JR東日本と小田急電鉄は、東京メトロ千代田線に直通可能な自社車両に対して、3者相互直通可能にする設備を順次追加すると発表した。2013年4月から3年程度をかけて行うという。実施時期とその運行形態については、今後発表するとしている。
小田急線、JR常磐線各駅停車はそれぞれ千代田線と直通していて、東京メトロ車両はすでに3線直通の設備を整えている。3線通した列車も運行されているが、東京メトロ車両限定運用のため本数は多くない。
ここから私見。5年後には小田急の複々線使用開始がありますが、この発表をみると、大きく運行形態が変わりそうですね。小田急側から見ると、千代田線直通が増えることは間違いありません。代々木上原断面でみると、緩行線が千代田線とつながる形になるので、いろいろな方が予想されているように、小田急線の都内近郊の各駅停車の大半が千代田線直通になる、といったこともあるかもしれませんね。一方で、常磐線側からみると、利用者数の割にはいまだに日中12分毎(武蔵野線ですら10分毎になったのに)という状況は、千代田線の毎時10本体制にひっぱられているわけですが、その辺も変わるのかが気になります。
http://www.jreast.co.jp/press/2012/20130311.pdf
この情報は、あんちゃんさん、mundoさん他からいただきました。ありがとうございました。
2013年04月05日
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日中の小田急は10分サイクルに近いので、常磐緩行線が10分間隔になったら3社直通は減りそうな...
常磐各停が10分間隔になってくれたら個人的に沿線民としても嬉しいですが、ダイヤが変わった際に日中の松戸・柏での特別快速への接続が悪くなってしまわないかがちょっと気になります・・・
制約がない分行き先変更もできますし
今より回復しやすいかもしれません
現行の日中「綾瀬止まり」を松戸止まり5番線発着にするとか、ただ全便我孫子行きとなると微妙に多いような・・・
代々木上原附近の取り付け部分の構造を一新するつもりかもしれませんな。
今さら言ってもですが、千代田線はいちばん最初の計画どおり、世田谷区内は地下のまま進んでおいて、喜多見あたりで顔を出すという方式にしておいたほうが、いろいろ楽だったかもしれないな〜と思えます。
まあ、当時の輸送力不足は、そんな大工事を待っていられないくらい切迫していたわけですが……
この相直は制約は全くありません。常磐線各停自体が千代田線のダイヤの影響を受けているし、常磐線各停自体が快速と全くの別線なので。
成城学園前迄は大半が乗り入れるだろう。
4000系の帯色は緑にした方が良い。千代田線直通で区別した方が良い。
昼は綾瀬行の一部が北綾瀬まで行くようになるんだろうけど。
長く続く千代田線が6本毎だから、常磐線各駅停車直通が半分の12分毎で運行してる状況。とりわけ23区内でJRが毎時5本なんて運行、本当に驚きだが。
ただ、これが、朝の上りラッシュ、夕方以降の下りラッシュになると、昼間とは違い千代田線の多くは、常磐緩行線発着となる。
小田急が、千代田線直通増加を目論む以上、ラッシュ時、綾瀬止まりが少なくなるのに、自社車両が綾瀬までしか行けないんじゃ、千代田線のダイヤに割り込む余地がない。
夕方以降も、常磐緩行線に重きを置いてる分、千代田線の小田急直通は、わずかにすぎない。
例えば18時台
大手町発では、綾瀬止まりは17本中わずか1本。16本がJR直通に対し、代々木上原方面は、ほとんどが代々木上原止まり、小田急直通はたった3本しかない。
小田急の利便性向上は、ここを増やすことにあり、結果、泣く泣くJR直通装備をつけるしかない。JRからすれば、そう多くない小田急直通客のために、装備をしなきゃいけないのだから、普通に考えれば、小田急側に多くの負担が来ることになるだろう。
せっかく緩急分離が出来て、代々木上原から世田谷区内、急行線のダイヤに余裕が生まれるのに、千代田線から直通列車が少ないんじゃ、緩急分離の利点を十分生かしてるとは言えなくなる。
まあ個人的には・・千代田線は夕方ラッシュ時の本数が、メトロの中では少ない。ロマンスカー走らせるくらいだから少々余裕がある。都心部⇔小田急の視点からすると、湯島の引き込み線使って折り返せば、15分毎くらいで、夕方ラッシュ時毎時4本は増やせるんだが、輸送過剰になるかな・・
えっと、つまり、
何が言いたいんですか?笑
すごく当たり前のこと+事実列挙?
素人目には機器が対応し訓練すれば1年で出来そうな気もするが。
匿名さん
3分どころか、2分でもいいレベルの混雑ですね。それで代々木上原の引き上げ線がパンクするなら、小田急直通を大幅に増やし、それこそ北綾瀬も有効活用するなどして対応してもらいたい。
ロマンスカーが間に割り込む際は5分の間隔が開いても許せますが、それ以外は切り詰めて運転すべきですね。
あと、夕方ラッシュ時は千代田線から本厚木行きの準急と藤沢方面の急行があってもいいと思う。
warabyさん
確かにやってもらいたい。北千住からは松戸、柏、我孫子、取手に停車させればいいと主ます。途中で快速線に転線。快速線がパンクしているなら(そんなわけないが)各駅停車の路線でもいいが(綾瀬・松戸・我孫子で待避可能)。
日中12分サイクルをどうにかしてほしい。
23区なのに、小田急多摩線より本数少ない亀有、金町ユーザーは、
よく暴動を起こさないなと感心します。
日中は、千代田線も10分間隔で、常磐・千代田線〜遊園(10分毎)、唐木田(10分毎)、本線は、急行をすべて快速急行にして、新宿〜本厚木・唐木田に区間急行(新宿〜上原と新百合〜本厚木各停)を運転とか。
コメントありがとうございます。緩行線なら新松戸停車もありかと思います。
そのような混雑がある程度解消されない限り、ラッシュ時の綾瀬始発が無くなるとは思えません。現在は利用していないので、わかりませんが。。。
綾瀬以東の増発、ぜひ行ってほしいところです。
メトロ千代田線が5分サイクルになれば常磐緩行線も10分サイクルにしやすいんですけどね。
無理矢理常磐緩行線内のみ毎時1本増発、あとは時間調整で10分サイクルに…できないですかね?
管理人様へ、ID違いますが本物です。引き続き宜しくお願いします。
JRの209系1000番台については、三直対応はしないと思います。JR側、小田急側もそのつもりはないでしょう。せっかく4000形、E233系と基本構造が揃っている車両があるのに、わざわざ乗り入れさせるメリットもないでしょうから…
一方、転属の噂があったメトロの06系ですが、既にD-ATS-Pが設置されており、今後も千代田線に残る可能性が非常に高いです。千代田線へのホームドア設置もしばらくなさそうですね。
小田急4000形の塗装変更はやめて下さい(汗)。自社線内運用も多いのに…
一体、どの程度直通電車が増発されるかは予測できませんが、多摩急行・準急・各停 が直通してくるものと予想できます。
ダイヤ例
我孫子〜唐木田 2本(小田急線内多摩急行)
綾瀬〜唐木田 2本(小田急線内多摩急行)
我孫子〜本厚木 2本(小田急線内各停)
綾瀬〜本厚木 2本(小田急線内各停)
我孫子〜代々木上原 2本
綾瀬〜代々木上原 2本
これはどうでしょうか?新宿発着との兼ね合いがあるから実際はかなり複雑になるのでしょう。
千代田線からのダイヤ例ですが、本厚木発着の列車は各駅停車ではなく区間準急にしてはいかがでしょうか(毎時2本で)。のこりは代々木上原止まりでいいと思います。
急行系統に関しては日中からかなりの混雑なので(特に上りが)、多摩急行を増やしていただけると助かります。但しその分新宿発着の急行が減便したらもとも子もありませんが。
むしろ、代々木上原以西の各停のみ停まる駅の本数を毎時8本にする方が先ですよ。
やはり、千代田線直通は多摩急4本・各停4本くらいが妥当なところではないでしょうか。
また、不足する南新宿・参宮橋・代々木八幡に急行を停めて、毎時8本にすればよいのでは?
ダイヤ例
特急はこね 新宿〜箱根湯本 1本
特急はこね・えのしま 新宿〜箱根湯本+片瀬江ノ島 1本
特急メトロはこね 北千住〜箱根湯本 1本
特急メトロはこね・えのしま 北千住〜箱根湯本+片瀬江ノ島
快速急行 新宿〜箱根湯本+小田原(本厚木で切り離し・後4両本厚木から各停小田原)
快速急行 新宿〜片瀬江ノ島(藤沢)
急行 新宿〜箱根湯本+小田原(本厚木で切り離し・後4両本厚木から各停小田原)
急行 新宿〜片瀬江ノ島(藤沢)
多摩急行 我孫子〜唐木田 2本
多摩急行 綾瀬〜唐木田 2本
各停 新宿〜本厚木 4本
各停 新百合ヶ丘〜唐木田 4本
各停 相模大野〜片瀬江ノ島 6本
C各停 我孫子〜本厚木 2本
C各停 綾瀬〜本厚木 2本
停車駅
特急はこね 新宿・町田・小田原・箱根湯本(メトロはこねは新宿非経由で代わりに成城学園前停車)
特急はこね・えのしま 新宿・新百合ヶ丘・町田・相模大野(・中央林間・大和・湘南台・藤沢・片瀬江ノ島)・本厚木・秦野・小田原・箱根湯本(メトロはこね・えのしまは新宿非経由で代わりに成城学園前停車)
快速急行 新宿・代々木上原・下北沢・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木・伊勢原・秦野・新松田・小田原・小田原から先箱根登山線内各駅(江の島線内は現行通り)
急行 新宿・南新宿・参宮橋・代々木八幡・代々木上原・下北沢・成城学園前・登戸・向ヶ丘遊園・新百合ヶ丘・町田・相模大野・海老名・本厚木・伊勢原・秦野・新松田・小田原・小田原から先箱根登山線内各駅
多摩急行 代々木上原・下北沢・経堂・成城学園前・登戸・新百合ヶ丘・新百合ヶ丘から先多摩線内各駅
これはどうでしょうか?
快速急行は両系統2本ずつ計4本・急行も両系統2本ずつ計4本です。
千代田線の本厚木行は毎時2本の準急を設定する方が良いです。そしてもう2本はそのセットで向ヶ丘遊園行。
ダイヤ案だと、新宿〜代々木上原間の各駅停車が毎時4本になってしまい、祖師ヶ谷大蔵以東の利用客に宜しくないです。
小田急が10両固定編成での運行を推進しているのに、分割併合運用を設定するわけがありません。ましてや小田原以西は6連が入れません。
快速急行や急行の停車駅も、本厚木で小田原方面の折り返しができないのに、本厚木以西の急行運転は無理です。本厚木〜新松田間が4両編成の毎時4本では輸送力が不足しすぎます。その上特急ロマンスカーが本厚木に止まらないとなれば、利便性がかなり悪くなってしまいます。
確かに本厚木以西は現行通りとすることが望ましいですね。箱根登山線もせいぜい新松田発着のピストン輸送にすることが妥当なところですかね。急行を南新宿・参宮橋・代々木八幡に停めて、各停4本と合わせた場合、新宿〜本厚木・多摩線全駅で最低毎時8本は確保できるという観点で提案したものです。