JR東日本は、2019年10月27日から当面の間、成田空港23:45発千葉ゆき快速を臨時増発する。成田空港の深夜化に対応したもの。
(2019年10月26日の京急・京成を中心とした各線のダイヤ改正に関するニュース一覧)
現在の成田空港発の最終は23:00発(東京ゆき快速)だが、45分繰り下がることになる。車両はE217系11両編成でグリーン車も連結する。千葉から乗り換えると、総武線各駅停車で津田沼まで行ける。
成田空港は同日から発着時間が23時から24時まで1時間延長される。それに合わせたもの。
京成電鉄も10月26日のダイヤ改正で、スカイライナーの23:20発、普通宗吾参道ゆき24:07発を増発する。
ここから私見。成田空港の深夜化は急な話ではなく、臨時といっても、今春の改正時にはすでに用意されていたのではないかと思います。ここで言うのもなんですが、京成との対比が際立ちました。スカイライナーは千葉県内を完全に通過する上、宗吾参道ゆきは空港通勤者を想定していて、沿線の利用者にとっては、従来通り23:00発の成田スカイアクセス経由のアクセス特急か、23:03発の本線経由快速が終電となりそう。JRがそれよりも40分以上遅い電車を設定したのは、意外といえば意外でした。JRは、五輪に向けた深夜・早朝増発についても京成などの私鉄よりもずっと踏み込んでいるので、その辺が影響しているのかもしれませんね。
(JR東日本)
https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1908_naayakan.pdf
(成田空港会社)
https://www.naa.jp/jp/20190829-shinyaribensei.pdf
この情報は、ライジングさんよりいただきました。ありがとうございました。
私は京成線の宗吾参道より船橋よりの終電が今のままで終わるとは到底思いません。まだ2ヶ月あるので調整して、高砂行や津田沼行も最終繰り下げになるでしょう。成田空港通勤客は圧倒的に京成利用が多いので、その対策も必要なはずです。
JRの最終は11/30の改正で定期化しそうな気もします。
考えられるのが、以下のいずれか4つですが、どうなるのでしょうか?
・成田22:56着(2971F)の増結4両を切り離しの上で、11両を成田空港まで回送
・佐倉22:56着(2035F)の増結4両を切り離しの上で、11両を成田空港まで回送
・千葉→成田空港で増発(千葉止まりの総武快速の延長運転)
・幕張から11両編成を送り込み
個人的には「千葉→成田空港で増発」が一番うれしいですけど、ほとんど可能性がありません。
(理由:総武本線のスジに余裕がない、千葉止まりの快速でで折り返し回送になる運用がほとんどない、この時間帯の総武快速線は15両編成ばかりなので成田空港に送り込むには増結4両を佐倉や成田で切り離す必要がある等々)
「佐倉からの回送」または「幕張から送り込み」のいずれかと推測しております
「幕張から送り込み」のメリットは、千葉0:30到着後、幕張に回送すれば終わりで運用が簡単なことですがデメリットは、幕張→佐倉で送り込みに必要なスジがあまり空いていないことです。
「佐倉からの回送」のメリットは、増結4両の切り離しを佐倉駅で行うのでその取り扱いが一番スムースなことと回送区間が佐倉→成田空港だけなのでスジの空きは容易に確保できることですが、デメリットは翌朝の総武快速での運用っ備えてに千葉0:30到着後に営業運転または回送で佐倉まで戻すなり、別に11両を幕張から佐倉まで送り込む手間がかかることです。
臨時なので「幕張から送り込み」の可能性の方が高そうですが、定期運転になったら「佐倉からの回送」の方が良いかなと思います。(千葉0:30着が折り返しで佐倉行に増発になったら、終電が遅くなるので都賀、四街道、物井、佐倉の利用客は喜ぶことでしょう)
https://www.jreast.co.jp/chiba/news/pdf/pre1912_daikai.pdf
今は11両編成で運転されていますが、定期化後は東京22:15発成田空港23:37の折り返しなので15両編成となること間違いないです。
千葉支社のリリースには「早朝の総武快速線1本(津田沼発・千葉行)の運転を取り止めます」とありますので、0:30に到着後に車両はそのまま千葉駅の7番線に留置されて、翌朝5:06発の554F(7番線発)に充当されるのでしょう。これにより幕張から千葉への車両の送り込みが1本不要になるから、運転取りやめは当然の処置ですね。
千葉支社のリリースは取りやめる1本の時刻を明らかにしていませんが、多分455F(津田沼4:44→千葉4:55 7番線着)でしょう。455Fは利用者が極めて少ないので、取りやめてもほとんど支障がないことは言うまでもありません。