JR東海はこれまで、途中駅の設置については、リニアの速達性と矛盾するとして難色を示し、「作るとしても建設費は原則地元負担」としてきた。
この講演で、葛西会長は、通過するだけでは沿線の理解は得られないとし、仮に途中の4県に1つずつ駅を作り、各駅停車を走らせても、東京−名古屋間は1時間で結ばれる、との想定を示したという。
JR東海がルートが示して以降、甲府と飯田では「駅ができる」ようなムードで話が進んでいますが、ここにきて、岐阜と神奈川にも駅ができる方向になりました。これまで、岐阜県は中津川市周辺、神奈川県は相模原市内に駅を設置するよう求めてきましたから、その軸で調整されるのでしょう。
沿線の県の中で、JR案のルートに反対を唱える長野県はともかく、それ以外の県の賛同を得ておきたいということかもしれません。
http://www.asahi.com/travel/news/TKY200812260315.html
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamanashi/news/20081227-OYT8T00415.htm
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