交通新聞社は2015年5月28日から、デジタル端末に特化した形で時刻表を閲覧できるサービス「デジタルJR時刻表」を開始する。iPadやAndroidタブレット端末向けで、JR時刻表のほか「東京時刻表」も収録されている。有料サービスで、30日960円から。
リリースによると、紙に印刷された時刻表の誌面イメージではなく、デジタル端末ならではの機能が搭載されている。たとえば、指定の日付に運転されている列車のみを表示する機能や、複数の路線をまとめて1ページに表示する機能もある。運賃計算や経路検索、座席配置図なども利用できるという。
ここから私見。一つとても残念なのが、スマホに対応していないことです(メールにて問い合わせ中ですが、リリースを見る限りそうでしょう)。実はわたしは、東京時刻表を自分でスキャン(いわゆる自炊)してPDF化し、それをiPhoneで常に持ち歩いて閲覧しています(その方法や利便性をこのサイトでご紹介しようかと思ってたのですが、時機を逸しておりました)。iPadを常に持ち歩くのは重いですからね。
ただ、乗り換え検索サービスの普及によって、紙の時刻表の部数が減る中で、複数の列車が一覧で眺められる時刻表の良さと、デジタルの利便性の両方を兼ね備えたサービスがこうして出てくるのは嬉しい限り。まだ使っていませんが、キャンペーン期間中は半額ということなので申し込んでみようかと思います。
デジタルならではの機能といえば、たとえば、特定の駅を基準にすると、その駅の発着順に並べ替えてくれるとか、そういった機能が欲しいですなあ。
(プレスリリース)
http://www.kotsu.co.jp/files/2014/3159/4952/.pdf
2015年05月20日
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ダイヤ確認によく「えきから時刻表」のサイト見るんですが、一度に10列車の上に、
並び順が「始発時間でソート」なのですごく比較しにくいです。
しかし、ちと高いですね。毎月時刻表買うユーザ・コンシューマ向けでしょうか。
時刻表を見れて、乗換案内も出来て、運行情報も見れる、至れり尽くせりです。日のように時刻表を使うヘビーユーザーに960円/月は安いものでしょうが、いつも使っている路線がダイヤ改正したときしか時刻表を買わない私には、やや高く感じられます。
>特定の駅を基準にすると、その駅の発着順に並べ替えてくれるとか、そういった機能
なんと、出来ます! 種別や行き先毎に絞り込んでの表示も出来ます。紙の時刻表に無い駅の着時間表示も出来ます。これは、デジタルならではですね。
だが、どこか見づらい。文字を大きくできるのだが、優等列車が太字じゃないとか、基準駅が太い罫線じゃないとか、全体的な文字の間の余白とか、そういうところは改善の余地があるでしょう。黒背景に白字表示も実装して欲しいなあ。全体的な操作性も、洗練されているとは言えないし、異常終了もそれなりにしますが、リリース直後でこのレベルは相対的に高いかな、と。
>なんとなくですが、画面解像度の制限見ると、けっこう細かい表示なのかなと。
確かに、それなりに細かいです。
今後、どのように進化していくのに注目したいですね。
鉄道マニア暦は数十年ですが、ここ7年くらい紙の時刻表を買っていません。有料のソフトウェアの路線検索なども使ったことは一度もありません。今の時代、時刻表を買わない鉄道マニアも決して少なくないのでは?
私がよく見るのは、えきから時刻表 http://www.ekikara.jp/top.htm です。これを使えば、見にくいですが無料で路線ごとの時刻表が見れます。
紙の時刻表、確かにあんまり見なくなりましたね。
最近じゃホテルや旅館にもおいていないケースがあり、愛用者として大分寂しい思いをしています。まぁ、最近じゃ「貸してくれ」と申し出る客もいないんでしょうが。
余談なんですが、だからといって旅行会社の従業員(カウンター要員)が時刻表の引き方がわからない、或いは恐ろしく時間がかかる、なんていうのは許せませんがね(笑)
我々マニアやJR職員の5倍くらい時間がかかるといっても過言じゃないですよ。
だから、やむを得ず旅行会社のお世話になるときは、「こっちで時刻表引くからマルスを叩いてくれ、あるいは電話してくれ」と頼んでしまいます。
まぁ、越権行為だと思うんですが、埒がアカナイので仕方がないと。
(私、アナログ人間なんで、しばらくは紙の時刻表とお付き合いすることになりそうです。)
えきから時刻表も使ってますが、使い勝手は紙の時刻表にはかないません。
ただ、保存場所がかなり必要になるので、PDFで売ってくれるなら少々高くてもそっちを買いたいです。
今回のものは、データが毎月上書きされるようなので、保存派の自分にとっては選択肢に入りませんでした。残念。
月300円とかなら、まだコンパス時刻表の代わりに使えるんですが。
季節ごとで良いのかと思います。
特に私鉄では頻繁に変わるものでもないので。
臨時列車については適宜配信でよいかと思う。
後、乗換案内や駅すぱあとですが、連絡運輸範囲については網羅出来ていないのが難点です。
例えば東武→メトロ→都営の場合乗継割引が乗っていますし。東武からメトロ経由都営の切符は発売していないため、メトロで一旦切る形です。
東武→つくばEXP→大江戸線の定期も北千住乗換は買えません、おおたかの森経由しか売れないといわれた事もありました。現在は鉄道会社側は連絡協定を変えたらしいので買えるようになりました。
乗換案内や駅すぱあとを販売するならこういったことも把握・網羅すべきだと思います。
重箱の隅を突つく経路だとしても、利用者はお金を払ってるわけです。それで食い違うは許されません。1000円が980円になって文句を言う人は居ませんが、1000円が1100円になれば文句言われるのは当然だと思います。定期券を2枚に分けろもおかしいです。分けて安くなるなら別ですが、分けて安くならないなら2枚にする必要はないし、長期運休時の払い戻も片方だけになってしまいます。ましてや改札で無いのに分ける理由も無い。
> 東武からメトロ経由都営の切符は発売していないため、メトロで一旦切る形です。
東京メトロと都営地下鉄の乗換駅で精算機に入れると、割引運賃で精算券買えますよ。
今のスマホは解像度はタブレット並が当たり前、画面サイズも大きなものならタブレットよりちょっと小さい程度(5.5インチ)なので、インストールすらさせてもらえないのはちょっとと思います。
後は紙の時刻表と比べてどの程度見やすいか。
東京時刻表では運行系統とは関係ない変なところで切られてしまい、情報量が多いという紙の時刻表のメリットが大して感じられない東武東上線や小田急線がどう化けるか(それともそのままか)
西武鉄道発行の時刻表が3/3発売ですよ。来月号まで待つより、こちらを買った方が早いです。郵送対応もしているそうです。西武鉄道のニュースリリースに載ってます。私は紙媒体の方が慣れている上、私鉄は各社発行の時刻表の方が詳しいし、見易いので、東京時刻表、JR時刻表、各社時刻表をそれぞれ買っています。小田急電鉄の時刻表も即刻購入しました。
教えていただきありがとうございます
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181120-00000003-rps-bus_all