JR九州とJR西日本は、2011年3月に全線開業する九州新幹線(鹿児島ルート)について、最速達列車の「みずほ」を毎日4往復と発表した。停車駅は、新大阪、新神戸、岡山、広島、小倉、博多、熊本、鹿児島中央となり、佐賀県が停車を希望していた新鳥栖は通過となった。所要時間は、新大阪−熊本間が2時間59分、新大阪−鹿児島中央間は3時間45分。
基本的な運転パターンとして、山陽新幹線との直通列車として、「みずほ」または「さくら」が毎時1本。「みずほ」は、朝夕時間帯に設定され、それ以外の時間が「さくら」になる。線内の列車として、「さくら」または「つばめ」が毎時3本設定され、うち鹿児島中央発着が1本、熊本発着が2本となっている。「さくら」の名称は、直通だけでなく、線内運転の速達型としても使われ、「つばめ」は線内各駅停車のみに限定される。
また、線内運転の「さくら」「つばめ」と、山陽新幹線の「のぞみ」「ひかりレールスター」は、博多駅で、可能な限り同一ホームでの連絡とするという。
朝日新聞によると、現在「リレーつばめ」で使われている787系は、日豊線を走る特急「きりしま」「にちりん」に投入されるという。
また、JR九州は来春のダイヤ改正で、指宿枕崎線の特快「なのはなDX」(鹿児島中央−指宿間)を廃止し、特急化すると発表した。新たに登場する特急は「指宿のたまて箱」。使用される車両は、近郊型気動車の改造で、南日本新聞によると、水戸岡鋭治氏が設計した。途中停車駅は、喜入のみ。
http://www13.jrkyushu.co.jp/newsreleaseweb.nsf/9dd28b8cb8...
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http://www.asahi.com/travel/rail/news/SEB201010200039.html
情報をいただいた、京成本線沿線住民さん、いっきゅーさん、ひろっぴさん、ありがとうございました。
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JR西日本とJR九州、山陽・九州新幹線直通速達列車の愛称を「みずほ」に正式決定
Excerpt: JR西日本:プレスリリース一覧 > 山陽・九州新幹線直通列車「みずほ」について 山陽・九州新幹線直通列車「みずほ」について|JR九州ニュースリリース
Weblog: kqtrain.net(京浜急行)
Tracked: 2010-10-23 19:31
新大阪駅〜鹿児島中央駅間の所要時間は「みずほ」より約15分程度遅い4時間とのことですが、新幹線の場合1駅停車につき約5分所要時間が延びる計算となるので、下記のパターンが最有力だと思います。
山陽新幹線内…姫路通過タイプの準速達「ひかりレールスター」ダイヤを踏襲(「みずほ」停車駅に、福山駅と新山口駅or徳山駅のどちらかに追加停車)
九州新幹線内…博多、熊本、川内、鹿児島中央
こう仮定すると、「みずほ」よりもちょうど3駅多い停車駅数となり、所要時間差15分・ひかりレールスターや速達「つばめ」との置き換え目的、双方の面でぴったり一致しますので、「さくら」の基本停車駅パターンは恐らくこれで行くのではないだろうか、と考えています。(姫路停車タイプは一部「のぞみ」や、残存する「ひかりレールスター」が基本的に受け継ぎます)
ただ、ここで疑問となるのは九州新幹線内完結の「さくら」ですね。熊本以南各駅停車となる区間速達タイプの線内完結「さくら」として運転されるのか。それともあくまで「つばめ」のみが各駅停車タイプとして運転され、博多〜熊本間ノンストップのシャトル列車的な「さくら」が運転されるのか。また、線内完結「さくら」を中心に、地元が停車を要望している新鳥栖駅・久留米駅の選択停車があるのかどうか。
全てはもうすぐ明かされると思いますが、その日まで予想を楽しんで待つのもひとつの楽しみだと感じます。
普通用気動車を特急に改造して使用する神経が分からない。
快速ならともかく、30年前の普通用車両で特急料金徴収するには粗悪過ぎる。
思い切って新型車両を導入するか四国から185系、北海道から183系(両形式とも九州に存在しており、北海道では余剰車が発生している)を譲渡して改造するのがベターですね。
はやとの風にしても、指宿のたまて箱にしても、あそぼーいにしても、海幸山幸にしてもダイヤも車両もスピードも中途半端なので、JR東日本東北地区のローカル観光列車を見習って欲しいですね。西日本のみすずしおさいでも快速なので。
ゆふいんの森にしても予備車が無いので不定期運休をしているのも魅力が半減してしまう。
特急料金取る列車であれば、キハ261系レベルの車両で、カラーリングやデザインは違えど、車両定員や設備を同じにし、共通運用出来る車両が良いと思います。
なのはなDXを廃止しないで、繁忙期混雑期はたまて箱で運行し、閑散期はなのはなDXで運転すれば不定期運休は避けられるし、はやとの風や海幸山幸等の検査時の代走として使用する道があると思います。
どちらにしてもゆふ系統以外の気動車は貧弱すぎるので特急としては赤点です。
261系4連に投入した場合、
(鹿)はやとの風=1本
(鹿)たまて箱=1本
(鹿)きりしま+海幸山幸=1本(海幸山幸は鹿児島中央始発とする・回送は勿体無いので鹿児島−宮崎はきりしまとして運転し、別枠としてもいいと思います)
臨時・増結・共通予備車=2本
(熊)あそぼーい=1本
(熊)いさぶろう・しんぺい=1本
の4×7=28両増備し、共通予備車はゆふいんの森の代走にも使用する。増備が大変ならば、3両×7本+増結用2両=23両の増備でもいい。
出来れば、九州横断特急やゆふ、くまがわにも新型車両を入れてもいいが、185系のままであるならば、オフィスシートを導入して、通勤特急・ビジネス特急に徹するのが良いと思いますし、特に185系は増解結が容易なので波動輸送に強いという利点もある。通常は観光向きに改造した車両を使用し、繁忙期は自由席車として未改造車を増結すると言った事も可能だと思います。
新鳥栖or久留米、新八代、川内に停まるだろう。
停車が3駅増なら山陽内はみずほと同じになる。
みずほ運行時間帯に九州内さくらも走らせるのではないか。
どうせ乗り換えなら熊本で十分かと。
さくらはひかりRailStarの代替もあるので、
山陽区間でもそれなりの停車駅があるはずです。
反論になって恐縮ですが、現行「のぞみ」の大半(下り1本、上り2本以外)が「みずほ」より1駅多い停車駅数で運行されており、「みずほ」が4往復走るだけでも今より最速達列車が増加する状況にあります。また「さくら」が現行「ひかり」、「みずほ」が「のぞみ」と同等の特急料金が適用される予定と報道されておりますので、「さくら」が山陽新幹線内で「みずほ」と同じパターンで走る(=「さくら」より料金が高い「のぞみ」よりも速く走る逆転現象が起こる)ことはまず無いと思います。
↓
(過去の記事を参照)http://www.asahi.com/national/update/0912/OSK201009110163.html
また新八代駅は現在始発駅なので速達型も含めて全列車が停車しておりますが、在来線からの乗り換えを除いた新幹線利用客(新八代駅からの乗車客数)は1日あたり僅か250人足らずですので、九州新幹線全通後は速達タイプは通過となり、熊本駅にターミナル機能がシフトするものと予想しています。
ただし新鳥栖駅と久留米駅の選択停車については、可能性はあると思います。その場合「さくら」が「みずほ」停車駅に加えて福山・川内と、新山口か徳山のいずれか1駅と、九州新幹線内でさらにもう1駅(新鳥栖か久留米)停車して、新大阪〜鹿児島中央間を4時間5分程度で走るタイプが主流になるのではないかと思います。
上記の新聞報道では「新大阪〜熊本間を約3時間20分、鹿児島中央まで約4時間」と書かれていますが、「みずほ」の新大阪〜熊本間の所要時間は最速2時間59分で走るとされています。
新聞報道では「さくら」と「みずほ」の新大阪〜熊本間の所要時間差は約20分なので、3〜4駅追加停車があるものと考えられます。なので、新鳥栖・久留米の選択停車説が浮上してきます。しかし、熊本〜鹿児島中央間はノンストップでも45分かかる計算なので、これを当てはめると「さくら」も川内に停車しない計算となってしまいます。
しかし、現行ダイヤでほとんどの速達「つばめ」が川内駅に停車していますから、いきなり速達タイプを全て通過させる訳にはいかないでしょう。なので、「さくら」は基本的には川内に停車しますが、一部は通過する便も設定される可能性があると思われます。
ここから紐解くと、この記事にある「約4時間」という言葉には「4時間4〜5分程度」という意味合いが含まれており、同様に「約3時間20分」という言葉には「3時間15〜16分程度」という意味合いがあるのではないか、と。そう予測しています…あ〜ややこしい(汗)
で、各駅タイプは博多止めながら熊本以北で通過駅を設けるので、それも<さくら>になる。リレーつばめの停車駅を考慮すると筑後船小屋と新玉名は通過でしょう。
で、残る有明見合いの博多〜熊本各駅停車が<つばめ>。何だか霞んじゃいますが…。
※今回のリリースで触れられていませんが、豊肥<有明>および<ドリームにちりん>の去就が気になります。
こうすることで、山陽区間内での利用客の集中を防ごうという狙いがあるのでしょうか。
エクスプレス予約は、山陽区間内だけでも「みずほ」「さくら」は適用されないかどうかが読み取れないです。
あるいは線内「さくら」に800系の運用もありそうです。
私は幹線に限定して普通列車を失くすのもありかと。私鉄は急行を途中の駅から終点まで各駅している。この反対もある。終日これ一本のダイヤを組むのもいい
1、期待と不満(「ドリームにちりん」について)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=21148
2、車両格差(883・885系と485系について)
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=21149
3、特急485系
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=21153
4、観光特急「海幸山幸」
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=21255
5、延岡駅
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/index.php?itemid=21280
京成本線住民さん、ありがとうございます。
787系の日豊線移動で車両格差はかなり小さくなると思います。
ただ、九州新幹線が全通しても、宮崎への投資は小さいままでしょうね。
九州の中で最も辺境の地、宮崎県。
これはこれからも変わらないですね。
単に、ソフト面での整備が遅れているだけだったりして。
情報通信系のものって、一気に改変するとトラブル時面倒なのよねぇ。
延岡〜宮崎空港が、博多〜佐賀・小倉に次ぐ収益区間とは意外な感じです。車両に投資をしていないから減価償却費がないからかな。
なっくすさんの言われるとおり、システムの問題かもしれません。
どの新聞だったかはっきる覚えておらず、また、システム系に詳しくないため、おぼろげな記憶ですみませんが、九州滞在時に読んだ新聞で、JR西とJR九州の発券システムは、全く異なったシステムであり、システム統合が非常に困難を極めているという記事を読んだことがあります。
車体から「つばめ」の文字を消すとの報道がでました。
http://www.asahi.com/national/update/1105/SEB201011050015.html
JR九州の労組の組合報です。
結構気になることがありますね。
大牟田ー熊本、熊本ー肥後大津間の快速
新鳥栖への特急全停。
指宿枕崎線の快速廃止
博多ー佐賀 特急毎時3本
おもしろいですね・・・
これを見る限り787系の全てが「にちりん」「ひゅうが」「きりしま」向けへ転属する訳ではないことが想定されますね。「有明」は朝晩に一部残り、日中は「有明」に代わって「きらめき」が毎時1本走ることとなり、転属を免れた787系が運用につく、となれば大方予想通りの展開になります。現在485系は17編成(5両×7、うち1本は波動用と3両×10本、増結ユニット4本分)走っているので、同じ本数を787系が異動することになるのでしょうね。3輌編成の代替は4両編成(11本所属)をそのまま転属して使うことは確実と思いますが、5輌編成の代替をどうするかが見物です。7両のままでは長すぎるので、恐らく1〜2両減車して多客時の増結用として編成から外すことが考えられます。
残る7両×8本は北九州地区に残ってラッシュ時の「有明」「きらめき」「かいおう」の運用に就く、ということなのでしょう。また博多〜佐賀間の特急が現行より1本増便となることですが、この区間だけの特急を走らせるということなのでしょうか。だとすれば、意外と北九州地区の特急用車両の需要も残りそうな雰囲気です。もしかしたら波動用だけは485系を残して、787系の南九州地区への転属は定期便を補う目的のものになるかもしれません。
かつて大牟田〜熊本間は現在の特急停車駅と植木・木葉に停車する快速が走っていたことがあるので、この情報のとおりだとすれば来春のダイヤ改正では久々に同区間の快速が復活することになります。停車駅はそのまま引き継がれるのか、それとも見直しが行われるのかに注目したいところです。快速が運転されていた当時無かった崇城大学前駅がここ最近利用客が伸びているので、もしかしたら停車駅候補に上がるかも?
熊本〜肥後大津間の快速は現行の「有明」のスジと停車駅を引き継ぐのでしょう。使用される車両が何になるのかも注目ですね。
>熊本〜肥後大津間の快速
確かに興味深いところです。
一番ありえそうなのが…
1. 福北ゆたか線から817系を引っこ抜き熊本へ
2. 813系を福北ゆたか線へ
3. その813系は本線の列車を減車して用意
かな、と。
11月18日西日本新聞
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/210474
11月17日産経新聞(バスのイラストあり)
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/101117/biz1011171753026-n1.htm
だいぶ古い記事で恐縮です。こちらは南日本新聞の記事です。これに、〔さくら〕の熊本〜鹿児島中央の具体的な停車駅が挙がっています。新大阪〜鹿児島中央間直通の〔さくら〕は、基本的には新八代と川内に停車。しかし、熊本〜鹿児島中央間各駅停車の〔さくら〕(基本的には博多発着)が1日1本のみ新大阪へ直通する模様です。
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201012080023.html
続いてこちらは朝日新聞の記事です。これによると、新大阪〜鹿児島中央間の運賃(特急料金との合算とみられる、以下同)を片道2万円未満にし、博多〜鹿児島中央間の運賃を片道9千円台にする方針だそうです。
おまけです。
http://www.asahi.com/kansai/travel/news/OSK201012090049.html
これも朝日新聞です。新大阪駅の案内表示の写真が出ています。「発車時間などは模擬データ」と書かれていますが、こんな感じの停車駅の〔さくら〕もありそうですね。