報道各社によると、国土交通省近畿運輸局と関西電力は、関西の鉄道各社に対して節電の要請を行い、減量ダイヤの導入の検討を促した。これを受けたJR西日本や民鉄各社が、減量ダイヤの導入の検討に入ったという。
毎日新聞によると、すでに近鉄と阪急が間引きする方針を固めた。近鉄は午前11時〜午後4時について、都市部を中心に一定本数を運休させる。阪急は正午から午後3時まで、間引き運転を行うという。
産経新聞によると、大阪市交通局が、節電する場合、ダイヤをどれぐらい減量させる必要があるかの試算をすでに終えている。20%の削減をするには、御堂筋線以外の全路線を休日ダイヤにする必要がある、という。
関西電力は、現在定期点検中の原発について、再稼働できる見通しがたっていない中で、今夏が猛暑になった場合に電力が不足して停電しかねないとして、鉄道・病院も含めたすべての業界に対して、午前9時から午後8時まで、一律15%の節電を求めている。経産省によって強制される東電管内と違って法的強制力はないが、東電管内では鉄道は特別緩和策が導入され、節電が求められるのは午後の3時間のみだ。
http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110610/biz11061014350019-n1.htm
http://mainichi.jp/select/biz/news/20110612k0000m020122000c.html
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20110611ddn003020021000c.html
このニュースは、白金台の玉三郎さんより情報を寄せていただきました。ありがとうございました。
2011年06月14日
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