JR東日本は2023年4月4日、新線「羽田空港アクセス線」の東山手ルートの起工式を6月におこない、本格的な工事に着手すると発表した。
2031年度の開業を目指すという。
リリースによると、路線長は12.4キロで、東京駅からの所要時間は18分。田町付近で東海道線に接続し、東京や上野、東北・高崎・常磐の各線に直通できる。
東海道線との接続部となる田町駅付近では、山手線の引上線を撤去し、山手線、京浜東北線、東海道線の線路を移設することで、東海道線上下間にアクセス線へ抜ける線路(単線)を整備する。
羽田空港駅は、第2旅客ターミナルにほど近い場所に、長さ300メートルの1面2線のホームを設置する。
2019年の段階では、毎時8本、1日144本の運行が想定されていた(おそらく上下計)が、今回のリリースには運行にからんだ内容は含まれていない。東山手ルートのほか、JR東日本は、りんかい線を通じて大崎・新宿方面に向かう西山手ルート、新木場方面に向かう臨海部ルートについての計画もしているが、今回は言及がなかった。
https://www.jreast.co.jp/press/2023/20230404_ho03.pdf
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。