つくばエクスプレス(TX、首都圏新都市鉄道)は2019年度末に、新車両を5編成増備し、平日朝ラッシュピーク時間帯に3本増発するダイヤ改正を行うという。さらに、交直車両の一部車両にあるボックスシートの大半をロングシート化して、定員を増やす。
2019年度末のダイヤ改正では、朝ラッシュピーク時間帯の運行本数を、現行の22本から25本に増やす。また、交直車両のロングシート化は、23編成中16編成で行われる。この2点により、朝ラッシュ時間帯の輸送力を14〜15%程度増加させるとしている。
TXでは、2016年度末に守谷駅での緩急接続を可能にする改良工事が完了する予定で、そのタイミングでダイヤ改正が行われるものとみられる。
http://www.mir.co.jp/company/release/upload/133b0883d254d4163b165f0eacf7cd82.pdf
この情報は、のびさんからいただきました。ありがとうございました。
2016年10月27日
2016年10月24日
[京急][新京成]サイトに新情報追加。京急は空港線関連、新京成は「ダイヤ改正ありません」。11/19ダイヤ改正で
京浜急行、京成、北総、都営浅草線などで予定されている2016年11月19日のダイヤ改正(京急の記事はこちら、京成・北総・都営の記事はこちら)。京急電鉄と新京成電鉄が、サイト上で新たな発表をした。
京急のお知らせは、9月に発表されたプレスリリースで明らかにされていなかった空港線関連の内容が載っている。とはいえ、実際には泉岳寺−羽田空港間の列車4本が、都営線直通になるというもので、東京都交通局のリリースにも載っていた。
新京成は「11/19以降の電車の時刻について(変更ありません)」というタイトルのお知らせを掲載した。タイトルの通り、新京成ではダイヤ改正は行われないという案内だ。これまで、新京成は京成と同じ日にダイヤ改正をすることが多く、それで問い合わせがあったものと思われるが、「ダイヤ改正をやりません」という趣旨のリリースは珍しい。
(京急)
http://www.keikyu.co.jp/report/2016/20161006IN_16031NN.html
(新京成)
http://www.shinkeisei.co.jp/topics/2016/10270/
この情報は、SeriesN1000さん他からいただきました。ありがとうございました。
京急のお知らせは、9月に発表されたプレスリリースで明らかにされていなかった空港線関連の内容が載っている。とはいえ、実際には泉岳寺−羽田空港間の列車4本が、都営線直通になるというもので、東京都交通局のリリースにも載っていた。
新京成は「11/19以降の電車の時刻について(変更ありません)」というタイトルのお知らせを掲載した。タイトルの通り、新京成ではダイヤ改正は行われないという案内だ。これまで、新京成は京成と同じ日にダイヤ改正をすることが多く、それで問い合わせがあったものと思われるが、「ダイヤ改正をやりません」という趣旨のリリースは珍しい。
(京急)
http://www.keikyu.co.jp/report/2016/20161006IN_16031NN.html
(新京成)
http://www.shinkeisei.co.jp/topics/2016/10270/
この情報は、SeriesN1000さん他からいただきました。ありがとうございました。
2016年10月21日
[小田急]平日朝上りピーク時にもロマンスカー。2018年の複々線化完成ダイヤ改正で。数年前から検討を表明
小田急電鉄は、2018年3月に予定している複々線化完成に伴うダイヤ改正で、朝ラッシュ時にも上り特急ロマンスカーを走らせると発表した。小田急電鉄が複々線化後のダイヤについて公表するのは、今年4月にピーク時の本数や所要時間を明らかにして以来、2度目となる。
現在、平日朝上りのロマンスカーは、ピーク時を避けて、その前後に設定されている。7時台に新宿に到着する列車は2本、同じく7時台に大手町(東京メトロ千代田線)に到着する列車が1本。8時台はいずれも設定がない。
しかし、2018年3月のダイヤ改正では、朝8時台に到着する列車も含めて、7〜8時台に4本を増発し、計7本とするという。千代田線直通列車も含めての本数で、詳しい停車駅や運転区間については明らかになっていない。
平日夜間下りにも、1本増やす。これについて、日経新聞は新宿発深夜24時台となると報じている(現行の最終は23時台)。
また、この改正に合わせて、展望席のある新形式(70000形)を2編成新製する。土休日は9〜11時台は毎正時(00分)に新宿発の「スーパーはこね」を設定し、展望席のある形式で運行するという。
ここから私見。以前記事にしましたが、小田急電鉄は2009年、鉄道ピクトリアル誌のインタビューで、朝ピーク時のロマンスカー運行を検討している、と明かしていました。個人的には半信半疑でしたが、ここ最近の他社の流れを考えると、さすが小田急というところかもしれません。これから気になるのは、運転区間ですね。向ヶ丘遊園以遠からの運転となると、その分、通常の列車を減らさざるを得ないと思うのですが、そこに踏み込むか、もしくは遊園始発という意表を突く展開になるか。もう少し待つ必要がありそうです。
(小田急リリース)
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8498_7640382_.pdf
(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20HOK_Q6A021C1TI5000/
この情報は、くろださん、ぽちさん他からいただきました。ありがとうございました。
現在、平日朝上りのロマンスカーは、ピーク時を避けて、その前後に設定されている。7時台に新宿に到着する列車は2本、同じく7時台に大手町(東京メトロ千代田線)に到着する列車が1本。8時台はいずれも設定がない。
しかし、2018年3月のダイヤ改正では、朝8時台に到着する列車も含めて、7〜8時台に4本を増発し、計7本とするという。千代田線直通列車も含めての本数で、詳しい停車駅や運転区間については明らかになっていない。
平日夜間下りにも、1本増やす。これについて、日経新聞は新宿発深夜24時台となると報じている(現行の最終は23時台)。
また、この改正に合わせて、展望席のある新形式(70000形)を2編成新製する。土休日は9〜11時台は毎正時(00分)に新宿発の「スーパーはこね」を設定し、展望席のある形式で運行するという。
ここから私見。以前記事にしましたが、小田急電鉄は2009年、鉄道ピクトリアル誌のインタビューで、朝ピーク時のロマンスカー運行を検討している、と明かしていました。個人的には半信半疑でしたが、ここ最近の他社の流れを考えると、さすが小田急というところかもしれません。これから気になるのは、運転区間ですね。向ヶ丘遊園以遠からの運転となると、その分、通常の列車を減らさざるを得ないと思うのですが、そこに踏み込むか、もしくは遊園始発という意表を突く展開になるか。もう少し待つ必要がありそうです。
(小田急リリース)
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8498_7640382_.pdf
(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20HOK_Q6A021C1TI5000/
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タグ:小田急
2016年10月06日
[京成][北総][都営地下鉄]アク特1往復増便、千葉線は9割以上が6両に。都営浅草線は深夜に増発。11/19にダイヤ改正
京成電鉄と北総鉄道、東京都交通局は2016年11月19日、京成各線、北総線、都営浅草線のダイヤ改正を行う。京浜急行(すでに発表済み。記事はこちら)と同日の改正となる。
まず、成田スカイアクセスのアクセス特急について、早朝下り1本と、夜間に上り1本が増発される。
早朝の1本は、上野5:18発で成田空港6:14着。これまでの夏期臨時列車を定期化する。品川4:57発の都営浅草線直通列車と高砂で接続し、北総線の下り始発列車にも印旛日本医大で接続するため、多くの駅から、成田空港到着時刻が40分以上繰り上がる。上りは成田空港19時台に1本を増発。これまで夕方以降は1時間間隔だったが、20時台まで40分間隔となる。
京成千葉線・千原線では、4両編成の列車の大半が6両化される。千葉線では平日の運行本数の92%、土休日は96%が6両編成となる。本数の増減はない。
京成のリリースでは、京成本線についての案内は特にないが、北総のリリースを見ると、夜間の上り特急の時刻が4分ずれていたり、都交通局のリリースでは、成田への最終に接続する列車の時刻が4分ほどずれていたりする箇所があり、それなりの変更がありそうだ。
北総線では、京成本線との接続改善を平日夜間上りを中心に4箇所ではかる。そのほか、平日朝下りと、平日夜20時台下りの普通列車の運転間隔を調整して平準化させる。
東京都交通局のリリースによると、都営地下鉄浅草線は平日深夜23時台に両方向で増発する。西馬込発泉岳寺ゆき、泉岳寺発青砥ゆき、始発駅不明の西馬込ゆきの3本。
西馬込発着の列車数本を、羽田空港発着に変更する(代わりに西馬込−泉岳寺間の区間運転を行うものと見られる)。平日夜間に西馬込始発の列車3本を泉岳寺止まりとし、代わりに京急の羽田空港始発の列車に変更する。朝は、押上5:23発(現行ダイヤでは京成高砂始発)の列車が羽田空港ゆきとなる。
(京成)
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/161006_02.pdf
(北総)
http://www.hokuso-railway.co.jp/data/topics/272/20161006143100.pdf
(東京都交通局)
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/subway/2016/sub_p_201610065898_h.html
この情報は、橘さん、westantennaさんからいただきました。ありがとうございました。
まず、成田スカイアクセスのアクセス特急について、早朝下り1本と、夜間に上り1本が増発される。
早朝の1本は、上野5:18発で成田空港6:14着。これまでの夏期臨時列車を定期化する。品川4:57発の都営浅草線直通列車と高砂で接続し、北総線の下り始発列車にも印旛日本医大で接続するため、多くの駅から、成田空港到着時刻が40分以上繰り上がる。上りは成田空港19時台に1本を増発。これまで夕方以降は1時間間隔だったが、20時台まで40分間隔となる。
京成千葉線・千原線では、4両編成の列車の大半が6両化される。千葉線では平日の運行本数の92%、土休日は96%が6両編成となる。本数の増減はない。
京成のリリースでは、京成本線についての案内は特にないが、北総のリリースを見ると、夜間の上り特急の時刻が4分ずれていたり、都交通局のリリースでは、成田への最終に接続する列車の時刻が4分ほどずれていたりする箇所があり、それなりの変更がありそうだ。
北総線では、京成本線との接続改善を平日夜間上りを中心に4箇所ではかる。そのほか、平日朝下りと、平日夜20時台下りの普通列車の運転間隔を調整して平準化させる。
東京都交通局のリリースによると、都営地下鉄浅草線は平日深夜23時台に両方向で増発する。西馬込発泉岳寺ゆき、泉岳寺発青砥ゆき、始発駅不明の西馬込ゆきの3本。
西馬込発着の列車数本を、羽田空港発着に変更する(代わりに西馬込−泉岳寺間の区間運転を行うものと見られる)。平日夜間に西馬込始発の列車3本を泉岳寺止まりとし、代わりに京急の羽田空港始発の列車に変更する。朝は、押上5:23発(現行ダイヤでは京成高砂始発)の列車が羽田空港ゆきとなる。
(京成)
http://www.keisei.co.jp/keisei/kouhou/news/161006_02.pdf
(北総)
http://www.hokuso-railway.co.jp/data/topics/272/20161006143100.pdf
(東京都交通局)
http://www.kotsu.metro.tokyo.jp/newsevent/news/subway/2016/sub_p_201610065898_h.html
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[JR東日本]仙台・水戸支社で12/10ダイヤ改正。常磐線相馬−浜吉田間で運転再開
JR東日本は2016年12月10日、水戸支社、仙台支社管内でダイヤ改正を行う。
震災(津波)の影響で長く不通になっていた常磐線の相馬−浜吉田間で運転を再開する。このうち、駒ヶ嶺−浜吉田間は、震災前とはコースを変更して作り直した。小高−仙台間で直通列車が設定されるほか、各区間列車についても増発となる。特急列車の再開は見送られた
この改正後も残る不通区間は、福島第一原発に近い竜田−小高間のみとなる。南端である広野−竜田間は、この改正で2往復を増やす。
仙石東北ラインでは、女川への直通列車が、現行ダイヤでは石巻で30分ほど停車時間があったが、仙台発時刻を遅らせて、停車時間を6分に短縮する。
(JR東・水戸支社)
http://www.jrmito.com/press/160929/press_01.pdf
(JR東・仙台支社)
http://jr-sendai.com/upload-images/2016/09/20160929.pdf
この情報は、westantennaさん、ケイタさんからいただきました。ありがとうございました。
震災(津波)の影響で長く不通になっていた常磐線の相馬−浜吉田間で運転を再開する。このうち、駒ヶ嶺−浜吉田間は、震災前とはコースを変更して作り直した。小高−仙台間で直通列車が設定されるほか、各区間列車についても増発となる。特急列車の再開は見送られた
この改正後も残る不通区間は、福島第一原発に近い竜田−小高間のみとなる。南端である広野−竜田間は、この改正で2往復を増やす。
仙石東北ラインでは、女川への直通列車が、現行ダイヤでは石巻で30分ほど停車時間があったが、仙台発時刻を遅らせて、停車時間を6分に短縮する。
(JR東・水戸支社)
http://www.jrmito.com/press/160929/press_01.pdf
(JR東・仙台支社)
http://jr-sendai.com/upload-images/2016/09/20160929.pdf
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2016年10月05日
[バス]成田空港−大崎間の格安高速バス「成田シャトル」が10/31運行開始。ウィラーや京成など
成田空港と大崎駅を結ぶ格安高速バスが2016年10月31日から運行を開始する。運行会社は、ウィラー・エクスプレスと京成バス、千葉交通で、通常運賃は1200円。座席数限定だが、ネット予約の「WEB割」だと1000円となる。愛称は「成田シャトル」だという。
停留所は、大崎駅西口バスターミナルと成田空港(第1〜第3の各ターミナル)、芝山中学校入口、芝山町役場の6カ所。1日両方向合わせて43便。日中はほぼ1時間おきで、所要時間は両方向とも約1時間半。一部のピーク時間帯は30分間隔となる。
大崎駅西口バスターミナルは、2015年12月にオープンした。地方客にはまだまだ馴染みの薄いロケーションだが、JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、りんかい線といった多様なアクセスを売りにして、ウィラー系の高速バスが発着している。
ここから私見。2000年代の規制緩和とその揺り戻しの中でも、業態を着々と拡大するウィラー。いよいよ本格的な空港アクセスに参入ですね。京成など既存のバス会社も無視できなくなり、同時参入となったのでしょうね。ウィラーに限らず新規参入組はどこも、既存の会社がひしめくバスロータリーの中で、自社の場所確保に苦労していると伝えられますが、大崎ならやりやすいということなんでしょうね。もう1点、空港を越えて芝山町役場まで行くという選択も気になります。ざっと10キロは離れているようです。ウィラーの営業所が、わざわざ町役場のそばにできるようですが、何らかの好条件を提示して町が誘致したんでしょうか。その辺りも明らかになると参考になりそうですね。
http://www.keiseibus.co.jp/info/upfiles/8388c1373feeb53026c6461ae714959b.pdf
停留所は、大崎駅西口バスターミナルと成田空港(第1〜第3の各ターミナル)、芝山中学校入口、芝山町役場の6カ所。1日両方向合わせて43便。日中はほぼ1時間おきで、所要時間は両方向とも約1時間半。一部のピーク時間帯は30分間隔となる。
大崎駅西口バスターミナルは、2015年12月にオープンした。地方客にはまだまだ馴染みの薄いロケーションだが、JR山手線、埼京線、湘南新宿ライン、りんかい線といった多様なアクセスを売りにして、ウィラー系の高速バスが発着している。
ここから私見。2000年代の規制緩和とその揺り戻しの中でも、業態を着々と拡大するウィラー。いよいよ本格的な空港アクセスに参入ですね。京成など既存のバス会社も無視できなくなり、同時参入となったのでしょうね。ウィラーに限らず新規参入組はどこも、既存の会社がひしめくバスロータリーの中で、自社の場所確保に苦労していると伝えられますが、大崎ならやりやすいということなんでしょうね。もう1点、空港を越えて芝山町役場まで行くという選択も気になります。ざっと10キロは離れているようです。ウィラーの営業所が、わざわざ町役場のそばにできるようですが、何らかの好条件を提示して町が誘致したんでしょうか。その辺りも明らかになると参考になりそうですね。
http://www.keiseibus.co.jp/info/upfiles/8388c1373feeb53026c6461ae714959b.pdf
タグ:京成