相鉄西谷駅からJR羽沢貨物駅まで新線を建設して、そこから貨物線経由で湘南新宿ラインに直通させる構想は、すでに明らかになっていたが、今回の報道では、羽沢貨物駅からさらに、新横浜経由で日吉まで新線を新たに建設するもの。相鉄と東急も相互直通するという。
これにより、二俣川−新横浜間が約10分、新横浜−渋谷間も約20分で結ばれるという。
神奈川県は、「運輸政策審議会」の答申で「神奈川東部方面線」(二俣川−新横浜−大倉山間)とされていた路線の新たな事業化案とみなし、国が2005年度に創設した「都市鉄道利便増進事業費補助制度」の適用をめざす。
相鉄は、関東の大手民鉄の中で唯一、都内に路線を持っていない。都心回帰傾向が強まり、乗客減が続く中での起死回生の策だろう。

http://www.kanalog.jp/news/local/entry_17012.html