現在の同区間は上下ともに1日6往復。夜の下りは、盛岡18:59発の1本のみだった。社会実験では、夜間の利便性を向上させるため、18時台、20時台にそれぞれ2往復を増便する。
JRでは、利用目標として1日200人の利用者増を掲げている。盛岡タイムズによると、目標が達成されれば、期間後に正式ダイヤに組み入れる意向だという。
ここから私見。社会実験というと、富山市の高山本線の事例が浮かびますが、行政(富山市)が、運行に伴う赤字分を負担し、昼間は毎時1本を確保するなどの意欲的な取り組みでした。今回は、費用負担について明確な記載が出ておらず、9月開始という辺りからすると、おそらくJRの独自負担でしょう。それ故か「実験」というには本数が少ないわり、200人というのは相当高いハードルのように思えます(上米内駅の乗車人員は67人)。なお、山田線は、いまだに宮古−釜石間が震災の影響で不通になっています。こちらの進展も気になります。
http://www.morioka-times.com/news/2013/1306/18/13061801.htm
http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1371452106_1.pdf
この情報は、helmesさん、たにさんに教えていただきました。ありがとうございました。
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一応、この辺までは盛岡の近郊区間という気がしますし。
IGRで盛岡近郊の駅を増やして、そこそこ好評だったようだし、山田線もこの区間の駅を少し増やしたらどうでしょうね。
盛岡〜上盛岡間に岩手中高校駅、上盛岡〜山岸間に愛宕山駅を設置するなどすれば、乗客の掘り起こしにもなると思います。
(山岸〜上米内はどうしようもなさそうだがwww)
で、本当はこの区間、せめて毎時1往復くらいの頻度で運転すれば、バスやマイカーからのシフトもかなりありそうなんですが、やはり難しいでしょうかねえ……
上米内以東は、「猿でも乗せるつもりか」と揶揄された路線でもあって、なかなか活性化は難しいようで。
快速「リアス」は並行する106急行バスよりは若干速いので、何かやりようがありそうな気もするのですが……
バスという便利な乗り物がある時代に、鉄道にこだわる理由がわかりません。
あの大震災で大量の物流を担ったのが鉄道なんですよ。
道路が寸断された際、どうするんですか?
鉄道は定時性、大量輸送性にすぐれています。
旅客運転を考えると維持はなかなか大変ですが、社会インフラとして残すべきです。
本来は国がもっとやっていいはずなんですけどね。
…場違いな書き込みすいません。
IGRとは条件が違いますから駅新設も成功するかどうか…
岩手高校も盛岡駅から徒歩15分と歩けない距離ではない上に、バスもありますから、利用する人は限られてくるでしょう。
レスありがとうございます。
盛岡〜上盛岡の中間地点あたりには、岩手中高校だけでなく、他にもいくつかの学校がありますので、駅があって便が良ければ、利用者も増えそうに思えました。
もしこれが実現すれば、バスより運賃が安くなるはずで(特に東北線盛岡以南・田沢湖線の沿線からだと通し運賃なので顕著)、通学生にとってはだいぶ助かるのではないでしょうか。
……まあ、そのあたりを実地調査したことも無いので、地図上で考えた案に過ぎませんけどwww
東郊のほうは、やはりあんまり開けてない感じなのでしょうか?
だとすると、エントリーの「社会実験」も少々おぼつかないような気がしますね。
話見てると学生の帰宅需要目的っぽいので、ピンポイント2往復ってのはアリかなと。
学生目当てということで考えると保護者送り迎えからシフトするわけですから学割定期券の新規購入ということになります。そうすると1年では短すぎるように感じます。そういうわけでの2年なのでは。通学往路のみ利用者は普通運賃の方が安いですからやはり定期券の新規購入となるでしょう。
詳しく調べていませんからはっきりとは言えませんが、それだと車両数が足りなさそうですね。
あと、運転士の確保とかも要因かもしれません。
長野電鉄屋代線や三江線の時は本数確保のためにバスで代用されていました。
面毒斎さんへ
ウィキペディアで見たのですが、田沢湖線もけっこうな利用者がいるのですね。
私の調査不足でした。
鉄道の奥深さを知りました。
現状は、往路のみ盛岡から上盛岡あるいは山岸という学生が多いのでしょうか。自分は、盛岡方向への通勤・通学のための増発と思っていました。
http://www.jreast.co.jp/rosen_avr/index.html
これによると、山田線の上米内を境とした輸送密度の差から、上米内〜盛岡間のみの利用者数はおおよそ200〜300人/日程度と推測されます。
社会実験の目標は大体利用者数倍増程度と言うことになりますか。
盛岡市は一定の規模がある都市ですし、その近郊区間は潜在的な需要は少なからずあるとは思われます。
問題は、1日2往復のみの増発でどれだけ効果が上がるかですね。
豊橋電鉄や富山ライトレールはこれで黒字化しているし、盛岡市内は規模は大きいので期待は大です。
こんなに病院近くに駅があるのに活かさない手はない
単行ワンマンでいいから頻発していれば利用者はつくと思う
病院に行く駅前在住の人はたかが知れてます。
登下校みたいに、多数がいっぺんに乗降する状況じゃないと元がとれません。
豊鉄渥美線は利用者が20,000人/日程度いるようですが
そこまでのポテンシャルを山田線沿線は持っているのでしょうか?
沿線民ではないのでよく知りませんが・・・
それに富山は黒字といっても自治体がインフラ面の
維持費用をすべて自治体が負担しているからです。
なので単純比較できません。
そういう沿線の環境や自治体の公共政策の違いを鑑みずに
単純に真似をして本数増やせばってのも違う気がしますね。
社会実験で利用者が増えた高山線でも通勤通学の増が
主だったようですし、時間帯が限られるのもやむを得ないでしょう。
仮に赤字で特急廃止になったとしても車両自体は他線区への転用は可能ですし。
そもそも特急の需要があれば、もっと列車数があるはずです。
振り子式の車両を導入するには軌道改良も必要な上に今まで以上に保線の費用がかかるのですが、一体どこから資金を調達するのでしょうか?
他線区ってどこですか?
JR東日本に気動車特急は無いのですが。
上盛岡と山岸は便利になれば使う人はいるのでは?
設備的に難しいのは承知だが山岸折り返しで
シャトルを30分間隔ぐらいで運行出来ないものか
・・・社会実験と言えば、越後線でも行われているようですね。
三陸アクセスラインとしての山田線となるのでしょうか。
http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1449814403_1.pdf
http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1450765332_1.pdf
JR東日本盛岡支社の下記発表によると、山田線区界駅を「構内単線化」
http://www.jr-morioka.com/cgi-bin/pdf/press/pdf_1519261819_1.pdf
http://www.sanrikutetsudou.com/?p=10234