JR可部線は、もともと横川−三段峡の60.2キロだったが、2003年12月に広島市内の一部区間を残して、可部−三段峡間が廃止された。今回復活させるのは、可部の次の駅であった旧・河戸駅までの約2キロ。電化した上で、復活に伴い設置される駅は2つで、旧・河戸駅付近と、復活する区間の中間地点付近となる。
中国新聞によると、広島市は2011年度着工に向けて、予算案に関連経費を計上。JR西日本も2011年度の早い段階で経営会議にはかり、事業化の最終判断を行うという。
共同通信によると、建設費の大半は広島市と国が負担するという。
一部区間とはいえ、JRが廃止路線を復活させるのは全国初のケースになるという。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201102030053.html
http://www.47news.jp/CN/201102/CN2011020301000539.html
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110204ddm041020108000c.html
この情報は、ひろっぴさんから教えていただきました。ありがとうございました。
記事の一部が「川戸駅」となっていました。正しくは「河戸駅」です。訂正します。ご指摘いただきありがとうございました。
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本記事の「川戸駅」は「河戸駅」ではないでしょうか?
まず国鉄時代の1984年。当時、可部線河戸駅〜三段峡駅間の廃止の代償として、河戸駅まで電化するという提案がされました。このとき可部線非電化区間沿線の地元自治体は「河戸駅-三段峡駅間の切り捨てになる」と猛反発したため、部分廃止は棚上げとなりました。
またJR化後の2000年にも同様の検討がなされましたが再び沿線自治体からの猛反発を食らい、いつの間にか全線存続論にすり替えられました。
しかし利用促進運動の甲斐もなく可部線非電化区間の利用は伸びず、2003年に可部駅〜河戸駅間も廃止に追いやられたという歴史があります。
廃止対象区間に当たる地元自治体や住民のエゴによる抵抗のために、たとえほんの2km程度であったとしても真に鉄道が必要である区間まで巻き添えにして廃止に追い込んだ後に復活させるという迷走を招いた背景からも、公共性とは一体何なのか、私たちも考えるべきことがあるのではないかと感じさせられます。
今回の「復活見込み」も、去年4月に表明したローカル線の廃止表明も、災害路線の復旧も、沿線自治体などの「何らかの支援」の有無が関連しているようにも感じます。
今回の一件が本当に実現できたならば、今後の鉄道路線のあり方にも一石を投じることができるのではないかと期待しています。
もちろん、地元の方の地道な活動があったからこそ、ここまでこぎつけることができたのでしょうから、地元の住人の鉄道に対する認識も重要なのでしょうね。
このことは、同盟会などが河戸駅跡に幟・看板を設置してあること、広島市安佐北区役所の看板が沿線に存在することなどから窺い知ることができます。
ただ、今までこのエリアを独壇場にしていた某バス会社の経営に悪影響が出なければ良いのですが…。
廃線前の可部線の運転席からの映像(広島ホームテレビ)
http://www.home-tv.co.jp/train/kabesen/index.html
一日も早い実現を願うばかりです。
バス会社の経営を心配されていますが、バスは最悪廃止になったとしても鉄道とは比較にならないくらい簡単に復活できます。
鉄道とは全然違います。
JRが廃止路線を復活させるのは全国初のケースだそうですがこれをきっかけに他の廃止路線も復活させるべきところは復活できるよう先駆者になってほしいものです。
例えば、鍛冶屋線の西脇あたりまで復活してほしいものです。
全国初の復活劇を許したJRの判断に、拍手したい。
2012年。+9hの場所にて。
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201301010067.html
2015年度に延期されたんですね。まだ最終合意に至ってないと。
民営化以後、初の路線復活は大歓迎です。この復活が、他の廃止JR(国鉄)線にも刺激を与えることになるといいと思います。