近畿日本鉄道(近鉄)は、2016年3月19日にほぼ全線区でダイヤ改正を行うと発表した。
一般列車から紹介する。
大阪線では、現在も朝夕に残っている準急の大半が、区間準急に格下げされる。朝方は、一部を残して区間準急化され、高安での空車増結も3列車にまで減る。ただし、合計での本数は増える。代わりに、普通の大半は高安発着になるようだ。さらに、ラッシュピーク前後の快急3本が、急行になる。
夜間20時以降の優等列車は、現行では毎時、快急3本、準急4本、普通5本だが、新ダイヤでは急行、区間準急、普通がすべて4本となる。急行は、河内国分で区間準急に接続する。遠近分離から緩急接続にシフトした形だ。普通は高安発着となり本数が減るが、後続の区間準急よりも高安まで先着する。
早朝には、大和八木発大阪上本町ゆきの急行が新設されるほか、河内国分発の始電が5分繰り上がり、5:15発準急となる。また深夜には、大阪上本町23:45発の準急五位堂ゆきが新設され、五位堂への終電が16分繰り下がる。
名古屋線では、日中の近鉄四日市発着の急行(毎時1本)が、準急に格下げとなる。ただし、後続の急行よりも終点まで先着するという。この急行は、
2012年の抜本的改正で設定されたが、5年で元に戻った形だ。
深夜帯では、23時台に近鉄名古屋発富吉ゆき普通1本が、桑名まで延長される。鈴鹿線の終電が12分繰り下がり、伊勢若松23:57発となる。さらに23時台に1本増発される。
奈良線では、大阪難波発奈良ゆきの終電が、新設される23:57発区間準急となり、平日は6分、土休日は11分繰り下がる(いずれも現行では普通)。
次に、
特急列車。まず、朝夕の一部の名阪特急が、新たに伊賀神戸に停車する。停車するのは、朝は名古屋方向の2本、夕方は名古屋からの5本。また、久居駅も同様に朝夕の名古屋方面との特急の停車が増える。平日には、鳥羽20:40発近鉄名古屋ゆき、土休日には、近鉄名古屋8:20発のアーバンライナーが増発される。また南大阪線・吉野線の日中の特急の時刻が、毎時で揃えられる。
http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/hdaiyahennkou.pdfこの情報は、Lokiさんよりいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 23:43
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