2018年01月20日

[近鉄]JRと同日改正。多くの路線で終電繰り下げ、閑散区間で急行停車駅増(2018年3月17日ダイヤ改正・6)

(2018年3月17日のJRグループおよび各私鉄のダイヤ改正に関するニュースはこちらに一覧があります)

 近畿日本鉄道(近鉄)は2018年3月17日に、生駒鋼索線を除く全線でダイヤ改正をおこなう。
 多くの路線で終電の繰り下げが行われるほか、大阪線と名古屋線では閑散区間で急行の停車駅を増やして、普通列車を短縮する。

大阪線■桜井−榛原間が急行全停に。大阪口の終電繰り下げ

 大阪線では、急行が大和朝倉、長谷寺に新たに停車し、桜井−榛原間の全駅に止まる。代わりに、日中に榛原発着の区間準急は大和朝倉または五位堂発着に短縮される。
 平日朝ラッシュ時に、高安発大阪上本町ゆき準急1本が増発される。朝8時台までの準急、区間準急は6両に統一される。
 終電の繰り下げが行われる。大阪上本町23:45発準急五位堂ゆきは、5分繰り下げて23:50発とし、区間準急化される。同23:30発急行大和八木ゆきは、10分繰り下げて23:40発とする。大和八木で榛原ゆき最終に接続する。
 また、大阪上本町発榛原ゆき区間準急、大和八木発五位堂ゆき普通が増発される。大和西大寺方面からの最終連絡列車が15分繰り下がる。

奈良線・京都線■日中の特急増発、大和西大寺発の終電繰り下げ

 奈良線・京都線・橿原線・天理線では、日中の京都発の特急が毎時3本から4本に増える。橿原神宮前発着と奈良発着の併結を解消する。一般列車のパターンも変更になると思われるが、リリースには記載はない。
 大和西大寺発の終電が繰り下がる。新田辺ゆき最終(現行は0:17発、土休日は0:16発)と、天理ゆき最終(現行は0:10発)が、いずれも0:23発に繰り下がる。大阪難波23:40発快速急行奈良ゆきが、23:45発急行に変更され、この列車が連絡列車となる。京都からの天理ゆき最終への連絡列車は、23:41発急行となる。
 奈良線では、土休日23時台に大阪難波発奈良ゆき急行が1本増発される。
 特急関連では、平日早朝に名張6:00発京都ゆき特急が新設される。代わりに奈良6:40発が廃止される。土休日には、京都発鳥羽ゆき1本、宇治山田発京都ゆき1本が増発される。代わりに橿原神宮前発着の2本が廃止される。

生駒線・けいはんな線■生駒口の終電繰り下げ

 生駒線では、生駒発の終電(現行23:36発、土休日は23:34発)を大幅に繰り下げて、23:57発に変更する。大阪難波23:25発急行から連絡する。
 けいはんな線では、生駒0:14発学研奈良登美ヶ丘ゆきを増発。現行の終電より11分繰り下がる。大阪難波23:45発急行から連絡する。

南大阪線■阿部野橋口の終電繰り下げ

 南大阪線・長野線でも終電が繰り下がる。富田林ゆき最終となる準急は、大阪阿部野橋23:49発が23:58発となり、9分繰り下がる。河内長野ゆき最終となる準急は、同23:34発から23:46発となり、12分繰り下がる。
 23時台の準急が平日2本、土休日1本増える。平日のうち1本は、23:25発の橿原神宮前ゆき急行を、23:36発準急古市ゆき、古市から急行橿原神宮前ゆきに変更されて誕生する。

名古屋線■津−伊勢中川間が急行全停に

 津−伊勢中川間が大幅にかわる。まず、急行が南が丘、桃園駅に新たに停車する。これにより急行は、津−伊勢中川間で全駅に停車することになる。これに伴い原則として、名古屋方面からの普通は津新町、賢島方面からの普通は伊勢中川で折り返す。
 一方、この区間では、終電繰り下げと始発繰り上げも行われる。津発伊勢中川ゆきの最終が23:52発から0:04発に変更となる。名古屋23:10発の特急津ゆきから連絡する。
 始発は伊勢中川発四日市ゆきの始電が5:26発から5:15発に繰り上げとなる。白子5:45発名古屋ゆき急行を津新町発に延長し、伊勢中川の始電に接続することで、名古屋到着が6:34と19分早くなる。
 久居は、一部の特急が停車するが、その本数が増える。9時台の名古屋方面1本と、18〜20時台の松阪方面6本。

http://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/2018daiyahenkouv3.pdf

この情報は、ライジングさん、ふーふーさん、エレクトリックシューズさんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 18:39 | Comment(71) | ニュース はてなブックマーク - [近鉄]JRと同日改正。多くの路線で終電繰り下げ、閑散区間で急行停車駅増(2018年3月17日ダイヤ改正・6) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする