(今回は、ダイヤとはあまり関係がないニュースですが、せっかくなので取り上げます)
朝日新聞によると、群馬県安中市が、横川−軽井沢間の信越本線の廃線跡を、観光鉄道として整備する検討を始めるという。
この区間は、1997年の長野新幹線開通で廃止された。現在は横川駅付近の「碓氷峠鉄道文化むら」が、横川駅付近から2.6キロの区間に、観光トロッコ列車を走らせている。この区間の廃線跡地は、軽井沢駅手前まで、安中市の所有となっているという。
朝日新聞によると、安中市長は、2014年度から専門の職員を配置し、廃線から20年を迎える2017年の開業を目指すと答えている。午前、午後の2往復を想定し、運行は鉄道文化むらを運営する碓氷峠交流記念財団に委託する考えだという。
ここから私見。記事全文を見ると、実現のハードルはそれなりに高いことが指摘されています。それでもやはり、横軽が「鉄道」として復活するという話はロマンを感じますし、在来線を切り離されて、メーンルートから外れた地域が、切り離されたことを逆手に取った活性化策でもあり、実現もそうでうが、そのあとぜひ成功して欲しいと思います。
http://www.asahi.com/articles/TKY201311060019.html
2013年11月08日
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このたびはトロッコ列車を延長するということなので、いわば観光鉄道であり、南信と関東地方を移動するための実用的な交通手段とはなりにくいかもしれませんが、線路がつながってさえいれば、いざという時には直通もできますし、一種の保険としても整備しておく意味はあると思います。
新幹線しか通っていない、という状況は、やはりどう考えても不安が大きいのではないでしょうか。
横川ー高崎間もSLとか旧式列車とか走らせたらそれなりの観光資源になると思う
そして乗り換えの横川駅ではお約束の駅売り「峠の釜飯」
今でもたまにSLが旧客や12系牽引で走ってますよ。
その際は、線路保有者である安中市との対立があり、結局試運転の直前で頓挫してしまった経緯があります
それからずっと「温めていたネタ」でして、今回は安中市側も力を入れて復活を強く推し、軽井沢町側も支援に回るようですので、実現可能性はかつてないほど高くなっているようです
まずは観光鉄道として、将来的には普通鉄道化を進める計画もあるようで
※産業遺産登録を最優先したかった安中市側と、鉄路復活(軽井沢延伸開業)を再優先したかった交流記念財団側の対立