<追記 12/11 17:30>
近鉄が各駅の時刻表を発表しましたので、奈良線、京都線の主な変更点をまとめた内容を追記します
近鉄が各駅の時刻表を発表しましたので、奈良線、京都線の主な変更点をまとめた内容を追記します
近鉄は2022年12月17日のダイヤ改正後の時刻表を公式サイトに掲載した。10月時点のプレスリリースでほとんど明らかにされなかった改正内容の詳細が判明した。すでにコメント欄にご報告いただいておりますが、改めてまとめます。
奈良線■平日日中の優等は快急4、急行2、区準2に
平日日中のパターンが変わる。現在は快急、急行、区間準急がいずれも毎時3本の20分パターンだが、これが快急4本、急行2本、区準2本という30分パターンとなる。現行の快急はすべて阪神直通だが、改正後は半分が大阪難波発着となる。
阪神が快急を30分毎に減らすというリリースをする一方で、近鉄のリリースには奈良線の変更について説明がなく、どうなるのかが注目されていた。全体的な本数はそれほど変わりがないが、快急がとまらない急行停車駅や区準停車駅にとっては優等の本数が少し減ることになるため詳細の公表をためらった可能性がある。
京都線■日中の地下直急行は単純減。京都−奈良間の急行も減少
地下鉄直通急行が日中から朝夕に変更されるというリリースがあったが、蓋を開けてみると日中は地下鉄直通急行が単純な減便となるようだ。朝上りについては急行の一部が地下鉄直通に変更になり、その分京都ゆき急行は減っている。
さらに京都−奈良間の急行も減り(大和西大寺発着もしくは天理発着に変更)、京都と奈良を直通するのは特急だけという時間帯が発生する。普通列車は一部を除いて新田辺で系統分離される。
橿原線では平日夕方に大和西大寺−天理間の普通が運転され、この区間の普通は増発となる。
コメントいただいたはげぼうずさん、ななさん、しんさん、Humanさん、ふーふーさん、丸太さん、ありがとうございました。
この下は10/12に投稿した記事本文です
近鉄(近畿日本鉄道)は2022年12月17日に、奈良線、京都線、大阪線、名古屋線など多くの路線でダイヤ改正をおこなう。
リリースの冒頭では、「お客さまのご利用状況を勘案」して、奈良線、京都線、橿原線を中心に、運転区間や種別、編成、時刻を変更するとしている。しかし、リリースで明記されている変更点はわずかだ。
はっきり書かれている点を取り上げると、まず奈良線については、阪神本線内快急の8両化による阪神尼崎の停車時間短縮と、東花園発大阪難波ゆき終電の繰り上げのみ。阪神側のダイヤ改正の発表では、平日日中の快急が現行の毎時3本(20分間隔)から2本(30分間隔)に減ることが明らかにされているが、近鉄側がどうなるかについては特に記載がなかった。
京都線では、京都市営地下鉄と直通する急行について、平日は日中の運転から朝夕時間帯に変更するという。現在ある日中の急行が、改正後は(近鉄)京都発着に変わるのか、単純に減便になるのかは気になるところだ。また平日朝には京都−新田辺間の普通をすべて6両編成で運転する。
ほかには、名古屋線で平日早朝に白子発鳥羽ゆき急行を増発するとしている。
特急列車については、奈良線で大阪難波に7:47に到着する大和西大寺発「ひのとり」を増発する(平日のみ)。京都線では高の原駅の特急停車を拡大し、9〜12時台に6本を増やす。また、「あをによし」の時刻を変更し、京都−奈良間を1往復増やす。
(近鉄)
https://www.kintetsu.co.jp/all_news/news_info/20221217daiyahenkou.pdf
この情報は、ライジングさん、やぎさんからいただきました。ありがとうございました。