共同通信や信濃毎日新聞によると、JR西日本の佐々木隆之社長が記者会見で、北陸新幹線開業を控え、大糸線(南小谷以北)、氷見線、城端線などの赤字路線について、廃止や第3セクターなどを含めて地元自治体と検討することを明らかにした。
北陸新幹線開業後は、並行在来線となる北陸本線・信越本線は、JRから経営分離され、地元県・市などでつくる第3セクターなどが運営する。そのため、北陸本線に接続する「枝線」である、各線の扱いが注目されていた。
http://www.shinmai.co.jp/news/20101202/KT101201ATI090040000022.htm
http://www.47news.jp/CN/201012/CN2010120101000907.html
この情報は、うみほたるさんからいただきました。ありがとうございました。
2010年12月10日
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なのに、開業後の経営「苦しい」とは全く理解不能です。
一体何を言ってるでしょうか?何がやりたいのでしょうか?
そもそも城端線は、在来線の新高岡駅も開業する予定ですし…。
私には理解できません。
新幹線から小回りのきくバスに乗り継ぐ方が利便性も良いのでは?
いずれにしてもローカル線は、地方自治体の財務状況が破たん寸前であることを加味すると削減はやむをえないと思います。
西日本に限らず、全国的にローカル線のバス化が進むと思います。
今回の東北新幹線新青森延伸によって、同じく枝線になった大湊線や八戸線は体力のあるJR東日本なのでそのまま残ったが、体力のないJR西日本にとって枝線を維持する余裕は無いということを言いたいが為に、先に地元関係者に釘を刺したと見るべきでしょう。
出来ることなら、北陸線を第3セクターに移管するのと同時に氷見・城端線も第3セクターに、大糸北線はJR東日本に移管したいのが本音では無いでしょうか。
北陸新幹線が開業すると迂回ルートとしての大糸線の役割も薄れますからね。
ただ、JR東日本が大糸北線を引き受けるメリットもほとんど無いので、現状を考えると、城端・氷見線はともかく大糸北線を存続させるのは厳しそうです。
車両や線路のメンテナンスが面倒(わざわざ第三セクターの線を走って車両センター等に行かないといけない)
から困るといっているんだろう。
ただ逆に新幹線開業で観光需要に力を入れれば何とかなるんじゃないかと思っているんだがね。
ここからは現実性皆無の完全妄想
大糸線の南小谷〜糸魚川もJR東が運営。
北陸本線の糸魚川〜直江津もJR東に経営分離。
糸魚川〜直江津は直通電化させるか
大糸線からの直通ディーゼル車を走せてほしい。
北越は今のスーパーひたちの車両で糸魚川〜新潟を走る
今回公表した路線もそうですが、他に廃止されそうな路線はいくらでもあるのに、4月の定例発表から進退が表立って出ていなかったのが不思議に思います。
なにしろ、その時点で「すでに打診した」はずなのに、該当しそうな自治体からの反応が鈍かった(なかった?)状況でしたから・・・
どんなに廃止したくても、今回のようによっぽどの理由をつけないと具体的に言及出来ない何かがあるのでしょうか?
それとも、ほんとに需要がないので、自治体はあきらめているのか・・・。
いずれにせよ、危機的状況にある路線の未乗区間は早めにのっておこう・・・。高千穂鉄道みたいになる可能性もありますし・・・。
新高岡開業による城端線への相乗効果も僅かだと思います。車で新高岡駅まで来る、もしくは送迎されるというパターンが多いかと思います。
城端線の駅の近くに住んでない限り、新幹線に乗り継ぐために、城端線をわざわざ利用することは少ないでしょう。
高岡駅近辺の利用者は、列車から新幹線に乗り継ぐケースも多いかもしれませんが、それでも、新高岡乗換と富山乗換に分散されるものと思われます。
新聞記者の書き方により印象がだいぶ変わりますが、新幹線開業うんぬんの前に、そもそも“苦しい”状態であり、他の黒字路線の収益をまわしてきた状態です。
JRの本音としては、赤字前提で存続させるなら、地元自治体の支援も欲しいといったところで、新幹線開業は、問題提起をするのにいいタイミングだったということでしょう。
将来的に、JRと自治体との間で、駆け引きが始まるものと思います。
そうなった時に、万葉線を残した高岡市がどうでるかに関心があります。
JRとしては、前述の通り、他線の黒字をこれらの路線の赤字補填にまわしているわけですから、それを周知させ、地元に問題意識をもってもらうようにする意図があるのでしょう。
それはそれで、理解できます。
直ぐに廃止にするとも言ってませんしね。
公共交通に力を入れている富山市との関係があるからなのか、社会実験の結果待ちなのか・・・
根拠として、JR西日本が、赤字路線を廃止の打診を行っていると大々的に今年言ったということです。意外と中国地区に目を向けがちですが、この付近ははっきり絶望的です。そもそも、第3セクターで採算がなんとかギリギリ取れそうなのが、富山県では石動〜泊でしょうから、新潟県に関しては、赤字に転落が確実視されている北越急行も絡むために、本線だけでも頭が痛いでしょうし、第3セクターも絶望的でしょう。こう考えると、北陸新幹線は、メリットよりもいろんな面でのデメリットが大きな路線となるでしょうね。事実長野を在来では分断し、結局車にシフトしただけですし、今度は、新幹線が通ったところで、豪雪地帯でしかもトンネルだらけと、保守点検は比べ物にならないほどかかるために、東海道新幹線のようにはなりませんからね。乱暴に言ってしまえば、「北陸新幹線が一番いらない」でしょう。かといって、はっきりと「廃止する」と書けないのが西日本にとってはきびしいところなのではないでしょうか。正直、現状のまま(新幹線をはじめから建設しない)でよかったと思うのですけどね。
いずれにしても、早めに発表しておくことで、今後の在り方を議論、調整する時間はありますから、うまいこと治めてほしいですね。
いつも拝見してます
このニュースの枝線廃止はさもありなんですよね
大糸線は最近まで国鉄車両でも最古参の車両が走っていたほどほとんど投資がなかった線区ですよね
他の二線区は高岡市次第で何とかなるかもしれません
特に氷見線は万葉線との連携で可能性があるのではないでしょうか
高山本線で富山市が新駅設置等の社会実験が行われているように高岡市をはじめとする地元自治体のアクションを期待するところです
なお琴電でも改正があるようです
よかったら取り上げて下さい
金沢(津幡?)〜直江津の第三セクターはどういう形態になるんでしょうね。個人的には肥薩おれんじ方式(電化は残すが貨物専用)と見ているので、非電化支線もまとめて面倒見てね…という話なのではないかと思います。
◎富山〜黒部間や高岡〜能町間の私鉄との並行も気になりますね。共倒れしないようスクラップandビルドしてほしいですが。
ちなみに高山本線と七尾線は広域流動も担っているので現状維持でしょう。どちらも大阪まで新幹線がつながらない限り、特急が残るでしょうからね。
氷見線は、新高岡まで乗換があるようじゃたいした相乗効果はみこめない・・・
「大糸線、廃線の不安に揺れる沿線 1両が結ぶ地域の足」
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012190205.html
「大糸線廃線の可能性にJR西社長言及 糸魚川市に危機感」
http://www.asahi.com/travel/rail/news/TKY201012190207.html
増便運行は継続実施と言いつつも、運転本数は見直して実施・・・。
どうなるのか。
廃止か第三セクターですか!
今のJR西日本を象徴してますね。
塗装の単色化など。
利益優先、魅力なくなりました! 北陸廃止路線は新幹線の他 雪の除雪費用削減が目的ですか。
本当に廃止するなら
三江、木次 、美祢 、小野田全線、 芸備の一部 因美、姫新、山陰線益田から長門 など対象区間は他にもありますね。
今のJR西日本利益優先はともかく 体質はおかしいですわ。
自分の通ってる高校は城端線を使わないといけないんで、廃線はしないでください。
せめて汽車の本数を減らすなどの手を打ってください!
毎年城端むぎや祭り、曳山祭りが開催されます。
そのときは県内外からたくさんの観光客が来ます。
中には空港から本線に乗って城端線に乗る人もたくさんいると思います。
城端線は地域活性化とともに大事な役目を担っています。
どうか城端、富山県のためにも廃線にしないでください。お願いします!
自分ひとりの意見で城端線、氷見線、大糸線の廃線を食い止めるのは決してできることではありません。
ですがみんなが力をあわせれば、JR西日本の城端、氷見、大糸線廃線計画を止めさせる事ができるかもしれません。
みんなで廃線を食い止めよう!
このコメントを見ているJR西日本の人、もう一度考え直してみてください。
この線路がなくなることでどれだけの人が悲しむであろうかを...。
何かを思った人、上のHPに書き込みしていってくだされば幸いです。
たった数百人に人たちに鉄道を残すのは、もったいないと思います。
バスで十分対応できると思います。
和歌山で線路が流されて、電車も廃車になっている現実があります。復旧費用もばかにならないのに、赤字ローカル線は、JRのお荷物だと思います。これからは廃止にしていくべきだと思います。
僕の自宅の最寄り駅である須磨駅も、佐用の水害の後、みどりの窓口が閉鎖されました。
団塊の世代の退職によって、窓口業務の委託化や無人化は全国的な話ですし。
東日本管内においても、指定券券売機やカエルくんの拡大とともにみどりの窓口は年々縮小傾向にあります、あの震災の前から。
廃止云々はまあ、地元が決めるべきでしょう。
それでも赤字路線を維持したいのであれば、車両や架線の保守点検などの費用は地元市町村が負担すべきではないか?
そもそも金は出さない(乗車して赤字路線の維持に協力しない)のに廃止するなって口に出すのは筋が通らんよ
政府が意図的に東京1極集中にしてるのに中国・北陸地方の面倒までみないといけないのは重すぎる
JR四国みたいにJR中国・北陸と自分達で運営してほしい
北陸は隣のJR東日本に入れてもらえばいいのでは?もしくはJR東海?
経済・人口も東京よりに動いてるなら負担も動くべき
話は吹っ飛ぶが、近畿は日本からの独立も考える時がきてる
東京1極主義が変わるか、首都機能がこっちに変わらないなら、近畿が日本から独立して各省庁を作ればいい
日本全体としては2つも同じ組織ができ重なって日本としては損かもしれんが近畿は確実に浮上する
そして大阪・近畿からホイホイと出て行った企業と同種の敵対する企業を作って戦わせるのも面白い、潰すまで根こそぎ行く
東京の人間に何を言われようがお前らが蒔いた種だ
・東京の昔からの大阪からの搾取
・東京が成長するために世界と戦うのではなく日本のほかの地域から吸い取る
最近こういう発想が思い浮かぶというよりもうただの最終手段ですね
自分が橋下知事の立場ならどんな正論でも朝鮮人・中国人を筆頭に欧米などに何を言っても無駄なので無視して大阪の発展のためにエネルギーを使いますがね
新幹線開業をきっかけに、地方の足の活性化が図られるのは、大いに歓迎すべきことですね。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO55001010Z20C20A1LB0000/
沿線人口もそれなり、利用客もそれなりにいる路線ですし。
大糸北線は本当に線路そのものがなくなるかもしれません。沿線人口が希薄で鉄道を維持するだけの理由がないですし、とき鉄(えちごトキめき鉄道)では支える経営体力はありません。
では、城端線が万葉線と直通運転し、能町あたりから氷見線に乗り入れる(高岡・能町間は廃止)のはどうでしょうか。この場合、高岡市内の線形からみて、富山のようにとやま鉄道を高架にし、地平にLRT駅を設けるのが素直でしょうが、高岡駅は新築したばかりですし、新幹線駅設置とセットでもなく、市自体もずっと小さいです。再投資できるのでしょうか。
とやま鉄道はそのままで、LRT駅の方を高架にして直通させる方が、新築した駅舎を生かせ、安価で現実的だと思いますが、万葉線からの高架駅へのアプローチは難しそうです。
それにそれができたとしても氷見との間の所要時間は、現状より15分くらい伸びるでしょう。バスの方が明らかに速くなります。
あれこれ考えると、両線をLRT化する場合には、
@直通は断念する、あるいはLRT駅を高架にして直通させる
A城端線は砺波か福光あたりまでに短縮する
A氷見線は能町付近から伏木までLRT化して万葉線と直させ残りは廃止。高岡・氷見間はバスに集約する
というあたりになりそうな気がしますが、どう動いていくでしょうか。
https://www.nhk.or.jp/lnews/nagano/20220203/1010021464.html
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220214/k10013482521000.html?utm_int=nsearch_contents_search-items_002
https://www.westjr.co.jp/press/article/2022/02/page_19452.html
https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220216_07_kaiken.pdf