(JRほか各社の2020年3月14日ダイヤ改正の記事一覧は、こちら)
神戸電鉄は2020年3月14日にダイヤ改正をおこなう。
存廃問題に揺れる粟生線では、平日日中に三木−志染間で毎時1本ずつ増発されこの区間は30分間隔になる。2012年のダイヤ改正で志染以遠は毎時1本となっていた。神戸新聞によると、費用は三木市の負担で、2022年春までの2年間の「社会実験」だという。また、午前中に志染−小野間を上下各1本増発する。
一方で、朝夕の快速をすべて格下げして廃止する。朝上り3本は、2本が急行、1本が普通になる。夕方下り3本はすべて普通となる。快速を補完している普通はなくなる。さらに、早朝・深夜を中心に減便がおこなわれる。粟生で、JR加古川線や北条鉄道と接続しない列車はすべて運転をとりやめになる。
有馬・三田線では、平日朝の準急1本を急行に、急行1本を特快速に格上げする。夕方〜夜間は、下り岡場ゆきの列車3本を増発する(うち2本は有馬温泉ゆきからの変更)。また、花山が急行停車駅となる。
一方で、日中は新開地−西鈴蘭台間の列車(毎時2本)が、鈴蘭台−西鈴蘭台間に短縮となり、新開地−鈴蘭台間は現行の毎時8本から、毎時6本に減る。
(神戸電鉄)
https://www.shintetsu.co.jp/release/2019/200121.pdf
(神戸新聞)
https://www.kobe-np.co.jp/news/miki/202001/0013054807.shtml
この情報は、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました。
車社会なのは事実ですが、転換クロスによる神戸への直通は有意義だと思います。
電化の必要はあるが、逆にキハ75に準じた車両を乗り入れても良いと言える。
都心部に直結は大きいですし、加西市でもそこそこの利用は見込めるし、豊橋市とそう変わらないので、単行でも15分毎の運転で利用は見込める筈なので。
加西市の人口 45,126人 (2016)
豊橋市の人口 377,453人 (2019)
と,全然規模が違います。
因みに、高速バスは5:40〜19:25まで三宮行きが18本運転されています。(朝ラッシュ時20〜30分毎、その他60分毎)
所要時間も最速73分で、神鉄経由の110分とは比較になりません。料金は高速バス1470円、神鉄経由1260円です。
また、北条鉄道の単行車が神鉄に乗り入れても、北条鉄道の車両運用が滞るだけで、また神鉄側にもメリットはありません。むしろ、神鉄車両の一部に蓄電池を搭載した車両を用意し、分割して北条鉄道に乗り入れる(粟生〜北条町無停車)のが実用的かと思います。
一方、車両限界などの問題もありますが、分割した列車をJR加古川線に乗り入れ西脇市まで快速運転するのも一手かと思います。
https://www.shintetsu.co.jp/railway/timetbl/table/index.html
運用を想定すると折返に45分かかっています。
当初は志染折返のダイヤを三木に延長したのかもしれません。
それでも三木はバスの方が便利ですから上手くいくかどうかですね。
北条鉄道と乗り入れる案もありますが、そもそも粟生から神戸へ行くには加古川まで出て新快速を利用した方が速いですからあまり意味がないような気がします。
現に粟生行きよりも小野で打ち切ってるような印象がしますし。
これまでは沿線と新開地・湊川間の利便性確保がダイヤ作成の柱だったでしょうが、今後は沿線と谷上間を現在以上に大きな柱にするべきでしょうし、していくのだと思います。
谷上を通る電車は新開地に直通するので変えようがないと思いますが。
むしろバスを谷上接続にしたほうがいいんですが、住民は三宮直通バスを減らすことに反対してるんですよね。
運転手不足で徐々に移行させてくるとは思いますけど。
朝ラッシュ時に、あの住宅地から箕谷駅に行くバスが全く無いことからして、誰も神鉄を求めてないんでしょうね。
もともと当時混雑が非常に激しかった神鉄に頼らない住宅地ですから、電車なんて眼中に無く、猛反対も当然でしょう。
道路事情からして、谷上駅に着く頃には、おそらく64系統なら三宮駅の近くまで来ているでしょうし。
「北条線」関係
そもそも、加西は姫路の経済圏なので、乗客目的ならば粟生駅ではなく、福崎駅あたりから延伸させていたはずなんです。
粟生駅から伸ばしたということは、貨物目的の鉄道だということでしょうから、貨物が無くなって、中国高速が開通した時点で結果は見えていたわけです。
それ以上書くと叩かれそうですので、やめておきます。
今回の改正における目玉
<三木市内増便社会実験>について、事実に基づく寸劇を・・・
概略は
小野:俺は汗かいて頑張っているのに、てめー(三木)は何かやってるのかよ!!実績だせよ!!ダボ!!
三木:福祉切符売ってますし、ちゃんとカネいっぱいだしてますし、駅前再開発をやろうと検討してますよ!
小野:俺は工業団地バスなど新設して、定期客をつけて、万単位で乗客増やしたんだぞ!!
カネやハコじゃねーんだよ!!電車を残したい気持ちなんだよ!!
小野のソロバンみたいに動くんだよ!!三木の包丁は冷めたか??このダボが!!
三木:ショボン(´・ω・`)
小野:何か言えよダボ!!!キレた!!!お前と会わない!!!
三木:やべー(;´・ω・)
神戸:(おそらく舞台裏で)俺も小野と同じ気持ちだ、ここは落ち着け!!大人になれ!!
協議会を脱退するな!俺がついているから、欠席で様子を見るんだ。
三木:うーん・・・まずい・・・ここは社会実験で時間稼ぎ( ̄▽ ̄)
ということなんですね。
ちなみに、「ダボ」は、標準語でいう「馬鹿」の最上級を意味する播州弁です。
実際、小野市は粟生線活性化協議会を連続欠席しております。
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北条線にお金出した小野市と、三木線を廃止した三木市という実績があります。
そんな三木市が粟生線活性化協議会の議長というのは、いかにもチグハグで、協議会自体が時間稼ぎとしか見えません・・・
小野市の気持ち、よくわかりますが、大人になってほしいです。