毎日新聞によると、アメリカ西海岸のサンフランシスコとロサンゼルスを結ぶ「新幹線」級の高速鉄道の建設が決まった。米大統領選と同時に行われたカリフォルニア州での住民投票で、建設資金の一部として使われる約90億ドルの債権発行が、賛成多数で採択された。
同新聞の記事によると、建設計画はサンフランシスコと、ロサンゼルスを経て、その南東にあるアナハイムを結ぶ750キロ。2020年の開通を目指すという。日本の新幹線技術の対米輸出に道を開く可能性もあるとしている。
アメリカで、日本や欧州のような都市間高速鉄道として残っているのは現在、東海岸のボストンとワシントンを結ぶ区間のみだと思いますが、まさか新規に鉄道が建設されることになるとは思いませんでした。しかも住民投票で決めるというところも驚きです。
さらに、ハワイ現地のニュースサイトによると、ハワイ・ホノルル市でも、鉄道の建設を問う住民投票が行われ、賛成多数で採択された。この計画は、イースト・カポレイとアラモアナ・センターを結ぶ20マイル(32キロ)の高架鉄道を建設するというもの。ただし、検討の過程で、ホノルル国際空港を通るルートと、通らないルートの2案の中から後者が選ばれたようで、旅行者にとって便利なものになるかは不明。
http://mainichi.jp/select/world/news/20081103ddm007030068000c.html
http://mainichi.jp/select/world/news/20081106dde007030035000c.html
http://www.honoluluadvertiser.com/...
http://www.bizjournals.com/pacific/stories/2008/11/03/daily49.html
http://urbantransit.seesaa.net/article/109169520.html
2008年11月07日
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