2017年05月22日

[東京都交通局]日暮里・舎人ライナー、朝ラッシュ時に増発。5/29にダイヤ改正

 東京都交通局は2017年5月29日、日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を行う。
 平日朝に2本増発する。見沼代親水公園発の6時台、7時台はいずれも18本の運行となる。
 日暮里・舎人ライナーは、2008年の開業以来、予想を上回る乗客増に対応するため、車両の増備が続いている。2008年の開業時は朝ラッシュ時は毎時最大12本だったが、2011年には最大15本2014年に最大16本2015年に最大17本と増えている。

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/nippori_toneri/2017/ntl_p_201705107409_h.html

この情報はへべれけ菩薩さんからいただきました。ありがとうございました。

【※5/28 22:30追記】タイトルの日付が間違っていたので修正しました。ご指摘ありがとうございました。
posted by Uchio at 21:52 | Comment(19) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [東京都交通局]日暮里・舎人ライナー、朝ラッシュ時に増発。5/29にダイヤ改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

[東京メトロ]銀座線も、ベビーカー事故を受けた停車時間増加。5/20にダイヤ改正

【※5/28 22:35追記】本文を修正しました。コメント欄の指摘に応じたものです。

 東京メトロは2017年5月20日、銀座線のダイヤ改正を行った。
 プレスリリースによると、一部駅の停車時間を見直す。リリース上は、それ以上の詳細は一切書かれていないが、2016年4月に半蔵門線九段下駅で無人のベビーカーが挟まったまま発車してしまった事故の再発防止策として、各線で停車時間に余裕を持たせるダイヤ改正を順次行うとしており、今回もその一環と思われる。
 そのほか、平日朝の渋谷発上野ゆき1本を、浅草ゆきに延長した。土休日の朝も、浅草ゆき1本を増発した。
 ここから私見。昨年の事故に人的被害はありませんでしたが、これを機にさまざまな対策を講じて、事故防止にしっかり取り組んでいる東京メトロの姿には好感を持っています。この対策によって、いつか起こるかもしれなかった大事故を防ぐことができたなら、乗客としてもこれ以上望ましいことはありません。一方で、もう1年前の事故をいちいちリリースに書きたくないというメトロの心情も、まあ理解できなくはないけれども、なんだかな。前向きに事故防止の対策をしてるんだから、もっと胸張ってほしいな、と思います。変な苦情でも来てるんですかね。

http://www.tokyometro.jp/news/images_h/metroNews20170427_47.pdf
http://www.tokyometro.jp/news/2017/188606.html

この情報は、るびすさんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 21:47 | Comment(13) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [東京メトロ]銀座線も、ベビーカー事故を受けた停車時間増加。5/20にダイヤ改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年05月02日

[東武]日比谷線直通優等、新しい空港アクセスを検討。野田線と伊勢崎線の直通も拡大。2020年度までの中期経営計画を発表

 東武鉄道は、2017年度から4ヶ年の経営方針をまとめた「東武グループ中期経営計画2017〜2020」の概要を発表した。「輸送サービスのレベルアップ」という箇所に、意欲的な内容が並んでいる。ウェブサイトに載っているプレスリリースでは項目名のみで詳しいことは明らかになっていないが、一つ一つ、紹介していく(各項目、途中から私見も混ざってます)。

●日比谷線直通優等を検討

 驚くべき項目の1つが「日比谷線直通列車速達性向上の検討」。これまで、伊勢崎線(スカイツリーライン)の地下鉄直通列車は、緩行線=日比谷線、急行線=半蔵門線という形で運転系統が固定化されてきた。通過運転区間がどの程度になるのか、配線を直すのかどうかなど、考えると興味深い。また、代わりに半蔵門線直通の普通ができれば、優等通過駅の価値向上にもつながると思うが、さすがにラッシュ時間帯は難しいだろう(日中も厳しいかも?)。

●ひきつづき、野田線を強化

 前回(2014年)に策定された「中期経営計画」では筆頭に挙げられていた、野田線(アーバンパークライン)の利便性向上については、今回も引き続き取り上げられている。
「六実−逆井間複線化と急行運転拡大による速達性向上」と「春日部駅ジャンクション機能強化(東武スカイツリーラインと東武アーバンパークラインの相互乗り入れ強化によるアクセス性向上)」の2つの項目が挙がった。
 六実−逆井間の複線化は、別のリリースの内容によると、2019年度末完成をめどに進めるという。春日部の「ジャンクション機能強化」は、なんらかの設備改良を伴うように感じられる表現だ。

●新たな都心・空港アクセスの検討

「鉄道ネットワーク拡充による新たな需要創出」という見出しには、2つの項目が挙げられている。一つが、「都心および空港へのアクセス性向上に向けた検討」だ。
 これまでの発表にはなかった内容で、具体的にどういうルートなのかが注目される。
 ニュースサイト「レスポンス」は、2016年の交通政策審議会答申で、JRの羽田空港アクセス線計画について、久喜駅から東武に乗り入れることの検討を期待するとの一文が添えられていたことを紹介し、それを踏まえたものだとする見解を示している。ただ、JR新線の開通時期は未定で、少なくとも2020年度には間に合わない。答申を前提にするのであれば、同じく答申に掲載された「蒲蒲線」も、開通したあかつきには、東上線との直通列車も運転されるものとみられる。
 とはいえ、この4年で実行可能な「空港へのアクセス向上」というと、なかなか難しく、大宮発着の成田エクスプレスを、期間限定で栗橋経由で東武日光まで走らせるというような、半分はインバウンド需要に期待という策になるのだろうか。まさか、新鎌ケ谷や押上など、空港アクセス路線への乗り換え駅へのアクセス向上ということもあるかもしれない。

●特急の地下鉄乗り入れも検討

「需要創出」の項目の2つ目が、「特急車両の地下鉄乗入れに向けた検討」。これ以上の記述はなく、どのルートを想定しているのかが気になるところだ。
 今春のダイヤ改正で投入された新車両「リバティ」は、併結のため貫通扉があり、比較的容易に乗り入れできる可能性もある。別記事のコメント欄では、くろださんから、東上線の「TJライナー」を、「S−TRAIN」のように東京メトロ有楽町線、副都心線の直通として運転する可能性もあるのでは、との指摘が寄せられている。
 また、計画には「フラグシップ特急車両の導入」という項目もあり、これは現行の「スペーシア」の置き換えになるのか、それともさらに上位の列車が新設されるのか、注目される。

(東武鉄道リリース)
http://www.tobu.co.jp/file/pdf/45b1654a4f72173989dec62a23761286/20170428-3.pdf
(レスポンスの記事)
https://response.jp/article/2017/04/28/294126.html

この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 20:51 | Comment(132) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [東武]日比谷線直通優等、新しい空港アクセスを検討。野田線と伊勢崎線の直通も拡大。2020年度までの中期経営計画を発表 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする