(2018年3月17日のJRグループおよび各私鉄のダイヤ改正に関するニュースはこちらに一覧があります)
JR東日本は2018年3月17日のダイヤ改正の概要を発表した。この記事では、首都圏西部についての要点をまとめる。
■中央・青梅線、八高線 早朝に青梅特快登場、奥多摩口はまた減便
中央線・青梅線では平日早朝に、青梅5:39発の快速東京ゆきを、青梅特快に格上げする。この列車は、青梅線からの中央線直通の1番列車で、奥多摩発の初電から接続する。東京到着は13分繰り上がり、6:50となる。現行ダイヤでは、中央線内で「特快」と名のつく初列車は高尾6:00発・東京6:58着だが、これよりも8分早い時間帯の特快の初列車となる。
一方で、ローカル区間の青梅以西は、今改正でもさらに減便となる。平日15時台の上下各1本、土休日18〜19時台の各1本が廃止される。
八高線は、平日夕方の拝島−箱根ヶ崎間で、1本増発される。ただし、リリース上の表現が増発ではなく「運転間隔の調整」とあることから、別の時間帯で減便となっているものと思われる。
■南武線 一部区間で増発。夕方の浜川崎支線が30分毎に
南武線は閑散時間帯の増発や、一部列車の区間延長が発表されている。川崎22:20発(現行では稲城長沼ゆき)が、立川まで延長される。
マイナビニュースによる記事(支社独自のHPを持たない横浜支社の報道機関向けリリースをもとにしたと思われる)によると、土休日朝に、川崎−登戸間で上下各1本を増発。川崎発18時台の武蔵中原ゆきを、登戸まで延長する。
浜川崎支線が、18〜21時台が毎時2本になり、尻手発についてはほぼ30分毎になるという。
■横浜線 朝の根岸線直通が等間隔に
こちらもマイナビニュースによると、横浜線の平日朝の根岸線直通列車が10分間隔に揃えられ、桜木町ゆきと磯子ゆきが交互に運行されるという。また、平日深夜の上りは、現行ダイヤで東神奈川止まりの列車の一部が桜木町ゆきに延長される一方で、大船発八王子ゆき1本が、桜木町始発に短縮される。
■武蔵野線 平日朝の「むさしの号」が時刻変更
武蔵野線では、平日朝の府中本町発「むさしの」号の2本目が約20分繰り上がる。
(JR東日本 メイン)
http://www.jreast.co.jp/press/2017/20171213.pdf
(JR東日本 八王子支社)
http://www.jreast.co.jp/hachioji/info/20171215/20171215_info01.pdf
(マイナビニュース:横浜支社のリリース?)
https://news.mynavi.jp/article/20171216-558375/