2023年08月31日

[JR西日本]北陸新幹線敦賀開業時のダイヤを発表。「かがやき」の一部が小松などにも停車

 JR西日本、JR東日本は、北陸新幹線の金沢−敦賀間延伸開業時のダイヤの概要を公表した。開業日は2024年3月16日で、この日が2024年のJRグループの一斉ダイヤ改正日となることは間違いなさそうだ。
 「かがやき」は10往復のうち9往復が東京−敦賀間の運転となる(残る1往復は東京−金沢間)。9往復のうち5往復は金沢−敦賀間を福井のみに停車し、4往復は小松、加賀温泉、芦原温泉、越前たけふの各駅のいずれかに停車する。これら4駅から見ると、停車する「かがやき」は、それぞれ上下各2本。東京−福井間は最短2時間51分、東京−敦賀間は同3時間8分となる。
 「はくたか」は東京発着の全14往復のうち、5往復が東京−敦賀間の運転となる。金沢−敦賀間は(上越妙高以西は)各駅に停車する。
 現在富山−金沢間を走る「つるぎ」は、ほぼ全列車が敦賀発着となり、本数は25往復+5本となる。25往復については、敦賀で特急サンダーバード(大阪−敦賀間)と接続する。また一部は敦賀で特急しらさぎ(名古屋または米原−敦賀間)と接続する。25往復のうち18往復は富山−敦賀間、7往復が金沢−敦賀間。また25往復のうち9往復は、金沢−敦賀間で福井のみに停車する速達運転をおこなう。25往復のほかに、在来線特急と接続しない「つるぎ」も5本ある。
 ここから私見です。「かがやき」はこれまで頑なに停車駅を絞り込んできたので、小松などにも停車するというのは意外でした。新高岡は今改正でも定期かがやきの停車はありませんが、停車運動が再燃しそうですね。一方で新規開業区間を走る列車の半分以上は「つるぎ」になるというのも沿線の流動が垣間見えて興味深いです。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/230830_00_press_hokurikushinkansen.pdf

この情報は、ライジングさん、地場氏さんからいただきました。ありがとうございました。
posted by Uchio at 19:24 | Comment(123) | TrackBack(0) | ニュース はてなブックマーク - [JR西日本]北陸新幹線敦賀開業時のダイヤを発表。「かがやき」の一部が小松などにも停車 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする