JR九州は、2021年3月13日にダイヤ改正をおこなう。福岡都市圏の変更点は以下の通り。
福北ゆたか線(篠栗線・筑豊本線)は、日中のパターンが変更になる。現行ダイヤでは1時間あたり、快速2本、普通2本の計4本だが、新ダイヤでは、快速が減便されて1本、普通2本となる。日中の快速は、博多−篠栗間の各駅に停車する。博多発はほぼ20分間隔となり、快速通過駅では逆に本数が増えることになる、
筑肥線では、日中に筑前前原で系統分断をおこなう。現行ダイヤでは日中に毎時1本、西唐津−福岡空港間の直通列車がある。朝夕の直通列車は改正後も残る。
福岡、熊本、鹿児島、大分では、終電の繰り上げが実施される。博多発では、久留米ゆき終電が現行から25分繰り上がって、23:46発となる。
また、各線の特急や九州新幹線も利用状況に合わせて減便となる。
【各線区の現行と改正後の終電比較】
●鹿児島本線下り
【現行】博多011→久留米105、博多026→南福岡035
【改正後】博多2346→久留米、博多006→南福岡
●鹿児島本線上り
【現行】博多2326→門司港109、博多002→赤間046
【改正後】博多2326→折尾、博多002→赤間
●福北ゆたか線
【現行】博多2346→新飯塚033、博多007→篠栗025
【改正後】博多2349→新飯塚
(JR九州・ダイヤ改正の全体概要)
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2020/12/18/2021daiyaminaoshi_1_1.pdf
(JR九州・筑肥線についてのリリース
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia/pdf/press_chikuhi.pdf
この情報は、ライジングさん、関西特派員さん、ななさん、ムーンライトながら族さんからいただきました。ありがとうございました。この記事は、1月ごろに書いたもののアップし忘れていました。筑肥線についてのリリースも教えていただいたので、合わせて記事にしました。
筑肥線快速は、平日姪浜発2051は取りやめになりましたが、1824発各停が快速に振り替わったので、減便は平日唐津発1025のみですね。当該快速の前後の各停は1時間空いているので各停化したのだと思います。
博多・天神〜唐津は高速バス「からつ号」と競合しているので、平日土休日とも毎時3本以上の需要のある時間帯は快速を運行し、唐津までの所要時間を10分程度短縮していると考えます。帰宅ピーク時の平日18時台の快速の設定は、唐津から福岡都心部への通勤通学者には朗報と思います。
筑前前原での乗り換えは昼間だけでなく全時間帯で増加し、唐津から地下鉄線への直通本数は平日は22本から10本・土休日は23本から9本に大きく減少しています。
2018年3月改正の鳥栖での系統分断と同様、輸送量が大きく落ちる区間では、ワンマン化を推進するというJR九州の意向を感じます
【JR九州のリリース】
https://www.jrkyushu.co.jp/railway/dia/
・姪浜〜筑前前原間は3月からホームドア稼働
・303系機器更新中
・利用客の多い時間帯は出入庫も兼ねて6両の唐津(西唐津)発着は残る
気になるのは、103系をいつまで使うのか。
さすがに40年選手。305系の3両版を作るのか、それともYC1系?
長崎新幹線開業時の、肥前山口〜諫早間の車両がどれになるかとも絡んでいる?
鹿児島本線下り
最終のぞみを受ける2348海老津行きは変更ありませんが、博多行き最終が2318から2218と大幅に繰り上がり、千鳥〜吉塚(2311ソニックが停車する香椎を除く)への終電が1時間繰り上がりました。なお、最終のぞみ小倉発2336→2351博多002赤間行きで当該区間に行くことはできます
筑豊本線下り(福北ゆたか線)折尾乗換
折尾発は004から2351に繰り上がりましたが、小倉発は2318から2320とむしろ繰り下がり
筑豊本線上り(若松線)折尾乗換
折尾発は2338から2310に、小倉発は2254から2218に繰り上がり
日豊本線
2355行橋行きは変更なし
日田彦山線
2256田川後藤寺行きは変更なし
門司港方面
056から030(特急きらめきは040)に繰り上がり
下関方面
2353で変更なし
ただし、改正前は門司乗換・改正後は直通
あと、小倉発1016〜1416・鳥栖発1217〜1617の快速計10本が、3/13〜6/30運転の臨時列車扱いとなっています。コロナが拡大し利用者がより減少した場合には、運転を取りやめる準備をしているのかも知れません
JR時刻表では小倉発2235快速は2218普通の3本前に表示されているので見落としました
このため、最終ののぞみとひかりからの接続が無くなります
小倉〜博多〜鳥栖の昼間の快速が毎日運転の臨時列車扱いになるのは、ムーンライトながら族さんの意見と同意見で、
自分も緊急事態宣言などが出た際に間引きやすくするためと思いました。
(姪浜は交通局管轄の駅で既にホームドア稼働済)
近いうちに、ではなくて直ぐでした
ホームドアが設置されていない筑前前原〜西唐津は地下鉄直通(6両)のワンマン運転は難しいでしょうから、筑前前原以西は引き続き車掌が乗務するのでしょうね
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2021/12/02/211130_rinji_december.pdf
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOJC17EES0X10C22A2000000/
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/03/24/220324_lalaport_fukuoka_rinji.pdf
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/03/24/220324_the_outlet_kitakyushu.pdf
【ななつ星in九州】10月出発分よりリニューアルとコースの変更を実施。
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/04/08/220408_nanatsuboshi_reborn.pdf
乗車定員を20名に変更、コースは季節によって変更される3泊4日(10〜12月は霧島、1〜3月は雲仙)と1泊2日(九州周遊)を新たに設定します。
コロナ禍で客が減っているのに座席を減らすのはおかしいと思います。
このまま客が減りそうな感じですね。
九州はマイカーと高速バスが強いので下手したら在来線が危ういと思います。
地下鉄直通は通勤用は仕方ないですが、それ以外はまだまだ増発増結で対処出来るレベルですし、座席撤去やロング化の改造費用と座席廃棄費用の方が無駄とかんじます。
なんかJR西日本以外姑息な改悪が続きますね。
あと、ソニックとにちりんの接続も20〜30分かかるので改善の余地がありますね。
JR九州も三島の御多分に漏れず経営は苦しい、しかし福岡県の通勤需要には応えなければならない。それこそ「増発増結」も簡単にできない状況ですし、そういう面を考えるとダイヤ面でも頑張っている方だし、経営判断としても賢明だと思いますね。「減っている」からここまで大胆にできたことでもあります。
【参考】https://www.nishinippon.co.jp/item/n/891052/
(明らかに減らしすぎだとは思いますが)
リニューアルの時にはロングシートにするんでしょうが、リニューアルは811のリニューアルの後でしょう…
811のリニューアル計画が遅くなるようですが。
ソニックとにちりんの接続は、昼間の速達ソニックに合わせていたので、もし廃止ないしは運転日を大きく減らすなら各停ソニックと接続するように調整すると思います。
9月23日の西九州新幹線開業時に、西九州以外がどれだけ動くか気になります。
(2018年の大幅減便時に青柳社長が「よほどのことがない限りは5年(西九州新幹線開業時)はこのダイヤで行く」と話していました。
コロナはよほどのことですが、既に2021年に特急や最終便を中心に見直しましたしね…
博多~肥前鹿島の特急は7往復、普通は現ダイヤをほぼ維持し一部区間で増発。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/saga/20220428/5080011590.html
また、「かもめ」は日中は毎時2本(1本はノンストップ)運転で、博多~武雄温泉は「リレーかもめ」と「みどり」あわせて毎時3本の運転、ノンストップ「かもめ」に接続する「リレーかもめ」は速達化のため江北(現肥前山口)を通過、また肥前鹿島発着の特急は博多~江北で「みどり」と併結すると予想します。
皆さんの予想もお知らせいただけたらと思います。
https://www.jrkyushu.co.jp/common/inc/news/newtopics/__icsFiles/afieldfile/2022/04/27/220427_nishikyushu_unchinryoukin.pdf
九州新幹線新八代~鹿児島中央開業時は当時毎時1本の有明を毎時2本に増発した記憶があり、(博多~)武雄温泉~長崎も昼間2本と予想しましたが、現かもめと同じ本数というのは需要を堅くみた印象ですね
また、西九州新幹線開業後博多~肥前鹿島を結ぶ特急の愛称は「かささぎ」になるとサガテレビが報じています
https://news.yahoo.co.jp/articles/4ba782061d443bbd119227585896e96cd2b00dad/comments
西日本新聞は44本のうち、7本は嬉野温泉・新大村通過、12本は嬉野温泉通過、また長崎~新大村の区間列車が上下3本設定されると報じています。
諫早は全かもめ停車となるようです。
https://www.nishinippon.co.jp/item/n/934568/
9/23改正以降どうなるのか注目ではありますが。
・JR九州が一部の快速,区間快速の竹下臨時停車および一部の特急,快速のスペースワールド臨時停車について7,8月の土休日とお盆期間(8/11〜8/15)も継続(後者に関しては7/16から特急1本を追加)することを下記にて発表
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/06/08/220608_lalaport_takeshita.pdf
https://www.jrkyushu.co.jp/news/__icsFiles/afieldfile/2022/06/08/220608_outlet_kitakyushu.pdf