台を減便して19時台を増やすなど、都心からの通勤を考慮したダイヤとなる。
京葉線では、平日17時台に武蔵野線直通となる普通が1本増発される。
総武線では、ホームライナーが全列車船橋に新たに停車する。佐倉−成東間、成田−銚子間で夜に増発される。
横浜線では、平日19時台に京浜東北線から直通する列車が1本増発される。
特急列車では、新宿17時発の下り「あずさ」が、東京始発に延長される。新宿発の「スワローあかぎ」(土休日は「あかぎ」)は廃止される。「草津」は、現行の万座・鹿沢口発着の列車がすべて長野原草津口発着に短縮となる。
なお、支社ホームページを持たない東京、横浜、大宮の各支社の発表内容は執筆時点では不明だった。
(JR東日本全体)
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151211.pdf
(八王子支社)
多摩: http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20151218/20151218_info02.pdf
山梨: http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20151218/20151218_info03.pdf
(川崎市:小田栄駅開業についてのリリース)
http://www.city.kawasaki.jp/templates/press/cmsfiles/contents/0000073/73212/houdouhaltupyousiryou.pdf
(千葉支社)
http://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1512_daiyakaisei.pdf
(水戸支社)
http://www.jrmito.com/press/151218/press_02.pdf
(高崎支社)
http://www.jreast.co.jp/takasaki/news/docs/20151218.pdf
この情報は、夏海さん、ポストJRさん、westantennaさん他のみなさまからいただきました。ありがとうございました。
[JR西日本]京都線・神戸線のパターン変更。新快速・快速が大阪で7〜8分間隔に(2016年3月26日ダイヤ改正・2)
(各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
JR西日本は、2016年3月26日のJR一斉ダイヤ改正の内容を発表した。この記事では、京阪神地区について取り上げる。
京都線・神戸線の日中のパターンが変更になる。リリースによると、新快速・快速が大阪で7〜8分間隔(現行は5〜10分間隔)になり、緩急接続する普通もこれに合わせて同様の間隔になる。現在は、芦屋と三ノ宮で、新快速と普通が対面で緩急接続しているが、これがなくなるという。
神戸線では、摩耶、東姫路の2駅が開業する。日中の新快速の西端区間が短縮され、姫路発着となる。姫路−播州赤穂間は、別の列車が走るという。
高槻駅の新ホームが開業し、新快速と快速・普通の乗り換えは、別のホームへの移動が必須になる。朝夕の大垣発着の列車は、米原発着に短縮される。
2010年に日中毎時1本と半減した関空アクセスの特急「はるか」は、インバウンド需要の伸びを受けて、毎時2本に回復する。一部が高槻に停車するようになる。
阪和線では、関空快速が強化される。土休日の午前中に2往復が増発されるほか、深夜の天王寺止まりの関空快速2本が、それぞれ(大阪経由)京橋、大阪まで延長される。
大阪環状線では、土休日の8〜9時台に、阪和線、大和路線に直通する快速と、ゆめ咲線への直通列車が各4本と、それぞれ現行より1本ずつ増える。一方で、環状線を周回する普通は、毎時4本と一気に減る。
(JR西日本:京阪神エリア)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_02_keihanshin.pdf
JR西日本は、2016年3月26日のJR一斉ダイヤ改正の内容を発表した。この記事では、京阪神地区について取り上げる。
京都線・神戸線の日中のパターンが変更になる。リリースによると、新快速・快速が大阪で7〜8分間隔(現行は5〜10分間隔)になり、緩急接続する普通もこれに合わせて同様の間隔になる。現在は、芦屋と三ノ宮で、新快速と普通が対面で緩急接続しているが、これがなくなるという。
神戸線では、摩耶、東姫路の2駅が開業する。日中の新快速の西端区間が短縮され、姫路発着となる。姫路−播州赤穂間は、別の列車が走るという。
高槻駅の新ホームが開業し、新快速と快速・普通の乗り換えは、別のホームへの移動が必須になる。朝夕の大垣発着の列車は、米原発着に短縮される。
2010年に日中毎時1本と半減した関空アクセスの特急「はるか」は、インバウンド需要の伸びを受けて、毎時2本に回復する。一部が高槻に停車するようになる。
阪和線では、関空快速が強化される。土休日の午前中に2往復が増発されるほか、深夜の天王寺止まりの関空快速2本が、それぞれ(大阪経由)京橋、大阪まで延長される。
大阪環状線では、土休日の8〜9時台に、阪和線、大和路線に直通する快速と、ゆめ咲線への直通列車が各4本と、それぞれ現行より1本ずつ増える。一方で、環状線を周回する普通は、毎時4本と一気に減る。
(JR西日本:京阪神エリア)
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/151218_02_keihanshin.pdf
2015年12月18日
[JR][小田急]2016年3月26日のJRグループ一斉ダイヤ改正、発表内容まとめ
2016年3月26日のJRグループ一斉ダイヤ改正について、JR各社および同日に改正する私鉄各社からのプレスリリースの公開が始まりました。個別の記事化は追っておこないますが、ひとまず速報にてお知らせする記事です。
★JR東日本:
・東京発着の武蔵野線、1本増発
・南武支線、朝に3本増発
・北海道新幹線開業 東京発着「はやぶさ」は10往復
・日中「はくたか」が高崎−長野間無停車化
・最終上り東京ゆき「はくたか」30分以上繰り下げ
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151211.pdf
★JR西日本:
・東海道線のパターンを変更。新快速と快速の運転間隔均等化
・深夜の関空快速を増発
・日中「はくたか」の速達化
・「はるか」毎時2本に回復、一部が高槻に新規停車
https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/12/page_8083.html
★JR東海
・朝の岡崎−名古屋間で増発
・関ヶ原ホームライナーが大垣止まりに短縮
・定期のぞみ・こだま計8本が時速285キロ化
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028822.pdf
★JR北海道
・千歳線で、夕方の札幌発2本を減便、23時台は1本増発
・函館線で札幌−小樽間の快速4本を普通に
・北海道新幹線開業、木古内停車は上下8本、奥津軽は同7本
・「はこだてライナー」デビュー
・「はまなす」の代わりに「すずらん」増発
http://hokkaido-shinkansen.com/wp-content/uploads/2015/12/15f6360db7f919cdcff30a17145a2c96.pdf
★JR四国
・オレンジタウン、讃岐白鳥の特急停車数を増加
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2015%2012%2018.pdf
★JR九州:
・「くまがわ」廃止、快速に置き換え
・豊肥線の熊本口、大分口、鹿児島本線の熊本口、鹿児島口などで増便
http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/684/H28haru.daiyakaisei.pdf
★小田急
(こちらの記事にて紹介)
夏海さん、blackwing21さん、通りすがりの人さん、ポストJRさんから情報をいただきました。ありがとうございました。その他の会社についても、お知らせいただければ幸いです。
★JR東日本:
・東京発着の武蔵野線、1本増発
・南武支線、朝に3本増発
・北海道新幹線開業 東京発着「はやぶさ」は10往復
・日中「はくたか」が高崎−長野間無停車化
・最終上り東京ゆき「はくたか」30分以上繰り下げ
http://www.jreast.co.jp/press/2015/20151211.pdf
★JR西日本:
・東海道線のパターンを変更。新快速と快速の運転間隔均等化
・深夜の関空快速を増発
・日中「はくたか」の速達化
・「はるか」毎時2本に回復、一部が高槻に新規停車
https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/12/page_8083.html
★JR東海
・朝の岡崎−名古屋間で増発
・関ヶ原ホームライナーが大垣止まりに短縮
・定期のぞみ・こだま計8本が時速285キロ化
http://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000028822.pdf
★JR北海道
・千歳線で、夕方の札幌発2本を減便、23時台は1本増発
・函館線で札幌−小樽間の快速4本を普通に
・北海道新幹線開業、木古内停車は上下8本、奥津軽は同7本
・「はこだてライナー」デビュー
・「はまなす」の代わりに「すずらん」増発
http://hokkaido-shinkansen.com/wp-content/uploads/2015/12/15f6360db7f919cdcff30a17145a2c96.pdf
★JR四国
・オレンジタウン、讃岐白鳥の特急停車数を増加
http://www.jr-shikoku.co.jp/03_news/press/2015%2012%2018.pdf
★JR九州:
・「くまがわ」廃止、快速に置き換え
・豊肥線の熊本口、大分口、鹿児島本線の熊本口、鹿児島口などで増便
http://www.jrkyushu.co.jp/top_info/pdf/684/H28haru.daiyakaisei.pdf
★小田急
(こちらの記事にて紹介)
夏海さん、blackwing21さん、通りすがりの人さん、ポストJRさんから情報をいただきました。ありがとうございました。その他の会社についても、お知らせいただければ幸いです。
[小田急]2016年春は歴史的改正。日中パターンが刷新、快急6、急行3、千代直急行3、各停6。区準と江ノ島線急行は全廃(2016年3月26日ダイヤ改正・1)
(JRほか各社の2016年3月26日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
小田急は2016年3月26日、JRグループと同日にダイヤ改正を行う。日中のパターンは刷新され、種別ごとの本数が変わる歴史的な改正となる。また、JR常磐緩行線、東京メトロ千代田線との3社直通運転も始まる。この記事では、ひとまず日中パターン刷新についてのみお届けします。
日中は20分パターンとなる。本数(以下、本数表記はすべて「毎時」です)は、快急、急行、各停が各6本で、いずれもほぼ10分毎の運転になる。ただし、急行の半数は千代田線直通。代々木上原で、上りは後続の快急に、下りは先を行く快急から乗り継ぐことができるほか、上りは新百合ヶ丘で快速急行と同一ホーム上でのいわゆる「急急接続」がある。一方で、区間準急は廃止になり、梅ヶ丘−百合ヶ丘間の急行通過駅は、各停のみの毎時6本になる。
エリア毎に改正点を見ていくとして、まず近郊区間。各停は10分毎の運転で、快急・急行との接続が、上りは町田・成城学園前、下りは成城学園前・新百合ヶ丘・海老名に固定される。上り各停が後続の急行に対して、町田から成城学園前まで逃げ切るということは、急行はかなりスジが寝ている可能性がある(まさか、新百合か遊園で特急待避?)。
シンプルにわかりやすくなったが、区間によっては現状よりだいぶ不便になる。特に、成城以東の各駅。これまで各停と区準合わせて毎時8本で、うち2本は経堂で急行に接続していたが、今後は緩急接続のない各停6本のみとなる。登戸、成城や経堂も、新宿に向かう急行は20分に1本になる。そしてこの急行は、このパターンだと今以上に混雑しそうだ。先の改正で、世田谷区内を強化した京王とは対照的だ。千代田線直通が、多摩急行から急行になることで、向ヶ丘遊園は久しぶりに優等の本数が6本に戻る。
新百合以遠の小田原線は、快急が増えることで、格段に利便性があがる。上りの町田での緩急接続も、座間3駅には朗報だろう。
江ノ島線は、快急が3本になり、代わりに毎時1本あった急行はなくなる。南林間と長後は各停のみになる。全体的に快急が増えることで、新宿方面への利便性は上がりそうだ。
開成−足柄間は、通称「赤丸急行」が停車しているが、これがなくなり各駅停車のみとなる。
多摩線は、急行通過駅は線内折り返し運転の各停6本のみとなる。
ここから私見(ここまでにも私見だらけですが)。複々線化完成を2年後に控えたこのタイミングでまさかの完全白紙改正で驚きました。この時期の白紙改正であれば、複々線化後のダイヤもこれがベースになってくるのだろうと思うのですが、イマイチ見えませんね。線形としては、緩行線が千代田線というのが自然なのですが、今回はその方向に舵を切ることはありませんでした。
もう一つは、ここまで近郊区間の利便性を下げてくるとは思いませんでした。震災直後の節電ダイヤでは、小田急は、多摩急行運休、区準運休、快速急行の格下げなど、さまざまな間引きパターンを試していますが、その中で影響の少なそうなところを見極めていたのかもしれません。
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf
blackwing21さんから情報をいただきました。ありがとうございました。
小田急は2016年3月26日、JRグループと同日にダイヤ改正を行う。日中のパターンは刷新され、種別ごとの本数が変わる歴史的な改正となる。また、JR常磐緩行線、東京メトロ千代田線との3社直通運転も始まる。この記事では、ひとまず日中パターン刷新についてのみお届けします。
日中は20分パターンとなる。本数(以下、本数表記はすべて「毎時」です)は、快急、急行、各停が各6本で、いずれもほぼ10分毎の運転になる。ただし、急行の半数は千代田線直通。代々木上原で、上りは後続の快急に、下りは先を行く快急から乗り継ぐことができるほか、上りは新百合ヶ丘で快速急行と同一ホーム上でのいわゆる「急急接続」がある。一方で、区間準急は廃止になり、梅ヶ丘−百合ヶ丘間の急行通過駅は、各停のみの毎時6本になる。
エリア毎に改正点を見ていくとして、まず近郊区間。各停は10分毎の運転で、快急・急行との接続が、上りは町田・成城学園前、下りは成城学園前・新百合ヶ丘・海老名に固定される。上り各停が後続の急行に対して、町田から成城学園前まで逃げ切るということは、急行はかなりスジが寝ている可能性がある(まさか、新百合か遊園で特急待避?)。
シンプルにわかりやすくなったが、区間によっては現状よりだいぶ不便になる。特に、成城以東の各駅。これまで各停と区準合わせて毎時8本で、うち2本は経堂で急行に接続していたが、今後は緩急接続のない各停6本のみとなる。登戸、成城や経堂も、新宿に向かう急行は20分に1本になる。そしてこの急行は、このパターンだと今以上に混雑しそうだ。先の改正で、世田谷区内を強化した京王とは対照的だ。千代田線直通が、多摩急行から急行になることで、向ヶ丘遊園は久しぶりに優等の本数が6本に戻る。
新百合以遠の小田原線は、快急が増えることで、格段に利便性があがる。上りの町田での緩急接続も、座間3駅には朗報だろう。
江ノ島線は、快急が3本になり、代わりに毎時1本あった急行はなくなる。南林間と長後は各停のみになる。全体的に快急が増えることで、新宿方面への利便性は上がりそうだ。
開成−足柄間は、通称「赤丸急行」が停車しているが、これがなくなり各駅停車のみとなる。
多摩線は、急行通過駅は線内折り返し運転の各停6本のみとなる。
ここから私見(ここまでにも私見だらけですが)。複々線化完成を2年後に控えたこのタイミングでまさかの完全白紙改正で驚きました。この時期の白紙改正であれば、複々線化後のダイヤもこれがベースになってくるのだろうと思うのですが、イマイチ見えませんね。線形としては、緩行線が千代田線というのが自然なのですが、今回はその方向に舵を切ることはありませんでした。
もう一つは、ここまで近郊区間の利便性を下げてくるとは思いませんでした。震災直後の節電ダイヤでは、小田急は、多摩急行運休、区準運休、快速急行の格下げなど、さまざまな間引きパターンを試していますが、その中で影響の少なそうなところを見極めていたのかもしれません。
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8360_8351253_.pdf
blackwing21さんから情報をいただきました。ありがとうございました。
2015年12月17日
[JR]いよいよ判明。2016年3月のJRダイヤ改正は12月18日に正式発表
2016年3月におこなわれるJRグループ一斉のダイヤ改正について、正式な発表は12月18日(この記事執筆時点で明日)です。報道各社が報じています。
北海道新幹線は2016年3月26日開業ですが、すでに日経新聞と北海道新聞がダイヤの一部を報じています。
焦点は、開業2年目にあたる上野東京ラインです。以前、毎日新聞の報道では、翌年は朝ラッシュ時の運行本数を時間当たり5本増やして20本にするとのことでしたが、これが果たされるのかどうか。他の路線への影響も注目です。JR東労組のサイトによると、今春の改正で減便となった京浜東北線は、夕方ラッシュ時に若干増発されるようです。
同じく開業2年目となる北陸新幹線。中日新聞は、「はくたか」について、長野以東の停車駅を減らすことで速達化をはかる一方、「かがやき」「つるぎ」は本数も停車駅も変更しない方針だと報じています。
小田急や東武など、同日にダイヤ改正をする大手私鉄が、近年では発表日も揃える傾向にあることから注目されます。
北海道新幹線のダイヤを報じる日経と道新
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H1Q_W5A211C1CR0000/
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0213605.html
京浜東北線の増発について触れているJR東労組サイト
http://www.jreu.or.jp/?p=840
「はくたか」の速達化を報じる中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015121602100004.html
青い森鉄道は2日早く正式発表
http://aoimorirailway.com/wp/wp-content/uploads/2015/12/3d2d971eeed1909d07950653cbadc9ae.pdf
この情報は、GMSさんほかの方からいただきました。ありがとうございました。
北海道新幹線は2016年3月26日開業ですが、すでに日経新聞と北海道新聞がダイヤの一部を報じています。
焦点は、開業2年目にあたる上野東京ラインです。以前、毎日新聞の報道では、翌年は朝ラッシュ時の運行本数を時間当たり5本増やして20本にするとのことでしたが、これが果たされるのかどうか。他の路線への影響も注目です。JR東労組のサイトによると、今春の改正で減便となった京浜東北線は、夕方ラッシュ時に若干増発されるようです。
同じく開業2年目となる北陸新幹線。中日新聞は、「はくたか」について、長野以東の停車駅を減らすことで速達化をはかる一方、「かがやき」「つるぎ」は本数も停車駅も変更しない方針だと報じています。
小田急や東武など、同日にダイヤ改正をする大手私鉄が、近年では発表日も揃える傾向にあることから注目されます。
北海道新幹線のダイヤを報じる日経と道新
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG16H1Q_W5A211C1CR0000/
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/economy/economy/1-0213605.html
京浜東北線の増発について触れているJR東労組サイト
http://www.jreu.or.jp/?p=840
「はくたか」の速達化を報じる中日新聞
http://www.chunichi.co.jp/hokuriku/article/news/CK2015121602100004.html
青い森鉄道は2日早く正式発表
http://aoimorirailway.com/wp/wp-content/uploads/2015/12/3d2d971eeed1909d07950653cbadc9ae.pdf
この情報は、GMSさんほかの方からいただきました。ありがとうございました。
2015年12月16日
この10年のインパクトのあるダイヤ改正トップ25<5〜1位>
前々回、前回に続きまして、この10年間でインパクトのあったダイヤ改正トップ25。今回はいよいよ5位から1位までをお届けします。
ここで謝らないといけないのですが、「第5位」が2つあります。最終回をアップするまで気付きませんでした。今更全部ずらすのも何なのでこのまま公開させていただきます。
また、これまでの記事へのコメントありがとうございます。順位予想や、皆様が考える順位を寄せていただき参考になりました。今回辛うじて順位はつけましたが、5〜2位までは、順位にあまり意味はなく、どれもトップ級だと思います。
<25位〜16位はこちら> <15位〜6位はこちら>
-------------------------------------------------------------------
第5位(1)■ 京阪中之島線開業、種別は私鉄最多の10種類に。しかし、5年で日中は普通のみ(2008年)
京阪中之島線の開業に伴うダイヤ改正で、京阪は一気に5つの新種別を設定し、おそらく私鉄史上最多と思われる10種類となりました。なお、中之島線は開業時は、日中は快速急行と区間急行で計毎時8本あり、本線は枚方市発着の特急が登場するという衝撃もありましたが、徐々に優等が削減され、2013年には普通のみの毎時6本になりました。
(追記。深夜急行は消滅という記述がありましたが、現存していますので削除しました。コメント欄にsunnyさんからご指摘いただきました。ありがとうございました)
[京阪]中之島新線の開業ダイヤ発表。日中は毎時8本。「快速急行」を新設
http://dia.seesaa.net/article/93729097.html
[京阪]快速特急、深夜急行など登場。種別の数が10種類に。10/19の改正で
http://dia.seesaa.net/article/105539488.html
[京阪]中之島線は日中ついに普通のみに。特急以外の日中パターンが変更。「おりひめ」「ひこぼし」消滅(2013年3月16日・一斉ダイヤ改正・7)
http://dia.seesaa.net/article/313985959.html
-------------------------------------------------------------------
第5位(2)■ 阪神なんば線開業、快速急行が直通の主力優等に変身(2008年)
阪神西大阪線が難波に延伸して、近鉄と直通運転を開始しました。直通の主力優等は快速急行。阪神の快速急行といえば、これまで長らく、特急が止まる駅を通過し、止まらない駅に止まる、特急の補完的な種別でしたが、この改正で役割ががらっと変わりました。
[阪神][近鉄]阪神なんば線開業ダイヤ発表。快速急行は平日昼間は全駅停車
http://dia.seesaa.net/article/112740947.html
[阪神]特急が甲子園停車。準急廃止、急行は福島通過、区間特急は青木始発に。なんば線開業で、本線も大規模ダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/112741051.html
-------------------------------------------------------------------
第4位■ 東京メトロ副都心線開業。有楽町線に準急設定するも、通過駅の反発ですぐに姿消す(2008年)
東京メトロ副都心線開業。東武東上、西武池袋の各線が新宿・渋谷への直通ルートを手に入れました。有楽町線との直通も継続。有楽町線も和光市−池袋間で通過運転する「準急」を新設。しかし、通過駅の地元の反発で、半年で大半が各停化されました。その後、東急東横線とも直通運転を始め、横浜高速鉄道も含めた5社の相互直通運転となりました。
[東京メトロ]副都心線開業ダイヤ発表。池袋−和光市間も通過運転。有楽町線には準急が登場
http://dia.seesaa.net/article/91251614.html
[東京メトロ][東武][西武]有楽町線「準急」の大半を各停化、副都心線も一部修正。11/29に改正
http://dia.seesaa.net/article/109407785.html
[東京メトロ]有楽町線の準急全廃。副都心線土休日は明治神宮前に急行停車。3月に改正
http://dia.seesaa.net/article/140244838.html
[東急][東京メトロ][西武][東武]日中の東横特急は、副都心線急行に。日比谷線との直通は全廃。直通運転開始は3/16に
http://dia.seesaa.net/article/282920490.html
[メトロ][東急]東横=副都心線直通ダイヤの詳細発表。新宿三丁目折り返しが日中毎時2本。東横線渋谷始発はほぼ各停のみ(2013年3月16日・一斉ダイヤ改正・8)
http://dia.seesaa.net/article/315218883.html
-------------------------------------------------------------------
第3位■ 東武伊勢崎線が半直を基本に大転換。種別も再編(2006年)
路線開業に伴わないダイヤ改正としては、これが最もインパクトがありました。東武伊勢崎線ではこの改正までは、一般車による主力優等は「準急」でした。浅草から、太田、東武宇都宮などへの準急が走っていました。半蔵門線の直通は2003年に始まりましたが、日中は毎時4本の「通勤準急」と「区間準急」が走るだけでした。この改正で、主力優等を半蔵門線直通の「急行」(従来の通勤準急)に据え、浅草発着の優等は激減。自社ターミナルを捨てても、利便性向上に駆けた大胆な選択でした。
[東武]来年3月に伊勢崎線・日光線などで白紙ダイヤ改正、種別も再編。半蔵門線直通を基本に据えたダイヤに(2005/12/17)
http://dia.seesaa.net/article/10746256.html
[東武]伊勢崎・日光線も大幅改正。日中はほぼ30分パターンに。日中の区準廃止、日光線区間急行はほぼ消滅。区快は日中半減・停車駅削減(2013年3月16日・一斉ダイヤ改正・13)
http://dia.seesaa.net/article/322581102.html
-------------------------------------------------------------------
第2位■ 上野東京ライン開業。常磐、宇都宮、高崎各線の本数「争い」(2015年)
JR東日本の上野東京ラインの開業で、東海道線と高崎、宇都宮、常磐の各線がそれぞれ直通するようになりました。開業前には、常磐、宇都宮、高崎の各線の沿線が、自分の路線の直通を多くするよう運動を展開。趣味的にみても、上野駅の平面交差や、TXなどへの対抗をどこまでするかなど、3線の配分が注目されていました。
[JR東日本]上野東京ライン(東北縦貫線)の運転計画、秋にも発表?常磐線快速との直通頻度は
http://dia.seesaa.net/article/401554083.html
[JR東日本]上り8時台は宇都宮・高崎・常磐の各線が5本ずつ。常磐線は品川まで乗り入れ。上野東京ラインの運行概要発表
http://dia.seesaa.net/article/408042164.html
[JR東日本]上野東京ライン、全時刻発表、成田線からの直通も。京浜東北線は神田に快速停車(2015年3月14日ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/410936764.html
-------------------------------------------------------------------
第1位■ 東日本大震災。時刻表のない3月、その後の節電ダイヤ(2011年)
2011年3月11日の東日本大震災。東北を中心に甚大な被害がありましたが、首都圏の各鉄道では、電力逼迫のために、ダイヤは大混乱しました。3月中は、輪番制計画停電の対応で6時間ぐらい完全に運休したり、平日も土休日ダイヤで運転したり、時刻表も掲示されなかったり。その後も節電のための間引き運転が、夏の終わりまで続きました。ダイヤ改正ニュースでは、3月下旬と5月末、7月上旬にそのときの首都圏各私鉄の間引き状況を調べて記事にしていますが、今振り返ってもなかなか考えられない減便ぶりでした。なお、被災地では、今も鉄道が再開していないところもあり、一日も早い復興が望まれます。
▼震災直後、3月下旬時点での特別ダイヤ・首都圏私鉄のターミナル駅時刻表
(西) http://dia.seesaa.net/article/192796764.html
(東) http://dia.seesaa.net/article/192986314.html
▼5/28時点での節電減量ダイヤまとめ
http://dia.seesaa.net/article/205764408.html
▼電力使用制限令による7月以降の特別ダイヤ
http://dia.seesaa.net/article/213272813.html
[JR東日本]電力使用制限令、毎時4本以上の区間は午後0〜3時まで電力使用削減を規定。JR東日本も減量ダイヤ導入
http://dia.seesaa.net/article/208965921.html
[JR東日本]6/24から節電のため減量ダイヤ。総武線各停の津田沼以東は毎時3本に
http://dia.seesaa.net/article/210390828.html
関西の鉄道各社に減量ダイヤ導入を要請。国交省と関西電力「猛暑だと停電の恐れ」
http://dia.seesaa.net/article/209702187.html
-------------------------------------------------------------------
以上です。
これからも「鉄道ダイヤ改正ニュース」をよろしくお願いします。
ここで謝らないといけないのですが、「第5位」が2つあります。最終回をアップするまで気付きませんでした。今更全部ずらすのも何なのでこのまま公開させていただきます。
また、これまでの記事へのコメントありがとうございます。順位予想や、皆様が考える順位を寄せていただき参考になりました。今回辛うじて順位はつけましたが、5〜2位までは、順位にあまり意味はなく、どれもトップ級だと思います。
<25位〜16位はこちら> <15位〜6位はこちら>
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第5位(1)■ 京阪中之島線開業、種別は私鉄最多の10種類に。しかし、5年で日中は普通のみ(2008年)
京阪中之島線の開業に伴うダイヤ改正で、京阪は一気に5つの新種別を設定し、おそらく私鉄史上最多と思われる10種類となりました。なお、中之島線は開業時は、日中は快速急行と区間急行で計毎時8本あり、本線は枚方市発着の特急が登場するという衝撃もありましたが、徐々に優等が削減され、2013年には普通のみの毎時6本になりました。
(追記。深夜急行は消滅という記述がありましたが、現存していますので削除しました。コメント欄にsunnyさんからご指摘いただきました。ありがとうございました)
[京阪]中之島新線の開業ダイヤ発表。日中は毎時8本。「快速急行」を新設
http://dia.seesaa.net/article/93729097.html
[京阪]快速特急、深夜急行など登場。種別の数が10種類に。10/19の改正で
http://dia.seesaa.net/article/105539488.html
[京阪]中之島線は日中ついに普通のみに。特急以外の日中パターンが変更。「おりひめ」「ひこぼし」消滅(2013年3月16日・一斉ダイヤ改正・7)
http://dia.seesaa.net/article/313985959.html
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第5位(2)■ 阪神なんば線開業、快速急行が直通の主力優等に変身(2008年)
阪神西大阪線が難波に延伸して、近鉄と直通運転を開始しました。直通の主力優等は快速急行。阪神の快速急行といえば、これまで長らく、特急が止まる駅を通過し、止まらない駅に止まる、特急の補完的な種別でしたが、この改正で役割ががらっと変わりました。
[阪神][近鉄]阪神なんば線開業ダイヤ発表。快速急行は平日昼間は全駅停車
http://dia.seesaa.net/article/112740947.html
[阪神]特急が甲子園停車。準急廃止、急行は福島通過、区間特急は青木始発に。なんば線開業で、本線も大規模ダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/112741051.html
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第4位■ 東京メトロ副都心線開業。有楽町線に準急設定するも、通過駅の反発ですぐに姿消す(2008年)
東京メトロ副都心線開業。東武東上、西武池袋の各線が新宿・渋谷への直通ルートを手に入れました。有楽町線との直通も継続。有楽町線も和光市−池袋間で通過運転する「準急」を新設。しかし、通過駅の地元の反発で、半年で大半が各停化されました。その後、東急東横線とも直通運転を始め、横浜高速鉄道も含めた5社の相互直通運転となりました。
[東京メトロ]副都心線開業ダイヤ発表。池袋−和光市間も通過運転。有楽町線には準急が登場
http://dia.seesaa.net/article/91251614.html
[東京メトロ][東武][西武]有楽町線「準急」の大半を各停化、副都心線も一部修正。11/29に改正
http://dia.seesaa.net/article/109407785.html
[東京メトロ]有楽町線の準急全廃。副都心線土休日は明治神宮前に急行停車。3月に改正
http://dia.seesaa.net/article/140244838.html
[東急][東京メトロ][西武][東武]日中の東横特急は、副都心線急行に。日比谷線との直通は全廃。直通運転開始は3/16に
http://dia.seesaa.net/article/282920490.html
[メトロ][東急]東横=副都心線直通ダイヤの詳細発表。新宿三丁目折り返しが日中毎時2本。東横線渋谷始発はほぼ各停のみ(2013年3月16日・一斉ダイヤ改正・8)
http://dia.seesaa.net/article/315218883.html
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第3位■ 東武伊勢崎線が半直を基本に大転換。種別も再編(2006年)
路線開業に伴わないダイヤ改正としては、これが最もインパクトがありました。東武伊勢崎線ではこの改正までは、一般車による主力優等は「準急」でした。浅草から、太田、東武宇都宮などへの準急が走っていました。半蔵門線の直通は2003年に始まりましたが、日中は毎時4本の「通勤準急」と「区間準急」が走るだけでした。この改正で、主力優等を半蔵門線直通の「急行」(従来の通勤準急)に据え、浅草発着の優等は激減。自社ターミナルを捨てても、利便性向上に駆けた大胆な選択でした。
[東武]来年3月に伊勢崎線・日光線などで白紙ダイヤ改正、種別も再編。半蔵門線直通を基本に据えたダイヤに(2005/12/17)
http://dia.seesaa.net/article/10746256.html
[東武]伊勢崎・日光線も大幅改正。日中はほぼ30分パターンに。日中の区準廃止、日光線区間急行はほぼ消滅。区快は日中半減・停車駅削減(2013年3月16日・一斉ダイヤ改正・13)
http://dia.seesaa.net/article/322581102.html
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第2位■ 上野東京ライン開業。常磐、宇都宮、高崎各線の本数「争い」(2015年)
JR東日本の上野東京ラインの開業で、東海道線と高崎、宇都宮、常磐の各線がそれぞれ直通するようになりました。開業前には、常磐、宇都宮、高崎の各線の沿線が、自分の路線の直通を多くするよう運動を展開。趣味的にみても、上野駅の平面交差や、TXなどへの対抗をどこまでするかなど、3線の配分が注目されていました。
[JR東日本]上野東京ライン(東北縦貫線)の運転計画、秋にも発表?常磐線快速との直通頻度は
http://dia.seesaa.net/article/401554083.html
[JR東日本]上り8時台は宇都宮・高崎・常磐の各線が5本ずつ。常磐線は品川まで乗り入れ。上野東京ラインの運行概要発表
http://dia.seesaa.net/article/408042164.html
[JR東日本]上野東京ライン、全時刻発表、成田線からの直通も。京浜東北線は神田に快速停車(2015年3月14日ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/410936764.html
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第1位■ 東日本大震災。時刻表のない3月、その後の節電ダイヤ(2011年)
2011年3月11日の東日本大震災。東北を中心に甚大な被害がありましたが、首都圏の各鉄道では、電力逼迫のために、ダイヤは大混乱しました。3月中は、輪番制計画停電の対応で6時間ぐらい完全に運休したり、平日も土休日ダイヤで運転したり、時刻表も掲示されなかったり。その後も節電のための間引き運転が、夏の終わりまで続きました。ダイヤ改正ニュースでは、3月下旬と5月末、7月上旬にそのときの首都圏各私鉄の間引き状況を調べて記事にしていますが、今振り返ってもなかなか考えられない減便ぶりでした。なお、被災地では、今も鉄道が再開していないところもあり、一日も早い復興が望まれます。
▼震災直後、3月下旬時点での特別ダイヤ・首都圏私鉄のターミナル駅時刻表
(西) http://dia.seesaa.net/article/192796764.html
(東) http://dia.seesaa.net/article/192986314.html
▼5/28時点での節電減量ダイヤまとめ
http://dia.seesaa.net/article/205764408.html
▼電力使用制限令による7月以降の特別ダイヤ
http://dia.seesaa.net/article/213272813.html
[JR東日本]電力使用制限令、毎時4本以上の区間は午後0〜3時まで電力使用削減を規定。JR東日本も減量ダイヤ導入
http://dia.seesaa.net/article/208965921.html
[JR東日本]6/24から節電のため減量ダイヤ。総武線各停の津田沼以東は毎時3本に
http://dia.seesaa.net/article/210390828.html
関西の鉄道各社に減量ダイヤ導入を要請。国交省と関西電力「猛暑だと停電の恐れ」
http://dia.seesaa.net/article/209702187.html
-------------------------------------------------------------------
以上です。
これからも「鉄道ダイヤ改正ニュース」をよろしくお願いします。
2015年12月12日
この10年のインパクトのあるダイヤ改正トップ25<15〜6位>
前回に続きまして、この10年間でインパクトのあったダイヤ改正トップ25。独断と偏見によるチョイスの、第15位から6位までをお届けします。
<25位〜16位はこちら>
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第15位■ 西武新宿線のシンプル化。急行6本、普通6本。「拝島快速」は短命に終わる(2012年)
西武新宿線が思い切った減便をしました。日中は、急行6本、普通6本。それ以前は優等7本、普通8本で減便ですが、10分毎に揃え、通過待避を減らすことで利便性を高めたとしています。拝島線で通過運転をする「拝島快速」は2008年に登場しましたが、4年で消滅しました。
[西武]新宿線の日中がシンプル化&減便。急行通過駅は毎時6本に。快急、拝島快速、日中の準急は廃止
http://dia.seesaa.net/article/271092451.html
[西武]副都心線直通は日中は4本。新宿線には新種別「拝島快速」誕生
http://dia.seesaa.net/article/91386451.html
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第14位■ 近鉄の「大規模減便」。「準急全廃」との報道もあったが実際は小粒?(2012年)
近畿日本鉄道が、経費削減のため大幅減便を伴う抜本的ダイヤ改正をすると報じられたのが2010年。「準急は廃止」との報道もありましたが、2012年にその内容が発表になると、そのようなことはなく、逆に名古屋線の急行を増やすなどの攻めの姿勢も見られる内容でした。
[近鉄]「大規模減量」ダイヤついに発表。大阪線快急の停車駅変更。名古屋線は急行毎時1本増。ダイヤ改正は3/20
http://dia.seesaa.net/article/247687841.html
[近鉄]特急も再編。名阪特急の全列車が津に停車。京都線で奈良・橿原両系統を併結。毎時1本程度減便か。3/20にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/248099332.html
[近鉄]「準急は廃止の方向」と各紙報じる。2012年の抜本的ダイヤ改正で
http://dia.seesaa.net/article/166077800.html
[近鉄]経費削減のため、2012年に近鉄が抜本ダイヤ改正。特急停車駅見直しや本数削減。日経が報じる
http://dia.seesaa.net/article/156181590.html
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第13位■ 東急田園都市線、朝ラッシュ時に急行を格下げし「準急」に(2007年)
首都圏随一の混雑路線になり、ラッシュ時は遅延が慢性化していた東急田園都市線で、二子玉川以東はすべて各駅停車化した「準急」を新設し、朝ラッシュ時上りの急行を準急に格下げしました。急行に偏りがちだった混雑を平準化することで、遅延防止を目指しましたが、究極の方法でもありました。その後、東京メトロ東西線、JR京葉線などでも似たような施策が採用されました
[東急]田園都市線、朝ラッシュ時の急行が二子玉川以東は各駅停車に、今春の改正で
http://dia.seesaa.net/article/31164646.html
[東急]新種別は「準急」。現行の急行13本を格下げ。田園都市線改正を正式発表。08年の大井町線急行運転の概要も
http://dia.seesaa.net/article/31459452.html
[JR東日本]京葉線の朝ラッシュ時快速と武蔵野線直通を各駅停車に格下げ。武蔵野線は日中10分間隔に増発(2013年3月16日・JR一斉ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/309140371.html
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第12位■ モノレールで通過追い越し。東京モノレールの昭和島待避線完成。空港快速を増発(2007年)
京急の攻勢に対抗すべく、東京モノレールがとった速達化施策が、昭和島での待避線の建設でした。モノレールで通過追い越しは、全国でもここだけでしょう。
[東京モノレール]昭和島待避線完成、「空港快速」「区間快速」を増発、07/3/18に改正
http://dia.seesaa.net/article/30120003.html
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第11位■ 京急、蒲田立体化。羽田アクセスをチューンナップ(2010年、2012年)
京浜急行は、空港線と本線の分岐駅である京急蒲田駅を、2層構造で、切り欠きホームもある巨大な立体駅にしました。それ以前は、地上の2面3線でした。一方、蒲田を通過する列車を登場させて、地元の大田区との摩擦も話題になりました。その後、北行は快特10分毎、南行は急行10分毎に増発。確実にチューンナップしてきています
[京急]ついにダイヤ改正発表。エアポート急行は蒲田以南も運転。エアポート快特は蒲田通過。快特が八景停車
http://dia.seesaa.net/s/article/147367120.html
[京急]エアポート快特の「蒲田通過」に地元・大田区が猛反発。区議がブログで怒り表明
http://dia.seesaa.net/s/article/148023176.html
[京急]蒲田立体化新ダイヤ発表!日中の品川方面は快特+エア快が毎時6本、横浜方面はエア急が毎時6本。エア快は減少
http://dia.seesaa.net/article/284094511.html
[京急]大田区が新ダイヤを「歓迎」 エア快の存在「受け止める」、HPで区長がコメント
http://dia.seesaa.net/article/285150608.html
[京成][北総][都営]浅草線、日中のエア快が倍増、20分毎に。青砥で京成本線特急と両方向で接続。11/8にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/406423253.html
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第10位■ 京成、成田スカイアクセス開業。2年後に無駄ないダイヤに。本線特急との接続も強化(2010年〜)
京成が成田スカイアクセスを開業。スカイライナーを同線経由に変更し、通勤車両を使った「アクセス特急」の運行を開始しました。一方で、京成本線には有料特急の「シティライナー」を誕生させました。2年後には、シティライナーを縮小し、代わりにアクセス特急の待避待ちを大幅に減少させる「無駄のない」ダイヤにブラッシュアップされました。
[北総][京成]スカイアクセス開業ダイヤの概要を発表。新しい「特急」は日中浅草線経由
http://dia.seesaa.net/article/151293939.html
[京成]新ライナーは毎時2本、本線経由は「シティライナー」。快速が千住大橋停車。京成HPに発表資料
http://dia.seesaa.net/article/151296537.html
[京成][北総]アクセス特急の所要時間短縮、日中の印西牧の原折り返しを印旛日本医大まで延長。シティーライナーは1日1本に。京成本線の詳細は依然不明。10/21にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/293289678.html
[京成]新ダイヤの時刻公表、日中は下り青砥で本線特急とアク特が相互接続。10/21ダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/295043962.html
[京成][北総][都営]浅草線、日中のエア快が倍増、20分毎に。青砥で京成本線特急と両方向で接続。11/8にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/406423253.html
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第9位■ ブルートレイン、全廃
この10年は、まさにブルートレイン全廃への道のりでした。この下の2007年の記事。この時点では、銀河、なは、あかつきのいずれも現役で、しかも日本海、北斗星は毎日2往復あったのです。
(この項目だけ都市鉄道ではありませんが、やはりこれは外せませんでした)
[JR]東海道ブルトレが一気に消える?「来春に銀河、なは、あかつき廃止」と報道。09年には「はやぶさ、富士も」
http://dia.seesaa.net/article/67292776.html
[JR]九州ブルトレ全廃へ。ムーンライト2列車も臨時化。最後の昼行急行「つやま」も廃止(2009年3月ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/111466291.html
[JR]客車寝台特急「全廃の見通し」と毎日新聞報じる。あけぼの、北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスも
http://dia.seesaa.net/article/379600319.html
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第8位■ 小田急、メトロ直通の有料特急新設。急行の分割・併合が激減、箱根直通急行全廃(2008年)
地下鉄(東京メトロ)直通の有料特急(ロマンスカー)が走り始めました。一方で、箱根湯本に直通する急行は全廃され、また小田急の名物でもあった急行の分割・併合も激減しました(のちに全廃)。
[小田急][東京メトロ]直通特急の停車駅は千代田線内4駅。成城も特急停車駅に。概要を発表
http://dia.seesaa.net/article/61472997.html
[小田急]分割・併合が激減、箱根ゆき急行は全廃。3/15にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/83906550.html
[小田急]新ダイヤの時刻表を公開。足柄5駅は減便。複々線区間の緩急接続案内を廃止?
http://dia.seesaa.net/article/87835186.html
[小田急]土休日も小田原発着の快速急行を運転。途中駅の解結はついに全廃。JRと同日にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/240880152.html
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第7位■ 京王、シーズンダイヤの終焉(2006年)
京王は2006年まで、4月〜6月・9月〜11月の行楽期と、12月〜3月・7月〜8月の通常期で、土休日ダイヤを分けていました。行楽期のシーズンダイヤでは、特急京王八王子・高尾山口ゆき(併結)や急行多摩動物公園ゆきが運転されていました。行楽期に全く異なるダイヤを使うことは以前は他の路線でもよくあることでしたが、大手私鉄では京王が最後でしたね。
[京王]9/1にダイヤ改正。土日・平日夕方の特急を準特急化。京王線シーズンダイヤ廃止(2006/8/1)
http://dia.seesaa.net/article/21753780.html
[京王]9/1改正時刻を発表。土休日の下り特急は2本だけ、併結特急は廃止(2006/8/25)
http://dia.seesaa.net/article/22795925.html
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第6位■ JR西日本のアーバンネットワークの減便。大阪環状線も一部駅毎時4本(2006年〜)
尼崎脱線事故後、JR西日本はアーバンネットワークでも減便を始め、毎年のように削減が続きました。2010年以後は、大阪環状線でも一部の駅は、日中毎時4本になりました。ただ、JR西日本は削減についても包み隠さずリリースで説明する姿勢がみられました。
[JR西日本]3/18アーバンネット新ダイヤ。余裕加味の一方で、140本減便
http://dia.seesaa.net/article/12583050.html
[JR西日本]各地で普通列車いっせい減便、地方にも土休日ダイヤ。「はるか」も一部臨時化(2010年3月JRダイヤ改正・4)
http://dia.seesaa.net/article/136116129.html
[JR西日本]西九条−大阪間の普通も一部時間帯毎時4本か。福島には快速停車(2012年3月17日ダイヤ改正・6)
http://dia.seesaa.net/article/241591074.html
[JR西日本]阪和線は夕方に快速増、普通は減。学研都市線の日中さらに短縮(2015年3月14日ダイヤ改正・8)
http://dia.seesaa.net/article/411326047.html
<25位〜16位はこちら>
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第15位■ 西武新宿線のシンプル化。急行6本、普通6本。「拝島快速」は短命に終わる(2012年)
西武新宿線が思い切った減便をしました。日中は、急行6本、普通6本。それ以前は優等7本、普通8本で減便ですが、10分毎に揃え、通過待避を減らすことで利便性を高めたとしています。拝島線で通過運転をする「拝島快速」は2008年に登場しましたが、4年で消滅しました。
[西武]新宿線の日中がシンプル化&減便。急行通過駅は毎時6本に。快急、拝島快速、日中の準急は廃止
http://dia.seesaa.net/article/271092451.html
[西武]副都心線直通は日中は4本。新宿線には新種別「拝島快速」誕生
http://dia.seesaa.net/article/91386451.html
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第14位■ 近鉄の「大規模減便」。「準急全廃」との報道もあったが実際は小粒?(2012年)
近畿日本鉄道が、経費削減のため大幅減便を伴う抜本的ダイヤ改正をすると報じられたのが2010年。「準急は廃止」との報道もありましたが、2012年にその内容が発表になると、そのようなことはなく、逆に名古屋線の急行を増やすなどの攻めの姿勢も見られる内容でした。
[近鉄]「大規模減量」ダイヤついに発表。大阪線快急の停車駅変更。名古屋線は急行毎時1本増。ダイヤ改正は3/20
http://dia.seesaa.net/article/247687841.html
[近鉄]特急も再編。名阪特急の全列車が津に停車。京都線で奈良・橿原両系統を併結。毎時1本程度減便か。3/20にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/248099332.html
[近鉄]「準急は廃止の方向」と各紙報じる。2012年の抜本的ダイヤ改正で
http://dia.seesaa.net/article/166077800.html
[近鉄]経費削減のため、2012年に近鉄が抜本ダイヤ改正。特急停車駅見直しや本数削減。日経が報じる
http://dia.seesaa.net/article/156181590.html
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第13位■ 東急田園都市線、朝ラッシュ時に急行を格下げし「準急」に(2007年)
首都圏随一の混雑路線になり、ラッシュ時は遅延が慢性化していた東急田園都市線で、二子玉川以東はすべて各駅停車化した「準急」を新設し、朝ラッシュ時上りの急行を準急に格下げしました。急行に偏りがちだった混雑を平準化することで、遅延防止を目指しましたが、究極の方法でもありました。その後、東京メトロ東西線、JR京葉線などでも似たような施策が採用されました
[東急]田園都市線、朝ラッシュ時の急行が二子玉川以東は各駅停車に、今春の改正で
http://dia.seesaa.net/article/31164646.html
[東急]新種別は「準急」。現行の急行13本を格下げ。田園都市線改正を正式発表。08年の大井町線急行運転の概要も
http://dia.seesaa.net/article/31459452.html
[JR東日本]京葉線の朝ラッシュ時快速と武蔵野線直通を各駅停車に格下げ。武蔵野線は日中10分間隔に増発(2013年3月16日・JR一斉ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/309140371.html
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第12位■ モノレールで通過追い越し。東京モノレールの昭和島待避線完成。空港快速を増発(2007年)
京急の攻勢に対抗すべく、東京モノレールがとった速達化施策が、昭和島での待避線の建設でした。モノレールで通過追い越しは、全国でもここだけでしょう。
[東京モノレール]昭和島待避線完成、「空港快速」「区間快速」を増発、07/3/18に改正
http://dia.seesaa.net/article/30120003.html
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第11位■ 京急、蒲田立体化。羽田アクセスをチューンナップ(2010年、2012年)
京浜急行は、空港線と本線の分岐駅である京急蒲田駅を、2層構造で、切り欠きホームもある巨大な立体駅にしました。それ以前は、地上の2面3線でした。一方、蒲田を通過する列車を登場させて、地元の大田区との摩擦も話題になりました。その後、北行は快特10分毎、南行は急行10分毎に増発。確実にチューンナップしてきています
[京急]ついにダイヤ改正発表。エアポート急行は蒲田以南も運転。エアポート快特は蒲田通過。快特が八景停車
http://dia.seesaa.net/s/article/147367120.html
[京急]エアポート快特の「蒲田通過」に地元・大田区が猛反発。区議がブログで怒り表明
http://dia.seesaa.net/s/article/148023176.html
[京急]蒲田立体化新ダイヤ発表!日中の品川方面は快特+エア快が毎時6本、横浜方面はエア急が毎時6本。エア快は減少
http://dia.seesaa.net/article/284094511.html
[京急]大田区が新ダイヤを「歓迎」 エア快の存在「受け止める」、HPで区長がコメント
http://dia.seesaa.net/article/285150608.html
[京成][北総][都営]浅草線、日中のエア快が倍増、20分毎に。青砥で京成本線特急と両方向で接続。11/8にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/406423253.html
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第10位■ 京成、成田スカイアクセス開業。2年後に無駄ないダイヤに。本線特急との接続も強化(2010年〜)
京成が成田スカイアクセスを開業。スカイライナーを同線経由に変更し、通勤車両を使った「アクセス特急」の運行を開始しました。一方で、京成本線には有料特急の「シティライナー」を誕生させました。2年後には、シティライナーを縮小し、代わりにアクセス特急の待避待ちを大幅に減少させる「無駄のない」ダイヤにブラッシュアップされました。
[北総][京成]スカイアクセス開業ダイヤの概要を発表。新しい「特急」は日中浅草線経由
http://dia.seesaa.net/article/151293939.html
[京成]新ライナーは毎時2本、本線経由は「シティライナー」。快速が千住大橋停車。京成HPに発表資料
http://dia.seesaa.net/article/151296537.html
[京成][北総]アクセス特急の所要時間短縮、日中の印西牧の原折り返しを印旛日本医大まで延長。シティーライナーは1日1本に。京成本線の詳細は依然不明。10/21にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/293289678.html
[京成]新ダイヤの時刻公表、日中は下り青砥で本線特急とアク特が相互接続。10/21ダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/295043962.html
[京成][北総][都営]浅草線、日中のエア快が倍増、20分毎に。青砥で京成本線特急と両方向で接続。11/8にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/406423253.html
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第9位■ ブルートレイン、全廃
この10年は、まさにブルートレイン全廃への道のりでした。この下の2007年の記事。この時点では、銀河、なは、あかつきのいずれも現役で、しかも日本海、北斗星は毎日2往復あったのです。
(この項目だけ都市鉄道ではありませんが、やはりこれは外せませんでした)
[JR]東海道ブルトレが一気に消える?「来春に銀河、なは、あかつき廃止」と報道。09年には「はやぶさ、富士も」
http://dia.seesaa.net/article/67292776.html
[JR]九州ブルトレ全廃へ。ムーンライト2列車も臨時化。最後の昼行急行「つやま」も廃止(2009年3月ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/111466291.html
[JR]客車寝台特急「全廃の見通し」と毎日新聞報じる。あけぼの、北斗星、カシオペア、トワイライトエクスプレスも
http://dia.seesaa.net/article/379600319.html
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第8位■ 小田急、メトロ直通の有料特急新設。急行の分割・併合が激減、箱根直通急行全廃(2008年)
地下鉄(東京メトロ)直通の有料特急(ロマンスカー)が走り始めました。一方で、箱根湯本に直通する急行は全廃され、また小田急の名物でもあった急行の分割・併合も激減しました(のちに全廃)。
[小田急][東京メトロ]直通特急の停車駅は千代田線内4駅。成城も特急停車駅に。概要を発表
http://dia.seesaa.net/article/61472997.html
[小田急]分割・併合が激減、箱根ゆき急行は全廃。3/15にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/83906550.html
[小田急]新ダイヤの時刻表を公開。足柄5駅は減便。複々線区間の緩急接続案内を廃止?
http://dia.seesaa.net/article/87835186.html
[小田急]土休日も小田原発着の快速急行を運転。途中駅の解結はついに全廃。JRと同日にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/240880152.html
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第7位■ 京王、シーズンダイヤの終焉(2006年)
京王は2006年まで、4月〜6月・9月〜11月の行楽期と、12月〜3月・7月〜8月の通常期で、土休日ダイヤを分けていました。行楽期のシーズンダイヤでは、特急京王八王子・高尾山口ゆき(併結)や急行多摩動物公園ゆきが運転されていました。行楽期に全く異なるダイヤを使うことは以前は他の路線でもよくあることでしたが、大手私鉄では京王が最後でしたね。
[京王]9/1にダイヤ改正。土日・平日夕方の特急を準特急化。京王線シーズンダイヤ廃止(2006/8/1)
http://dia.seesaa.net/article/21753780.html
[京王]9/1改正時刻を発表。土休日の下り特急は2本だけ、併結特急は廃止(2006/8/25)
http://dia.seesaa.net/article/22795925.html
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第6位■ JR西日本のアーバンネットワークの減便。大阪環状線も一部駅毎時4本(2006年〜)
尼崎脱線事故後、JR西日本はアーバンネットワークでも減便を始め、毎年のように削減が続きました。2010年以後は、大阪環状線でも一部の駅は、日中毎時4本になりました。ただ、JR西日本は削減についても包み隠さずリリースで説明する姿勢がみられました。
[JR西日本]3/18アーバンネット新ダイヤ。余裕加味の一方で、140本減便
http://dia.seesaa.net/article/12583050.html
[JR西日本]各地で普通列車いっせい減便、地方にも土休日ダイヤ。「はるか」も一部臨時化(2010年3月JRダイヤ改正・4)
http://dia.seesaa.net/article/136116129.html
[JR西日本]西九条−大阪間の普通も一部時間帯毎時4本か。福島には快速停車(2012年3月17日ダイヤ改正・6)
http://dia.seesaa.net/article/241591074.html
[JR西日本]阪和線は夕方に快速増、普通は減。学研都市線の日中さらに短縮(2015年3月14日ダイヤ改正・8)
http://dia.seesaa.net/article/411326047.html
2015年12月11日
おかげさまで10周年。この10年のインパクトのあるダイヤ改正トップ25<25〜16位>
いつもご利用ありがとうございます。当サイト「鉄道ダイヤ改正ニュース」は、おかげさまで開設10周年を迎えました。最初に投稿したのは、2005年10月26日。本日までに書いた記事数は665本、いただいたコメント数は2万2千件に達しました。
開設当時は、ダイヤ改正に関するニュースが普通のニュースサイトに載ることは滅多になく、それならばと各社のプレスリリースを元に記事を書き始めました。最近では、コメントを多数寄せていただけるようになり、私の記事そのものよりも、皆様のコメントこそが、このサイトの価値を作っていると日々実感しております。この場を借りてお礼もうしあげます。
さて、当サイトとしてこの10年間を振り返り、インパクトのあったダイヤ改正「トップ25」を選んでみました。ただし、管理人の独断と偏見によるチョイスです。詳しくない地域や鉄道会社についてはどうしても選から漏れてしまいました。皆様からの異論をお待ちしています。
まず、今回は25位から16位をご紹介します。当時の記事の見出しとリンクも載せましたので、お暇があればご覧ください
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第25位■ 京王線調布地下化。特急の消滅から復活(2012〜2013年)
京王線の調布周辺が地下化し、本線(京王線)と相模原線で支障がなくなった一方、調布での折り返しができなくなりました。地下化と同時の改正では、わずかに残っていた特急が消滅。その半年後には、準特急を停車駅そのままで「特急」と名前を変えて、再登場しました。
[京王][都営]ついに「特急」消滅。調布地下化ダイヤ発表。ただし、今年度中にもう一度、抜本的なダイヤ改正も
http://dia.seesaa.net/article/281683043.html
[京王]「抜本的」ダイヤ改正を発表。橋本特急再び。区間急行登場。準特急は北野以西、快速は調布以西で各停化。井の頭線は日中増便
http://dia.seesaa.net/article/300515196.html
[京王][都営]特急は日中9本、本線特急は変化なし。深夜帯は12分毎に特急。都営は「全面的な改正」見送りか。2/22の新ダイヤ続報
http://dia.seesaa.net/article/314087059.html
[京王]平日夕方〜夜のパターンは劇的に変化。「多数の問い合わせがあった」として2/22ダイヤ改正の詳細をさらに発表
http://dia.seesaa.net/article/319789178.html
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第24位■ 東京と大阪の地下鉄が終電繰り下げ。「地下鉄は終電早い」批判受け(2013〜2014年)
大阪市営地下鉄、東京メトロ、東京都営地下鉄が、それぞれ一部の路線で終電を延長しました。猪瀬都知事、橋下大阪市長(いずれも当時)が、「地下鉄は終電が早い」と批判。猪瀬知事は、都営地下鉄とメトロとの統合を、橋下府知事は民営化をそれぞれ掲げて、現状の問題点として挙げていました
[東京メトロ]東西線、丸ノ内線で終電を延長。銀座線と丸ノ内線は増発で接続改善
http://dia.seesaa.net/article/375628375.html
[大阪市]四つ橋線と今里筋線は日中減便。各線で終電繰り下げ。3/23にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/323959972.html
[都営地下鉄]三田線、大江戸線の一部で終電繰り下げ(2014年3月15日一斉ダイヤ改正・3)
http://dia.seesaa.net/article/383266534.html
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第23位■ 震災後、東急が「夏ダイヤ」で早朝に増発。12月には終電繰り下げ実験も(2013年)
東日本大震災のあと、東急はいくつか意欲的な「時限」ダイヤ改正に取り組みました。池上線、多摩川線の「夏ダイヤ」と、東横線の田園都市線の終電繰り下げ。後者は定着しませんでしたが、前者は翌年にも実施されました
[東急]池上線、多摩川線に「夏ダイヤ」。7月から平日のラッシュ時を変更
http://dia.seesaa.net/article/366770499.html
[東急]渋谷発午前1時台に2本。東横線、田園都市線で「試験的」に12月金曜の終電延長
http://dia.seesaa.net/article/379549351.html
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第22位■ 日暮里・舎人ライナー開業。その後は増便につぐ増便(2008年〜)
東京都交通局は2008年に日暮里・舎人ライナーを開業。需要は予想をはるかに上回り、4ヶ月後には増便。その後も毎年のように増便のダイヤ改正が今も続いています。
[舎人ライナー]日暮里・舎人ライナー、平日日中は毎時8本。開業ダイヤを発表
http://dia.seesaa.net/article/84122290.html
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第21位■ 首都圏でも末端区間で減便(2012年〜)
2012年からJR東日本が首都圏の末端区間の減便を始めました。横須賀線の逗子以南、五日市線、川越線などがこれまでに対象になっています。
[JR東日本]首都圏でも末端区間で減便。横浜線、南武線などは増便(2012年3月17日ダイヤ改正・4)
http://dia.seesaa.net/article/241450702.html
[JR東日本]首都圏末端区間の減便、詳細判明。横須賀線逗子以南は毎時3本(2012年3月17日ダイヤ改正・11)
http://dia.seesaa.net/article/256274445.html
[JR東日本]末端部の減便、今回もさらに。五日市線、川越線が日中毎時2本に(2015年3月14日ダイヤ改正・3)
http://dia.seesaa.net/article/410999602.html
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第20位■ JR東日本、近郊各線区の日中毎時6本化(南武、武蔵野、常磐緩行、埼京、京葉)(2007年〜2015年)
JR東日本で、メガループと呼ばれる南武、武蔵野、京葉の各線と、埼京、常磐緩行の各線は、これまで歴史的に本数が少なかったところですが、ここ数年の改正で相次いで普通列車が、日中毎時6本(またはそれ以上)になりました。JR東日本は、メガループの強化を打ち出していて、南武線では快速運転も開始、現在では全区間で通過運転を行っています。
JR東日本]南武線が日中10分ヘッド化。山手線では34年ぶり朝の増発。来年3月の改正で
http://dia.seesaa.net/article/30133207.html
[JR東日本]京葉線の朝ラッシュ時快速と武蔵野線直通を各駅停車に格下げ。武蔵野線は日中10分間隔に増発(2013年3月16日・JR一斉ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/309140371.html
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第19位■ 中央線にてこ入れ。日中の特快を増発、パターン化。グリーン車導入も表明(2013年)
JR東日本が、中央線の改善を打ち出しました。2013年の改正では、最高時速が95キロから100キロになり、特快が増発されました。2010年には日中がパターン化。さらに、今後はグリーン車導入も決まり、整備が進む予定です
[JR東日本]中央線の「特快」増発、パターンも提示。土休日は青梅特快が毎時2本、最高時速100キロに。八王子支社が詳細発表(2013年3月16日・JR一斉ダイヤ改正・2)
http://dia.seesaa.net/article/309183733.html
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第18位■ 相鉄、ついに特急運転開始(2014年)
相模鉄道では、長らく優等の最上位は急行でしたが、その上をゆく「特急」の運転が始まりました。2006年に報道されてから、8年後のことでした。
[相鉄]ついに特急運転開始、本線・いずみ野線で各毎時2本。日中パターン大きく変わる。4/27にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/391113213.html
[相鉄]瀬谷、いずみ野での待避はゼロ、本線特急と快速が続行。“特急導入”新ダイヤ発表
http://dia.seesaa.net/article/394924017.html
[相鉄]停車駅絞った新種別(特急)の運行を検討、神奈川新聞が報道
http://dia.seesaa.net/article/16803237.html
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第17位■ 名鉄の運転系統再編。空港アクセス以外は全車特別車の特急が消滅(2008年)
名鉄の快速特急、特急はこの改正で、すべて「一部特別車」になりました。なお、以前は全車特別車の特急が多数走った河和線、内海線では、この3年後の改正では、全車一般車の特急も登場しました。
[名鉄]運転系統を大幅再編。快速特急より上の新種別「ミュースカイ」登場。12/27に改正
http://dia.seesaa.net/article/108848826.html
[名鉄]岐阜発着の日中ミュースカイ廃止。新木曽川・笠松が特急基本停車駅に。3/26にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/185381612.html
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第16位■ 東武東上線に定員制「TJライナー」登場、4扉クロス車を新造(2008年)
東武東上線が、副都心線との直通に合わせて、追加料金を払うと着席が保証される「TJライナー」の運行を開始。4扉のクロス車を新造しました。日中はロングシートにもなる車両でした。その後も増加し、来年には朝も走る予定です
[東武]東上線に定員制「ライナー」、4扉クロス車を新造。来年6月の改正で
http://dia.seesaa.net/article/68420712.html
開設当時は、ダイヤ改正に関するニュースが普通のニュースサイトに載ることは滅多になく、それならばと各社のプレスリリースを元に記事を書き始めました。最近では、コメントを多数寄せていただけるようになり、私の記事そのものよりも、皆様のコメントこそが、このサイトの価値を作っていると日々実感しております。この場を借りてお礼もうしあげます。
さて、当サイトとしてこの10年間を振り返り、インパクトのあったダイヤ改正「トップ25」を選んでみました。ただし、管理人の独断と偏見によるチョイスです。詳しくない地域や鉄道会社についてはどうしても選から漏れてしまいました。皆様からの異論をお待ちしています。
まず、今回は25位から16位をご紹介します。当時の記事の見出しとリンクも載せましたので、お暇があればご覧ください
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第25位■ 京王線調布地下化。特急の消滅から復活(2012〜2013年)
京王線の調布周辺が地下化し、本線(京王線)と相模原線で支障がなくなった一方、調布での折り返しができなくなりました。地下化と同時の改正では、わずかに残っていた特急が消滅。その半年後には、準特急を停車駅そのままで「特急」と名前を変えて、再登場しました。
[京王][都営]ついに「特急」消滅。調布地下化ダイヤ発表。ただし、今年度中にもう一度、抜本的なダイヤ改正も
http://dia.seesaa.net/article/281683043.html
[京王]「抜本的」ダイヤ改正を発表。橋本特急再び。区間急行登場。準特急は北野以西、快速は調布以西で各停化。井の頭線は日中増便
http://dia.seesaa.net/article/300515196.html
[京王][都営]特急は日中9本、本線特急は変化なし。深夜帯は12分毎に特急。都営は「全面的な改正」見送りか。2/22の新ダイヤ続報
http://dia.seesaa.net/article/314087059.html
[京王]平日夕方〜夜のパターンは劇的に変化。「多数の問い合わせがあった」として2/22ダイヤ改正の詳細をさらに発表
http://dia.seesaa.net/article/319789178.html
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第24位■ 東京と大阪の地下鉄が終電繰り下げ。「地下鉄は終電早い」批判受け(2013〜2014年)
大阪市営地下鉄、東京メトロ、東京都営地下鉄が、それぞれ一部の路線で終電を延長しました。猪瀬都知事、橋下大阪市長(いずれも当時)が、「地下鉄は終電が早い」と批判。猪瀬知事は、都営地下鉄とメトロとの統合を、橋下府知事は民営化をそれぞれ掲げて、現状の問題点として挙げていました
[東京メトロ]東西線、丸ノ内線で終電を延長。銀座線と丸ノ内線は増発で接続改善
http://dia.seesaa.net/article/375628375.html
[大阪市]四つ橋線と今里筋線は日中減便。各線で終電繰り下げ。3/23にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/323959972.html
[都営地下鉄]三田線、大江戸線の一部で終電繰り下げ(2014年3月15日一斉ダイヤ改正・3)
http://dia.seesaa.net/article/383266534.html
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第23位■ 震災後、東急が「夏ダイヤ」で早朝に増発。12月には終電繰り下げ実験も(2013年)
東日本大震災のあと、東急はいくつか意欲的な「時限」ダイヤ改正に取り組みました。池上線、多摩川線の「夏ダイヤ」と、東横線の田園都市線の終電繰り下げ。後者は定着しませんでしたが、前者は翌年にも実施されました
[東急]池上線、多摩川線に「夏ダイヤ」。7月から平日のラッシュ時を変更
http://dia.seesaa.net/article/366770499.html
[東急]渋谷発午前1時台に2本。東横線、田園都市線で「試験的」に12月金曜の終電延長
http://dia.seesaa.net/article/379549351.html
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第22位■ 日暮里・舎人ライナー開業。その後は増便につぐ増便(2008年〜)
東京都交通局は2008年に日暮里・舎人ライナーを開業。需要は予想をはるかに上回り、4ヶ月後には増便。その後も毎年のように増便のダイヤ改正が今も続いています。
[舎人ライナー]日暮里・舎人ライナー、平日日中は毎時8本。開業ダイヤを発表
http://dia.seesaa.net/article/84122290.html
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第21位■ 首都圏でも末端区間で減便(2012年〜)
2012年からJR東日本が首都圏の末端区間の減便を始めました。横須賀線の逗子以南、五日市線、川越線などがこれまでに対象になっています。
[JR東日本]首都圏でも末端区間で減便。横浜線、南武線などは増便(2012年3月17日ダイヤ改正・4)
http://dia.seesaa.net/article/241450702.html
[JR東日本]首都圏末端区間の減便、詳細判明。横須賀線逗子以南は毎時3本(2012年3月17日ダイヤ改正・11)
http://dia.seesaa.net/article/256274445.html
[JR東日本]末端部の減便、今回もさらに。五日市線、川越線が日中毎時2本に(2015年3月14日ダイヤ改正・3)
http://dia.seesaa.net/article/410999602.html
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第20位■ JR東日本、近郊各線区の日中毎時6本化(南武、武蔵野、常磐緩行、埼京、京葉)(2007年〜2015年)
JR東日本で、メガループと呼ばれる南武、武蔵野、京葉の各線と、埼京、常磐緩行の各線は、これまで歴史的に本数が少なかったところですが、ここ数年の改正で相次いで普通列車が、日中毎時6本(またはそれ以上)になりました。JR東日本は、メガループの強化を打ち出していて、南武線では快速運転も開始、現在では全区間で通過運転を行っています。
JR東日本]南武線が日中10分ヘッド化。山手線では34年ぶり朝の増発。来年3月の改正で
http://dia.seesaa.net/article/30133207.html
[JR東日本]京葉線の朝ラッシュ時快速と武蔵野線直通を各駅停車に格下げ。武蔵野線は日中10分間隔に増発(2013年3月16日・JR一斉ダイヤ改正・1)
http://dia.seesaa.net/article/309140371.html
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第19位■ 中央線にてこ入れ。日中の特快を増発、パターン化。グリーン車導入も表明(2013年)
JR東日本が、中央線の改善を打ち出しました。2013年の改正では、最高時速が95キロから100キロになり、特快が増発されました。2010年には日中がパターン化。さらに、今後はグリーン車導入も決まり、整備が進む予定です
[JR東日本]中央線の「特快」増発、パターンも提示。土休日は青梅特快が毎時2本、最高時速100キロに。八王子支社が詳細発表(2013年3月16日・JR一斉ダイヤ改正・2)
http://dia.seesaa.net/article/309183733.html
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第18位■ 相鉄、ついに特急運転開始(2014年)
相模鉄道では、長らく優等の最上位は急行でしたが、その上をゆく「特急」の運転が始まりました。2006年に報道されてから、8年後のことでした。
[相鉄]ついに特急運転開始、本線・いずみ野線で各毎時2本。日中パターン大きく変わる。4/27にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/391113213.html
[相鉄]瀬谷、いずみ野での待避はゼロ、本線特急と快速が続行。“特急導入”新ダイヤ発表
http://dia.seesaa.net/article/394924017.html
[相鉄]停車駅絞った新種別(特急)の運行を検討、神奈川新聞が報道
http://dia.seesaa.net/article/16803237.html
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第17位■ 名鉄の運転系統再編。空港アクセス以外は全車特別車の特急が消滅(2008年)
名鉄の快速特急、特急はこの改正で、すべて「一部特別車」になりました。なお、以前は全車特別車の特急が多数走った河和線、内海線では、この3年後の改正では、全車一般車の特急も登場しました。
[名鉄]運転系統を大幅再編。快速特急より上の新種別「ミュースカイ」登場。12/27に改正
http://dia.seesaa.net/article/108848826.html
[名鉄]岐阜発着の日中ミュースカイ廃止。新木曽川・笠松が特急基本停車駅に。3/26にダイヤ改正
http://dia.seesaa.net/article/185381612.html
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第16位■ 東武東上線に定員制「TJライナー」登場、4扉クロス車を新造(2008年)
東武東上線が、副都心線との直通に合わせて、追加料金を払うと着席が保証される「TJライナー」の運行を開始。4扉のクロス車を新造しました。日中はロングシートにもなる車両でした。その後も増加し、来年には朝も走る予定です
[東武]東上線に定員制「ライナー」、4扉クロス車を新造。来年6月の改正で
http://dia.seesaa.net/article/68420712.html