東急電鉄は2017年4月21日、田園都市線、大井町線、世田谷線のダイヤ改正を行うと発表した。直通する東京メトロ、東武鉄道に合わせた形で、東横線、目黒線とは1ヶ月タイミングがずれる。
■田園都市線「ピーク帯前後の増発」は今回はなし
田園都市線では、平日早朝5時台に上り急行2本が増発される。いずれも渋谷ゆきで、1本は長津田始発、もう1本は中央林間始発。折り返し列車として下りも渋谷始発の急行2本が増発される。平日、土休日ともに上りの初電の各列車も若干繰り上がる。たとえば長津田発の初電は現行では5:05発だが、5分繰り上がり5:00発となる。
東急が昨年11月に発表したリリースでは、田園都市線は今後の改正で、ピーク帯前後の時間帯で増発し、渋谷着6時半から9時半までのほぼ3時間が、2〜3分おきの運転となる予定としているが、今回のダイヤ改正ではそこは盛り込まれなかったようだ。
■大井町線の急行7両化は2017年度下期
大井町線は、田園都市線ほかのダイヤ改正に合わせての一部修正だという。大井町線急行の7両化は、2017年度下期に始まるという。
世田谷線では上町発の初電が2分繰り上がる。
http://www.tokyu.co.jp/file/170322-2.pdf
http://www.tokyu.co.jp/file/170322-1.pdf
この情報は、るびすさん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
2017年03月23日
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田園都市線の混雑緩和策が発表されてるが、どれも中途半端で大した効果は上がらないと考えられるので、以下私案を公開する。
・ラッシュ時の女性専用車を廃止して混雑の平準化を図る。
・青葉台以西の乗客を中央林間〜複々線化した小田急に誘導するためこの区間の定期券の割引を行う。
・長津田以東から折り返して始発急行に座る乗客の徹底排除。
・現在の虹ヶ丘、すすき野団地発の通勤急行バスを増発するとともに鴨志田団地、たまプラーザ団地発も設定する。
・駆け込み乗車根絶のため発車ベルの廃止。
・渋谷発ミッドナイトアローの増発&23時台発の設定(現在の23時台の下りは朝ラッシュ時並みの混雑に加え酒の臭いと親父の加齢臭で地獄絵図になっているのでその緩和を図る)。
途中下車は日中帯と土休日のみ可能。定期代は半額で良いと思います。
通学定期も値上げして良いと思います。
中高生は据え置きで途中下車不可。大学・専門学校用は通勤の半額で土休日のみ途中下車可能で良いと思います。さすがに7割引はないと思いますので
また、朝の準急に関してはあざみ野以東はすべて各駅で良いと思います。
どうせ遅れるのなら。
塾やバイトが途中駅の学生多いからさすがにかわいそう。まして高校生のバイトはやっと学費払えてるような子たちが必死こいてやってるんですから(長津田の上の原グリーンハイツなど、徒歩20分圏内になるとそういう人たちも住んでる
田園都市線用に2020系を投入するんだから。
因みに停車駅は
渋谷→溝の口→たまプラーザ→長津田→中央林間が妥当な線だね。
そうすれば大井町線への誘導が進むと思うが。
あとはATACSを導入して列車間隔を更に詰めるかかな。
スピードアップするから混雑は緩和するんではないですか?
沿線人口が増え続けているので、小田急線の地下化による流出や大井町線急行の7両化で「緩和」とまではとてもとても。
現状維持ができるくらいでしょう。
p.11参照。
http://www.tokyu.co.jp/ir/upload_file/library_06_01/9005_2010053117291601_P01_.pdf
乗降時間の短縮を図るには、東西線みたいに全車両にワイドドアが必要不可欠だと思うね。
更には、スマホ・PC用にはコンセントが4口/両必要不可欠だ。
この改正で日中の発着時刻ならびに所要時分を、変更するようです。
以下、Yahoo!路線情報より調べた結果です。
平日 渋谷駅B線 急行03 08 14 急行18 準急22 始発24 29
休日 渋谷駅B線 急行03 09 14 急行18 準急22 27 始発30
休日毎時09分は、二子玉川で大井町線からの急行長津田ゆきに連絡
平日 中央林間駅上り 00 急行05 08 準急12 17 急行22 渋谷24
休日 中央林間駅上り 00 急行04 渋谷09 15 急行19 22 準急27
上り準急の運転時刻が、平日と休日で15分異なります。
また現在平日の大井町線急行は、遅延がなければ
通常上下線とも溝の口駅で田園都市線急行と接続していますが、
改正後は、上下線とも休日と同じく田園都市線準急に変更になります。
これに合わせて大井町線の日中の発着時刻も変更になっています。
正直、かなり複雑な印象です。
ところでバブル期の田園都市線はどれくらい混んでいたんですか?どなたか教えていただけませんか?
まだまだ開発の余地がありますからね。
いまだ成長中の路線ですから、バブルとの単純比較は難しいかと思いますが、昭和の終わりにお世話になった頃は、改正ごとに急行が少しずつ増え、日中の30分毎の快速(今の準急的)が急行に(ついに日中に急行が、と感動した)、営団8000は8連主体で上りピーク外して適当に、05登場までのつなぎで東西線にいた10連が3本位戻って来た頃から、10連化が進んだような。こんな、古き良き時代でした?失礼しました。
つきみ野に30年以上住んでおります、つみき野と申します。回答します。
なお、多くの私見を含みますことをご了承ください。
混雑率の変化ですが、バブル期と違って目立つポイントを次の通りまとめます。
・大井町線複々線化による、二子玉川〜溝の口間の混雑緩和
・土日の混雑増大(沿線人口の増加、ならびにショッピングの拡充)
・各駅停車の混雑緩和
・終電時間帯の混雑緩和
この他は、そんなに変わっていません。
ダイヤ改正のたびに急行を増発し、旅客に選択肢を与えたことがポイントです。
乗換検索等の拡充により、たまたま来た急行や快速に乗るというものから、
意図的に急行を選んで乗るようになったというのが事実です。
優等系への混雑偏りが年々目立ってきていますが、
この戦略自体がかねてからの東急の考え方です。
東急では各種リリースにおいて、多摩田園都市において、
急行停車駅を中心とした街づくりを進めており、急行を沿線開発の軸としています。
つまり急行の意義を高めようと努めております。
ちなみに私は各駅停車を中心に、長年都心間を移動していますが、
客の入替が増え、着席チャンスも相当広がったと感じています。
時差Bizライナーの情報ありがとうございます。こちらにコメント書きます。青葉台と二子玉川に停車しないなんて驚きですね。田園都市線に本格的に特急を設定することも意図してたりして。
http://www.tokyu.co.jp/company/news/list/?id=2576
田園都市線にも特急を設定して欲しいね。
因みに停車駅は
渋谷→溝の口→たまプラーザ→長津田→中央林間が妥当だね。
東横線ばかり“優遇”されるのは腑に落ちないよね。
田園都市線のバイパス機能持たせたいなら、大井町線こそ新車投入すべきだったと思います。
大井町線の新車は急行用を除けば9007Fだけですからね。後は東横線や田園都市線の中古車ですからね。8090や9000はリニューアルして東横線で使えば良かったんですよ。副都心線用の改造費用はメトロ負担なわけですからね。
田園都市線のバイパス機能持たせたいなら、大井町線こそ新車投入すべきだったと思います。
大井町線の新車は急行用を除けば9007Fだけですからね。後は東横線や田園都市線の中古車ですからね。8090や9000はリニューアルして東横線で使えば良かったんですよ。副都心線用の改造費用はメトロ負担なわけですからね。
田園都市線のバイパス機能持たせたいなら、大井町線こそ新車投入すべきだったと思います。
大井町線の新車は急行用を除けば9007Fだけですからね。後は東横線や田園都市線の中古車ですからね。8090や9000はリニューアルして東横線で使えば良かったんですよ。副都心線用の改造費用はメトロ負担なわけですからね。
http://mirai-report.com/blog-entry-1395.html
小田急の世田谷区内や狛江市内の方がよっぽど冷遇されていると感じますが。
8500はドアギリギリ迄座席があるからゆったりしています。
5000系の投入本数見れば大井町線がいかに少ないか分かりますしね。
5000系は短距離用なので大井町線にこそ相応しいと思いますね。
9000系はボックスもあるので急行向きだと思います。
9000系や2000系はリニューアルして欲しかったですね。
田園都市線時差Bizライナーと、通過待ち等で影響を受け発着が変わる列車の時刻表です。
http://www.tokyu.co.jp/tokyu/biZ-2017.pdf
ちなみに、大井町線の各駅停車、朝上りの無待避を除きあまり混雑していないので、あまり不都合は感じていなかったのですが、たしかに新車は導入してほしいところですね。等々力渓谷に行く(外国人を含めた)観光客も増えてきているように思いますし、今の各駅車両には独特の臭いもありますし(あれが良いという話しもありますが・・・)。順番的には田園都市線の置き換え後というのは理解しておりますです、はい。。ちなみに、ついでに妄想ぶっ込みますと、大井町線急行7両化の後は、
・(等々力地下化はもうあきらめて)下りに待避駅を作る
・もしくは、中延とか尾山台のホームも7両にして、これらを準急停車などにして実質的に優等比率を変える
・(これも思っている方多いと思いますが)大井町駅に西口やりんかい線への乗り換え口を新設するなんてのも・・・
一応、自由が丘の地下化は検討されているようで、駅周辺の再開発組合もあるので、まずはそこからですかね。
追加の情報ありがとうございました。こちらも大変興味深く拝見しました。やっぱり速いですね。二子玉川は停車した方が良かったのではと思ってしまいますが。
大井町線ですが、自由が丘に地下化の計画があるんですね。たまに朝の通勤時間帯と夜帰りに大井町線に乗るんですが、朝は各駅停車は溝の口から自由が丘までが激混みなんですよね。ただ、自由が丘でかなり降りるので、溝の口-自由が丘間の区間列車とか設定してもよいかもですね。あとは各駅停車も含めた車両の増結が望ましいですが、南武線と同じように難しいですかね。
中央林間6:04→6:43渋谷 田園都市線は朝はこの時間帯にしか増発余地はないということですね
Bizライナー停車駅は、長津田・あざみ野・溝の口と他社線接続駅のみなのが興味深いです。田園都市線に特急が設定された場合の停車駅は東急が開発したイメージが強い二子玉川・たまプラーザ・青葉台と妄想していました。。
また前後の電車も時刻変更により、最大2分早まります。変更は火曜からなので、昨日月曜と同じ時間に駅に来たら出発していた。。ということがないよう、周知が大切ですね
有難うございます。わたしはリンクを貼るのと、妄想くらいしかできませんので、管理人さんの記事と、お二人をはじめ皆さまのお話を楽しく興味深く拝見しています。溝の口から自由が丘までの待避各駅停車の混雑ですが、正直朝ラッシュ時にその方向では乗らないので分かってませんでした。すみませんでした。教えていただき有難うございました。
自由が丘の地下化については、もちろん数年で、という話しではないと思いますが、東急の役員の方が雑誌の座談会で「検討」と言っていたのと、駅周辺で再開発組合が組成され、目黒区も街区検討のための予算化をすませていること、さらに、近くの都道拡幅が都の整備優先道路に指定されていますので、少しずつは進んでいくものと思います。自由が丘の踏切は情緒もあり、大井町線と東横線との乗り換えも近くて早いので、地下化や東横線の再高架化による立体化はさみしいところもありますが、東横線や大井町線の輸送力があがって、ひいては田園都市線の混雑解消にもつながるのであれば、ぜひ進めて欲しいと思っています。
田園都市線の早朝特急の停車駅はほんと衝撃ですが、東急の本気度が伝わるという意味では効果があるように思います(開発優先なのではという疑問への一応の反論としても)。東横線の祐天寺追い抜き特急をピーク前にもってきていることと似たような考え方ですかね。
小田急のところで書きましたが、朝の都心方向については小田急の複々線化はむしろ歓迎でしょうが、昼間や土休日についてはそんなわけにはいかないと思います。
特急を本格的に設定するなら、2本/時くらいから始めるのか、いきなり4本/時になるのか、土休日の大井町線からの長津田までの急行乗り入れはどうなるか、など興味はつきません。
大変恐縮です。また貴重な情報ありがとうございました。私がたまに乗るのは、溝の口発7時41分発の急行大井町行きか、その後の各駅停車です。急行の混雑が激しいのは前述の通り、溝の口から自由が丘間です。後の区間も混みますが、結構緩和されます。東横線に乗り換えて、さらに中目黒から日比谷線に乗り換える方が多いのですかね。
Bankok様
小田急の複々線化を東急も複雑に思っているのではないでしょうか。定期の客がどうでもいいってことはないと思いますよ。
旧新玉川線に急行がデビューした頃は、確か朝に数本あっただけだと記憶しています。日中は快速のみ。現行の田園都市線に特急が設定されるならば、朝の上りは6時台か以前の急行と同じく溝の口7時17分くらいまで、あとは夕方ラッシュ時の下りではないでしょうか。その後、ダイヤ改正毎に増えていく気がします。
田園都市線はすごい便利なので、小田急が複々線になっても、相鉄にJR東急直通線ができても、あまり影響はないと思います。田園都市線、半蔵門線とも駅数が少ない、都心のどこにいくにも便利、という凄い路線だと思います。特急できたらさらに人気が上がりそう。唯一の難点がそれ故に混むことですね。
どうでもいいとは思っておりません。しかし、そうお感じになられたのは、かつて書いたことと重複しないよう簡単に書きすぎたせいかな、と思いますので、もう一度、今回は重複を恐れずに書きます。
東急は田園都市線については、朝都心方向の混雑緩和の現実的対策は、ほぼやりつくしていると思います。
思いつくだけでも、
1)新ATC設置による本数増、
2)急行を準急にして混雑の平均化、
3)溝の口。二子玉川間の複々線化と大井町線への利用者の誘導、
4)大井町線急行の6連化(さらに7連化へ)、
とやってきて、今年3月?からはバスまで動員しています。
私としては、バイパスルートの大井町線について、現在の20本/時をあと4、5本増やせないか? 編成両数の多い急行の割合を現在の1:3からせめて1:2にできないか? とは思っていますが、それにしてもこれ以上の対応は難しいと思います。こうした中、東急が恐れているのは、「二子玉川・渋谷間を複々線にしろ」などという、非現実的というか、経営面からはあり得ない巨費を要する対応を求める声が大きくなり、ついには無視できなくなることでは、と推測しています。
そんなことになるくらいなら、小田急に朝ラッシュ時のもうけの少ないお客が流れることくらい、冷静に考えれば何でしょう。お客が減るのを喜ぶなんて、鉄道会社の基本的心情とは異なりますから、複雑な思いはあるでしょうが、この際そんなことは言ってられない。苦笑いはしても「歓迎せざるを得ない」状況ではないでしょうか。
http://toyokeizai.net/articles/-/169431
あくまで私見ですが、東急田園都市線から小田急線への旅客の流出は限定的だと思うのです。お金がかかることも理解していますが、やはり何か抜本的な改良が必要だと考えます。何も二子玉川から渋谷まで複々線にせよ、なんてことは言いませんが、田園都市線渋谷駅のホーム増設は必要だと考えます。
東急は渋谷を日本で一番訪れたい街にしたいと言っています。
http://www.tokyu.co.jp/shibuya-redevelopment/index.html
大好きだった旧東横線の渋谷駅には湘南新宿ラインと埼京線のホーム移設され、利便性が大幅に向上します。山手線も銀座線もホームが改良されます。東横線は不便になりましたが、改良工事が進んでいます。井の頭線も以前改良されました。新玉川線時代から、ほぼ変わらないのは田園都市線だけです。渡り線が作られたくらいでしょうか。ホームが増設されれば、交互発着が出来たり、渋谷発着の電車が設定しやすくなります。半蔵門までの回送も不要になるでしょう。安全性も向上すると思います。田園都市線は益々乗客が増えると思うので、東急には他力本願ではない改善策を期待します。早朝の特急設定もその一つなんでしょうがね。
大井町線の急行用車両6000系の7両化のための中間車全6編成分6両が8月29日〜30日にかけて甲種輸送されます。
2017年度後期に7両化、という話しだったので、来春辺りでと思いましたが、意外と早いのかもしれません。
大井町駅のホーム延伸部分には、全てが完成していないにもかかわらず、すでにホームドアが設置されています。
でもホーム延伸工事中の旗の台駅や自由が丘駅はホームの足場位でまだだったような気がしたのですが。
混雑緩和のためにも早いにこしたことないので、早めにお願いしたいです。
内容が上記のコメントと重複するので詳細は書きませんが、田園都市線や東西線などの大幅な輸送力増強の難しい混雑路線では時差通勤が一番の混雑対策だと思います。
http://www.tokyu.co.jp/information/list/?id=749
12月10日から溝の口駅でホームドアの稼働が始まりました。これに伴うダイヤの修正は無い模様。
すでに大井町線には設置されていますので1〜4番線すべてで稼働していることになります。
4駅目となり、6ドア車が無くなり、急速に設置を続ける田園都市線のホームドア。新型車も入ることもあり、来春の大井町線の改正とあわせて、何かしら変化があるかも。
今日から三軒茶屋駅と市が尾駅の下りホームでホームドアの稼働が始まりました。
市が尾駅の上りホームは2ヶ月前に稼働を始めています。
田園都市線では5駅でホームドアが稼働していることになります。
来年の田園都市線は2020系の営業運転開始と、6ドア車が撤退してから初めてのダイヤ改正が控えています。
今年の夏、試行した「特急」を運転するのかや、大井町線の増発・急行の7両化を含めてどう変わるのか、発表を待ちたいと思います。