延伸区間では、車道の中心部ではなく、歩道寄りに線路を敷く「サイドリザベーション」方式を採用し、乗降をしやすくする。狸小路付近に新駅の設置も予定する。
札幌市では、赤字続きで一時は廃止が取りざたされた路面電車について、存続することを数年前に決定。活性化のために、都心部分(札幌駅−すすきの間)、桑園周辺、創成川東側の3カ所で、延伸を模索していた。今回はまず都心部分のうち、ひとまず環状化できる最低限の延伸を決めた形と思われる。
これに先立ち、札幌市では、2013年春をめどに新型の低床車両を導入する。
ここから私見。都心部の延伸であれば、やはり当初通り札幌駅接着と思ってしまいますが、やはり観光客目線なんでしょうね。すすきのも西4丁目も中心部ですから、環状線によってそこに行きやすくなる駅が増えることで乗客も増えるということなのでしょう。いずれにせよ、赤字路線について、大々的な活性化の施策をとり、黒字化を目指すという札幌のチャレンジがうまくいくことを祈るばかりです。
http://www.city.sapporo.jp/city/mayor/interview/text/2011/20120131/documents/shidendesign.pdf
http://mainichi.jp/hokkaido/seikei/news/20120203ddlk01020305000c.html
この情報はmnさんから教えていただきました。ありがとうございました。
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札幌市電はもうちょっとのところでループにならない形だったので、ようやくという観がありますね。
札幌市内も渋滞がひどいので、広電のグリーンムーバみたいな収容力の大きな路面電車が環状で走れば、クルマ利用からシフトする人もけっこう居るのではないでしょうか。
将来的には、地下鉄を補完するような路線網ができることを期待します。
狸小路商店街は大喜びですね。
興味深いのは、新設される西4丁目〜すすきのの区間が複線になるのかどうか、単線なのか。
札幌駅前通の同区間は片側2車線ですから、複線を敷くことはできそうですが、「サイドリザーベーション」がどのような形になるのか注目したいと思います。
複線を引くなら、現在線が一つしかないすすきのと西4丁目の駅も複線仕様に改造しないといけないでしょう。
札幌テレビ放送のWebに記事があります。ご参考にしてください。
http://www.stv.ne.jp/news/streamingWM/item/20120131190808/index.html
車両に歩道から直接乗り降りできるという安全性と利便性のかわりに、歩道へのクルマの乗り付けは不可能になりますから。
環状線化を土台に、札幌駅や他の地域への延伸にも期待です。
にしても、地下鉄開通時にこの区間だけ廃止したのはどうも理解できません。
結局何もしないで先送りする国
ですからね。
札幌市も、結局は反対論に圧されて
サイドリザベーション断念なんて
結果になるかもしれませんね。
完全に容量不足ですよね?
この区間だけ車両の軌道敷内走行可の措置が必要になりますね。
http://www.mlit.go.jp/common/000990142.pdf