2021年11月11日

[小田急]小児IC運賃を一律50円に。「子育てしやすい沿線」目指し、2022年春から

 小田急電鉄は2022年春から小児IC運賃を、距離に関係なく一律に50円にする。全区間が現在よりも値下げとなる。もっとも距離が長い新宿−小田原間は現在445円で、9割引になる計算だ。通常の乗車券については従来通りだという。
 リリースによると、「子育てしやすい沿線」を目指した取り組みの一環。同社は今月(2021年11月)、小田急沿線における子育て応援ポリシー「こどもの笑顔は未来を変える。Odakyu パートナー宣言」を策定した。
 小児IC運賃の値下げのほか、通学定期券やフリーパスなどの小児運賃・料金も改定を予定しているという。
 ここから私見。ダイヤとは関係ない話ですが、大手私鉄としては思い切った施策に驚き、記事にしました。少子高齢化による沿線人口減の予測を背景に、私鉄各社とも「選ばれる沿線になる」ことを意識した取り組みを始めていますが、子育て世帯に強くアピールしそうです。

https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000020qp8-att/o5oaa10000020qpf.pdf

この情報は、ポストJRさんからいただきました。ありがとうございました
タグ:小田急
posted by Uchio at 22:28 | Comment(9) | ニュース はてなブックマーク - [小田急]小児IC運賃を一律50円に。「子育てしやすい沿線」目指し、2022年春から | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理人様
ダイヤと関係ない話にもかかわらず、記事にして頂き有難うございます。

別の記事でもコメントさせて頂いたのですが、それなりの規模がある小田急という私営の鉄道会社で、かなり思い切った施策という印象が強いので、1年以上やってどのような変化があるか、長い期間によって注目する必要があります。そして他社にも広がってゆくのか、色々な視点を投げかける取り組みだと思いながら見守りたいものです。

沿線民から見ると、小田急は元々家族連れも多いように思いますし、子供に対しても親切に接することが多い会社ではあります(特急ロマンスカーの乗務員は特に!)。元から子供を大切にしよう、といった風土が小田急の社内にはあったのかもしれませんが、ここに来てより大きな取り組みに昇華したところでしょうか。
Posted by ポストJR at 2021年11月12日 21:54
別ログに、
「ところで小田急が小児運賃を50円にすることを発表しました。ますます進む少子高齢化の中で生き残るため、「選ばれる沿線にする」ことを明確に打ち出したと感じていますが、この小田急が、
@選ばれる沿線にするの逆でもある減便に同調するのか?
AやるとしてもJR東と比較してどの程度するのか?
にとても興味があります。
 そしてJR東がやるとなれば、多くの大手も同調しそうですから、各社の対応にもとても興味があります。また、小児運賃の扱いにもです」

と、減便の動きにからめて書きましたが、小児運賃の値下げは、「少子高齢化が進む中、貴重な若い世代の呼び込み効果が期待できる」ことが何ともいいところを突いています。管理人さんの「子育てしやすい沿線」とつながることだと思います。
 IC限定ということは、子供に持たせるということですね。子供にICで買い物をする習慣をつけるなど、波及効果を期待できそうですね。こう考えるとSUICAのJR東が先頭を切ってもおかしくなかったことかもしれません。
Posted by Bangkok at 2021年11月12日 22:59
Bangkokさん
別記事との関連にもなりますが、小児運賃に関してはJRの特定区間の運賃とは別の扱いになると思うので、例えば東日本管内のみでの導入となっても容易に行くとは思えないところです。東日本を取っても家族連れ利用の多少は路線によっても大きく違うでしょうし、それこそSuicaにしても東日本全体で利用できるわけでもないので。

それに付けても他社で追随する動きがあるかどうかは気にはなります。小田急としては子育てしやすい沿線を通じて将来的な利用客の獲得を目指しているということですが、2億円以上の減収という試算も出ているようで、これを他社がどう判断するのか。

【参考】https://www.asahi.com/articles/ASPCF42SDPCBUTIL04H.html(会員専用記事)
https://www.cyzo.com/2021/11/post_295882_entry.html
Posted by ポストJR at 2021年11月14日 22:35
小田急ではありませんが、こどもの運賃,料金に関する話題を紹介させていただきます。

JR東海,JR西日本が「のぞみ」乗車時のこどもの利用代金を実質無料(クレジットカードに返金)とする期間限定キャンペーン(11/24〜12/19)に関し下記にて発表
https://jr-central.co.jp/news/release/_pdf/000041579.pdf
※上記によると、「『エクスプレス予約』個人会員または『スマートEX』会員であること」等の条件あり、などとのこと。対象区間は上記4ページ目参照。
Posted by ライジング at 2021年11月19日 17:29
小田急としては、真似する会社が出てこなければいいと思っているでしょうね。
他社が収入減などの導入コストを考えて続かなければ小田急には有利ですし、多くの会社が類似のことをすれば、せっかくのアイデアが埋没してしまいます。言わずもがななことですが。
Posted by Bangkok at 2021年11月19日 18:58
>小田急としては、真似する会社が出てこなければいいと思っているでしょうね。

https://toyokeizai.net/articles/-/470324
東洋経済の記事ですが、これ見る限りだと他社の方が「真似されたくないからできなかった」と言えます。
Posted by ポストJR at 2021年11月23日 11:29
ポストJRさん、おもしろい記事を紹介していただきました。ありがとうございます。

 小田急も実行を決断するまでは真似されることを心配し、心配を乗り越えて決断した現在は、真似する会社が出てこなければいいと思っているでしょう。

 東急はかねてから子供の見守りサービスなど子育て家族を意識したサービスを実施していました。やられたと思っている会社の最右翼でしょうね。
 この東急がどう出るのか? あまりに似ていることをするのはプライドもあってためらう気がします(そんなこと気にしないかな)。何をするのか楽しみです。

 記事中にある、鉄道部門だけでなく会社グループ全体での投資効果を狙っている話は、鉄道経営にとどまらず沿線全体の価値を高めるよう多角経営してきた大手私鉄らしいですね(多角経営していれば、自然と鉄道部門だけの収益では考えなくなるでしょう。そうでない大手私鉄もあるでしょうが)。

 こうした大手私鉄に比べて鉄道経営の比重が高いJRでは、会社グループ全体の収益といってもほとんどが鉄道部門で、コロナで減収が減便に結び付きやすいのではないかと思います。鉄道以外の部門が小さいと、沿線価値を下げないように減便せずに頑張っても、少なくとも短期的な収益には結び付きにくいでしょうから。

 しかしJRにはこうした大手私鉄にはない有利な点もあります。段違いに規模の大きい自社線ネットワーク、総じて良い線形、豊富な土地資産、これまでの鉄道経営が粗放的であったことによる伸びしろ、などです。
 直通の進化や乗り換え改善でネットワークを生かす、良い線形を生かして大手私鉄に差をつける所要時間の短縮をする、ていねいでできめ細かなサービスに心がける、といった今後の努力に期待しています。
Posted by Bangkok at 2021年11月23日 21:40
Bangkokさん
こちらこそ、ご覧頂き有難うございます。
記事にもある通り、あくまでも方法の一つではあります。子育て支援という面、そしてアフターコロナを見据えた利用客の獲得という面も当然あるでしょう。
良いものは真似でも広がるべきだと思いますが、あくまでも今回の小田急は、繰り返しではありますが私鉄だからこそ打てる施策です。記事を見る限りだと小田急が成功したから、といってそのまま追従することができるかどうか。別の角度からのアプローチが出るのか。
一つ言えるのは、単純な値上げや減便で利益を少しでも、といった「鞭」もそうですが、今回の小田急のように長期的な利用客確保の為の「飴」も考えるべきである、ということでしょうか。
Posted by ポストJR at 2021年11月24日 00:20
小児IC運賃改定日決定等の情報を(ダイヤ変更と同日ですが記事との関連性を考慮し)こちらに紹介させていただきます。
小田急電鉄が小児IC運賃等低廉化,一部企画乗車券料金改定を3/12から実施すること等に関し下記にて発表
https://www.odakyu.jp/news/o5oaa10000021e9a-att/o5oaa10000021e9h.pdf
https://www.odakyu.jp/support/o5oaa10000021e5p-att/information_1.11_1-4.pdf
https://www.odakyu.jp/support/o5oaa10000021e66-att/information_1.11_2.pdf
Posted by ライジング at 2022年01月11日 17:11
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