神戸市交通局は2022年6月10日、市営地下鉄西神・山手線、北神線のダイヤ改正をおこなう。
西神・山手線では平日朝ラッシュ時の本数を少し減らす。朝ラッシュ時のピーク時間帯は、現在は3分間隔だが、これを3分30秒間隔にする。7〜8時台に1、2本程度の減便となる。
一方、平日深夜は両方向とも若干の増便があるようだ。
また、ホームドア設置に合わせて各駅の乗車時間を延ばす。全線の所要時間は75秒間増えるという。
西神・山手線、北神線の現行ダイヤは2006年改正のもので、約16年ぶりのダイヤ改正となる。
https://www.city.kobe.lg.jp/a80062/925206795556.html
https://www.city.kobe.lg.jp/a80062/kurashi/access/kotsukyoku/subway/station/sindaiya/daiyakaisei.html
この情報は、ライジングさん、宝塚人さんからいただきました。ありがとうございました
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記事作成ありがとうございます。
神戸市営地下鉄では昨年の緊急事態宣言発令期間を中心に22時以降の減便や平日の西神・山手線終電繰上げを実施しておりましたが、今改正の新ダイヤでは管理人様ご指摘の通り平日夜間はむしろ若干増便,終電もほぼ現行通りというのは驚きました。
昨年の神戸電鉄等終電繰上げの記事のコメント欄でも少し触れましたが、平日の西神中央行終電は関西地方のJR以外の路線では唯一1時台にまたがって運行される列車となっており、今の社会情勢下でどうかなと思っておりましたが、ほぼそのままなのですね。
今回は朝ラッシュ時に減便とのことですが、一方でホームドア整備により所要時間が伸びることから、
「現行の運転間隔のまま所要時間増→必要編成数が増えてしまう」ことへの対応として、
やむなく減便を選んだものと思われます。
コロナの影響で朝ラッシュ時の乗車率が下がったことも、その判断を後押ししたものと考えられます。
ライジング様
深夜の列車については、乗車率うんぬんというよりは、
大阪からの最終列車への接続に重きを置いた結果、据え置きになったのではないかと思われます。
下り最終新快速からの接続はもちろん理解しております。
ただ、西神・山手線各駅でホームドアの設置工事がまだ続いている中ですから、作業時間確保を理由に接続があっさり切られても決して不思議ではないと思っておりました(今の社会ならこの理由もある程度受け入れられるでしょう)。
それでも終電をほぼ現行通り維持するというのはやはり驚きです。具体的データは持ち合わせておりませんが時短営業終了や行動制限緩和等により夜間帯の利用が戻りつつあり、それが夜間帯増便や終電維持につながったかもしれません。
短い作業時間でホームドア設置工事等夜間作業に従事される方々には頭が下がります。