神奈川新聞は、横浜市営地下鉄ブルーラインを新百合ヶ丘(川崎市)まで延伸させることで、川崎市と合意し、近く共同記者会見をすると報じた。
あざみ野から新百合ヶ丘までの延伸で、記事によると、用地取得・工事・車両購入などの総費用は1700億円。大半を横浜市がまかない、川崎市も一部負担するという。区間の途中には、横浜市内に2駅、川崎市内に1駅の新駅を設置する。2030年ごろの完成を目指すという。
横浜市は、2014年から同区間の延伸に関する調査を開始していた。
ここから私見。神奈川新聞は、神奈川県内の鉄道ネタのスクープが多く、当サイトでもたびたび取り上げていますが、元日付紙面を飾ったスクープは、2006年の「神奈川東部線」以来かと思われます。
この情報は、E657さんからいただきました。ありがとうございました。
しかしこれ、「横浜市内に2駅作る」ってことは、すすき野から安直に下麻生にぬけてそこから川崎市内を北上する広そうな道路直下を通るルート(川崎市内の比率が高くなる)ではないんですかね。
市境ギリギリを北に行って美しが丘あたりで北西に進むルートなんでしょうか。その場合すすき野・美しが丘・王禅寺公園近辺とかは駅候補になりそうかなと。正確なルート公示ってまだ出てない(ボーリング箇所くらい、探すと出てくるのかな)のかな・・・。
記事アップ、ありがとうございます。
あざみ野〜新百合ヶ丘に延伸によって、「小田急線沿線から新横浜や横浜市内中心部へのアクセスが便利になる」ことは、小田急の経営陣が先日発言した通りだと思いますが、個人的にはこの延伸による南武線(武蔵小杉〜登戸)の混雑緩和も期待しています。
武蔵小杉〜登戸は、結構混雑が激しいですが、その原因の一つに「小田急沿線から南武線、東横線経由で横浜方面に行く利用客」の存在がありますので。
小田急沿線、さらに多摩から、新幹線、日産スタジアム、横浜アリーナ、中華街、浜スタ様々な施設が近くなります。
まだ、10年先か〜 もうちと早く期待したい。
横浜線の10両編成化、快速増発等による速達化、
南武線の7or8両編成化、連続立体化による増発・速達化、
に注力した方が、リニア開通も見据え、利便性は遥かに高そう。
延伸が無駄なんてことは無いと思いますよ。
視野が狭すぎかと感じますね。木を見て森を見ずですね。もう少し社会勉強もされた方がよろしいかと。
二人の書き込みをみましたけど
タカツさんも延伸が無駄なんて書いてないですよ
費用対効果を考えれば 多額の税金を注ぎ込んで新しい路線を造るより
すでにあるものを最大限活用して整備したほうが良いって事ですよね
わたしも公共の利益を考えれば そちらに賛成です
どこぞのだれぞさんは 自分が延伸で便利になるか ゼネコン関係か そのキックバックを期待する道路族ですか???
そうじゃなきゃ ただ単に社会のルールも守れない身勝手で迷惑な鉄オタの一人ですか???
鉄道は鉄道マニアのためにあるのではないですよ
むしろ ちゃんと社会勉強するべきなのは貴方のほうじゃないですか!
あざみ野から川崎市境までは
虹が丘行くバス通り下を進むでしょう。道路の下を通した方が用地買収不要です。
横浜市内は
あざみ野ガーデンズ付近と
すすき野交番ととうきゅうの間の道路下に駅を設置。
川崎市内は新百合ヶ丘まで適当な道路が無いので
ルート予想が難しいけど、
日本映画大付近と新百合ヶ丘に設置かな?
駅名は
あざみ野側から
嶮山あざみ野ガーデンズ
横浜すすき野
王禅寺日本映画大前
新百合ヶ丘
と予想します。
すすき野は、札幌市営地下鉄にすすきのが有るので
頭に横浜を付けて混同を避ける。
あざみ野ガーデンズは新横浜北の二の舞を避けるため旧地名を付ける。
https://ameblo.jp/tkk8500-8637fsakuya/entry-12214410620.html
ここ見てると、初年度1編成のみなので導入費用に設計費用が含まれてる旨推測ができそうですね。
第一編成と異なり川崎重工が受注してるのでどうなるかわかりませんが、設計費用がまるっと抜かせるなら、増備7編成の1編成あたりの価格が24.5億ということにはならないのではないでしょうか。
https://trafficnews.jp/post/82709
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO40359510T20C19A1CZ8000/
川崎市側ルートはどうなりますかね。
http://www.city.yokohama.lg.jp/toshi/toshiko/pressrelease/h30/190123/190123.pdf
どうやら川崎市内は東側ルートをメインに検証していくようです
この延伸については、地方自治体の財政の使い方からすれば、
横浜市が建設するよりは、川崎市が建設し、
川崎市交通局が施設を所有し、横浜市交通局が運営する方が、法的手続きや川崎市議会・横浜市議会への説明がしやすくなるのではないか?
実際、都営地下鉄新宿線が本八幡へ延伸したとき、
2年もかかったのは、都議会に予算執行のため、
議会の承認を得るため時間がかかったのと、
また、市川市との調整も必要になったためです。
あの部分は、東京都ではないため、
地方自治の観点から、面倒な手続きが必要になるわけで、
横浜市が単独で建設するには、横浜市議会が納得するとは思えないから、
川崎市もお金を出すと書いてあるのでしょう。
ならば、川崎市の部分は川崎市が線路を保有したほうが無難でしょう。
藤沢市側(湘南台近辺のだいたい1kmくらい)は計画名称上の「藤沢市高速鉄道1号線」で、金も出してるんですが、設備は横浜市持ちですね。藤沢市が市営の交通局持ってないからかもしれませんが。
川崎市側でも(バスのための交通局自体はありますが)部署新設して、横浜市から施設利用料を徴収して、固定資産税を払う・・・という業務が必要になることを考えると、横浜市が設備全部持ち(金だけ川崎市が払う)方が楽な気がします。
法的手続きでも一体として横浜市が普通に単独で申請すればいいだけの話(市交通局が市外の路線を申請してはいけないという法はないはず)で、川崎市議会が揉める理由は具体的にないような気がします。
東京都交通局の場合、自治体としては1つ上の区分である都県境を超えるのが問題だったんじゃないでしょうか。バスも「浦安終点」という形で、千葉県内に極力食い込まない形で運行してた時期があったような気がします。
横浜市地下鉄は、私鉄や東京メトロとは違い、
横浜市という自治体が所有する物件のため、
たとえ、数センチでも市域外にかかる場合は、
双方の市議会の議員さんにも許可を取らなければなりません。
藤沢市に延長した事例も、藤沢市市議会にも承認を取っております。
藤沢市だけではなく、御堂筋線の江坂延長もそうです。これも吹田市市議会に承認を取っております。
ここで問題になるのが、横浜市の市民から、川崎市への延伸について、横浜市に異議申し立てがあった場合、それを議会にかけて、川崎市がお金を出すべきだ。という議決をした場合は、
いくら横浜市の役人たちが計画しても、
市議会で否決されれば建設できません。
このため、川崎市が線路を保有し、費用をだして、
横浜市が建設を請け負い、運行を委託する形にしたほうがよろしいのではないかと思ったわけです。
都営新宿線の本八幡駅については、
財産の幾分かは、千葉県が所有しております。
(これは元都営地下鉄の幹部の方が書いた書籍にありました)
また、都営新宿線の市川市の大和田地区に、
駅を設置する運動がありますけど、
あそこに駅を作るとなると、
千葉県や市川市が全額負担しない限り、
東京都としては作るわけにはいかないようで、
実現の可能性が低いようです。
まあ、たしかに市川駅や本八幡駅から結構遠いから、
駅を作ってほしいという要望がでてもおかしくないでしょう。
上モノである駅の土地なり建物ならともかく、川崎市が鉄道施設・設備を保有して横浜市交通局に使わせる形態って、川崎市交通局が「第三種鉄道事業者」として登録しないといけないケースではないでしょうか?
それ面倒じゃね?と個人的には思います。
もっとも、湘南台駅近辺(だいたい1km)、都営地下鉄の本八幡駅近辺(だいたい1.8km)などの大した距離ではなく途中駅のない区間と違って、今回の延伸区間は川崎市内に途中駅もあるし距離も相当長いので、どういう形式がいいのか?ってのは考えるところがあるかもしれません(「川崎市側は川崎市営地下鉄として第一種事業にすべきだ」という形式だって、否定できるものではない・・・適してるかどうかは考えない妄想ですが)。
まぁどういう形式だろうが両市の市民からは市に陳情して建設は合理的ではないと訴えれば、それが横浜市会なり川崎市議会なりで通る・・・というストーリーは作れますし、「不合理な方法で強引に建設し、市民の税金に損害を与えた」として訴訟に発展する可能性もあります(実際湘南台延伸に関しては建設方法の関連で支出した自治体の長に対して訴訟が起こったように見えます)ね。
確かに、第三種とかにわけるのは面倒です。
しかし、公的資本というのは、いろんな制約があるためやむを得ないでしょう。
資本を分けた事例では、
いわて銀河鉄道と青い森鉄道という2つの会社ができて、
しかも境界の駅が目時駅という県境という事例にあります。
そういえば、先にあげた事例の都営新宿線の大和田地区についてですが、
計画当初から駅を作ってほしいという声があったそうです。
しかし、よその県の場所に都のお金を使うのは問題視され、
また、市川市も建設費用を負担できなかったため、
設置を見送ったというのを聞いたことがあります。
本八幡までなら都民にも利益がでるという大義名分が立つので、
都議会が承認したそうです。
さて、延伸区間を横浜市が運営した方がいいと思ったのは、
あの区間だけに川崎市が現業部門の人員や設備を保有しなければならないため、
それならば横浜市に委託するほうが得策だと思う。
イメージとしては、かつての北総公団線みたいに、
川崎市の部分で必要となる車両を保有し
(これが公団所有の電車にあたる)、
横浜市の車両と共通運用するとか。
または、川崎市と神奈川県と民間企業が出資する第三セクターとかもありうる。
いずれにしろ、単独で川崎市内建設はマズイのは確かです。
2月の横浜市議会の議事録をみますと、議員も延伸に積極的で、横浜市交通局が第1種事業者となることに疑義も上がっていない印象です
「単独で川崎市内建設はマズイのは確か」と断言するランちゃん氏の懸念は、現実的にはどのようなことでしょうか
http://giji.city.yokohama.lg.jp/tenant/yokohama/MinuteView.html?council_id=627&schedule_id=2&is_search=true
(1)https://www.city.yokohama.lg.jp/city-info/koho-kocho/press/toshi/2019/0121press-3gousen.html
※本件に関する日経電子版の記事(=下記(2))
(2)https://www.nikkei.com/article/DGXMZO54650780R20C20A1L82000/
あと横浜市のPDFでは多摩地域からの新横浜駅アクセスを謳ってるので、小田急多摩線への影響もおもしろそうではあります。
ざっと資料から計算した限り京王多摩センター駅→新横浜(橋本経由)より5−10分程度早く、運賃も若干安くなるような感じなので、多摩線の線内完結の各駅停車にもほんの若干意味が出てくる感じはあります。
長津田までの運賃でよかったりすることもあるよね
>長津田までの運賃でよかったりする
長距離なら横浜市内発になるわけですからそういえばそうですね。
まぁ橋本→長津田のきっぷわざわざ調達するの面倒くさいという向きはありそうですが(ICで改札通っちゃいそうですが、その場合かなり後処理がめんどうですよね?)。
この手を使うと運賃的には橋本経由が(当然)勝ちますね。時間的な要素での間違いではないので、時間取るか運賃取るかみたいな話になるのかな?
「どっちにしろリニアができれば名古屋以遠は橋本出るほうが何にしても早い」というオチも待ってそうですが