日中の直通特急の停車駅を見直す。現在、日中の直通特急は毎時4本のうち、2本が東須磨と須磨寺にも停車しているが、通過させる。これにより、板宿−山陽姫路間の所要時間が2分短縮する。
朝ラッシュ時には、S特急の運転時間帯を10分間繰り上げる。S特急は現行で1本だけ、山陽須磨止まりになっているが、阪神神戸三宮まで延長する。また、普通の待避を増やすことで、特急の所要時間を1分短縮する。普通は、藤江でS特急、山陽明石で直通特急を待避しているが、これを藤江と霞ヶ丘でいずれもS特急、直通特急の2本を待避することになる。
(山陽)
http://www.sanyo-railway.co.jp/media/1453266005.pdf
この情報は、Lokiさんよりいただきました。ありがとうございました。
タグ:山陽
日中の東須磨と須磨寺の2駅は純減となりそうですが、現ダイヤでも阪神特急と山陽普通で15分間隔になるので、大きな問題にはならないと判断したのでしょう。
姫路からの短縮が対板宿で2分に対し、対神戸三宮では1分。特急を山陽で15分間隔、阪神で10分間隔に合わせるとなると、直通B特急は神戸三宮で1分、高速神戸か新開地あたりで1分の時間調整が出てきそうです。
そんで直特黄が元町、高速神戸、新開地、長田、板宿、須磨、垂水、舞子公園停車で阪神10分間隔と山陽15分間隔を調整。
更に月見山や滝の茶屋に停車する上記直特通過駅を補完する急行を30分間隔で設定し直特赤2、直特黄2、急行2、普通4程度の運転とする。
これくらいして明石流出に歯止めをかけ、せめて神戸市内までの客はそのまま山陽に乗ってもらえるようにしないと、頑張れ山陽!
確かに神戸市内の停車駅はずいぶんと多く、明石あたりを過ぎてしばらくすると、あといくつ停まれば三宮とか元町に着くのか?と思い始めます。
あれは、停車駅を絞って明石での逸走を防ぐより、小まめに止まった方が収入が上がると踏んでいるのでしょうか? それとも適当な追い越し駅がないといった、絞っても所要時間を短縮できない事情があるのでしょうか?
明石以東については、中長距離でまともに勝負するのは難しいので、短距離区間でこまめに稼ぐ方がチャンスがある、というところでしょうか。
【山陽】
山陽明石〜板宿(14.9km)
直通特急(15分毎)で19分・440円
【JR】
明石〜兵庫(17.6km)
快速(15分毎)で16分・300円
今回は1社内で完結する部分のみにしましたが、神戸や三宮へ向かう場合はさらに神戸高速分の料金が上乗せされるため、さらに分が悪くなります。
そのため、JRと比較的距離が離れている須磨以東を重点的な競争区間と位置付けているのではないでしょうか。
明石以東については、中長距離でまともに勝負するのは難しいので、短距離区間でこまめに稼ぐ方がチャンスがある、というところでしょうか。
【山陽】
山陽明石〜板宿(14.9km)
直通特急(15分毎)で19分・440円
【JR】
明石〜兵庫(17.6km)
快速(15分毎)で16分・300円
今回は1社内で完結する部分のみにしましたが、神戸や三宮へ向かう場合はさらに神戸高速分の料金が上乗せされるため、さらに分が悪くなります。
そのため、JRと比較的距離が離れている須磨以東を重点的な競争区間と位置付けているのではないでしょうか。
それも乗降客が多いから自然と停車駅が増えるんだ、という訳ではなく、1日あたり2,000人台程度の乗降客数でしかない神戸市内の駅に特急を停車させ、その反面2倍前後〜3倍程度の乗降客数がある明石〜姫路側の駅をぶった切っています。
もっとも山陽電鉄側がそれを知らないはずがないので、何かしらの方針があるのでしょう。
昔は板宿、須磨、垂水、明石ぐらしか止まらなかったのにこれだけ停車駅が増えたのは、新快速と勝負にならないからでしょ。
なのに、今更昔と同じような停車駅にして、客が増えると思うんですかね。
> 特赤2、直特黄2、急行2、普通4程度の運転とする。
えーと、山陽電車をつぶしたいのですね。
あまりにも輸送力過剰すぎで。
明石以東の人は近くにJRの駅があれば山陽の客にはほぼなりえない。
なのに山陽は特急停車駅を増やし少しでも客を取り込もうとした。それが潰れそうな原因になってる。
西新町以西の人はとりあえず山陽に乗ってくれる客、しかも三宮あたりまでは山陽に乗り通しても運賃的に互角だし、高砂や荒井とか乗り通して三宮の方が安い駅もある。
けどあまりにも特急が遅すぎて明石逸走に拍車をかけてる。まずこれらの客が明石〜西代も山陽に乗ってもらうようにする方が明石以東の乗ってくれる可能性のほぼない客を取り込むよりよっぽど利益になるだろうって話。
ちなみに特急の停車駅が山陽で少なかった時代は逆に神戸高速線内が各停で西元町(花隈)や大開も全停車してたから速くはないから。
山陽電車の停車駅が増えていったのは、JRの新駅に対抗する意味合いが大きかったと思います。この傾向は、阪急・阪神においても同じですが、今回のダイヤ改正では、京阪などを含めた各社で所要時間の短縮を掲げている点が評価できると思います。
でも、かつて東須磨に住んでいたものとしましては、あの神戸高速鉄道が開通した頃に比べると隔世の感がありますね。最も多い時期には、昼間時においても、一時間当たり阪急・阪神が3本ずつ須磨浦公園まで乗り入れ、山陽普通も6本(内3本は東二見まで)山陽特急が3本(当時板宿は停車しなかった)だったんですから。
東須磨と須磨寺に停車しないのは、神戸高速開通前の急行の停車駅ですね。
ならないんでしょ。
山陽電気鉄道は株式会社ですよ。
利益にならないことを延々と続けられると思ってるんですか?
社会常識を身につけられた方がいいと思います。
運賃からしたらかなり差があると思いますよ。
【山陽】
西新町→板宿(15.9km) 440円/所要時間26分(普通→直通特急)
【JR】
西明石→兵庫(21.0km) 390円/所要時間19分(快速)
西明石→三ノ宮(25.3km)460円/所要時間19分(新快速)
山陽の場合、ここに神戸高速の運賃が加わりますので、実質200円近い差になります。
また、直通特急で阪神三宮に出る場合、更に阪神の運賃(120円)が加わりますので、概ね1.5〜1.7倍の運賃になると思われます。
更に、所要時間でも競争は至難(山陽明石―板宿―新開地―高速神戸―阪神三宮 にしたとしても20分切りは困難)であることから考えても、「客単価の高い短距離区間で稼ぐ」というのは理に適っているのではないでしょうか。
当初計画の通り、湊川が阪急・阪神・山陽・神鉄の共通ターミナルになっていたら… と思わなくはないですが。
(神戸高速という会社が各社の神戸市内各種改良工事の補助金受け皿会社化している以上、なかなか統一は難しいでしょうね…)
なのに山陽は特急停車駅を増やし少しでも客を取り込もうとした。それが潰れそうな原因になってる。
月見山ですが、特急停車開始から利用客が微増傾向にあるようです。
少なくとも、1万人の利用客がある垂水を通過させるのは論外でしょう。
>直通特急で阪神三宮に出る場合、更に阪神の運賃(120円)が加わりますので〜
いえ、神戸三宮までは神戸高速線の運賃で計算されますので、山陽から三宮まで出ても阪神の初乗り運賃は加算されません。
※山陽明石から神戸三宮まで出た場合、明石〜西代440円+〜神戸三宮150円で計590円 因みに元町まででも神戸高速線内の金額は同額)
また山陽の運賃の話ではよく神戸高速線の話が挙がりますが、山陽の運賃計算は短〜中距離が高めに設定されているため、実際は神戸高速線が無かったとしても(区間にもよりますが)劇的に運賃が下がる訳でもなかったりします。
※上記の明石〜三宮21.6kmを山陽の運賃のみで計算すると570円となり、現行とほぼ変わらない額です。
また区間によっては、実は神戸高速のおかげで安くなっている区間もあったりします。
■東須磨〜神戸三宮(7.7km)
現行 → 東須磨〜西代150円 + 西代〜神戸三宮150円 - 乗継割引20円 = 280円
山陽のみ → 東須磨〜神戸三宮300円
元兵庫県民さんの意見は、明石〜三宮のような競合区間の客に対してではなく、主に西新町以西の「山陽独自エリアから神戸に向かう客の明石逸走を防げないか」という話ではないでしょうか。
例えば東二見から三宮(三ノ宮)の所要時間(データイム)と運賃を見ると
■山陽→神戸高速乗り通し
所要37〜43分 770円
■直特→明石で新快速に乗り換え
所要36〜40分 760円
と、決して大差がついている訳ではないことが分かります。なお平日ダイヤでは故意か偶然か、明石で新快速と直通特急の発車時間が完全に重なっている(つまり接続が悪い)こともあり、直特(赤)に乗車できた場合は新快速乗換よりも早く着ける最速ルートになります。
しかし先のコメントで書いた通り、山陽の運賃設定は短〜中距離が高く設定(22kmで570円で、40kmで730円)されており、また舞子や垂水はJRの快速停車駅で、山陽が普通だけになってしまうと競争面で心許なくなります。
加えて山陽の舞子公園以東は、それ以西に比べて線形が悪い(特に舞子公園と須磨寺付近の急カーブ)というのも向かい風になっていると思います。
これらを踏まえると、比較的長距離の客を捕まえるメリットよりも、短〜中距離客の逸走を食い止めることの方が大事だと、山陽が考えていても不思議ではないとも思えます。
ひで99さんの書き込みを見て、山陽電鉄の特急停車駅と乗降客数の関係の謎が少し見えてきたような気がします。
舞子公園駅以東は線形が悪いので、停車駅を削減しても効果は限定的なものとなる。
それなら、JRの駅が近くにある駅の利便性を向上させて、乗客の逸走を少しでも防ごうということなのですね。
山陽須磨駅や月見山駅は利用客数が少ないですが、近隣にそれぞれJR須磨駅と須磨海浜公園駅がある。
塩屋駅はさらに利用客数が少ないので諦めて、それより若干多い隣の滝の茶屋駅に一部の特急を停車させている。
一方、明石駅以西は線形が良く、JR神戸線からも離れるので、特急の停車駅を少なくしても乗客が逸走しにくい。
対大阪〜神戸市東部以東からの直通利用は諦め、明石駅で新快速から乗り換えてくる乗客を拾うものと割り切っている訳ですね。
乗降客数と停車駅との相関性が無い理由が、なんとなくわかってきたような気がします。
私の伝えたかったことを判り易く纏めてくださり、大変助かります。
(私の文章力の無さと言ったら…泣)
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先のコメントに挙げた東二見の例について1つ。山陽にはお得意の企画乗車券で「三宮姫路1Dayチケット」(通年使用可、山陽と高速線が全線乗り放題で1400円)というものがあります。これを東二見以西の区間で使うと片道700円とみなせるため、運賃面ではJRに対しアドバンテージを得ることができます。
ただ、自動券売機で買える区間が播磨町以西ということで、東二見あたりだと利用が定着していないかもしれません。
東二見対神戸三宮だと「三宮・明石市内1Dayチケット」(通年使用可、西二見〜高速線が乗り放題で1000円)の方が有利ですね。これなら片道500円になり、JR明石乗換に対して運賃面では大幅に有利になります。
以前別スレでコメントがありましたが、日中に限っては自分の中でも「直特は言う程明石で逸走しているかなぁ」という印象があって、案外こういった企画券の利用が定着しているのかも…と思うこともあります。
大阪に行こうとする客が直特に乗り続けるかと言われるとどうかわかりませんが。須磨〜三宮各駅停車の黄色直特に当たったものなら、乗り継ぎ時間や所要時間を考慮してもやはり精神的ストレスは大きいでしょう。私がその状況にあったなら新快速に乗り換える気がします。
山陽が現行のような鈍足直特を設定している理由は、おそらく明石以西〜神戸以東(主に大阪)の流動が元から大きくないからでしょう。JRはその長大ネットワークを生かして明石〜大阪に収まらないもっともっと長距離の列車をバンバン走らせているために、沿線民にも「大阪は比較的近い印象」を与えているのでは?と思います。
山陽も阪神との直通で大阪までの比較的長距離のネットワークを持っているとはいえ、所詮は一地方私鉄。沿線民は自分の住む地域・地方で完結する生活圏・通勤圏を持っているのだと思います。そうした路線では、停車駅を絞って速達性を高めた列車よりも、より地域密着的に「かゆいところにも手が届く」列車を設定する方が理に適っているのではないでしょうか。
他社の影響がなかったにしても、自前や占有できている設備を使って神戸市内で折り返せる場所がありません。東須磨3番と大石1番くらいでしょうか?
(高速神戸2・3番はダイヤ乱れで使えなくなるので除外して考えてます。)
バスも電車も、乗務員が不足気味ではないでしょうか?高速神戸での乗務員交代が始まって以後、とくにそう感じます。
そんなわけで、朝ラッシュよりあとの、おいしいところを各1dayで上手に埋めていったら現在の大繁盛ということですね。
で、東行きS特急の前倒しは「何を今さら」な感じで・・・
こんなの阪神乗り入れの東須磨仕立普通車廃止の時点でやっておかなければいけない内容ですよ。
元兵庫県民さま
>それが潰れそうな原因になってる
と思いきや、その須磨・垂水区内のがんばりから、実は業績絶好調なんですが・・・
コマネチ さま
>神戸市内の駅で垂水・舞子公園は通過にしても良いのでは?
垂水駅乗車で西へ向かう乗客の多さをご存知でしょうか?
>垂水区の住宅街から神戸三宮に直行するバスが既に(系列の山陽バスが運行)あるからです
そもそも山陽電車は、歴史的に見ても、垂水区内客については三宮など全く狙ってません。あくまで空きスペースを埋めるためだけに1dayを作ってるだけでしょう。
実際のところ競合はJRではなく地下鉄でして、板宿・長田を死守しているのです。
なお、非現実的な乗り換えですが、垂水−高速長田では山陽1本よりもJR乗車・新長田で地下鉄乗換が、垂水−新開地では、JR元町で高速乗換のほうが安かったりしますので、このへんは対策が必要だと思います。
正しくは東須磨の「西」にある踏切でした。すみません。
前回のコメントでも申し上げましたが、神戸高速鉄道開通時には、デイタイムでも、阪急・阪神それぞれ須磨浦公園行きがそれぞれ毎時3本(計6本)運転され、さらに山陽特急3本普通6本ガウンテンされていました。つまり、1時間当たり15本の列車があの踏切を通過していったわけです。また、道路事情も現在とは違っていました。旧神明道路からの車は、東須磨・月見山間の天井川踏切か東須磨駅西の踏切、さらに現在は廃止されましたが東須磨駅の東側の踏切を通っていました。(メインは天井川踏切)しかし現在は、旧須磨校前の道が板宿まで直通したおかげで、かなり渋滞が緩和されています。ときどき東須磨駅付近に立ち寄ることがありますが、あの頃に比べると「閑散とした」イメージしか感じられません。残念ですが・・・。
東須磨駅付近には、かつては大手企業の社宅や官庁などの官舎が多く見られ、駅前の東須磨小学校も児童数1500人を越えるマンモス校だった時代もありました。(その頃の卒業生です)なんとかあの頃の賑わいを取り戻して欲しいものです。
>山陽が現行のような鈍足直特を設定している理由
大地震を機に、協定のアリバイのためだけに運転していた、三宮−阪神大石・阪急六甲や、新開地−須磨浦公園といった区間の特急崩れを解消しつつ、大阪姫路直通のインパクトを与えつつ、阪急に西側の拠点となる新開地2・3番ホームを与えつつ、地元民には普通車大減便を強いた
というのが原点です。
ただ阪神特急と山陽特急の約半分をひっ付けただけですので、そもそもスピードアップなど考えてません。
スピードアップは、震災前では時速110km運転などとやっていましたが、そのうち6両特急を前面に押し出すように変わりましたね。
山陽としては、ついに夢の大阪直通を得た!・・・これは単なるたてまえ
実際には、姫路行き特急の全てが阪神三宮から出発できるようになったことのほうが大きかったですね。
「二兎追うものは一兎を得ず」これが大地震前の三宮。阪急を捨てて、阪神に絞って大成功!
さて・・・
mutchy59 さま
>東須磨駅付近には、かつては大手企業の社宅や官庁などの官舎が多く見られ・・・
JR社宅だから山陽には乗らないでしょうね(笑)
て言うか、高速神戸始発の直通特急ってありなんか???
少し前まで「B特急は特急に含む」な案内だったので、それでいいのかも。
というより、山陽特急が東二見より西側だけになってますね。
誰かさま
阪神電車は青は普通車で、赤はそれ以外の列車なので、各駅停車でも「普通」は出さない。
そして赤は多種あり、特殊停車もあるので、乗車扉の辺りに「特急」や「急行」みたいな札を挿してたんです。
神戸高速乗り入れが始まって、須磨浦公園や東須磨で折り返しが始まったものの、ホームの無い場所で折り返す都合、札を交換する時間が無いので、特急で来た列車は特急で返す。急行は急行で・・・というのが基本だと見てるんですが、本当の理由はわかりません。
数年前まで走っていた「準急東須磨」は例外中の例外でしょうね。
出来れば赤特の月見山は通過にしてほしかった。
須磨行き普通を延伸させれば問題なし。
次回の改正では更なる攻めのダイヤに成ることを期待します。
6000系はロングシートですが、直特専用のクロスシート版も出るのでしょう。