京王電鉄は2025年3月15日、京王線、井の頭線でダイヤ改正を行う。
京王線の一般列車■日中の快速が新宿−調布間を先着。京王新線では増発
京王線では、日中のパターンを変更する。現在、快速は上下ともに八幡山で特急の通過待ちをしているが、改正後はこれを解消し、新宿−調布間で先着するようにする。さらに、特急は新宿−京王八王子間の所要時間を短縮させ、上下ともに最速41分とする(現行は下り43分、上り42分)。
京王新線を走る列車を増発する。平日は10〜16時台の上下各8本、土休日は9〜10時台、17〜18時台にそれぞれ上下2本を増やす。
平日朝は、高尾山口発の急行1本を特急に、京王八王子発の区間急行1本を急行にそれぞれ変更する。後者では新宿への到着が8分短縮する。相模原線では、京王多摩センター発の急行1本を区間急行に変更する。新宿への到着が6分遅くなる。朝8時台の京王多摩センター始発の特急1本を、橋本発に延長する。
ライナー■平日に高尾線系統の京王ライナーが誕生
ライナーについては、平日に初となる京王ライナーの高尾線系統が登場する。高尾山口6:30発、新宿22:30発の上下1本ずつ。
平日の京王八王子系統、相模原線系統はともに朝1本ずつ増発する。いずれも新宿に9時台に到着する。
土休日には、夕方〜夜間の相模原線系統を3本増発する。毎時2本体制になる。朝方には高尾線系統の下り京王ライナー1本を増発する。
井の頭線■土休日日中が8分→7分30秒間隔に
井の頭線は、土休日の日中について、運行間隔を8分毎から7分30秒毎に変更する。上り6本、下り5本の増発となる。日中の上り急行列車の最速所要時間を18分から17分に短縮する。
平日朝には上り急行2本を増発する。いずれも渋谷に9時台に到着する。
ここから私見です。京王線の日中のパターン変更ですが、全体像はどうなるでしょうか。快速を新宿−調布間で先着させるとなると、橋本系統の特急のスジを多少寝せるのでしょうか。快速停車駅の利用者は便利になりますが、なにより布田−柴崎3駅の利用者は、新宿への最速が、快速・特急の2度乗り換えが必要でしたが、それが1度の乗り換えで済むようになるのでしょうか(笹塚で結局乗り換えることになるから一緒ですかね)。
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2024/pdf/nr20250214_daiyakaisei.pdf
この情報は、ななさん、地場氏さんからいただきました。ありがとうございました。