雑誌とは、「鉄道ピクトリアル」の2010年1月臨時増刊号。この号は、まるごと1冊、小田急電鉄だけの特集号で、同誌ではこれまで約10年に1度のペースで発行されている。毎回、小田急の幹部がインタビューを受けているが、今回は常務取締役交通サービス事業本部長の嶋崎章臣氏が応じた。
嶋崎氏は、東北沢−梅ヶ丘間の複々線化工事完成後のダイヤについて聞かれ、「白紙からダイヤ改正に取り組まなければならない」と返答した。さらに、「可能であれば、ラッシュ時間帯のロマンスカー運行を実現したいと思っています。お年寄りやお体の不自由な方などからは、着席列車の運行についての要望も多くありますが、ロマンスカーを保有している当社であれば応えられるわけですから、真剣に検討したいと思います」と続けている。朝のラッシュ時とははっきり銘打っていないが、夕ラッシュ時にはすでにロマンスカーが運行されていることを考えれば、明らかに朝ラッシュ時のことであると思われる。
ここから私見。複々線化後のダイヤがどうなるかについて、小田急から、想定本数と想定混雑率以外の情報が出たのは珍しいですね。どれほど実現性があるのかはわかりませんが、こうしてインタビューに答えているぐらいですから、本当に真剣に検討しているのだと思います。ただ、複々線化で余裕ができるのは、向ヶ丘遊園以東だけですが、そこだけのロマンスカーになるのか、それとも町田や本厚木始発のものになるのか。注目です。
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”だけ”なんてあなた言いますが、向ヶ丘遊園までで十分だと思いますよ。
>そこだけのロマンスカーになるのか、それとも町田や本厚木始発のものになるのか。注目です。
複々線区間だけなわけがない。そんなの誰も乗りませんよ。
「…だけ」という言葉も、単なる限定の意味として使われており、なんの問題があるのでしょうか。
個人的な発想ですが…
複々線化が完成したら朝ラッシュ時のみでなく、日中や土休日も遠近分離のダイヤになると良いのですがね…
白紙改正がどのようなものになるか見ものですね。
朝ラッシュ時間なら意外と利用者がいるのでは?
300円程度で着席通勤できるなら払う人は多いと思います。
JRのグリーン車は、2両でたしか180席程度ですが、朝は常に満席ですし。
しかも、意外と短区間でも使いたい人がいます。
JRの場合は、すでに終着駅から50キロも離れたところから満席で利用はできませんが。
朝ラッシュ時は、各駅停車は大多数を向ヶ丘遊園折返しにして、向ヶ丘遊園以西は準急に補完させれば、新百合ヶ丘〜向ヶ丘遊園間のダイヤは十分余裕があると思います。ロマンスカーは本厚木或いは小田原始発が妥当です。
複々線は内側を急行線としているので、向ヶ丘遊園で普通が折り返す場合、急行線を横切って、向ヶ丘遊園に入場させなければならないですよね。
よって、折り返し線を普通のみが使う場合は、新百合ヶ丘→向ヶ丘遊園の本数増の障害になりますよね。
それとも、優等列車の折り返しも考えられているのでしょうか?
新百合ヶ丘までの複々線が完成すれば、この問題は解決しますが、まだその計画は不確定ですし・・・。
一方、下北沢ー代々木上原間では、緩行線が内側にくるはずですが、千代田線直通優等列車と緩行線が交錯しますよね。
緩行線の千代田線乗り入れも視野に入っているのでしょうか?(その場合、緩行線ホームを10両対応にするのでしょうか?)
どなたか詳細をご存知の方がいれば、ご教示いただければありがたいです。
そうなると向ヶ丘遊園始発のロマンスカーも現実味を帯びてきますが…
しかし、小田急複々線化、下北沢を路線別にしたことで多くが台無しだと思います。
建設費が若干安くなるのは分かりますが、そんな極端にではないと思いますし、それ以上に損なわれる利便性は計り知れないと思います。
まだ、当分かかると思います。
下北沢は地形的な制約もあったかと思いますが、個人的には緩急分離の意味も含めベターではないかと思いますし、その補助や布石として、急行の経堂停車、区間準急の設定が実施されたと思います。
豪徳寺、梅ヶ丘、世田谷代田の利用者からは不平もあるかと思いますが、総合的には妥当な判断なのかなと。
複々線が完成したら廃止になるんでしょうかね?
あるいはえのしまをサザン方式の準特急にするのがいいと思う。これなら、選択乗車出来る。
但し、女性車は廃止するか、乗客の入替りが多く、比較的空いている各停だけにするのがいい。
混雑列車に投入し、しかも出口の最も近い所に設定しているから顰蹙を買っているし、埼京線では痴漢が減る所か、逆に増えてしまっている。
お前みたいな女性蔑視がいるから、チカンも減らないんじゃないの。
ちっちゃい男…。
世田谷区内が複々線になれば、各停と急行などが完全分離運転可能ですね。ところで下北沢駅周辺工事はどうなっていますか?数年後に「地下駅」になると聞きました。
区間準急はなくてもいいですね。代わりに「区間急行」(新宿〜相模大野間が現行急行と同じ停車駅で、相模大野以西は各駅停車)を新設しては?
登戸−向ヶ丘遊園の複々線が実現すれば急行の連絡が良くなる(乗り換え)可能性がありますね。
時期は世田谷区内(東北沢−梅が丘の区間)の地下工事の進展しだいですね。
それにしても各種急行の見直しは必要ですね。
聞いた話ですが、専修大学の人気が低いと言われる理由に、向ヶ丘遊園駅の「ローカル駅化」の問題を挙げる人がいます。
川崎市の再開発計画構想当時、登戸駅との統合が検討されましたが、要地の問題(統合して現在の両駅の中間に新駅を置くと、JR南武線の駅まで少し歩く事になる)で白紙にしたとか。
やっぱり、六会日大前駅みたいに、大学名を駅前にしますか。
向ヶ丘遊園専修大学前駅
とか、
専修大学向ヶ丘遊園駅
とか・・・長ければ
専大遊園駅
とか
仮に駅名変更で「専大」をつけるとなると、近隣の明治大學や聖マリアンナ関係者が、こぞってクレームをつけるでしょうね。明治大學は既に、京王線に明大前駅があるので、命名権を譲らないでしょうね。
昔は「稲田登戸」駅でした。
私案ですが、(もうすぐ完成の)藤子F記念館や岡本太郎記念館があるので、「記念館前」ではだめでしょうか?
そうですね、今となっては郊外キャンパスの撤退など大学がその地に永くとどまるケースも少なく、勇み足でつけた山万の「女子大」駅など、不安定要素が大きいのでしょう。
記念館の類も果たして永続してあるものかどうか、と思うともう少し広がりを見せて「生田緑地前」とかどうでしょ?
北大阪急行の緑地公園駅を思い出しました。(笑)
ただ、都立大学駅、学芸大学駅のように地元が愛着を持って使っているということであれば、向ヶ丘遊園で青春の一ページを綴った世代が活躍している間は「向ヶ丘遊園駅」なのではないでしょうか?
人がいての駅だから、歴史は大事なのだと思います。
そうなれば朝のラッシュがスムーズになるかも?