関東鉄道は2022年3月12日に、常総線と竜ヶ崎線でダイヤ改正をおこなう。輸送需要に応じての減便基調だが、常総線では平日午後の通学時間帯に増便もある。
常総線の平日ダイヤでは、上下全体で9本を減らす。朝上りは、取手−守谷間を2本減らす。平日夜下りは、取手−水海道間と下妻−下館間の下りを1本ずつ減らす。快速は、早朝の下館−下妻間1往復分と、日中の1往復がなくなる。一方で、15〜16時台には取手−水海道間で1往復を増やす。通学需要に応じたものだとしている。
竜ヶ崎線では、全体として1往復が減便される。JRの接続に応じたものとの説明がある。JR常磐線で新設される平日上り9時台の特快に接続するために時間をずらし、運転間隔を変えることで1本を削除したものと思われる。
https://www.kantetsu.co.jp/img/news/2022/22022201_train/info.pdf
https://www.kantetsu.co.jp/news/dia_train.html
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました
2022年02月25日
[近鉄]南大阪線系統で2022/4/23ダイヤ改正。急行と準急の一部を短縮し、2両の区間列車に置き換え
近畿日本鉄道は2022年4月23日に、南大阪線・吉野線・長野線・御所線のダイヤ改正をおこなう。日中を中心に一部の急行・準急の区間を短縮し、区間普通列車に置き換える。
吉野発着の急行の一部を橿原神宮前発着に短縮する。対象となるのは、平日は下り6本、上り3本で、土休日は下り3本、上り4本。
また、橿原神宮前発着の準急の一部を古市発着に短縮する。対象となるのは、平日は下り10本、上りは12本で、土休日は下り12本、上り14本。
橿原神宮前−吉野間と、古市−橿原神宮前間については、代わりに2両編成の普通列車を運転するという。
また、平日午後の古市発着の普通4本(両方向に2本ずつ)を、藤井寺発着に短縮する。
近鉄では、2021年7月に全線で日中を中心に減便するダイヤ改正を行い、南大阪線でも日中の急行を区間急行に変更し、古市−橿原神宮前間の普通を削減していた。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/2022daiyahenkou.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました
吉野発着の急行の一部を橿原神宮前発着に短縮する。対象となるのは、平日は下り6本、上り3本で、土休日は下り3本、上り4本。
また、橿原神宮前発着の準急の一部を古市発着に短縮する。対象となるのは、平日は下り10本、上りは12本で、土休日は下り12本、上り14本。
橿原神宮前−吉野間と、古市−橿原神宮前間については、代わりに2両編成の普通列車を運転するという。
また、平日午後の古市発着の普通4本(両方向に2本ずつ)を、藤井寺発着に短縮する。
近鉄では、2021年7月に全線で日中を中心に減便するダイヤ改正を行い、南大阪線でも日中の急行を区間急行に変更し、古市−橿原神宮前間の普通を削減していた。
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/2022daiyahenkou.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました
2022年02月17日
[埼玉新都市交通]日中11〜14時台を15分間隔に。夕方・夜間も減便(2022年3月12日ダイヤ改正・18)
埼玉新都市交通(ニューシャトル)は、2022年3月12日にダイヤ改正をおこなう。2021年春改正での朝ラッシュ時の減便に続いて、日中と夕夜間の減便をおこなう。
日中は平日・土休日ともに、11〜14時台を15分間隔とする。埼玉新都市交通は、2007年の鉄道博物館のオープンに合わせたダイヤ改正で土休日日中に増発して10分間隔にして以来、平日も段階的に増発(2010年、2013年、2014年など)を続け、現在では平日12〜13時台の一部を除いて日中は10分間隔になっている。しかし、コロナの影響による乗客減を受けて転換する形になる。
平日夕方ラッシュ時は現在、全線で5〜10分間隔だが、改正後は内宿発着の列車を10分間隔として、40分に1回、丸山発着の列車がその間に挟まる形に変更する。
夜間には15分間隔の時間帯を拡大する。平日は大宮発21:20発から(現行は22:20発から)、土休日は大宮発19:50発(※)から(現行は20:50発から)、それぞれ15分間隔になる。
(※追記 2/18 22:20 当初、大宮発を20:00発と書いていましたが、正しくは19:50発でした。ライジングさん、ご指摘ありがとうございました)
https://www.new-shuttle.jp/topics/21c84724940d8c74bf6860c51f52549ef0001018.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました
日中は平日・土休日ともに、11〜14時台を15分間隔とする。埼玉新都市交通は、2007年の鉄道博物館のオープンに合わせたダイヤ改正で土休日日中に増発して10分間隔にして以来、平日も段階的に増発(2010年、2013年、2014年など)を続け、現在では平日12〜13時台の一部を除いて日中は10分間隔になっている。しかし、コロナの影響による乗客減を受けて転換する形になる。
平日夕方ラッシュ時は現在、全線で5〜10分間隔だが、改正後は内宿発着の列車を10分間隔として、40分に1回、丸山発着の列車がその間に挟まる形に変更する。
夜間には15分間隔の時間帯を拡大する。平日は大宮発21:20発から(現行は22:20発から)、土休日は大宮発19:50発(※)から(現行は20:50発から)、それぞれ15分間隔になる。
(※追記 2/18 22:20 当初、大宮発を20:00発と書いていましたが、正しくは19:50発でした。ライジングさん、ご指摘ありがとうございました)
https://www.new-shuttle.jp/topics/21c84724940d8c74bf6860c51f52549ef0001018.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました
2022年02月14日
[神鉄]各線で朝と夕方・夜間に減便。粟生線の急行は消滅。終電繰り上げも(2022年3月12日ダイヤ改正・17)
神戸電鉄は2022年3月12日にダイヤ改正をおこなう。コロナの影響による利用客減少を受けて、朝晩の減便(区間短縮を含む)や終電の繰り上げをするという。
有馬・三田線■朝晩に減便。朝上り特快速1本が急行に
有馬・三田線では、平日朝ラッシュ時に上り2本を減便する。6時台の有馬温泉発新開地ゆきを有馬口止まりにし、8時台の岡場発1本を廃止する。また、上り特快速1本を急行に、上り急行2本を普通と準急にそれぞれ変更する。下り列車にも減便がある。
土休日の朝は、新開地−鈴蘭台間の列車を中心に、上下7本を減便する。
夕方から深夜にかけての下りは、新開地−鈴蘭台間の列車を中心に、平日は10本、土休日は9本を減便する。一方で、道場南口着の列車が平日・土休日ともに1本増える。平日・土休日ともに、下り急行1本を準急に変更する。上り列車にも減便がある。
新開地発の三田ゆきの終電が、道場南口止まりに短縮の上、10分繰り上がる。道場南口以遠の終電は27分繰り上がるという。上りも一部区間で繰り上げがある。
粟生線■急行はすべて準急に変更
粟生線では、平日朝ラッシュ時の上り急行3本がいずれも準急に変更になり、粟生線から急行は消滅する。準急は粟生線内は各駅停車で、2020年のダイヤ改正での快速廃止に続いて、今改正から線内で通過運転する種別がなくなる。平日朝はほかに、6時台に志染発新開地ゆき1本が削減される。下りは新開地発西鈴蘭台ゆき1本が削減される。
土休日の朝は、西鈴蘭台発新開地ゆき1本が削減される。
夕方から深夜にかけての下りでは、平日・土休日ともに西鈴蘭台−志染間で1本を減便する。そのほか、新開地始発の列車の一部が鈴蘭台始発に短縮される。
新開地発三木ゆきの終電が志染止まりに、志染ゆきの終電が鈴蘭台止まりにそれぞれ短縮される。これにより、志染−三木間の終電は24分、鈴蘭台−志染間の終電は20分、それぞれ繰り上がる。
https://www.shintetsu.co.jp/release/2022/220209.pdf
https://www.shintetsu.co.jp/information/img/2202091.pdf
この情報はライジングさん、宝塚人さんからいただきました。ありがとうございました
有馬・三田線■朝晩に減便。朝上り特快速1本が急行に
有馬・三田線では、平日朝ラッシュ時に上り2本を減便する。6時台の有馬温泉発新開地ゆきを有馬口止まりにし、8時台の岡場発1本を廃止する。また、上り特快速1本を急行に、上り急行2本を普通と準急にそれぞれ変更する。下り列車にも減便がある。
土休日の朝は、新開地−鈴蘭台間の列車を中心に、上下7本を減便する。
夕方から深夜にかけての下りは、新開地−鈴蘭台間の列車を中心に、平日は10本、土休日は9本を減便する。一方で、道場南口着の列車が平日・土休日ともに1本増える。平日・土休日ともに、下り急行1本を準急に変更する。上り列車にも減便がある。
新開地発の三田ゆきの終電が、道場南口止まりに短縮の上、10分繰り上がる。道場南口以遠の終電は27分繰り上がるという。上りも一部区間で繰り上げがある。
粟生線■急行はすべて準急に変更
粟生線では、平日朝ラッシュ時の上り急行3本がいずれも準急に変更になり、粟生線から急行は消滅する。準急は粟生線内は各駅停車で、2020年のダイヤ改正での快速廃止に続いて、今改正から線内で通過運転する種別がなくなる。平日朝はほかに、6時台に志染発新開地ゆき1本が削減される。下りは新開地発西鈴蘭台ゆき1本が削減される。
土休日の朝は、西鈴蘭台発新開地ゆき1本が削減される。
夕方から深夜にかけての下りでは、平日・土休日ともに西鈴蘭台−志染間で1本を減便する。そのほか、新開地始発の列車の一部が鈴蘭台始発に短縮される。
新開地発三木ゆきの終電が志染止まりに、志染ゆきの終電が鈴蘭台止まりにそれぞれ短縮される。これにより、志染−三木間の終電は24分、鈴蘭台−志染間の終電は20分、それぞれ繰り上がる。
https://www.shintetsu.co.jp/release/2022/220209.pdf
https://www.shintetsu.co.jp/information/img/2202091.pdf
この情報はライジングさん、宝塚人さんからいただきました。ありがとうございました
2022年02月13日
ダイヤ改正ニュースにコメントいただく皆さまへ(改)
いつもダイヤ改正ニュースをご覧いただきありがとうございます。
コメントをされる方に、より良いコミュニケーションのために、いくつかお願い事があります(お願いの内容を改訂し、再掲いたします)。
まず、コメントいただく際には、以下の点についてご留意ください
・名前欄にはハンドル名の入力をお願いします。できるだけ1つを使い続けてください。
・メールアドレス欄は、入力しても表には出ません。管理人だけが見ることができる欄です。空欄でも構いません。ここに固定の文字列を入れていただくと「あ、ご本人だな」ということが管理人にわかります
・ホームページアドレス欄は、入力したものが表に出ます。空欄でも結構です。ハンドル名のリンクつきとなり、そのリンク先URLとなります。
・「このサイトの中でコメントを書きたいけれど、関連する記事が見当たらず、どこに書いていいのかわからない」という場合は、こちらをご利用ください
最後に、もう一つお願いがあります。
おかげさまで多くの方にご参加いただき、鉄道ダイヤについて、趣味とする立場から、もしくは利用する立場からコメント(評価・考察・感想)を寄せていただく場所になっております。
同じダイヤでも、利用の仕方によって全く異なる評価があるでしょうし、趣味としての考察も人によってさまざまだと思います。時には異なる意見をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、おたがい尊重しあいながらご参加いただけますと幸いです。
偉そうなことを申し上げてすみません。皆さまよくご理解いただいているところかと思いますが、改めてよろしくお願いします。
コメントをされる方に、より良いコミュニケーションのために、いくつかお願い事があります(お願いの内容を改訂し、再掲いたします)。
まず、コメントいただく際には、以下の点についてご留意ください
・名前欄にはハンドル名の入力をお願いします。できるだけ1つを使い続けてください。
・メールアドレス欄は、入力しても表には出ません。管理人だけが見ることができる欄です。空欄でも構いません。ここに固定の文字列を入れていただくと「あ、ご本人だな」ということが管理人にわかります
・ホームページアドレス欄は、入力したものが表に出ます。空欄でも結構です。ハンドル名のリンクつきとなり、そのリンク先URLとなります。
・「このサイトの中でコメントを書きたいけれど、関連する記事が見当たらず、どこに書いていいのかわからない」という場合は、こちらをご利用ください
最後に、もう一つお願いがあります。
おかげさまで多くの方にご参加いただき、鉄道ダイヤについて、趣味とする立場から、もしくは利用する立場からコメント(評価・考察・感想)を寄せていただく場所になっております。
同じダイヤでも、利用の仕方によって全く異なる評価があるでしょうし、趣味としての考察も人によってさまざまだと思います。時には異なる意見をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、おたがい尊重しあいながらご参加いただけますと幸いです。
偉そうなことを申し上げてすみません。皆さまよくご理解いただいているところかと思いますが、改めてよろしくお願いします。
☆情報提供はこちらにお寄せください(3)
鉄道ダイヤ改正ニュース管理人のUchioと申します。
いつもいつも皆さまから情報提供をいただき、ありがとうございます。
何か情報がありましたら、この記事へのコメントとして寄せていただけると助かります。できれば、参考となるURLも合わせて教えていただけませんでしょうか。
管理人の多忙時や、管理人があまり詳しくない路線については、記事の作成が遅れたり、記事の作成そのものを見送ったりすることもありますが、ご容赦ください。
なお、この記事のコメント欄では、情報提供以外のコメントはご遠慮いただけますと幸いです。関連する記事がなく、コメントする場所が見当たらない場合は、こちらをご利用ください。
※新たに記事を作成しました。以前の記事は、こちら(2013〜)と、こちら(2009〜)です。
いつもいつも皆さまから情報提供をいただき、ありがとうございます。
何か情報がありましたら、この記事へのコメントとして寄せていただけると助かります。できれば、参考となるURLも合わせて教えていただけませんでしょうか。
管理人の多忙時や、管理人があまり詳しくない路線については、記事の作成が遅れたり、記事の作成そのものを見送ったりすることもありますが、ご容赦ください。
なお、この記事のコメント欄では、情報提供以外のコメントはご遠慮いただけますと幸いです。関連する記事がなく、コメントする場所が見当たらない場合は、こちらをご利用ください。
※新たに記事を作成しました。以前の記事は、こちら(2013〜)と、こちら(2009〜)です。
2022年02月09日
[相鉄]12〜14時台の横浜発特急が快速に変更。JR直通が特急に(2022年3月12日ダイヤ改正・16)
相模鉄道は、2022年3月12日にダイヤ改正を行う。
平日・土休日ともに日中12〜14時台の下りはパターンが変わり、横浜発特急が快速に変更される。この時間帯の横浜発の優等列車は、現行ダイヤでは30分間に特急1本、快速2本だが、これが快速3本になる。一方で、JRから直通する列車(現行では相鉄線内各停)が、特急に変わる。新ダイヤでは、横浜発の特急は11:57(土休日は11:58)の次は15:09になる。
ただし、上りについては従来通り、特急は横浜ゆきで、JR直通は各停のままだ。横浜発の特急がなくなるため、この時間帯の二俣川での湘南台ゆき各停の待避時間が短くなる。
平日朝ラッシュ時は、8時台の湘南台発の通勤特急のうち1本が各停に変更になり、代わりに海老名発各停が通勤急行になる。8時台のもう1本の通特はいずみ野で緩急接続が行われるようになる。
夕方ラッシュ時には、湘南台ゆき各停が二俣川での待避時間を少し伸ばし、急行海老名ゆき2本の接続を受けるようになる(現行ダイヤでは2本目の到着前に二俣川を出発)。
ホームドア設置に伴い、日中から夜にかけての停車時間を見直す。全線で1〜2分の所要時間増になるという。これを受けて、多くの駅では1〜2分単位で初電が繰り上がる。
2023年の相鉄・東急直通線の開業を控えて、今改正では8両編成の列車が増えるという。
https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/pressrelease/pdf/r22-18-fxc.pdf
この情報は、ライジングさん、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
平日・土休日ともに日中12〜14時台の下りはパターンが変わり、横浜発特急が快速に変更される。この時間帯の横浜発の優等列車は、現行ダイヤでは30分間に特急1本、快速2本だが、これが快速3本になる。一方で、JRから直通する列車(現行では相鉄線内各停)が、特急に変わる。新ダイヤでは、横浜発の特急は11:57(土休日は11:58)の次は15:09になる。
ただし、上りについては従来通り、特急は横浜ゆきで、JR直通は各停のままだ。横浜発の特急がなくなるため、この時間帯の二俣川での湘南台ゆき各停の待避時間が短くなる。
平日朝ラッシュ時は、8時台の湘南台発の通勤特急のうち1本が各停に変更になり、代わりに海老名発各停が通勤急行になる。8時台のもう1本の通特はいずみ野で緩急接続が行われるようになる。
夕方ラッシュ時には、湘南台ゆき各停が二俣川での待避時間を少し伸ばし、急行海老名ゆき2本の接続を受けるようになる(現行ダイヤでは2本目の到着前に二俣川を出発)。
ホームドア設置に伴い、日中から夜にかけての停車時間を見直す。全線で1〜2分の所要時間増になるという。これを受けて、多くの駅では1〜2分単位で初電が繰り上がる。
2023年の相鉄・東急直通線の開業を控えて、今改正では8両編成の列車が増えるという。
https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/pressrelease/pdf/r22-18-fxc.pdf
この情報は、ライジングさん、ななさんからいただきました。ありがとうございました。
2022年02月07日
[京成][北総]日中の京成本線特急を快速に変更。新鎌ヶ谷−印西牧の原間の区間列車増発。2022/2/26にダイヤ改正
この記事はもともと1月25日に投稿したものですが、より詳細な発表がありましたので冒頭に追記して再投稿し、配信日付を更新しました。
(ここから追記 2/7 23:30)
京成電鉄と北総鉄道は、2022年2月26日のダイヤ改正の各駅の時刻をウェブサイト上で発表した。1月に発表したプレスリリースでは言葉足らずで詳細が謎だった部分も含めて、全容がようやく判明した(リリースに明記されていた、深夜の成田空港発の変更、北総線の区間列車増発やライナー関連は、後半にある元記事をご覧ください)。
日中■上野系統の快速は佐倉発着、浅草線系統の快速がすべて成田空港発着に
日中は40分パターンが維持される。本線の高砂−津田沼間は、40分に快速特急1本、快速3本、普通4本となる。
現行ダイヤでは成田空港発着の特急から置き換わる快速(40分に1本)は、佐倉発着となる。上野発で快速に置き換わる時間帯は平日の10〜14時台と、土休日の10〜17時台前半。
一方、浅草線から快速は20分間隔(40分に2本)のままで、すべて成田空港発着になる(現行ダイヤは半数が佐倉発着)。特急の快速化に伴って、うすい発着の普通の半数(40分に1本)が京成津田沼発着に短縮されるが、それ以外の普通の本数には変化がない。特急の快速化で、小岩や東中山で緩急接続がおこなわれるようになる。
押上線内では、浅草線のエア快の半数が各駅停車化されることに伴って、線内通過運転をする列車が変更になる。横浜方面からの列車(現在は普通で押上でエア快待避)の半数(40分に1本)が快特に変更され、この列車が上野−佐倉間の快速と接続する。
朝夕・夜間■20時以降は大幅に変更。夜間に浅草線からの快速を新設
平日朝ラッシュ時上りは、本線上野口の普通に減便があるが、京成津田沼断面や押上線方面はほとんど変化がないようだ。
平日夜間下りの押上線〜本線は、18、19時台の浅草線からの快速特急の半数が特急に変更される。20時以降は大幅な変更が入る。20時台には、浅草線からの本線系統快速2本が新設され、代わりに通特1本がなくなる。23時台にも通特1本が快速に変更される。さらに、22時台には高砂始発(化け?)の下り快速1本が新設されるようだ。
上野口では、平日18〜19時台の上野発優等のうち、アクセス特急3本と快速(本線系統)2本が廃止される。代わりに高砂止まりの快速が17〜19時台に3本できる。
北総線では、高砂断面で22時以降の特急2本が減便となるほか、18時台の急行1本が普通に変更される。
ここから私見ふたたびですが、あまりにも言葉足らずなリリースでさまざまな憶測を呼びましたが、日中の減便はうすい発着の普通が津田沼発着になった程度でしたね。「わかりやすいダイヤ」がどこを指すのかはまだ謎ですが、いろいろな駅の日中ダイヤをみると、普通も快速もきっちりと10分間隔になっている箇所が多いことに気付きます。空港客をスカイライナーやアクセス特急に誘導する一方で、これまでどうしても犠牲になりがちだった沿線の小駅の利便性を追求したのかもしれません。
この情報は、としぞうさん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
(追記ここまで。この下は1/25に公開した記事本文です)
京成電鉄、北総鉄道は2022年2月26日、ダイヤ改正を行う。京成電鉄は、利用状況を踏まえて、行き先・種別の変更や、列車本数の見直しをするとしている。日中の本線系統の特急を快速に変更するという点が明らかにされたものの、それ以外の説明はなく、詳細は時刻表の発表を待つことになりそうだ。北総鉄道では、今秋の運賃値下げを見据えて区間列車を増発する「攻め」の改正となる。
(京急・都営の記事は別途掲載しました)
日中■特急を快速に変更……以外のことは不明
現行ダイヤでは、京成本線の日中は40分パターンで、スカイライナー以外の優等列車は、特急(上野−成田空港間)、快速特急(上野−成田間)がそれぞれ1本と、浅草線直通の快速が2本(うち1本は成田空港発着、1本は佐倉発着)。以前は20分パターンで特急と快速が1本ずつだったが、2019年秋のダイヤ改正で、空港発着の特急の半数が、成田発着の快速特急に置き換わって、現在のパターンになっていた。さらに浅草線直通優等には、アクセス特急と快速特急(青砥または高砂発着)が40分に1本ずつ加わる。
新ダイヤの日中について、リリースで変更箇所がはっきり記されているのは、特急が快速に変更になるという点のみ。この快速の運行区間などは不明だが、リリースでは、上野・日暮里−成田空港間の利用者はアクセス特急と快速特急を乗り継ぐことで速達性が確保されるとうたっており、成田空港発着ではない可能性がある。
「わかりやすく利用しやすいダイヤ」という表記も何を指すのかがはっきりしないが、仮に浅草線系統に大きな変更がなければ、40分パターンに快速3本、快速特急1本というダイヤになる。「列車本数の見直し」については不明だが、少なくとも特急の快速化により津田沼以東の普通が削減される可能性がある。
都営浅草線では、線内を通過運転する「エアポート快特」の半数が各駅停車に変更になる。アクセス特急が残るものと思われ、そうなると青砥(高砂)発着の快速特急が該当する可能性が高いが、もしこれが押上線内通過のまま残れば、本線系統の快速と接続をとるものと思われる。
なお、千葉日報は今回の改正を報じた記事で、特急が快速に変更されるのは12〜15時ごろで、目的は「特急通過駅の利便性向上」だとしている(=この行は1/26 23:00に追記)。
夜間■成田空港発の上り最終を9分繰り上げ
平日夜間には、浅草線系統の快速特急の一部を特急に変更する。
深夜には、成田空港発上り高砂ゆきの終電を9分繰り上げた上で、種別を快速から普通に変更する。現行は23:03発快速だが、22:54発普通になる。現行ではこの快速から接続する普通はなく、普通に変わることで快速通過駅にとってみると終電繰り下げになる。一方で、23:29発の成田空港発宗吾参道ゆきを新設する。
北総線■新鎌ヶ谷−印西牧の原間の区間列車増発、今秋の値下げ見据え
北総線では、新鎌ヶ谷−印西牧の原(一部印旛日本医大)間の区間列車が増発される。その数は、平日が午前と夕方〜夜間に上り6本、下り5本。土休日は朝に上下各2本。今秋に予定している運賃値下げが目指す「域内移動の促進」に合わせたもので、平日朝9時台の上りと、18〜21時台の下りは、同区間が概ね10分間隔になるとしている。
最終上りスカイライナーの時刻繰り上げ(詳細は次項)にともなって、浅草線直通の上り最終列車が一部区間で繰り下げられる。
ライナー■青砥停車のライナーは60分おきに
青砥に停車するスカイライナーは現在は臨時停車扱いで80分に1本だが、改正後は正式な停車駅になり60分に1本に増える。一方で、上野発の時刻が完全な20分間隔から、00、17、40分発に変わる(17分発が青砥停車)。
成田空港発上り最終のスカイライナーは現在は23:20発だが、20分繰り上がって23:00発になる。
北総線経由の臨時ライナーは、時刻変更の上で「当面の間」運転するという。
(京成電鉄)
https://www.keisei.co.jp/information/files/info/20220125_140003615851.pdf
(北総鉄道)
https://www.hokuso-railway.co.jp/hokuso-railwaycms/wp-content/uploads/2022/01/20220125_newsrelease.pdf
(東京都交通局)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2021/sub_p_2022012510264_h_02.pdf
(千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/889081
この情報は、たけのこの山さん、丸太さん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
(ここから追記 2/7 23:30)
京成電鉄と北総鉄道は、2022年2月26日のダイヤ改正の各駅の時刻をウェブサイト上で発表した。1月に発表したプレスリリースでは言葉足らずで詳細が謎だった部分も含めて、全容がようやく判明した(リリースに明記されていた、深夜の成田空港発の変更、北総線の区間列車増発やライナー関連は、後半にある元記事をご覧ください)。
日中■上野系統の快速は佐倉発着、浅草線系統の快速がすべて成田空港発着に
日中は40分パターンが維持される。本線の高砂−津田沼間は、40分に快速特急1本、快速3本、普通4本となる。
現行ダイヤでは成田空港発着の特急から置き換わる快速(40分に1本)は、佐倉発着となる。上野発で快速に置き換わる時間帯は平日の10〜14時台と、土休日の10〜17時台前半。
一方、浅草線から快速は20分間隔(40分に2本)のままで、すべて成田空港発着になる(現行ダイヤは半数が佐倉発着)。特急の快速化に伴って、うすい発着の普通の半数(40分に1本)が京成津田沼発着に短縮されるが、それ以外の普通の本数には変化がない。特急の快速化で、小岩や東中山で緩急接続がおこなわれるようになる。
押上線内では、浅草線のエア快の半数が各駅停車化されることに伴って、線内通過運転をする列車が変更になる。横浜方面からの列車(現在は普通で押上でエア快待避)の半数(40分に1本)が快特に変更され、この列車が上野−佐倉間の快速と接続する。
朝夕・夜間■20時以降は大幅に変更。夜間に浅草線からの快速を新設
平日朝ラッシュ時上りは、本線上野口の普通に減便があるが、京成津田沼断面や押上線方面はほとんど変化がないようだ。
平日夜間下りの押上線〜本線は、18、19時台の浅草線からの快速特急の半数が特急に変更される。20時以降は大幅な変更が入る。20時台には、浅草線からの本線系統快速2本が新設され、代わりに通特1本がなくなる。23時台にも通特1本が快速に変更される。さらに、22時台には高砂始発(化け?)の下り快速1本が新設されるようだ。
上野口では、平日18〜19時台の上野発優等のうち、アクセス特急3本と快速(本線系統)2本が廃止される。代わりに高砂止まりの快速が17〜19時台に3本できる。
北総線では、高砂断面で22時以降の特急2本が減便となるほか、18時台の急行1本が普通に変更される。
ここから私見ふたたびですが、あまりにも言葉足らずなリリースでさまざまな憶測を呼びましたが、日中の減便はうすい発着の普通が津田沼発着になった程度でしたね。「わかりやすいダイヤ」がどこを指すのかはまだ謎ですが、いろいろな駅の日中ダイヤをみると、普通も快速もきっちりと10分間隔になっている箇所が多いことに気付きます。空港客をスカイライナーやアクセス特急に誘導する一方で、これまでどうしても犠牲になりがちだった沿線の小駅の利便性を追求したのかもしれません。
この情報は、としぞうさん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
(追記ここまで。この下は1/25に公開した記事本文です)
京成電鉄、北総鉄道は2022年2月26日、ダイヤ改正を行う。京成電鉄は、利用状況を踏まえて、行き先・種別の変更や、列車本数の見直しをするとしている。日中の本線系統の特急を快速に変更するという点が明らかにされたものの、それ以外の説明はなく、詳細は時刻表の発表を待つことになりそうだ。北総鉄道では、今秋の運賃値下げを見据えて区間列車を増発する「攻め」の改正となる。
(京急・都営の記事は別途掲載しました)
日中■特急を快速に変更……以外のことは不明
現行ダイヤでは、京成本線の日中は40分パターンで、スカイライナー以外の優等列車は、特急(上野−成田空港間)、快速特急(上野−成田間)がそれぞれ1本と、浅草線直通の快速が2本(うち1本は成田空港発着、1本は佐倉発着)。以前は20分パターンで特急と快速が1本ずつだったが、2019年秋のダイヤ改正で、空港発着の特急の半数が、成田発着の快速特急に置き換わって、現在のパターンになっていた。さらに浅草線直通優等には、アクセス特急と快速特急(青砥または高砂発着)が40分に1本ずつ加わる。
新ダイヤの日中について、リリースで変更箇所がはっきり記されているのは、特急が快速に変更になるという点のみ。この快速の運行区間などは不明だが、リリースでは、上野・日暮里−成田空港間の利用者はアクセス特急と快速特急を乗り継ぐことで速達性が確保されるとうたっており、成田空港発着ではない可能性がある。
「わかりやすく利用しやすいダイヤ」という表記も何を指すのかがはっきりしないが、仮に浅草線系統に大きな変更がなければ、40分パターンに快速3本、快速特急1本というダイヤになる。「列車本数の見直し」については不明だが、少なくとも特急の快速化により津田沼以東の普通が削減される可能性がある。
都営浅草線では、線内を通過運転する「エアポート快特」の半数が各駅停車に変更になる。アクセス特急が残るものと思われ、そうなると青砥(高砂)発着の快速特急が該当する可能性が高いが、もしこれが押上線内通過のまま残れば、本線系統の快速と接続をとるものと思われる。
なお、千葉日報は今回の改正を報じた記事で、特急が快速に変更されるのは12〜15時ごろで、目的は「特急通過駅の利便性向上」だとしている(=この行は1/26 23:00に追記)。
夜間■成田空港発の上り最終を9分繰り上げ
平日夜間には、浅草線系統の快速特急の一部を特急に変更する。
深夜には、成田空港発上り高砂ゆきの終電を9分繰り上げた上で、種別を快速から普通に変更する。現行は23:03発快速だが、22:54発普通になる。現行ではこの快速から接続する普通はなく、普通に変わることで快速通過駅にとってみると終電繰り下げになる。一方で、23:29発の成田空港発宗吾参道ゆきを新設する。
北総線■新鎌ヶ谷−印西牧の原間の区間列車増発、今秋の値下げ見据え
北総線では、新鎌ヶ谷−印西牧の原(一部印旛日本医大)間の区間列車が増発される。その数は、平日が午前と夕方〜夜間に上り6本、下り5本。土休日は朝に上下各2本。今秋に予定している運賃値下げが目指す「域内移動の促進」に合わせたもので、平日朝9時台の上りと、18〜21時台の下りは、同区間が概ね10分間隔になるとしている。
最終上りスカイライナーの時刻繰り上げ(詳細は次項)にともなって、浅草線直通の上り最終列車が一部区間で繰り下げられる。
ライナー■青砥停車のライナーは60分おきに
青砥に停車するスカイライナーは現在は臨時停車扱いで80分に1本だが、改正後は正式な停車駅になり60分に1本に増える。一方で、上野発の時刻が完全な20分間隔から、00、17、40分発に変わる(17分発が青砥停車)。
成田空港発上り最終のスカイライナーは現在は23:20発だが、20分繰り上がって23:00発になる。
北総線経由の臨時ライナーは、時刻変更の上で「当面の間」運転するという。
(京成電鉄)
https://www.keisei.co.jp/information/files/info/20220125_140003615851.pdf
(北総鉄道)
https://www.hokuso-railway.co.jp/hokuso-railwaycms/wp-content/uploads/2022/01/20220125_newsrelease.pdf
(東京都交通局)
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2021/sub_p_2022012510264_h_02.pdf
(千葉日報)
https://www.chibanippo.co.jp/news/economics/889081
この情報は、たけのこの山さん、丸太さん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
[京王]特急が笹塚、千歳烏山停車、「準特急」と同一停車駅に。準特急の名前は消滅(2022年3月12日ダイヤ改正・1)
この記事はもともと2021年12月10日に投稿したものですが、より詳細な発表がありましたので冒頭に追記して再投稿し、配信日付を更新しました。
(ここから追記 2022/2/7)
京王電鉄は2022年春のダイヤ改正の詳細を発表した。改正日は2022年3月12日。また、ヤフー路線情報など一部の乗り換え検索サイトで改正後の時刻表が公表され、内容が明らかになってきた。
リリースによると、朝ラッシュ時に一部区間で1〜3本の減便がある。相模原線の土休日の変更点は、特急(一部急行)が多摩センター以西各駅に停車し、代わりに区間急行が多摩センター止まりになる。動物園線は土休日10〜18時台は12分間隔に増発される。
また、ヤフー路線情報など、一部の乗り換え検索サイトでは改正後の時刻表が検索可能になっている。それによると、日中の新宿−調布間については、各種別の運行本数はほぼ現行通り(準特急は特急に変更)。高尾線の朝の急行は線内通過運転のまま存続しているようだ。また、平日20〜21時台の特急(京王八王子ゆき)の半数は急行に変更になっている。
(2度目のリリース)
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20220127_daiya.pdf
コメント欄に情報を寄せていただいた、たけのこの山さん、ライジングさん、ムーンライトながら族さん、うしさん、ありがとうございました。
(追記ここまで。この下は2021/12/10に投稿した記事本文です)
京王電鉄は2022年春にダイヤ改正を行うと発表した。
特急の停車駅に笹塚と千歳烏山、京王片倉、山田、狭間を追加する。現在の準特急と同じになる。種別としての準特急は廃止され、特急に統合される形だ。リリースでは、日中の運行本数は維持されるとあり、現行の特急3本(=毎時、以下同じ)・準特急6本から、特急(停車駅は現在の準特急)9本になるものと思われる。
一方で、朝ラッシュ時の上り列車は減便する。リリースでは「運行本数適正化により定時性を向上」と表現している。具体的な中身は不明だが、詳細は1月下旬頃に発表するという。また、相模原線では土休日日中の多摩センター以遠で、種別見直しと本数の削減をおこなう。こちらも1月下旬の詳細発表だが、現行の平日同様、準特急(改正後は特急)が多摩センター以遠は普通となる可能性が高そうだ。また、土休日の動物園線も「便利な等間隔」に変更するという。
座席指定制の「京王ライナー」については、平日も明大前に停車させる。今年10月30日から土休日は停車していた。
なお、今回の発表では、ダイヤ改正実施日は明らかにならなかった。これも1月下旬に発表するとしている。
ここから私見です。個人的には、準特急の消滅というより、特急の消滅という印象を受けました。とはいえ、以前にも似たようなことがありましたね。京王の特急の途中停車駅の変遷を振り返ると、2012年までは、明大前、調布、府中、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、めじろ台(※)、高尾でした。とはいえ、当時の特急は1日に数本が残るのみで、主力優等は準特急でした。2012年8月の調布地下化ダイヤ改正でわずかに残っていた特急が消滅したあと、2013年のダイヤ改正で、分倍河原と北野を新たに停車する形で復活。これは当時の準特急と同じ停車駅で、今回と同様、「事実上の準特急化」でした。ただ、その改正では、種別としての準特急は、北野以西各駅停車の列車になることで生き残りました。2015年の改正では、準特急の停車駅にさらに笹塚、千歳烏山が加わった上で、多くの特急が準特急に変更されて、今に至ります。
京王は長らく、@特急・準特急、A都営線直通の優等、B各駅停車の3層構造ですが、ここ最近の@の停車駅拡大は、@がAの役割も吸収して、利用率がそれほど高くないAをいずれ削減していく流れになるのかなと以前は予想していましたが、意外とそうならないのですね。今回も違う狙いなのでしょうか。
2022年3月ダイヤ改正の速報はこちら
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20211210_daiya.pdf
この情報は、エレクトリックシューズさん、慶応ライナーさん、ななさん、hkkt8300さん、Yさんからいただきました。ありがとうございました。
(※)投稿当初、2012年時点の特急停車駅にめじろ台が抜けていましたので追記しました。ご指摘いただいた多摩センター民さん、ありがとうございました。
(ここから追記 2022/2/7)
京王電鉄は2022年春のダイヤ改正の詳細を発表した。改正日は2022年3月12日。また、ヤフー路線情報など一部の乗り換え検索サイトで改正後の時刻表が公表され、内容が明らかになってきた。
リリースによると、朝ラッシュ時に一部区間で1〜3本の減便がある。相模原線の土休日の変更点は、特急(一部急行)が多摩センター以西各駅に停車し、代わりに区間急行が多摩センター止まりになる。動物園線は土休日10〜18時台は12分間隔に増発される。
また、ヤフー路線情報など、一部の乗り換え検索サイトでは改正後の時刻表が検索可能になっている。それによると、日中の新宿−調布間については、各種別の運行本数はほぼ現行通り(準特急は特急に変更)。高尾線の朝の急行は線内通過運転のまま存続しているようだ。また、平日20〜21時台の特急(京王八王子ゆき)の半数は急行に変更になっている。
(2度目のリリース)
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20220127_daiya.pdf
コメント欄に情報を寄せていただいた、たけのこの山さん、ライジングさん、ムーンライトながら族さん、うしさん、ありがとうございました。
(追記ここまで。この下は2021/12/10に投稿した記事本文です)
京王電鉄は2022年春にダイヤ改正を行うと発表した。
特急の停車駅に笹塚と千歳烏山、京王片倉、山田、狭間を追加する。現在の準特急と同じになる。種別としての準特急は廃止され、特急に統合される形だ。リリースでは、日中の運行本数は維持されるとあり、現行の特急3本(=毎時、以下同じ)・準特急6本から、特急(停車駅は現在の準特急)9本になるものと思われる。
一方で、朝ラッシュ時の上り列車は減便する。リリースでは「運行本数適正化により定時性を向上」と表現している。具体的な中身は不明だが、詳細は1月下旬頃に発表するという。また、相模原線では土休日日中の多摩センター以遠で、種別見直しと本数の削減をおこなう。こちらも1月下旬の詳細発表だが、現行の平日同様、準特急(改正後は特急)が多摩センター以遠は普通となる可能性が高そうだ。また、土休日の動物園線も「便利な等間隔」に変更するという。
座席指定制の「京王ライナー」については、平日も明大前に停車させる。今年10月30日から土休日は停車していた。
なお、今回の発表では、ダイヤ改正実施日は明らかにならなかった。これも1月下旬に発表するとしている。
ここから私見です。個人的には、準特急の消滅というより、特急の消滅という印象を受けました。とはいえ、以前にも似たようなことがありましたね。京王の特急の途中停車駅の変遷を振り返ると、2012年までは、明大前、調布、府中、聖蹟桜ヶ丘、高幡不動、めじろ台(※)、高尾でした。とはいえ、当時の特急は1日に数本が残るのみで、主力優等は準特急でした。2012年8月の調布地下化ダイヤ改正でわずかに残っていた特急が消滅したあと、2013年のダイヤ改正で、分倍河原と北野を新たに停車する形で復活。これは当時の準特急と同じ停車駅で、今回と同様、「事実上の準特急化」でした。ただ、その改正では、種別としての準特急は、北野以西各駅停車の列車になることで生き残りました。2015年の改正では、準特急の停車駅にさらに笹塚、千歳烏山が加わった上で、多くの特急が準特急に変更されて、今に至ります。
京王は長らく、@特急・準特急、A都営線直通の優等、B各駅停車の3層構造ですが、ここ最近の@の停車駅拡大は、@がAの役割も吸収して、利用率がそれほど高くないAをいずれ削減していく流れになるのかなと以前は予想していましたが、意外とそうならないのですね。今回も違う狙いなのでしょうか。
2022年3月ダイヤ改正の速報はこちら
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2021/nr20211210_daiya.pdf
この情報は、エレクトリックシューズさん、慶応ライナーさん、ななさん、hkkt8300さん、Yさんからいただきました。ありがとうございました。
(※)投稿当初、2012年時点の特急停車駅にめじろ台が抜けていましたので追記しました。ご指摘いただいた多摩センター民さん、ありがとうございました。
2022年02月05日
[TX]朝ラッシュ時に八潮始発3本を削減。深夜も減便で最終下り快速は22時発に(2022年3月12日ダイヤ改正・15)
つくばエクスプレス(首都圏新都市鉄道)は、2022年3月12日にダイヤ改正をおこなう。一時的なものを除くと、開業以来はじめての減便改正になる。
平日朝ラッシュ時には、八潮始発の上り列車3本を減便する。最ピークの1時間の本数(八潮−秋葉原間)は25本から24本になる。ピーク後半には守谷始発を1本増やす。
平日土休日ともに深夜23時台の下りには、最後の下り快速1本(秋葉原23:00発)を区間快速に変更し、区間快速1本(同23:16発)を削減する。改正後は快速の最後の列車は22:00発になる。さらに0時台の守谷ゆき普通1本を削減する。
夜の上りでは、平日夜20時台の守谷発普通1本を、つくば始発に延長し区間快速に変更する。一方で平日土休日ともに22〜23時台には守谷発の本数を2本減らす。
さらに、つくば発北千住ゆきの終電を八潮止まりに短縮する(平日土休日共通)。
https://www.mir.co.jp/assets_rti/pdf/f4e9fbef8b5ea94c0fe63f94d93f5bb9.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
平日朝ラッシュ時には、八潮始発の上り列車3本を減便する。最ピークの1時間の本数(八潮−秋葉原間)は25本から24本になる。ピーク後半には守谷始発を1本増やす。
平日土休日ともに深夜23時台の下りには、最後の下り快速1本(秋葉原23:00発)を区間快速に変更し、区間快速1本(同23:16発)を削減する。改正後は快速の最後の列車は22:00発になる。さらに0時台の守谷ゆき普通1本を削減する。
夜の上りでは、平日夜20時台の守谷発普通1本を、つくば始発に延長し区間快速に変更する。一方で平日土休日ともに22〜23時台には守谷発の本数を2本減らす。
さらに、つくば発北千住ゆきの終電を八潮止まりに短縮する(平日土休日共通)。
https://www.mir.co.jp/assets_rti/pdf/f4e9fbef8b5ea94c0fe63f94d93f5bb9.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。