2022年11月24日

[相鉄][東急]新横浜線開業ダイヤの概要を発表。相鉄本線は目黒線に、いずみ野線は東横線に直通。東横線内は急行に

<お知らせ>
この記事はもともと、10/22に「[相鉄][東急]新横浜線開業ダイヤ、発表時期近づく。相鉄の担当者「本線・いずみ野線から東急に直通」」という見出しで公開した記事ですが、11/24に発表がありましたので、記事を書き換えた上で、タイムスタンプを直します。

 相模鉄道と東急電鉄は2022年11月24日、来年3月に運行を開始する「相鉄・東急直通線」(相鉄新横浜線・東急新横浜線)の開業ダイヤの概要を発表した。この記事では、新線のダイヤと、既存各線への影響も含めて発表された中身をまとめます。

新横浜線ダイヤ■日中は毎時6本、朝は16本。東横線系統はすべて急行

 新たに開業する新横浜線を通る両社の直通列車は、朝ラッシュ時の一部を除いて、相鉄本線から目黒線、いずみ野線から東横線に、運行経路が固定される。
 東急線内では、東横線系統はすべて急行、目黒線系統は急行と各停で、いずれも新綱島は全列車が停車する。相鉄線内は、特急、通勤特急(いずみ野線の朝のみ)、各停。いずれも全列車が羽沢横浜国大に停車する。種別変更は新横浜で行われる(多くの列車が種別変更をすることになると思われる)
 日中は毎時6本。そのうち2本が、相鉄いずみ野線−東急東横線系統。2本が相鉄本線−東急目黒線系統。残る2本は、新横浜発着の目黒線系統となる。地域情報サイト「横浜日吉新聞」によると、目黒線の4本には急行も各停も含まれる(2本ずつ?)という。
 朝ラッシュのピーク時は1時間あたり16本。そのうち4本が東横線系統、12本が目黒線系統となる。目黒線系統のうち5本は新横浜始発となる。相鉄からの直通は同11本で、そのうち本線からは4本、いずみ野線からは7本となる。

東急■朝の菊名始発各停はなくなり、新線からの急行に

 東横線・目黒線ともに、朝ラッシュのピーク帯の運行本数は変わらないが、新線開業の影響で内容が変わる。
 東横線では、朝ラッシュ時の菊名始発各停(毎時4本)がなくなり、線内の各停の本数が減る。その分が、相鉄・新横浜からの急行に置き換わる形だ。東横線のピーク時の本数は現在は各停16、急行4、通勤特急4の合計24本だが、改正後は合計は変わらず、内訳が各停12、急行8(半数は相鉄・新横浜から直通)、通勤特急4になる。
 目黒線では、急行の退避駅を武蔵小山から奥沢に原則変更する。さらに、奥沢と武蔵小山の両方で各停を追い抜く急行を6本設定し、最大で5分の短縮をはかる。日吉始発列車は現状でピーク時に毎時22本あるが、10本となる。
 なお、両線とも日中帯がどうなるのかについては今回発表がなかった。とくに、相鉄からの直通列車(急行)が設定される東横線がどうなるのか、新線の列車の最終的な行き先がどこになるのか、今後の発表が待たれる。
 地域情報サイト「横浜日吉新聞」によると、記者会見で日吉への特急停車の予定は現時点ではないと回答があったという。

相鉄■いずみ野線に特急復活。横浜−西谷間の区間列車を設定

 相鉄は、新横浜線以外の変更点については今回は多くを明らかにしなかった。
 今回リリースで掲げているのは、本線での特急、いずみ野線の快速のそれぞれの運行時間帯を拡大するという点。また、横浜−西谷間の区間列車を新たに設定するとしている。
 さらに、いずみ野線では特急が復活する。2019年のJRとの直通開始を機に、特急はなくなっていた。ただし、東急直通列車に限られる。途中の停車駅はいずみ野、二俣川、西谷、羽沢横浜国大。

 ここから私見。東横線系統はかなり限定的なのかなと思っていましたが、日中も相鉄直通列車がしかも急行として走るというところに意欲を感じました。ただ今回、ダイヤの詳細は新横浜線部分だけで、東横線、目黒線の日中がどうなるか、相鉄の横浜発着系統やJRとの直通がどうなるのか、直通列車は東急のさらに先はどうなるのか、などについては次の発表ですかね。もう少し予想を重ねる日々が続きそうです。

(相鉄)
https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/pressrelease/pdf/r22-178-p51.pdf
https://www.sotetsu-project.jp/
(東急)
https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20221124-1.pdf
https://www.tokyu.co.jp/railway/service/activity/network/chokutsusen/
(横浜日吉新聞)
https://hiyosi.net/2022/11/25/shinyokohama_line-20/

この情報は、情報提供さんからいただきました。ありがとうございました。

追記 11/27 11:20横浜日吉新聞の記事の内容を盛り込みました。ご紹介いただいたたけのこの山さん、ありがとうございました。新線開業を機に日吉に特急停車という期待が地元では高かったのですね。



<お知らせ>
以下は10/22に公開した記事本文です

[相鉄][東急]新横浜線開業ダイヤ、発表時期近づく。相鉄の担当者「本線・いずみ野線から東急に直通」

 来年(2023年)3月に開業する相鉄新横浜線・東急新横浜線の運行体系の発表が近づいている。相模鉄道の担当者は地域紙の取材に「年内に発表したい」と回答。2019年11月の相鉄・JR直通線開業のときは、開業から4ヶ月半前に最初の発表があった。早ければ11月に発表される可能性もある。

 相鉄新横浜線・東急新横浜線は、計画段階では「神奈川東部方面線」と呼ばれ、2006年から事業化。JRとの直通計画と区別するために、着工後は主に「相鉄・東急直通線」と呼ばれ、たびたびの延期を経て、来年3月の開業が確定している。
 相鉄の担当者は、神奈川県などで発行される地域紙「タウンニュース」(10/13掲載)の取材に対して、「相鉄・東急直通線はいずみ野線からも直通列車を運行」「本線沿いのお住まいの方々にとっても都心への直通列車が増える」などと答えた。詳しい発表時期については、「年内に何かしらの発表ができればと考えています」と答えている。
 相鉄は9月、新横浜線の西谷−新横浜間を含むIC定期券を持っていれば、追加料金なく本線の横浜駅でも乗降ができるサービス「YOKOHAMA どっちも定期」を、新線開業に合わせて導入すると発表している。
 一方の東急電鉄は今年9月、新線区間に開業する新綱島、新横浜の駅ナンバーの公表に合わせて、新線を含んだ新しい全線路線図を公開した。新横浜線は目黒線をまっすぐ西に延長する形で描かれ、東横線からはそれよりやや細い線が延びて、目黒線から延びた太い線に合流している。新綱島と新横浜は急行停車駅をあらわす桃色のマークが塗られている。ただし、10月22日現在、このファイルは同社サイトから削除されている。8月に運賃について発表した資料でも、新横浜から渋谷・目黒など主要駅への所要時間について「朝ラッシュ時の急行列車の想定」と注記がされていた。
 東急の福田誠一社長は、東洋経済オンラインのインタビュー(9月掲載)に対し、新横浜線開業後のダイヤについて「東横線・目黒線はピーク時で1時間に24本の列車が走っている。ダイヤの詳細はこれからだが、さらに列車を増やすのではなく、最大24本の中で(新横浜方面と横浜方面などを)どう割り振っていくか、目黒線は日吉より先に運行をどれだけ延ばすかといった形で検討していくことになるだろう」と答えている。

<お知らせ>
正式な発表がありましたら、この記事を更新して日付を変更します。
なお、以下の記事のコメント欄でも、ダイヤの予想を含めて多くの方がコメントを寄せてくださいました。ありがとうございます。興味のある方はご覧ください。
[相鉄][東急]新横浜線開業は2023年3月、東武東上線とも直通。西武とは直通せず(2022/1)

(タウンニュース)
https://www.townnews.co.jp/0106/2022/10/13/645794.html
(相鉄)
https://cdn.sotetsu.co.jp/media/2022/pressrelease/pdf/r22-127-kuc.pdf
(東急)
https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/k-info20220916-1.pdf
https://www.tokyu.co.jp/railway/service/activity/network/chokutsusen/pdf/tokyu_lines_miatomirai_line.pdf (路線図。現在は削除)
(東洋経済オンライン)
https://toyokeizai.net/articles/-/615067

この情報は、ライジングさん、たけのこの山さん、夏海さん、ピンクパンサーさんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 12:05 | Comment(97) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [相鉄][東急]新横浜線開業ダイヤの概要を発表。相鉄本線は目黒線に、いずみ野線は東横線に直通。東横線内は急行に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする