神奈川新聞の元日付の報道によると、相鉄、東急、JR東日本は、JR羽沢貨物駅(横浜市)を挟んで、相鉄線西谷、新横浜、東横線日吉を結ぶ新線を建設し、相互直通運転を行う計画で、今年春にも国交省に事業化申請をする。2015年までに整備をはかる。
相鉄西谷駅からJR羽沢貨物駅まで新線を建設して、そこから貨物線経由で湘南新宿ラインに直通させる構想は、すでに明らかになっていたが、今回の報道では、羽沢貨物駅からさらに、新横浜経由で日吉まで新線を新たに建設するもの。相鉄と東急も相互直通するという。
これにより、二俣川−新横浜間が約10分、新横浜−渋谷間も約20分で結ばれるという。
神奈川県は、「運輸政策審議会」の答申で「神奈川東部方面線」(二俣川−新横浜−大倉山間)とされていた路線の新たな事業化案とみなし、国が2005年度に創設した「都市鉄道利便増進事業費補助制度」の適用をめざす。
相鉄は、関東の大手民鉄の中で唯一、都内に路線を持っていない。都心回帰傾向が強まり、乗客減が続く中での起死回生の策だろう。
http://www.kanalog.jp/news/local/entry_17012.html
2006年01月03日
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