京王電鉄は2015年2月27日、井の頭線を中心としたダイヤ改正を行う。
井の頭線では、早朝の急行を大幅に増やす。平日は、吉祥寺6:04発から7:07発までの10本となる。ちなみに、現行の同時間帯は2本。土休日は、急行の運転開始時刻を現行の9:00から、上りは吉祥寺6:37発、下りは渋谷7:00発まで繰り上げる。
日中のパターンは、現在は7分30秒間隔に急行・各停が1本ずつだが、これが8分間隔に各1本に変わる。これにより、急行は全線で1分の所要時間短縮をするという。
深夜は、渋谷発吉祥寺ゆきの終電が0:40発の急行となり、7分繰り下がる。そのあとの富士見ヶ丘ゆき終電も2分繰り下がる。
京王線は、若干の時刻と行き先の修正のみということで、リリースでは詳細はわからない。ただし、2015年秋頃にダイヤ改正を予定しているという。
ここから私見。早朝の優等を強化する戦略は、京王線(本線)につづくものとなりますね。ピークシフトを狙うほか、競合を意識したものだと思われます。特に、鉄道雑誌のインタビューによると、小田急の下北沢駅地下化により、乗り換えに時間がかかるようになり、井の頭線の乗客が少なからず減ったそうです。それを少しでも取り戻すことができるかどうか。
http://www.keio.co.jp/news/backnumber/news_release2014/nr150127_inokashiradaiyarevision.pdf
この情報は、westantennaさん他からいただきました。ありがとうございました。
2015年02月04日
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日本もいよいよ人口減少の時代に入ったとでも言うべきか?
急行停車駅だけでも6両に、といいたいですが、永福町ができるかどうか(明大前以北は1度も乗ったことがありません。よって、想像の部分が多いです。間違ったことを言っていれば指摘してくれれば幸いです。)
井の頭線各駅の乗降客数を調べてみると、ここ数年は微減傾向です。利用者が減ったぶん急行を増やしたり早くすることで、出来るだけ利用者を増やそうという方針と理解できるでしょう。
確かに土休日の昼間時は、(渋谷方の車両で)乗り切れない状況が見られますね。ですが、自分が利用したときには1,2分程度遅延していたように記憶しています。この乗り切れない状況も、編成全体でならして数値を出すと乗車率はそれほど高くないのかもしれません。今のダイヤに余裕を持たせる、という意図の方が大きいのではないでしょうか。
乗降客数が微減傾向なので、急行の6両化はないと考えます(とか書いておいて実際6両化されたら面白いですがね)。実際やろうと思えば出来なくはないでしょう。
あと、明大前での京王(本線)のほうへ乗り換える人がほとんどのため、そこも混雑します。
ただ、かなり対策は難しいですが。
そこそこ発展してきたってのもあるのでしょうね。
中央線快速も、杉並三駅通過もあり、JRのほうが、早く到着する現実もありましたので。
井の頭線、渋谷だけじゃなくて下北沢や明大前も渋谷方が出口なので、混雑するんですよね。最早どうにもならない所ではありますが。なので出来る事といえば、今回のようにダイヤに余裕を持たせる事しかできないのでしょうね。
歓迎します。
下北沢については小田急線が地下化されたのとほぼ同時に連絡通路の位置が変わりました。一番渋谷寄りの通路はフェンスが張られています。
各停でも渋谷行きは先頭車で大変な混雑をするので、個人的には1両ドアカットしてほしいです。乗り降りが無いのにドアだけ開くので態勢を保つのが辛いです。
しかも7.5分間隔ではなく7分・8分の繰り返しの15分サイクルだったので、永福町(明大前)の手前で詰まる急行と詰まらない急行がありましたし。
あと井の頭線のこれ以上の長編成化は難しいですね。まず富士見ヶ丘の車庫の拡張がこれ以上難しいことと、神泉、池ノ上、東松原、西永福などのホーム延伸もこれ以上は難しいですからねえ。
待避線も仮に下北沢なんかにあったとしても急行が極端に混むのが目に見えてますし、渋谷〜明大前ならどれ乗っても先着という今の永福町退避はうまく出来ていると思います。
高尾特急は需要が無いですしね・・・。学校の最寄が山田なんですけど、通過する特急見てるとガラガラなんですよね。橋本特急の方はもしかしたら化け特になるかもしれませんね・・・。
橋本特急はこれ以上運行時間延ばせないんじゃないですかね…土休日は新宿発2129、平日は2152発まで設定されており、22時台以降は12分サイクル化しますから後ろへの拡大はほぼ無理だと思います。
井の頭線については混雑に拍車がかからない事を祈るばかりです。
井の頭急行増発ですか。 何だか井の頭線のラッシュが酷くなりそうで嫌ですね。
明大前-調布間にも、かなり利用客の多い駅があるからです。ただし、今回のダイヤ改正では、あまりこのあたりに触らない気はします。
井の頭線の早朝の急行は各停の置き換えでした。
また、日中だけでなく朝夕ラッシュも減便で驚いています。
急行も増発し、一部は各駅停車の置き換えがされています。
下北沢には中間改札がありませんのでどれだけ乗り換え客が減ったのかはわかりませんが、混雑率の低下という数字に大きく出たのでしょうね。
参考までに下北沢の構内図
http://www.odakyu.jp/station/shimo_kitazawa/
【沿線革命017】 井の頭線の朝夕ラッシュ時は、「千鳥停車」で大幅にサービス改善!
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41947
【沿線革命018】 「渋谷駅の出発を23秒早く!」他、
井の頭線の価値を高める鉄道イノベーション
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41973
自分は、このブログのコメント欄やにちゃんねる以上に非現実的な意見だと思います。
(安倍批判を絡めていないあたり「現代らしさ」が足りませんがw)
実際電車に乗ったことはほぼ無いのでは?
乗ったことがあればラッシュ時には些細な事でダイヤ乱れが発生する事くらい分かるでしょうし、提言通り余裕を極限まで削ったらまともに走れない事が容易に想像つくでしょう。
しかしそれでも、そのHPに提案された千鳥式ダイヤを実際の鉄道ダイヤに採用された例はないと思いますので、やってみる価値は多いにあると思います。電車に乗ったことがないから思い付く案も時には有りと思います。
(京阪の複々線区間て、ピーク一時間に計36本程度です)
> http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41947
この阿部等さんの戦略だと本数稼ぐために3パタンの千鳥運転にするわけですが、
3駅に1駅を通過するシステムなので3駅離れた明大前と下北沢を同じ列車が通過し、
しかもそれが富士見ヶ丘発なので、各パタンの利用客数が均等化されない恐れが。
あと、目的駅へ行く電車が来るまで利用客がホームに滞留することになって特に島式ホームの駅は危険が。
発想自体は面白いっちゃ面白いですけどね。
西武みたいに千鳥停車にするなら、
吉祥寺→久我山→明大前→渋谷
若しくは
吉祥寺→永福町→下北沢→渋谷
と、停車パターンを変えてみた方が良いと思うね。
大井町線みたいに距離は短い物の、乗車率の平準化を図るには“互い違い”にした方が良いね。
井の頭線の渋谷駅って1面2線しかないのに、そんな本数処理しきれるんですかね?
2面4線だとしたって折返し時の交差支障があるから、毎時36本も捌けるかどうかも怪しいのに。
直近に八幡山止まりがあり、若葉台回送を変更でしょうか?
八幡山→桜上水
なお、見てみたところ、ラッシュ時に新宿発着1往復分減便のように感じられました。
> http://gendai.ismedia.jp/articles/-/41947
この千鳥式運転は酷いですね
千鳥式運転は、終点ターミナルが4線程度あるか、ターミナルの代替機能を果たす途中分岐の地下鉄直通線が無いと無理でしょう(立て続けに到着する2本のうち1本を地下直にする)
また乗降客数の多い途中停車駅の片方停車・片方通過を組み合わせるのが千鳥式運転のセオリーなのに、明大前・下北沢両方停車を2連続で走らせて、次に両駅通過を設定するとか机上論にしても酷すぎる
>京王電鉄、有料特急列車の導入の検討を開始 訪日客を的にホテル拡充と合わせ 2015〜17年度2195億円投資 2015/5/7 23:43 情報元 日本経済新聞 電子版http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ07HYX_X00C15A5TI0000/ <
「京王電鉄、有料特急の導入の検討を開始」にはビックリしました。
「【東京メトロ】明治神宮前に……」にコメントしておりますが、田園都市線への有料特急の導入を期待している私には朗報です。これで東急も、有料特急を検討だけでもすることになったでしょう。有料特急なしというお友達がいなくなるのはやはりショックでしょう。
どうせ導入するなら、小田急ほどこらなくても専用編成を導入するのがいいのではと思います。
50090タイプでは訪日客を相手にするのは、それこそおもてなしという感じではありません。(もっとも訪日客は日本人が予測できないところに喜ぶ面があるので、シートが90度回転するのがウケたりして)
グリーン車タイプと京急タイプは、京王の混雑度によりますが、仮にラッシュ時に運用できないとしたら、専用編成と運用面で変わらなくなって中途半端です。