2017年07月11日

[JR東日本]朝の上野東京ラインが増発。すべて常磐線系統。特に中電はほぼ倍増。10月14日にダイヤ改正

 JR東日本は2017年10月14日に、上野東京ライン、常磐線、東北線を中心としたダイヤ改正を行うと発表した。
 上野東京ラインは、朝夕に本数が増発される。増発分はすべて、品川発着の常磐線系統というのが特徴的だ。
 特に朝ラッシュ時の南行は1時間あたり20本となり、現状よりも5本増える。増えた5本はいずれも常磐線系統で、中電(中距離電車=普通)が4本と、特急が1本。2015年3月の開業時から現在まで、宇都宮線、高崎線、常磐線の各系統はいずれも時間あたり5本だったが、これが常磐線だけ10本に増える。2013年時点で毎日新聞が「当初は15本だが、翌年には20本とする方針」と報じており、今回の件は開業前から検討されていたものがようやく実現したものとの可能性もある。
 早朝時間帯にも常磐線系統が誕生する。現ダイヤでは、常磐線からの品川ゆきの1本目は、成田6:32発(品川8:12着)だが、それより早い時間に4本(中電3本+快速1本)が増発される。1本目は勝田4:27発(品川6:43着)になる。
 夕方以降も、現状では快速のみで、ほぼ毎時3本だが、毎時4本に増え、中電2本+快速2本(うち1本は成田線直通)となる。
 常磐線の取手以遠と直通するいわゆる中電(中距離電車=普通)が大幅に増発される。現行ダイヤでは上下34本だが、30本増えて64本になるという。
 特急「ひたち」「ときわ」も大半が品川発着となる。
 東北線では、黒磯−郡山間の普通列車が、新白河で系統分離を行う。黒磯−新白河間は、交直流電車かディーゼル車での運行となる。鉄道ファンによる個人サイト「日本のデッドセクション」の記事によると、黒磯駅は現在、駅構内の線路の大半が交直流にいずれにも切り替えられるようになっているが、設備の老朽化などから、駅構内を直流化する工事を進めており、その進捗により、今回の変更に至ったという。

(JR東日本本社)
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20170713.pdf
(JR東日本水戸支社)
http://www.jrmito.com/press/170707/press_01.pdf
(JR東日本仙台支社)
http://jr-sendai.com/upload-images/2017/07/20170707.pdf
(「日本のデッドセクション」の記事)
http://deadsection.image.coocan.jp/dead_sec/kuroiso/kuroiso.htm

この情報は、ライジングさん、KOYAさんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 22:37 | Comment(114) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [JR東日本]朝の上野東京ラインが増発。すべて常磐線系統。特に中電はほぼ倍増。10月14日にダイヤ改正 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする