JRグループ各社は、来春の一斉ダイヤ改正の内容を発表した。改正日は、2012年3月17日。
風前の灯の夜行寝台列車は、すでに報じられていた「日本海」のほかに、急行「きたぐに」が廃止になる。リリースによると、いずれも多客期には臨時列車として運転するというが詳細は不明。「きたぐに」の廃止で、583系電車による定期夜行寝台列車がなくなる。また、他の記事のコメントにて、通りすがりの京成メイツさんが書かれていた通り、開放型のA寝台が、定期列車から消滅する。
個人的な話で恐縮ですが「きたぐに」廃止はショックです。昨秋、オフシーズンの平日に乗りましたが、A寝台下段は満席、B寝台下段もそこそこの乗車だったのですが、やはり、583系の維持のコストは相当のモノだったのでしょうか。
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詳細はこれから少しずつ記事を追加していきます。情報提供欄にて、いっきゅーさんや名無しさんから、各社のリリースについて、数多くのお知らせをいただきました。ありがとうございます。
2011年12月16日
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それにしても記事があまりにもお粗末で憤りを覚えますね。たった2行って・・・。
九州内の在来特急は直通化を進めて貰いたい。全て博多駅で系統分割されており、787系列車については、「きらめき」・「かいおう」を「かもめ」・「みどり」・「有明」と統合、門司港−長崎・佐世保・長洲とし、DXグリーン車の利用促進をして貰いたい。短距離過ぎてDXグリーン車の意味が薄れている。「かもめ」100号は「ソニック」として佐賀→大分としても良いし、「にちりんシーガイア」こそ787系で運転すべき列車である。せっかくのDXグリーン車や個室を宝の持ち腐れにしてしまっている。
振り子車両から非振り子車両へ変更されることから、所要時間がどのようになるのか以前から憶測が流れていましたが、ダイヤを見ると381系と比べて新大阪〜白浜館で平均5分程度の所要時間増となっており、485系投入時の15分増に比べるとその差は小さいものとなっています。プラス5分程度であれば新型車両に乗れるというメリットといくらか相殺されると考えられたのでしょう。低重心構造の恩恵がある程度活かされたと考えることができそうです。
ここから推測すると、287系「くろしお」の紀勢本線内のカーブの通過速度は本則+10〜15km程度に設定されているのではないかと予想できます。実際のところはどのような制限速度の標識が取り付けられるかを見るまではわかりませんが、和歌山〜白浜間は283系用・381系用・287系用・一般車両用の4種類の制限速度標識が取り付けられる可能性もあり、煩雑化が懸念されるところです。
というのもこの両列車は関西から新潟や東北地方に直通する数少ない列車だからです。
特に大阪〜新潟間はかつては「きたぐに」のほか昼行特急の「白鳥」「雷鳥」もありました。
今後は航空機か高速バスということになりますが航空機を使うほどの距離でもないような気がしますね。
これから関西から新潟や東北に鉄道で行くにはわざわざ東京駅を回らなければいけないということになるのですかねえ。
初めまして、「ZZ特快」と申します。
「急行 きたぐに」は、福井県内の停車駅(敦賀・武生・福井)と新潟県内の中越・下越地区を乗り換えなしで結ぶ唯一の列車である事から、この列車の廃止は残念ですね。
これに伴い、「2012年3月17日」以降、「金沢〜新潟」間を乗り換えなしで結ぶ列車は「特急 北越」の5往復のみとなりますね。
となると、鉄道で大阪・京都から大都市圏を避けて新潟へ行く場合、以下の経路のみとなります。
大阪・京都〜(特急 サンダーバード)〜「金沢」又は「富山」〜(特急 北越)〜新潟
大阪・京都〜(特急 サンダーバード)〜「金沢」又は「富山」〜(特急 はくたか)〜直江津〜(快速 くびき野)〜新潟
また、関西と新潟県内を乗り換えなしで結ぶ陸上交通機関は「2012年3月17日」以降、以下の夜行高速バスの路線のみという事になりますね。
「大阪(阪急梅田)・京都〜新潟」線<おけさ号> {阪急バス・新潟交通}
「堺・難波・京都〜柏崎・長岡・三条」線 {南海バス・越後交通}
それでは、また。
ソースは持ち合わせていないのですが・・
北陸、能登、日本海、きたぐに、北陸地方を走った夜行が次々に消えていきますね。
これからは新幹線だけですね。
東日本:http://www.jreast.co.jp/press/2011/20120111.pdf
西日本:http://www.westjr.co.jp/press/article/items/20120120_harurin_honsya.pdf
これらによると、〔日本海〕は大阪発青森行が4/27,28,5/5,6に、青森発大阪行が4/26,27,5/4,5に、いずれも24系6両(A寝台なし)に短縮されて運転されます。
また、〔きたぐに〕は大阪発新潟行が4/26〜5/6に、新潟発大阪行が4/27〜5/7に、いずれも583系7両(A寝台・普通車自由席なし)に短縮されて運転されます。
ただ、〔きたぐに〕については米原経由から湖西線経由に変更されます。さらに、大阪発新潟行は、現行では新津〜新潟間は快速列車となっていますが、終点まで急行列車のままとなり、亀田は通過となります。
また、〔能登〕については記述がなく、少なくとも今春の運転はないようです(このまま廃止の可能性が…)。