京浜急行電鉄、東京都交通局は2022年2月26日に、京急各線と都営浅草線のダイヤ改正をおこなう。
(京成・北総の記事はこちら。浅草線以外の都営各線の記事はこちら)
都営浅草線■浅草線のエア快半数が各駅停車に。西馬込口は日中毎時9→6本に
都営浅草線では、線内を通過運転するエアポート快特(エア快)について、日中帯(現行毎時3本)の半数を、線内は各駅に停車する種別に変更する。日中帯には、エア快が走るタイミングでは通過駅は10分間隔が空いている。エア快は2014年のダイヤ改正で、それまでの40分毎から20分毎に増えたが、今回元に戻るかっこうになる。
朝夕のエアポート快特の一部も各駅に停車する種別に変更される。
泉岳寺−西馬込間の日中は現在は毎時9本だが、減便して毎時6本(10分間隔)になる。
2021年1月20日から始まった終電繰り上げのうち、現在も継続して運休中の泉岳寺発西馬込ゆき最終列車(西馬込0:40着)は正式に廃止となり、改正後の終電は西馬込0:32着となる。
京急本線■久里浜以南の日中20分間隔を正式ダイヤに
平日日中の久里浜線京急久里浜以南は「20分間隔」が正式ダイヤになる。2021年10月に「コロナ対策」のためのダイヤ変更で、日中11〜15時が10分間隔から20分間隔になっていたが、これを正式化する。
個々の列車の変更点としては、平日(※)夜間に快特三崎口ゆき1本(品川19:29発)が特急に変更になるほか、土休日(※)21〜22時台のエアポート急行羽田空港ゆき2本が、特急久里浜ゆきに変更になる。
土曜朝に金沢文庫で空車増結する特急(浅草線直通、7本)は、改正後は増結がなくなる。
イブニング・ウィング号は、品川発21時台の1本がなくなり、最後は21:05発となる。ほぼ20分ヘッドでの運行となる。
京急空港線■空港ゆき始発が品川始発特急に変更
平日・土休日ともに早朝5時台の羽田空港ゆきの始発列車が、現行の蒲田発普通が品川発になり、しかも特急に変わる。
平日には、羽田空港22時台発の特急久里浜ゆき1本がエアポート急行逗子・葉山ゆきに変更になる。
土休日早朝5〜6時台の品川口の快特1本、エアポート快特1本がエアポート急行に変更になる。朝9〜10時台と22時台には、羽田空港発浅草線直通の快特それぞれ2本ずつ計4本が、エアポート急行に変更になる。
(※追記 1/26 22:50 京急本線の「個々の列車の変更点」で、平日・土休日の記載が抜けているところがありましたので、追加しました。ライジングさん、ご指摘ありがとうございました)
(京急)
https://www.keikyu.co.jp/assets/pdf/20220125HP_21128TE.pdf
(東京都交通局)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2021/sub_p_2022012510264_h_02.pdf
この情報は、ライジングさん、Yさんからいただきました。ありがとうございました。