2022年01月27日

[都営]新宿線の急行は大幅減、大江戸線と舎人ライナーは早朝に増発(2022年3月12日ダイヤ改正・14)

 東京都交通局は、都営地下鉄三田線、新宿線、大江戸線と日暮里・舎人ライナーのダイヤ改正を、JRグループほか各社と同日の2022年3月12日におこなうと発表した。
 なお、各線とも2021年1月20日より実施している終電繰り上げのうち、現在も実施が継続している分については、それをそのまま正式ダイヤ化する(一部区間は現状より繰り上げ・繰り下げもある)。
(三田線の改正内容は前回の記事をごらんください。同時に発表された都営浅草線については別記事にしました

都営新宿線■日中の急行は大幅に減少

 新宿線については、昨年末の発表時点で、改正があることと「一部急行の各停への変更」という点を公表していたが、今回はより詳しい内容を明らかにした。
 都営新宿線の急行は現在、日中に毎時3本(20分間隔)運転されている。改正後は、新宿方面は午前中のみで毎時1〜2本、本八幡方面は午後のみで毎時1〜2本と、大幅に削減される。リリースでは「各停に変更」と書かれているものの、各停は現在の毎時9本が10本に増えるのみで、トータルでは減便ということのようだ。

都営大江戸線■平日の早朝と夕方に増発

 大江戸線は、平日の早朝と夕方に増発をする。
 早朝5時台には光が丘発1本と清澄白河発外回り1本を増発し、夕方には16時台に都庁前発外回り1本と、18時台に光が丘発1本をそれぞれ増発する。
 終電については、現状の終電繰り上げダイヤと比較して変更箇所が多い。たとえば、飯田橋から清澄白河ゆき終電は現在、清澄白河0:45着(繰り上げ前は1:00着)だが、8分繰り下がって0:53着になる。一方で、現在繰り上げをしていない六本木から清澄白河ゆき終電は、清澄白河着が10分繰り上がって、0:45着となる。

舎人ライナー■初電を5分繰り上げ

 日暮里・舎人ライナーでは、両方向とも初電を5分繰り上げ、早朝帯の増発もおこなう。
 土休日には、日暮里発の終電を3分繰り下げる(現行は0:00発)。

https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/pdf/2021/sub_p_2022012510264_h_02.pdf

この情報は、Yさん、ライジングさんからいただきました。ありがとうございました
posted by Uchio at 19:42 | Comment(11) | ニュース はてなブックマーク - [都営]新宿線の急行は大幅減、大江戸線と舎人ライナーは早朝に増発(2022年3月12日ダイヤ改正・14) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
管理人様
立て続けでの記事作成ありがとうございます。


都営新宿線の急行に関して
改正後午前のみ設定となる新宿方面行は、元々10時以降の運行となっている平日に関しては改正後1日3本程度の運行、ということになりそうです。
Posted by ライジング at 2022年01月27日 21:27
浅草線の泉岳寺〜西馬込にはようやくメスが入りましたが、輸送量がこれを下回る大江戸線の清澄白河〜新御徒町〜都庁前には意地でも手を付けませんね。需要予測は浅草線蔵前の移設が前提になっていたはずですから、そちらが決まるまで着工してはいけない区間でした。今となっては身動きが取れませんので、身の丈にあったサービスを提供していくほかないと思うんですがね。
Posted by 丸太 at 2022年01月27日 23:18
都営新宿線の急行、年末に毎時3→2本に削減ではと予想しましたが、それ以上に思い切った削減に出ましたね

浅草線のエアポート快特もそうですが、地下鉄線内の急行運転、特にコロナ渦では需要喚起の面であまり効果的でないということなんですね。


ところで、各停毎時10本化ということは、やはり年末に予想したように、京王線内は昼間12分サイクルになるのではないでしょうか。
Posted by pi at 2022年01月28日 00:14
管理人様
記事の作成ありがとうございます。

>新宿線急行
時間帯によって片方向のみとするのであれば、現行の瑞江での通過追い越しではなく、土休日に行っている大島での緩急接続を行って欲しいですが、恩恵を受けるのが東大島〜篠崎の急行通過駅に限定されるので微妙ですかね。


>京王線内は昼間12分サイクル
京王のリリースに「平日・土休日とも日中時間帯の運行本数を維持したうえで」と記載があるので、日中の毎時21本の維持が濃厚ではないかと思います(12分サイクルだと確実に減便)。
従って、京王線笹塚以西に直通する列車のうち新線新宿で時間調整する列車が増えると思われます(現状は京王線内快速列車が同駅で3分程度調整で停車)。
Posted by Y at 2022年01月31日 10:10
駅探に大江戸線の改正後の時刻表が出ていたのでザッと確認したところ、

◆終電時刻
都庁前起点で、
【春日方面】光が丘:23:26⇒23:32(+6分)、都庁前:23:47⇒23:47(±0分)、清澄白河:0:17⇒0:25(+8分)
【大門方面】都庁前:23:16⇒23:23(+7分)、新御徒町:23:52⇒23:32(△20分)、清澄白河:0:23⇒0:12(△11分)、汐留:0:39⇒0:27(△12分)
【光が丘方面】光が丘:0:30⇒0:36(+6分)

清澄白河起点で、
【春日方面】都庁前:23:50⇒23:56(+6分)、新御徒町:0:25⇒0:05(△20分)
【大門方面】光が丘:23:56⇒0:02(+6分)、都庁前:0:16⇒0:16(±0分)

リリースに記載がありませんが、清澄白河〜新御徒町各駅への終電は乗車する駅に依りますが、最大20分繰り上がることになります。
Posted by Y at 2022年02月04日 11:13
Yahooで改正後の時刻表が出ていたので見たところ、新宿線の日中の急行は48分間隔になるみたいです。
京王線からの列車は普通に20分間隔*2で来るので一体どういう意図があるのでしょうか???
Posted by たけのこの山 at 2022年02月05日 06:42
時刻が出たので見たのですが、都営新宿線〜京王新線のデータイムは発車時刻が不均衡で、時刻もパターンダイヤではなくなってしまったため、覚えるのが大変になってしまいました。

わかりやすいダイヤではないと思います。
Posted by 地場氏 at 2022年02月05日 23:47
急行が減ったばかりでなく、京王新線〜都営新宿線の笹塚駅・新宿駅で数分以上の時間調整が発生してしまい、笹塚駅に特急が停車しても、非常に不便な改悪ダイヤになりましたね。

全10両化を達成した一方で、本数を微妙に削減しており、運行パターンが合わなくなって、どうもちぐはぐ感が拭えません。

いっそのこと日中6分毎に統一してしまえばもっと分かりやすいと思うのですが、そこまで減らすのは難しかったのですかね?
Posted by 新北総鉄道 at 2022年02月09日 16:57
東京都交通局が3/12からの都営三田線,新宿線,大江戸線,日暮里・舎人ライナーの各駅新時刻表を下記にて発表
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/subway/timetable2/
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/nippori_toneri/timetable2/
Posted by ライジング at 2022年03月09日 19:03
都営新宿線のダイヤをざっと見ましたが、確かにこれまでのダイヤと比べるといびつですね。
急行も申し訳程度になってしまいましたし。
それなら急行を廃止して日中は5分サイクルにすれば、京王直通列車の時間調整も最低限で済むし…と思いますが、
コロナで理容が減っていることを考えれば減便も必要ということで、都の担当者も頭を悩ませているのでしょう。
改正後に利用者から不満の声が続出すれば、京王も含めてダイヤの再考が必要かもしれません。
Posted by なな at 2022年03月09日 22:43
【新宿線】8月11日よりすべての列車を10両編成で運行。
https://www.kotsu.metro.tokyo.jp/pickup_information/news/subway/2022/sub_i_2022072810548_h.html
今回はダイヤ変更等はありませんが、今後(来春以降?)は影響があるかもしれません。既にご指摘がある通り、現状の新宿線は中々悩み所の多いダイヤですし…
Posted by ポストJR at 2022年07月31日 16:47
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