2020年11月27日

[京成]京成も終電繰り上げ、2021年春のダイヤ改正で。初電も繰り下げ

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 京成電鉄は2021年春にダイヤ改正をおこない、京成本線で終電の繰り上げと初電の繰り下げをおこなうと発表した。
 終電の繰り上げは、京成高砂−京成成田間の下りのみで区間毎に10〜20分。ただし、京成津田沼−京成佐倉間については、「一部の駅は概ね現行通り」とあり、現在の終電である通勤特急がのみが変更の対象になることを示唆している。上りは対象外。
 初電の繰り下げは、宗吾参道−京成上野間の上りのみで5〜10分。下りは対象外。
 押上線、金町線、千葉線、千原線や成田スカイアクセス線は、終電、初電ともに現状通り。
 プレスリリースでは、平日について区間毎の終電繰り上げ幅、初電繰り下げ幅が書かれているが、土休日については特に記述はない。
 ここから私見。京成は現行でも深夜の優等が少ないので、リリースの通りの繰り上げ幅で現在の列車を単純にずらしても、全体像がつかみにくいように思います。
 たとえば、京成津田沼−佐倉間が「15〜20分」となっているところですが、終電の通特佐倉ゆきの前を走る最終普通(京成津田沼0;20)がこの区間の最終になるのかなと思います。現状の終電である通特を20分繰り上げて津田沼止まりにしたり、快速に変更して普通を津田沼止まりにしたりする可能性もありますが、一方でこの通特がまるごと廃止になる可能性も考えられます。もしそうなると浅草線からの終電の繰り上げ幅は30分を超えて、結構なインパクトです。
 佐倉−成田間の15分繰り上げというのも、最終1本前の通特成田ゆき(高砂2345発)が5分後ろにずれるとちょうどよいですが、最終の通特を20分繰り上げると、さすがに間隔が狭くなりますね。
 現行の土休日とまったく一緒になるとすると、リリース記載の時間幅とのつじつまは合うのですが、さすがに平日に浅草線からの優等がなくなるということはないでしょうから、そのままってことはないでしょう。さてどうなることやら。京成に詳しい方々の教えを請いたいところです。

【現行と改正後の終電比較】(平日)

※改正後の発時刻は、発表資料にある繰り上げ時間(分)を、現行ダイヤに照らし合わせて算出したものです。あくまで目安としてご覧ください。

【現状】上野021→高砂041、押上027→高砂038、(上野)高砂021→京成津田沼048、(押上)青砥017通特→佐倉059、(上野)青砥2349→成田056
【改正後】上野021→高砂(現状通り)、押上027→高砂(現状通り)、(上野)高砂011?→京成津田沼、(始発駅不明)京成津田沼020ごろ?→佐倉、(始発駅不明)佐倉029?→成田

(11/27 22:55 当初、改正後の津田沼ゆき最終を高砂031?と書いておりましたが誤りで、正しくは高砂011?です。修正いたしました。ななさん、ご指摘ありがとうございました)


(京成電鉄リリース)
https://www.keisei.co.jp/information/files/info/20201127_112615784864.pdf

この情報は、ななさんからいただきました。ありがとうございました。

posted by Uchio at 19:01 | Comment(8) | ニュース はてなブックマーク - [京成]京成も終電繰り上げ、2021年春のダイヤ改正で。初電も繰り下げ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする