東京メトロ(東京地下鉄)は、2013〜15年度の中期経営計画「東京メトロプラン2015〜さらなる・安心・成長・挑戦〜」を発表した。輸送・運行がらみのポイントを取り上げる。(半蔵門線は別記事にしました)
■東西線 東陽町以東の終電繰り下げ、都心部に折り返し線
重点施策と位置づけられている東西線の輸送改善では、今回新たに取り上げられたのが、早朝・深夜の増発、とくに東陽町以東の終電繰り下げの実施と、都心部に折り返し線整備の検討。いずれも具体的な実施時期は書かれていない。
また、木場駅構内の混雑緩和のために、シールドトンネルの上を掘って通路を増設する工事を行う。なお、南砂町駅の2面3線化は、昨年の事業計画では2018年度完成とされていたが、今回は2020年度完成に延びた。
■千代田線 北綾瀬の10両対応
北綾瀬支線の日中の増発と、北綾瀬のホームを10両対応に延伸が掲げられた。代々木上原方面からの列車の直通運行に向けた整備を行うとしている。
■丸ノ内線 荻窪方面の終電繰り下げ
丸ノ内線では、夜間・深夜の増発と荻窪駅方面の終電繰り下げ、日中の新宿折り返し列車を一部荻窪まで延長することが掲げられた。方南町のホーム延伸は2016年度完成としている。
■銀座線 夜間の増発
銀座線は朝ラッシュ時に上野発着の列車の一部を浅草に延長。夜間、深夜の列車の増発も掲げられている。
<東京メトロの資料>
http://www.tokyometro.jp/corporate/profile/plan/index.html
この情報は、ひろっぴさん他から寄せていただきました。ありがとうございました。
2013年04月12日
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それを西船橋なり妙典なりに延長するのはいいことですね。
都心での折り返しは当然東から入るのを想定してるのでしょうけど、
九段下みたいな配線だと入れても出せないわけで、そのへんを
どうするつもりなのか興味があります。
極力「遅れない」「止まらない」のも、公共交通の頼りどころですし、
他線が止まった場合の受け皿になれればと思っています。と言っても、
東西線の場合、混雑も深刻でなかなか難しそうですが。
札幌の地下鉄のように覆ってしまえw
東西線と京葉線、どちらが止まってももう一方が大混乱になりますから。
南砂町で交互発車とのことですが、岩本町のようになるそうですから大工事ですね
速度アップは費用対効果が微妙ではと思います。JR車両も走りますし
北綾瀬発着本数がほぼ綾瀬始発電車の減少に繋がるということになるでしょうか。
綾瀬駅利用者にとっては悲報かもしれません。
私は何故南砂町駅をわざわざ2面3線化するのか不思議でしたのでネットで検索して調べたところ、この結論を導きました。
なんだか「2面3線化して交互発着して遅延を緩和する」のが主たる目的のように読み手が勘違いする東京地下鉄の宣伝はいかがなものかと思います。
> 今までの手狭なホームではまにあわなくなったため、
> ホームの面積を増やすのが今回の本来の主たる目的と考えます。
>
> 私は何故南砂町駅をわざわざ2面3線化するのか不思議でしたので
> ネットで検索して調べたところ、この結論を導きました。
いや、さいきん毎日乗ってるのですが、ちょうどトンネルに
入るところで引っかかるんですよ。必ず引っかかる。
南砂町の配線をいじれば通過速度があがって昼間の快速も1分程度の短縮が見込める気がします。
都心で折り返せないとぜんぶ止まっちゃうのですよね。
東葉高速鉄道は勝田台止まりですが、これを成田空港にまで延伸するのは不可能でしょうか?東葉の勝田台駅の位置を変える事と、高架線・地下線(成田空港近辺)の工事に莫大な費用がかかりますが、この案は100%夢物語ではないはずです。
手っ取り早い方法は京成線乗り入れですが、それをすると相互乗り入れが複雑すぎるので難しいです。
まあ、本気で提案している訳ではないので適当に見逃してください(笑)。
政治的な問題のほうが大きくて難しいでしょうね。京成はいい顔しないでしょうし、
千葉では土地収用が難しいですし。
# 勝田台駅近所の道路、いまだに開通してません...