東急電鉄は2020年6月6日、田園都市線・大井町線のダイヤ改正をおこなう。
平日夕方〜夜間の大井町線から田園都市線長津田への直通急行について、運転時刻を変更する。現行では18:12発が初列車だが、改正後は17:30発が長津田ゆきとなる。18時台はさらに急行が増えるが、代わりに20時台の急行が半減する。本数は13本で変わらない。
Qシートのサービスをおこなう列車を5本から10本に倍増させる。ただし、現在は新型コロナ対策関連でQシートのサービスそのものを中止しており、再開時期については今後の状況などを考慮して決めるとしている。
田園都市線内の改正については、プレスリリースでは「一部列車の時刻・種別・行先・待避駅を変更します」との1行のみで、詳細は不明だ。
https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20200511-1.pdf
この情報は、ライジングさんよりいただきました。ありがとうございました。
しなの鉄道が有料快速を定員の半分でサービス開始するということから見ると、要するにポストコロナ下では、4列シートは両窓側2列しか使えず、4扉LC仕様では24人程度しか着席を見込めないとも見える。しかしこれでは採算が合わない。
であれば、有料座席は独立3列シート左右間隔は空けつつ、前後方向はシートピッチを870o程度まで詰め(独立シートにすれば窓側客の移動スペースを考慮する必要がない)、感染防止を兼ねてハイバックの転換クロスシートにするなどするしかないのではないだろうか。
しかしここまでやってしまうと、もはやL/Cにするのは無理なので、2扉車にして座席定員を確保するがいいのではないかと思ったりする。
これなら、扉間12人×3列+両端8人=44人で従前と同程度の着席数が確保でき、窓割の問題や男性客の隣に女性客が座りにくいなどのなどの問題も解消する。
https://www.tokyu.co.jp/image/information/pdf/ef31bbd3871d1f77ebde37d2f8a95518374460c7.pdf
また、Dネットワーク拡大とサービス拡充で言及されている商品設計全般の見直しの検討に関連し、日経は「複数の区間を利用できる周遊型や、ピークとそれ以外の時間で料金が違う定期券の新設も検討」と報じています
(東急)
https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20201110_1.pdf
(日経)
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO66049090Q0A111C2000000/
田都で昼間減便するとしたら、まず2019年10月に増発したばかりの大井町線直通急行かなと思います。利用者の渋谷志向が強いのに加え、設定時の狙いの大井町線沿線から南町田グランベリーパークへの集客もコロナ禍で望み薄でしょうし。
https://dia.seesaa.net/article/201910_tokyu_denentoshi_line_new_timetable.html#comment
東横線で昼間減便するとしたら、菊名発着でしょうか。メトロとの調整が必要になりますが。
夏海さん
ご指摘のとおり、大井町線でのワンマン運転導入も気になるポイントですね。
1.東横線(副都心線の設備を東横線、みなとみらい線の全駅に設備して実施)
2.新横浜線(東急が運行する区間)
実施時期は新横浜線開業日と予想しています。
なお、田園都市線と大井町線は以前から利用客が多い(田園都市線内において)ことからワンマン運転にはならないと予想しています。
https://www.tokyu.co.jp/image/news/pdf/20210126-1.pdf
東急は長らく15(30)分サイクルで、各停の本数が多い印象でしたので、20分サイクルへの変更及び昼間二子玉川〜長津田は急行6準急3各停6と快速系の本数が多くなるのは驚きです。
また、全車中央林間発着となり、渋谷口より本数が多くなります。