朝日新聞によると、JR北海道は、計画停電の恐れがある場合、どちらかというと閑散区間といえる10区間を終日運休とすることを決めた。総延長の4割にあたる。
10区間は、函館本線の小樽−長万部間、宗谷本線の名寄以北、根室本線の釧路以東、札沼線の北海道医療大学以北、石勝線の新夕張−夕張と、日高本線、釧網本線、留萌本線の全線、富良野線、江差線のいずれも全区間。特急が運転されている区間もあるが、この区間内は運休となる。
政府は、計画停電が必要になる恐れがある場合に、前日夕方、電力需給逼迫警報を出す。JR北海道は、この段階で10区間について終日運休として、HPなどで告知するという。
http://mytown.asahi.com/hokkaido/news.php?k_id=01000001207210004
http://www.jrhokkaido.co.jp/press/2012/120720-1.pdf
2012年07月22日
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電化してあるところはJR北海道のドル箱だから間引きしたくないのは分かりますけど、それじゃああんまり節電になってない気が…
節電のためというのもあるかもしれませんが、
一番の理由はPDFに書かれているとおり、
「保安設備に電源を供給できない」からです。
非電化区間でも信号や踏切などの設備は電気で動きます。
都市圏はJR北海道が自前で発電している電源で保安設備を動かすか、
北海道電力から融通してもらえると思いますが、
対象線区は節電のために供給できなくなるのでしょう。
昨年の3月は首都圏でも同様の理由で運行できない路線がありました。
寝台特急の運休はともかく、貨物列車の運休は北海道に対する物資の輸送という点で影響があるとおもいます。
今後、JR北海道およびJR貨物がどのような対応をするのか。
そこを見て行きたいと思います。
ご回答ありがとうございます。
これでしたら貨物列車や夜行列車への影響は少ないと思われます。
線路一本あれば汽車が走れる時代は、もう遠くなったのだなあと感慨を催します。
非電化区間であっても、電気が無いと列車を走らせることができないのですから、「たかが電気」などとはとても言えませんね。
日本の非電化区間な田舎の鉄道なんぞ縁はないでしょうからw
第一、坂本氏はテクノという電気を使うシンセサイザーを駆使した音楽を作っていました。
それなのに電気が必要不可欠な日本において反原発活動を行うとはどのような考えを持っているのでしょうか?
電気が無くなれば当然電車は動かなくなりますし、非電化路線であっても踏切やATSなどの保安装置が動かなくなりますので、当然列車の運行は出来なくなります。
自動車についても信号機が使えなくなりますから、当然事故は増えますし(実際に去年の計画停電の時に、信号機が止まり、道を横断していた歩行者が亡くなると言う事故がありました)夜間は外出出来ないということにもなりかねません。
鉄道とはあまり関係の無い話を書いてしまって申し訳ありませんが、反原発派の人々は今夜もエアコンを使わないで生活していると私は思います(今頃は多分反原発のデモを行っている夢をみている時間帯だと思われますが)。
「我々だけが許される」「持たざる貧乏人の目の前で見せびらかす」ことだから。
電気の場合、電気の供給が減ったり、電気料金が上がって、
電気が貧乏人に手が出るものでなくなり、
一部の特権階級だけが使えるものにしたいってこと。
だから、坂本龍一の行動は至極当然。
問題は、格差つけられる側が、反原発に賛同してるバカがいるってこと。
まあ、そういうやつらは、「電力不足=暑いよー暗いよー」ぐらいの認識しかないから貧乏なんだけどね。