現在、平日朝上りのロマンスカーは、ピーク時を避けて、その前後に設定されている。7時台に新宿に到着する列車は2本、同じく7時台に大手町(東京メトロ千代田線)に到着する列車が1本。8時台はいずれも設定がない。
しかし、2018年3月のダイヤ改正では、朝8時台に到着する列車も含めて、7〜8時台に4本を増発し、計7本とするという。千代田線直通列車も含めての本数で、詳しい停車駅や運転区間については明らかになっていない。
平日夜間下りにも、1本増やす。これについて、日経新聞は新宿発深夜24時台となると報じている(現行の最終は23時台)。
また、この改正に合わせて、展望席のある新形式(70000形)を2編成新製する。土休日は9〜11時台は毎正時(00分)に新宿発の「スーパーはこね」を設定し、展望席のある形式で運行するという。
ここから私見。以前記事にしましたが、小田急電鉄は2009年、鉄道ピクトリアル誌のインタビューで、朝ピーク時のロマンスカー運行を検討している、と明かしていました。個人的には半信半疑でしたが、ここ最近の他社の流れを考えると、さすが小田急というところかもしれません。これから気になるのは、運転区間ですね。向ヶ丘遊園以遠からの運転となると、その分、通常の列車を減らさざるを得ないと思うのですが、そこに踏み込むか、もしくは遊園始発という意表を突く展開になるか。もう少し待つ必要がありそうです。
(小田急リリース)
http://www.odakyu.jp/program/info/data.info/8498_7640382_.pdf
(日経新聞)
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ20HOK_Q6A021C1TI5000/
この情報は、くろださん、ぽちさん他からいただきました。ありがとうございました。
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