2023年06月26日

[京阪]平日13〜14時台は上り準急が毎時4→2本に。朝夕のライナーは増便。2023/8/26にダイヤ改正

 京阪電鉄は2023年8月26日、ダイヤ改正(※)をおこなう。朝夕のライナーが増便される一方、一般列車は利用状況に応じて全体的に微減傾向だ。

平日日中■13〜14時台に上り準急を減便。代わりに普通を延長

 平日13〜14時台には、上り準急を毎時4本から2本に減便する。代わりに枚方市止まりの普通毎時2本を出町柳まで延長する。なお、リリースでは上りの本数のみに触れていて、下りについては不明だ。15〜17時台についても、列車種別や運転区間の変更をおこなうとしているが詳細は明らかにしていない。
 また、淀屋橋10:00発の快速特急「洛楽」を、特急に変更する。

朝晩・土休日■夕方下り「洛楽」が減り特急に。土休日朝の区間急行は減便

 平日朝ラッシュ時については、リリースでは7〜9時台に「列車種別・運転区間の一部変更をおこなう」とあるが詳細は不明だ。
 平日夕ラッシュ時には、下りで列車種別の変更をおこなう。リリースで公表された三条発17:30〜18:30の1時間あたりの数字でみると、快速特急「洛楽」が1本減る代わりに特急が1本増える。快速急行も1本減る。
 土休日7〜10時台は区間急行の運転本数を見直す。
 平日・土休日ともに早朝・深夜にも、種別や運転区間の変更や減便がある。

ライナー■朝夕に増便。香里園、寝屋川市にも一部停車

 朝ラッシュの終盤に下りライナーを1本増やす(樟葉8:19発)。また朝の下りライナー6本のうち4本を香里園、寝屋川市に新たに停車させる。
 夕ラッシュ時には、淀屋橋発17、18時台にそれぞれ1本ずつ上りライナーを増やす。また、出町柳発の下りライナーを1本新設する。一方で、淀屋橋21時発の上りライナーの運転を取りやめる。

 ※注:京阪電鉄は今回のリリースでも「ダイヤ変更」という言葉を使っている。

https://www.keihan.co.jp/corporate/release/upload/230626_keihan-railway.pdf

この情報は、ライジングさん、どこぞのだれぞさんからいただきました。ありがとうございました。

▼前回のダイヤ改正記事
[京阪]日中の主要種別は毎時4本に。朝夕も減便、終電繰り上げも。2021/9/25に抜本的改正
タグ:京阪
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2023年06月24日

[TX]茨城県がTX土浦延伸の推進を決定。採算性確保は今後の検討

 茨城県は2023年6月、つくばエクスプレス(TX、首都圏新都市鉄道)のつくばから土浦までの延伸を目指すことを決定した。
 茨城県はこれまで、TXのつくばから先の延伸先として、土浦のほか、水戸、筑波山、茨城空港の4箇所を検討してきた。調査ではいずれのルートも採算性に問題があり、B/C比も1.0未満だったが、4ルートのうち土浦が比較優位にたっていた。3月に発表された県第三者委員会の提言でも土浦延伸の実現可能性が高いとしていた。その後のパブリックコメントでも、土浦延伸を望む声が多かったという。つくばと土浦の直線距離は8.4キロで、県の試算では土浦延伸の事業費は1400億円。
 県は、次のフェーズとして、採算性の確保に向けた方策の調査・検討を進めるという。その後、次回の交通政策審議会答申に取り上げられることを目指すとしている。
 朝日新聞によると、県は2050年ごろの延伸を目指し、事業費については国や沿線都県と分担したい考えだという。
 つくばエクスプレスについては、秋葉原−東京間の延伸が2016年の交通政策審議会答申に盛り込まれている。

(2023年6月の県の発表)
https://www.pref.ibaraki.jp/somu/hodo/hodo/pressrelease/hodohappyoushiryou/2203/documents/230623kotsuseisakuka.pdf
(県による延伸先調査=3月発表)
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/kotsuseisaku/tetsudo/documents/tx_chosa_kekka.pdf
(県第三者委員会の提言=同)
https://www.pref.ibaraki.jp/kikaku/kotsuseisaku/tetsudo/documents/tx_teigen2.pdf
(朝日新聞)
https://www.asahi.com/articles/ASR6R61J9R6RUDCB01N.html

この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
タグ:TX
posted by Uchio at 17:43 | Comment(10) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [TX]茨城県がTX土浦延伸の推進を決定。採算性確保は今後の検討 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月06日

[JR東日本]羽田空港アクセス線「常磐線特急の乗り入れを想定」共同通信が報じる

 JR東日本が建設を進める「羽田空港アクセス線」(東山手ルート)について、共同通信は、JR東日本幹部の話として「常磐線特急の乗り入れを想定している」と報じた。
 羽田空港アクセス線の東山手ルートは、2031年の開業を目指して、本格的な工事に着手した段階。田町付近で東海道線に接続し、上野東京ラインを通じて東北・高崎・常磐の各線に直通できる。
 2019年の発表によると、開業時点では毎時4往復、1日72往復の運行が想定されている。共同通信の記事では、現行の常磐線特急「ときわ」「ひたち」毎時2往復のうち、1往復分が品川発着から羽田空港発着に切り替わることが見込まれるとしている。

(共同通信)
https://nordot.app/1033619030790537315

この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。

▼関連記事
[JR東日本]羽田空港アクセス線の東山手ルート本格着工へ。2031年度開業目指す(2023/4)
[JR東日本]羽田空港アクセス線は「15両編成、毎時8本」、アセス計画に明記(2019/6)
posted by Uchio at 09:24 | Comment(12) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [JR東日本]羽田空港アクセス線「常磐線特急の乗り入れを想定」共同通信が報じる | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2023年06月03日

[宇都宮LRT]2023/8/26に開業。当初は普通のみ運行、日中は12分間隔

 栃木県宇都宮市、芳賀町、宇都宮ライトレールは、「芳賀・宇都宮LRT」(車両愛称はライトライン)を2023年8月26日に開業すると発表した。開業当初の運行形態についても記者会見で明らかにした。
 それによると、開業当初は、全線で普通のみを運行。日中などオフピーク帯は約12分間隔、ピーク帯は約8分間隔とするという。所要時間は40分台後半。
 もともとの計画上は、オフピーク帯は10分間隔、ピーク帯は6分間隔で、ピーク帯には通過運転をする快速を運行し、途中駅での普通の追い越しも行う予定だった。普通の所要時間も44分を予定していた。
 開業後一定期間は運賃収受などで時間を要するためととしている。
 読売新聞によると、開業後の利用実態をふまえながら、適正な運行本数や快速運行の検討をおこなうという。
 運賃は距離に応じて150円から400円。
 ここから私見というほどではないのですが、快速運行は当初は見送りということですね。今後に期待したいところです。ところで営業上、乗客案内上の路線名称は何になるんでしょうか。「ライトライン」は車両の愛称として選ばれましたが、これが路線名にもなるんでしょうかね。それとも運行会社名の「宇都宮ライトレール」でしょうか。

(宇都宮市)
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/032/422/kisyakaiken0602.pdf
(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/local/tochigi/news/20230602-OYTNT50233/

この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。

▼関連記事
[宇都宮LRT]JR宇都宮駅西側への延伸は県教育会館までの5キロ。東側区間は2023年8月に開業
posted by Uchio at 20:06 | Comment(16) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [宇都宮LRT]2023/8/26に開業。当初は普通のみ運行、日中は12分間隔 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする